あまり原発のついて、誰も語らないのは語らないのか語りたくないのか。
政府が放射性物質拡散予測システムSPEEDIを国民より先に米軍に提供していた時点でかなり怒りが沸きましたが、このSPEEDIを使わないというニュースが。何でも信憑性に薄いので実測で避難判断に使うとのこと。
どちらにせよ、一体どうなってるのか心配でたまりません。
全く情報が入って来ない事ほど不安な事はなく、福島がどうなっているのか、誰もはっきりとした状況を口にしない日々。
福島が遠くの火事だと思ってる東海、西日本の皆さん。
「もんじゅ」 という火薬庫があります…。
MOX燃料のもんじゅ、確か福島の3号炉もMOX燃料(プルトニウムとウランの混合)ですよね…。
ナトリウム漏れ事故や燃料棒落下事故で停止し発電していないにもかかわらず、年間500億円が使われているというもんじゅ。
現在も停止しているようですが、こちらが福島のようになったら、それこそ日本は数万年人が住めないとか、北半球に人が住めなくなるとか、いろいろ言われています…。
実際には、どうなるか試算もシュミレーションもされていないようです。怖くて出来ないんでしょうね…。
一応分かりやすくもんじゅを説明してくれてるブログがあります
http://d.hatena.ne.jp/shiba_yu36/20110329/1301399251
シバさんのブログです。
毎日テレビやニュースを見ていて、まるで福島の事故なんてそんな事があったのかと思うぐらい何事無く過ぎていく日々に、時々不安になります。
ただ、スーパーに行くと、茨城産の大根などの野菜が必ず
「茨城産、愛知産」「茨城産、三重産」
といった具合にわざわざミックスされてダンボールに入れられて売られていて、去年までそんな売り方されてなかったのに…と思ったりして、ふと原発事故を思い出すんです。
夏頃は福島産のきゅうりがミックスされて売られていました。
たぶんに東北の野菜は値崩れしていると聞いているのに、こちらのスーパーでは、平然とダンボールに愛知県産とごちゃまぜにされ、高い値段で売られている…。
農家から二束三文で買い取って、消費者には愛知県産と混ぜて高く売る。
二束三文で叩かれてタダ同然で持っていかれるとニュースで泣いている農家の人を思い出して、ため息が出ます。
下の動画はスイスの気象庁の放射性物質拡散予測の動画です。
こんな日もあるんですよ…。遠いからなんて、他人事じゃありません。
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