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決戦の秋きたる黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 人類とコンピューター、いずれが強いか?不肖魔婆斗初段(格)、人類の威信を賭けて、決戦に挑むことにした。…などというと、いささか大げさだが、シャレで「銀星DS」と7番勝負を始めることにした。本局はその第1局である。握って(嘘)銀星の先番。コミは6目半。黒は1から3と中国流風の構え。対する白は、2から4と小目の構え。左下、黒5のカカリに3間にハサむと、銀星は必ず黒7にツケてくる。白10のアテから梅鉢定石にいくのは、ハサミが3間だとイマイチかも知れないが、地が好きな私としてはこう打つことが多い。白18と、しっかりハネておく。こうしないと黒から11の左にツグのと18にサガるのを見合いにされるのがいやだ。黒19はこう打つものなのか。ともかく左下は一段落である。【第1譜・1-19】14ツグ
2009.10.31
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間違ってもこんな碁を並べてはいけない。まあ、並べる人もいないだろうが…。そう言いつつ、シャレで総譜まで公開してしまった。しかし、COM碁は、勝った碁よりも、負けた碁の方が面白い。この弱いCOMに、どうやったら負けるのか、そのプロセスを追った方が、よっぽどドラマになるし、ためにもなるような気がする(ホントかいな)。機会があったら、ぜひCOMに敗れた1局を披露してみたい。いずれにしても、棋力が衰えたおかげで、COMと「真剣勝負」ができるようになったのは嬉しいことである。対人対局の機会が久しくないため、碁ではなく、ゲーム類にはまる日々が続いたが、やはりどんなゲームよりも囲碁が面白い。しかしこんな碁ばかり打っていると、対人戦はいよいよできなくなるだろうな…。特に本局の85手目などは、対人戦では打ちにくい手である。102ツグ(99)、202コウ取る(44)、231ツグ(124)261手完 白大差勝ち
2009.10.31
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白227はダメヅマリの大悪手。5目ナカデを確定するなら、その2路上だった。ここはむしろ、攻め合い含みで黒から詰めて、白が右下を取りきったところで上もツイでセキにもちこむ狙いがあるぐらいのところだ。黒228の眼持ちは当然。あわや眼あり眼なしか…。しかし、まだ運はこちらにあった。よくよく読んで、白229にホウリコみ、黒230にじっと231とツグ。これでいいのである。黒はこれ以上ダメをつめられないのである。なぜか?それは実戦で明らかになる。つめられないはずの点を、黒は232とつめてきた。その瞬間、白233がきわどく成立するのである。逆に黒の6子が落ち、白は虎口を脱した。あとは蛇足である。白251では252にホウリコみそうなものだが、もはや大差。どうでもいいと思っている。黒258と後手死にしてくれたので、白も259と、一番いやなところを守って付き合う。しかし、こんなところも手などない。いわゆる「勝ちました」宣言だ。黒260の最後の「COM流勝負手」にも「はいはい」と白261と受け、ここで終局となった。囲碁の地の計算というのは、けっこう難しいもののようで、銀星も「囲碁皇帝烏鷺3」も、まともに計算できなかった。とくに後者は、どうしても229の石を含め、右下を「黒地」に数えてしまうのである。かと言って、編集でここを白地にしても、229の点が「黒地」か「白地」のどっちかになってしまうのである。「白地」にすると白234目勝ちとなるが、正しくは233目ではないか。しかしどうでもいい。200目を超える大差なのだ。この碁は、「白大差勝ち」でよいだろう。最後はヒヤリとしたが、これはでき過ぎぐらいの大勝である。
2009.10.30
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白195のハネが痛烈。対する黒は、197に受ける他なかった。これで二眼の活きは確保している。黒196と打ったため、197に出られてここが欠け眼となり、198に白199から201と打たれて、なんとこの黒の一団には眼がないのである。白、鬼の強さである(笑)。さらに黒202以下としつこく打ってくるのは、右辺の黒も既に薄いということに気づいていないのだろうか。黒204に手を抜いて白205。さらに黒206に白207と露骨に眼を取り、黒208の切りに下辺を209で受け、中央に手無しと読んでいる。黒210以下の突進も、白213まで、どうやら活路は見出せない。右方も、黒214以下に白215、217と「狸のハラツヅミ」の大型版のような手で眼を作らせない。一見、セキのようだが、黒は227の点とその2路上の両方を打たない限り、5目ナカデになる運命だ。黒は、218以下この線を切って、攻め合いの含みを残す。黒226、小さい。しかし、ここで5目ナカデを確定させに行った白227が、とんでもない失着だった。
2009.10.29
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白は右辺の黒の中央進出をなんとか止めて、先手で185に回りたい。黒160以下は、そのあたりのあやをめぐってのかけひきだが、所詮コンピューターである。こういうところは人間様の敵ではない。白165のアテに反発して黒166としたのはいいが、白167ヌキに168の方を打ったため、白169とデられて今度は右下隅がお陀仏となった。その代わり、中央への黒の進出と下辺の侵略を同時に防ぐのはほぼ絶望的となった。白は177のノビをキカし、さらに179とオイたが、これは悪手。中央を守るなら、単に181の左の方がよい。ほかにも、白180からここの眼をとっておくのも有力だった。黒180となって、上方の不気味なハネダシと下辺の侵略が見合いである。しかし、ここで黒182が信じられない後退だった。ここを今急いでヌク意味はまるでない。後退というより、一手パスに近かった。白は183と下辺をも守ってしまった。黒184のツギが余儀なく、ついに懸案の白185に手を回した。これで一息である。さらに白187と完全に中央を止めたのに対し、黒は188とこちらをツイだが、そうすると白189のツギが次に195へのハネを見てきつい。左辺の白は上辺の黒を取って活きているので、中央と切断されても痛くない。黒192以下は、小さいことをやってくるものだ。白コウ取りに194とツイで後手。ここで白195が痛烈だった。さらにこれに対し、黒が196と打ったため、ここの黒が頓死するのである。
2009.10.28
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左辺は白3子をシボられ、中央の勢力が消えてこれは難しい碁になると覚悟していた。しかし、ここで黒124が信じられないソッポ。銀星にはどうもソッポが多い。反発精神が旺盛過ぎるのだろうか。しかしこれは戦線離脱である。というか、後の展開を見ると、ここに手があるということが黒には見えていなかったようだ。白125は、お付合いのようだが、右辺の黒をにらんでいる。黒126は、切るなら127の方ではないか。それに対して白が126にツイだら、カナメの2子を取って充分である。実戦は、白よろこんで127とツギ、いよいよ右上隅が危ない。そこで黒128と守るが、白129が遠く右辺の黒をにらむ。ここで130とハネたので白131がきて、ますます右辺の黒が薄くなる。黒132とノビたのに対し、白は133とツケてキカシにいく。もう中央の黒には狙いはないという判断だ。黒134は136が正着だろう。白は135をキカシた上、さらに137にじっとオシて力をためる。黒138に白139と連絡を保ちつつ黒の進出を止めようとする。ここで何を思ったか、黒は140と活きにいく。白は幸便に141とオサエ、まず右上が傷む。黒は142と中央を破りに行く。白143。あくまで厚い。黒は144ノゾキから146と根拠を確かめたが、今度は白147がきて右下がいやなムードだ。黒はあちこちで傷が広がり始めている。白149以下、ここを一眼にしてプレッシャーをかける。黒152に守ったのに対し、白は一転、153のノゾキから惜しみなく155をキカし、157とついに右上を取る。黒158と踊り出したのに対し、白は「許さん」と159のツケコシだ。
2009.10.27
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白85に黒86と裂いて出るのは当然か。白は87から89とノビたが、これは重かった。しかし、対する黒90が裂かれ形の悪手。こう打ってくれるなら結果オーライだ。白91から93のマゲ。ここで94のトビがおかしかった。白95に切りが入り、黒96、98に白99ホウリコミから気持ちのいいシボリだ。白105とカケツギ、いよいよカラミの様相を呈してきた。白107のノゾキに黒108とキカシた石を切ってきたので、白109から111とここを突っ切り、さらに113のオサエが打てては85の打ち込み成功である。ただし、112の点に黒石がきたので、120の切りが狙いになっている。黒114が俗で、白115から117とサガり、あっさり上辺をゲット。しかし、黒は狙いの120切りから122とハネダし、中央の勢力を奪回しそうな勢いである。102ツグ(99)。
2009.10.26
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白47、49は左辺の黒をにらんでいる。しかし、黒は50、52と定石を打ってきた。危機意識がないのか?対する白53はお手並み拝見である。黒は54とまたへんなところを打ってきた。白はいったん55と転戦する。薄い打ち方だが置碁の白としてはやむをえない。黒はコスミツケくらいで攻勢をかけられそうだが、56とじっと力をためた。白57は、カカった石を軽く見て、中央に勢力を向けようという手。黒58と、左上での攻勢を主張したのに対して、白は59から61と辛抱する。黒62もおかしい。こう打っても守りになっておらず、中途半端である。白は63と打ちにくいキカシを打っていよいよ狙いの65ハザマを打つ。黒66以下の出には67から69で支えきれると見ている。67の上に切られても51の下に切り返してシチョウである。黒は70から下で活きようとするが白73がくると左下が不気味だ。このように、カラミの態勢になるとCOMはとたんに弱くなる。結局74にツギ、さらに白75にもきいてくれた。しかも、なぜか黒76とわざわざヘコむ。白77も当然のごとくきき、ほぼ権利だった黒75のアテを労せずして防ぐことができては楽をした。白79と左辺を制しては、早くも白一本取った。黒80と左辺をヒラく。ならば白は、固めても惜しくないとばかりに81と上を打ち、中央制覇をめざす。その前に83をキカし、上辺からの盛り上がりを防ぐ。黒は84と左辺の味を強調する。しかし上手たるもの、こんな脅しに屈しては打てない。黒67の上切りから79の下ハネダシ以下には、その右オサエで、3子をシボられても60の下切りから黒4子が取り込めるので最低限、活きはある。白85と爆弾投下である。
2009.10.25
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白2は力をためた手。黒は22と転戦。白23とハサめば、COMは必ず24とツケて治まりに来る。白29に黒その左にハネれば、さらにハネからオシて先手を取るつもり。しかし、COMは必ず右辺を打つので、白31のカケが確実に打てる。黒32との交換は気分がいい。左辺に戻ってさらに図に乗って白33とツグ。こんなに手をかけて、それから守られたら明らかに悪いが、黒も34とソッポを打つ。さあいよいよ白35、37の出切り決行である。黒38に対しては、白40とカカエるのが本手だろうが、39とノビ、40のハイに41をキカシにいく。ここで黒、なんとツガずに42と隅を守る。怖気づいたのか?43のヌキが打ててはいっぺんに楽になる。意味のない石と化してしまった左辺の黒2子が痛々しい。さらに黒44とひたすら命乞いの姿勢に、白45とポンポン抜き。黒は46とそろそろ弱気が顔を出し始める。このように、必要以上に固く守りたがるのがCOMの傾向である。白47と消しに行く。
2009.10.24
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最近、コンピューターに囲碁で負けるようになった。若い頃は、チェスや将棋に比べ、囲碁におけるコンピューターのあまりの弱さに、「フッ、この俺様に勝てるコンピューターなんて、俺が生きてるうちにできるわけがない!」なんて思っていたが、最近たまに負けるのである。コンピューターの性能がアップしたというより、自分が弱くなったことの方が大きい要因だと思うが、そんなわけで、コンピューターとの対局も最近面白い。敗戦の大半は、アタリの見損じによるものである。つまり、コンピューターの勝負手はアタリ見損じ狙い、ということがわかる。さて、久しぶりのブログ更新として、対COM戦の棋譜を一興にアップしてみることにした。相手は世界最強を誇る「銀星」(世界最強ソフトって、いくつあるのだろう…)。手合は2子。私にはこれが最も適正だろう。さて、本日の第1譜は序盤の立ち上がり。黒2の三々は置碁の黒としては消極的な感じ。白3のカカリに黒3の二間高バサミと一転して積極策。両ガカリにツケノビて定石手順に入ったが、じつはこの定石を私はよく知らない。白19はちょっと重かったか…。黒20がおかしい。ここから波乱が始まるのである。
2009.10.23
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