職業 南風一
昔歴史家の恩師に訊ねたことがある
「先生は歴史研究の過程で様々な人物の決断の場面を研究されたので
現代の政治家や官僚においても意思決定の過程が良く分かって
いいのではないですか?」
「まあそうだね」と言いつつ
多分そうは思っていなかったのだろう
歯切れは悪かった
警察官の窃盗や殺人
教師のいじめや見て見ぬふりする先生
政治家の国民愚弄
宗教家の自殺
本来その職業の人ならば
そんなことはないだろうと思う真逆のことが起きている
職業と人物は
全く別のものであるという真実
職業柄日々接している事柄であっても
必ずしも身についているものではない
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