至福のとき 南風一
それは夢や希望が叶ったとき
長く辛抱強い精進の結果手にすることもある
いとも簡単に行幸といえるときもある
簡単に手にできるものは禁断の実
食べた後に後悔しない者はいないだろう
一時の至福を味うがためにぽっかり開いた奈落の底へ落ちることも
厭わない
そんな至福は余り歓迎すべきものではない
惚れた腫れたより
知識や知見や究明の方がわくわくすることもある
空いた時間を使って自分の住んでいる地域の成り立ちを調べる
もっと広く他の地域や日本各地、アジア地域とのつながりはどうかと
興味も広がる
職業でやるものでなく
見返りを期待するものでもないから
ゴールはない
浸っているときが至福というものもある
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