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今まで、ブログを見ていただいて、ありがとうございました。最近(というか、かなり前からですが)楽天ブログが回線の問題なのか、なかなか開けず、更新できていなかったのですが、大学も卒業したことですし一区切りと言うことで、このブログも一度終了したいと思います。いままで約6年間、お付き合いいただき、ありがとうございました。
2010年11月05日
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7月に卒業して、新学期まで2ヶ月のお休みがあったのですが、実は7月8月と中国に残って、実習をしてました。それは・・・こちら 犯罪者!? 英語の学位証明書「補修専業」と言われるもので、「鍼灸推拿科」の学位がもらえます。2ヶ月の実習だけというわけではないですよ。5年生までの間に中医科と鍼灸推拿科の共通科目とそれ以外に鍼灸、推拿に関する専門の授業の単位を取得しなくてはなりません。なので時には夜9時まで授業に参加しなくてはいけなかったり、単位を取るのは意外と大変でした。
2010年10月06日
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7月に中医大学は卒業したのですが、今年1年間は引き続き病院で来年度の医師国家試験に向けての実習になります。5年目の実習と同じように1ヶ月づつ科を移動して実習を行います。基本的には5年目と一緒で検査のオーダーを出したり、カルテや処方箋の記入などをします。初日。病院の人事部で手続き、その後病院内の教室に移動し、1年間の流れについての説明を受ける。その後、翌日から所属する科の担当医師に挨拶をして、初日は終了。2日目。本格的に実習開始。まずは人事部で工号という病院の医師(見習いですが)のバッジを受け取る。(デポジット50元)その後は科に移動して実習開始。今月は消化器科。1日の患者数は70人前後。特殊外来では中薬を処方していますが、普通外来では、ほとんど西洋薬を処方しています。患者さんの多くは胃炎か腸炎、胃、十二指腸潰瘍です。なのでピロリ菌の検査や胃カメラや腸カメラのオーダーが主です。そして、治療は制酸薬や胃粘膜保護薬の処方、ヘリコバクターピロリ菌の除菌治療など。時々、肝機能障害の患者さんもいますが、肝炎などは肝炎科(別病棟)での診察になります。時々、中成薬を処方しますが、主に処方するのは小建中湯(受寒・胃腸虚弱)や霍香正気湯(暑中・夏風邪などによる胃腸障害)などです。ところで、中薬(生薬)は一人一人オーダーメイドで、細かい調整ができますが、その分ちゃんと診察できる医師の腕が重要になってきます。また煎じたり、いろいろ面倒な点も多くあります。その点、中成薬はその人に合うようなピンポイントでの治療をすることは難しいですが、特に難しい疾病でない限り、簡単に取り入れられて効果もあります。また、飲みやすいように加工してあるので日本人にとっても、比較的取り入れやすいのではないでしょうか?いわゆる日本の薬局で売っている漢方薬と同じようなものですね。ただし!!!これもきちんとその証に合っていなければ、効果は…!?ですから、自分で手軽にというわけにはいきません。自己判断ではなく、きちんと中医師の診断の元、服用してくださいね!って余談になりましたが、そんな感じで、1年間の実習がまた始まりました。
2010年09月12日
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長かった5年間の学生生活も、一区切り。7月1日 卒業式1000名弱の卒業生(各学部の本科、学校付属の専門学生、看護学生)が参加した卒業式。 日本の卒業式とはほど遠い、厳粛な雰囲気は一切ない、ある意味自由な卒業式でした(笑) 念願の学士学位服も着ることができました。優秀学生として参列者の前で名前を呼ばれ、壇上で表彰状を受け取りました。直前まで知らされていなかったので、びっくり!!! この場を借りて、応援してくださった皆さんに感謝の言葉を… いままで応援してくれて、ありがとうございます。 一応今日で形式的には卒業となりましたが、来週からはダブル学位取得のための実習が8週間あります。 そして1週間の夏休みの後、9月からはインターンの実習が始まります。 なので、まだまだ終わった~という感じはありません。 これからもしばらくは学生だし、勉強は一生続きます。 5年間を振り返ってみると、この5年間の勉強、実習とすごく充実した生活だったな~と思います。 そして、もっともっと頑張らなければいけないと感じました。
2010年07月04日
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診察が終わったら、また窓口に行き、薬代を支払います。そして、薬の処方箋をもらい、病院内の薬局で薬を受け取ります。この場合にも窓口が分かれており、西洋薬の窓口、保険不適応の薬の窓口、中薬(漢方)の窓口と別々なので、複数の薬があるときは別々に並ばなくてはいけません。面倒ですね。中薬(漢方)の場合、一人の患者さんの薬の種類は大体15~20種類、それを薬剤師さんが手作業で天秤で量って紙に包んで作ります。処方は7日分~14日分。患者さんはそれを家に持ち帰って毎日煎じて飲みます。でも、いろいろな事情で毎日煎じることができない人の為に、「代煎」というサービスもあります。「代煎」は、処方された薬を患者さんの変わりに煎じて真空パックにするというサービス。こちらは当日受け取りはできず、薬は翌日の受け取りになります。中薬(漢方)を煎じたことのない人や学生で寮に住んでいる人、出張の多い人、高齢の人などが利用しています。でも、先生曰く、「代煎」は濃度が薄めに煎じているので、やはり自分で濃い目に煎じたほうが効果があるとのこと。「代煎」のほかにも顆粒状になった単味の薬を生薬と同じように15~20種類処方するという方法もありますこちらはコップに入れてお湯で溶くだけなので手間がだいぶ省けます。ただし、生薬よりお値段が高め。大体2倍くらいします。どうしても中薬(漢方)煎じ薬が嫌な患者さんには中成薬を処方します。これは、カプセルや顆粒、錠剤、シロップなどさまざまな形状があります。飲み方も西洋薬と同じで簡単。でも個人にあったオーダーメイドの処方はできません。
2010年06月28日
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「病院の様子 その2」 お待たせしました!楽天ブログ、中国のネット環境のせいか、なかなか開かないんです。なのでブログの更新が滞ってます。申し訳ありません。ではでは、今日は「病院の様子 その2 ~診察の流れ~ 」です。診察の流れは掛号(受付&順番カード、受診料支払い)⇒診察⇒薬代の支払い⇒薬受け取り検査がある場合には掛号⇒診察⇒検査依頼⇒支払い⇒検査⇒再度診察⇒薬代の支払い⇒薬受け取り(風邪などで)点滴が必要な患者さんの場合掛号⇒診察⇒血液検査依頼⇒支払い⇒検査⇒結果を持って再度診察⇒薬代の支払い⇒薬受け取り⇒点滴具合の悪い患者さんにとっては、本当に気の毒なシステム。でも、現金主義のお国柄。お金のない人は診察、治療できないんですね…。具合の悪い患者は付き添いがいないと、診察も受けられないようなシステム。それもあって、中国の病院は本当に人が多いんです。どの人が患者さん?というくらい一人の患者さんに人家族丸々ついて来たり。重症の患者さんはもちろんのこと、症状の軽いような人たちも付き添いと一緒に診察に来たりします。意外と多いのは20歳過ぎの社会人と母親付き添い。中国では親離れ、子離れの意識はあまりないようです。日本人からしたら、完全にマザコン。患者である子供は一言も症状を話さず、ひたすら親が症状を説明なんてケースもよくあります。もう十分に大人なのに・・・。日本の病院のようにシーンとした環境とは違い、中国の病院は本当ににぎやかです。しばしば医師と患者の会話が聞こえないことも。基本的に診察室のドアは開けっ放し。なので、順番待ちの人たちが、自分の順番はまだか、と確認しに入ってきます。しかも、順番カードがあっても隙を見て割り込もうとする人もいるので、みな順番を抜かれないようにと、診察室に殺到します。そして、順番を待っている間、外でおとなしく待っているなんてことができない。なので他の患者さんの診察を見たり、横から口を出したり。時には一人の患者さんに順番待ちの患者さんが20人くらい取り囲んで診察を見学していたり・・・。プライバシーはあまりありませんね。この前は、勝手に机に置いてあった聴診器と(水銀柱の)血圧計を持ち出し、自分で自分の血圧を測ってました。自由ですね(苦笑)さすがにこれには先生もびっくりしたようでしたが・・・。診察を取り囲んでいる写真を撮ろうと思ったら、近すぎて囲んでいる様子がうまく写らなかったので、また改めて写真とってきますね♪
2010年06月08日
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私の研修先の病院は、「三甲」といわれる大学付属の総合病院。等級は一級が一番低く、二級・三級と数字が増える毎にレベル(規模、人員、技術、設備)が高くなります。一級医院は村、社区衛生所、地域医療を担当する病院。二級医院は県や区が管轄する病院、または専門病院。三級病院は国や省、市または大学が管轄する大病院。さらに厳密に言うと、それぞれの級で甲乙丙に区分され、いわゆる「三甲」(三級の甲)医院は最高レベルということです・・・・・が。私の研修先の病院は「三甲」(三級の甲)医院というにはお粗末な病院。日本の最新医療の病院をイメージすると、程遠い感じ。あえて言うなら、さびれた地方の県立病院とどっこいどっこい!?って感じ。何がお粗末って、建物が古い。最近、改装工事をしてだいぶきれいになりましたが。まあ一応CTやMRI、血管造影、分析器などを完備しているので一応上海では設備のきちんと整った病院と言えるのでしょうけど。立地はとてもいいんです。上海の中心地に近く、患者さんも多い。でも、病院の裏手は何でこんないい場所にこんな町があるの!?というくらい、貧しく汚い町。なので、患者さんもさまざま。診察料は普通外来17元、専門外来28元、特殊外来35元という風に外来の種類によって金額が違います。でも、主任(部長)の先生が普通外来に出る場合もあります。なので、お金のない人は普通外来、お金に余裕があってゆっくり見てもらいたい人は専門外来や特殊外来で受診しているようです。本館に併設して、名老中医診療所があります。こちらは、全国的に有名な中医師の先生や主任(部長)クラスの先生が診察しています。診察料も58元~200元(800円~3000円弱)医師のレベルによって金額が違います。「受付兼お会計」よく患者さんが順番争いなどでケンカしてます。「薬を待つところ」2時間~3時間当たり前!?ひたすら待ちます。中薬は一人一人処方が違うので、オーダーが出てから作ります。しかも、機会じゃなく、人が秤で計って調合します。なのでとっても時間がかかるんです。「採血」順番を呼ばれたら採血へ。廊下の窓口から部屋の中の検査技師に手を伸ばして採血します。診察の流れ・様子は次回・・・。おまけ朝食@食堂にて高菜のラーメン 3.5元(約50円)揚げパン&あんこの入ったお餅 各1元(14円)
2010年06月08日
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今日は、中国全土の通称「高考」と呼ばれる「全国普通高等学校招生入学考試 」。所謂、大学受験の日です。近所の高校はお見送りの車で大渋滞。 彼らの人生がかかった試験といっても過言ではない、人生において重要なウェイトを占める試験。親御さんも必死です。この試験でいい大学に入学できれば、将来が保障されたもの。とみんな言います。(もちろん、それだけで保障されるわけではありませんが…)この試験、地方と都市部ではいろいろと配点や入学ラインが異なってきます。地方のほうが合格ラインが高いので、優秀な学生じゃないと都市部の大学に入学することは難しいそうです。やっぱりそういう点で都市部は合格ラインが低め、入学に有利なんですね。小さな子供たちも将来の「高考」目指して今から必死に勉強しています。そうそう、小さな子供たちはより幼いうちから、いい幼稚園、いい小学校、いい中学、高校・・・と常によりよい環境を求めて移動しています。上海では住んでいる地域によって、入学できる学校が決まっている学区制度があります。学校の成績優秀者1,2人は学外の希望中学や高校に入学できるそうですが、それ以外の子供たちは、住民票のある地域の学校にしか入学できません。でも、親御さんたちはいろいろな裏の手を使って、評判のいい学校へ入学させるのです。なので、たとえば、知り合いに頼んで住民票だけ移したり、お金がある人は学校のそばに家を買います。これ以外にも方法はいろいろ・・・。そんな事情もあって、中国の不動産はまだまだあついんですね~。ところで、大学にこんな張り紙がありました。ちゃんと写真に写ってませんが… 「鍼灸推拿技能大会」今週の日曜日、6月13日に上海中医薬大学の体育館で行われるようです。どんな大会なのか、まったく見当がつきません。でも、ちょっと面白そうなので、時間があったら見に行こうと思います。
2010年06月07日
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簡単に1年間の病院実習についてのまとめを・・・6月 臨床前研修第3週は学校での一週間の事前研修+病院実習前試験第4週(3日間)は各所属病院での事前研修。病院での注意事項、勤務時間、PC操作の仕方、オーダーの出し方などなどを勉強。また、各科の担当が来て事前の注意事項や特色などを説明。7月 消化器科 病棟最初の研修は消化器科病棟。この科が一番厳しかった気がします。8月 呼吸器科 病棟教授が日本語を勉強していたので、日本語を教えてました…笑。9月 小児科 外来外来患者は並ばない、口論などなど…中国の病院の洗礼を受けました。10月 婦人科 外来診察⇔検査で行ったりきたり。なかなか充実&勉強になりました。11月 皮膚科 外来珍しい患者さんを見ることが出来ました、中医ニキビ治療も。12月 鍼灸科 外来美人でコワイ先生にしごかれました。1月 推拿科 外来まずは基礎からしっかりと。砂袋で練習。2月 推拿科 外来おかげさまで、腕が太くなりました。3月 呼吸器科 外来教授によくして頂き、いろいろ勉強に。4月 呼吸器科 外来引き続きお世話になりました。もう教授とは好朋友!5月 消化器科 外来外来と病棟では処方も違うので、おもしろい。肝臓病外来も体験。6月 神経内科 外来偏頭痛からパーキンソン病まで、中医&西医で治療します。1年間、長いようであっという間。残りはあと2週間。気を引き締めて頑張ります。
2010年06月03日
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今日は愚痴日記そういうのが嫌いな方、気分を害する方は読まないでくださいね♪私たちは今5年生、卒業後、多くの学生は引き続きインターンとして付属病院で1年実習を続け、医師国家試験を受けることになる。 先日、韓国人のクラスメイトから「医師国家試験対策」の講義について、連絡があった。 毎年、A病院では韓国人クラスメイトが先生を招致して、「医師国家試験対策」のクラスを開催している。 その参加申し込みがあるとのこと。 「医師国家試験対策の講義はそれぞれの付属病院で開催されているが、このA病院の講義は定評があり、内容が良いとされている。 でも毎年参加者が殺到するので、定員を決めているとのこと。 で、今実習している私たちの病院からは1名だけ参加できると言われた。 私たちの病院は現在6名(日本人4人、韓国人1人、アメリカ人1人) そのうち、この実習に参加したいと名乗りを上げたのは日本人4名。参加できるのは1名。 ということで、どうしようか考えたところ、1名代表で参加してもらい、参加できない人たちに内容を伝えるのはどうか?ということになった。 これなら、行きたくてもいけない人たちにも、情報は回ってくる。 「誰が行くか?」という話になったので、華僑の日本人女性Tさんに行ってもらうことに。 この方、医療関係に人脈があり、言葉の問題もないので、適任。 しかし、この案に反対する人が・・・M吉(仮名)。 そしてM吉(仮名)はこう言いました。 「俺だって参加したい。」 みんな参加したいけど、1人しか参加できないからどうしようか?という話し合いをしているのに、「自分が参加したい」っていわれてもね…。 なんて自分勝手な!? なぜ、あなたが参加するより、Tさんが参加したほうが良いのか?わかるでしょ?って言っても理解できないよう・・・。 「みんなで協力しましょう?」とTさんが言っても「じゃあ、自分が行く」と言い張る。 「M吉(仮名)が行くのとTさんが行くのどちらが、より多くの情報を得られると思ってるの?」と聞いても、耳を貸さない。 そして仕舞いには、「自分は直接参加して質問とかしたいから」とか、なんだかんだ理由をつけて、まったく話し合いにならず。 どうやらM吉(仮名)は自分が参加しても講義内容まわすつもりもないみたい。 本当は話し合いで、すんなりTさんが代表で参加して、講義内容をまわしてくれるということで、話がつくかと思ったら、M吉(仮名)のせいで話し合いはまとまらず。 仕舞いには、「くじ引きで参加者を決めよう」と言い出した。 どれだけ話してもしょうがないので、ここは彼の気持ちを治めるためにもくじ引きでOKしてあげた。 くじを引いて、当てたのは私 私こういうの強いのよね ということで、全権限は私に。 「じゃあ、後は誰が行くのか私たちで決めますから。」 と言って解散しようとしたら、Tさんがふざけて「3人で参加しようね~」と一言イヤミを言った。 するとM吉(仮名)は真に受け逆上! 「一人しか参加できないのに、何で3人で参加するんだ!?」と講義の話を持ってきてくれた韓国人に食って掛かって暴れていた。 「3人で協力しようね~」という意味でTさんは言ったんだけどね。 最初から協力しないのが悪いのに・・・。 どうやら、自分が行きたいという気持ちが抑えられないようで、次の日も韓国人に「自分を参加させろ!」と言いに行っているらしい。 彼女もすごく迷惑して私に「どうしたらいい?」と連絡があった。 なので、「くじを引いたのは私、全権限は私にあるから、もし何か言ってきたら私に連絡して?」と伝えておいた。 くじ引きと言い出したのに、本当に大人げのない人ね。 そして、私が説明しようと電話をしても電話に出ず。 メールをしても返信なし。 あ~どうにかしてくれ。 第1に、実はA病院の特別講義は学校主催のものではないので、参加出来る、出来ないに関して公平、不公平も最初からない。 連絡してくれただけでありがたいと思うべき。 M吉(仮名)は自我が強く、協調性がないのでクラスから浮いているというか、のけ者なのに。 第2に、中国語のレベルも微妙。人脈もなく、韓国人クラスメイトからも疎外されているというのに彼が参加してもみんなに満足のいく情報が得られるのか?というか、彼は情報を回す気がない。第3に、みんなが協力しているのを跳ね除け、情報を独り占めするつもりの彼の参加に、「くじ引きで決めよう」寛大な心でみんなが譲ってあげてのこの結果。自分の立場をわきまえるべき! あ~この事実、理解して欲しいわ!!!
2010年05月29日
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昨日は大学で卒業集合写真の撮影がありました。こういう大学での用事のあるときだけ病院実習はおやすみ。ほとんどの人は付属病院の近くに引越しをしているので集合するのは結構大変。集合時間は朝7:30なんでそんなに早いの!?卒業写真の撮影日はいろいろ変更があって、本当は4月下旬だったんだけど、急に変更になったりバタバタでした。そういう手順の悪いところや突然の変更がやっぱり中国ね・・・。しかも7:30に学校に行ったけど、集合している人たちはまばら。そりゃ~いつも時間通りに集合しない留学生。当然といえば当然。撮影場所に移動すると、なんと中国人学生の山。中国人学生も一緒の日に撮影なのね。で、順番待ちで気づけば8時半。その間に、遅刻した学生たちもやってきました。試験には時間通りに来るのにね。留学生は本当に時間にルーズね。だったら最初から8:30集合にしてほしかった。先生たちはこういうことを考慮して早めに時間を告知してくるのだけれど、こういうのって本当に失礼、いつもまじめな人は馬鹿を見る。しかも、中国人学生の撮影の順番待ち。中国人は割り込み得意(笑)留学生事務所の先生方もただただ順番が来るの待つんじゃなくって、積極的に動いてほしかったよ。それから卒業集合写真は「学士服」での撮影だったのに、今年から大学の規定で「学士服」は卒業式まで着れない決まりになったとか言ってましたが…昨日中国人の学生の一部の子達が着て写真撮影していたんですけどね~。学校全体の規定って言ったじゃないの!?いったいどうなってるの?うそつくにももっとうまいウソをついて欲しいね。留学生はそれなりの学費も払ってるだし、別の日にちを設定して撮影するなり、「学士服」での撮影も許可して欲しかったな~。他にも着ている学生がいるのだから、ちょっとは考慮してよね。まったく納得できない。それから、なぜか卒業集合写真に7年生に移行した学生たちも撮影に参加。それもちょっと疑問!?たしかに4年間一緒に勉強したけど、卒業集合写真に参加するのはどうなの!?あと2年は卒業しないのだから、そこはきっちり割り切ってほしいな~と思ってしまいました。仲良しクラブじゃないんだし。しかも7年生に移行したすべての学生が撮影に参加したわけではないから、なおさら疑問?学校の正式な卒業集合写真なのにね…。あ~中国っていい加減。もう、こんなんじゃ卒業集合写真なんて、何の意味もないねこんな感じで1時間無駄に過ごし…撮影が終わったら教室に戻ってクラスミーティング。ミーティングというか、5年間の成績の確認。そんなこんなで着々と卒業に向けて時間が過ぎてます。病院実習はあと1ヵ月半。卒業式は7月。でも、正式な日にちはまだ決まってませんあ~やっぱり中国ね~
2010年05月14日
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4月2日は卒業試験でした。試験内容は6科目の総合試験。中医基礎、中医診断学、中薬学、方剤学、中医内科学、西洋内科学。 一応テスト前に担当教師がテスト範囲を絞ってそこから出題されます。選択問題60問と病例5+カルテ1病例は診断→病名→弁証→治療原則→方剤名→薬、量そして、西洋医学的な処置についても記述します。だいたい普段は過去問から同じような問題が出るのですが、今回はまったく異なる問題でした。ヤマを張っていた韓国人たちも唖然!!!ちなみに、結果はまだなのでどうなるかわかりません・・・。テストが終わった後、クラスミーティング。卒業式の話とか、進路のことかなと思ったら優秀学生を投票する会議でした。成績優秀者や学校にいろいろな形で貢献した人で過去5年間に2度以上学校から奨励された人たち12名がリストアップされ、そこから投票で7名選ばれます。投票用紙を見ると!!!!なんと自分の名前もありました。韓国人9名、日本人3名このメンバーでいくと、7名しか選ばれないからどうせ韓国人だけだろうな~ムリムリと思ったら、ビックリ。7名の中に選ばれちゃいました!!!みんなが自分を選んでくれたことに感謝!感謝!本当にありがたいことです_(_^_)_選ばれると何かもらえるの!?ってどうやら卒業式典で表彰&記念品がもらえるとのこと。「金」はないそうです…。でも、5年間を総合しての優秀学生として選ばれたことは本当にうれしいことです。
2010年04月03日
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もうすぐ4月。気がつけばずっと日記を書いてなかったですね。いろいろ書きたいこともあるし、伝えたいこともあるのですが・・・ブログってちゃんと書こうと思うと時間かかるんですよね~。なんて言い訳をしてみたり・・・。で、近況報告4月に卒業試験があります。やっとここまで来たという感じ。あと一息。がんばるぞ~!!!
2010年03月17日
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只今、推拿科で実習中!ちなみに、推拿とはなんぞや!?という方に…推拿とは、中国の古典医学書にも記載されてる中国伝統の医学(治療法)の一つです。按摩やマッサージの起源とも言われています。中国の伝統医学の経路・経穴また筋肉・靭帯・関節にさまざまな力で効果的に刺激し、痛みを取ると同時に内蔵の働きを調節し生理機能を回復させます。中国の病院には外科や内科などと並んで推拿科があります。推拿科では、腰痛や肩こり、腰椎間板突出、五十肩などコリ・痛みの解消だけでなく、体の不調全般にわたる治療も行っています。※あくまで治療であり、リラックスやマッサージ的な町中の推拿とは違います。ある日の推拿科…治療もひと段落♪暇してます。左側にベッドが並び、右には医師の机があります。私は推拿科で実習中ですが、12月、1月、2月は季節がら寒いため、また春節を控えているせいもあり患者さんは普段より少なめです。推拿はやっぱり自分で手や体を動かし、習得するものだとつくずく実感しています。手の動きでその人の技術レベルがすぐにわかります。患者さんは少ないですが、おかげでじっくり指導してもらっています♪病院の推拿科はどんな感じか?というと、まるで町の治療院のような感じです。腰痛や頸椎、肩、腕の痛みの患者さんが主です。なので必然的に年齢層が高め(^_^;)ひとりひとりしか治療できないので、治療を待っている間、ほかの患者さん達は横でおしゃべり。基本的に命にかかわる急病の患者さんたちではないので、ゆる~い雰囲気です。私もたまにおしゃべりにまぜてもらったりと、ほんわかしていてとっても楽しいです。でも年齢の高い患者に交じって、まだ1歳に満たない子供たちも受診に来ています。後天的筋性斜頚の患者です。筋性斜頸とは、片側の胸鎖乳突筋の短縮により、患側に頭を傾け、顔が健側を向く姿勢をとる疾患である。胸鎖乳突筋部に腫瘤が存在し、生後2,3週に最も顕著になる。80%の症例で、数ヵ月で腫瘤は消失し、斜頚位、頚椎の可動域制限も治癒する。(MyMedより)整形外科(西洋医学)では無治療、経過観察ののち、2,3歳以降後遺症が残った場合には手術をするという方法を取るようですが(患者の約80%は自然軽快するようです)、推拿では早いうちから治療を行います。局部を推拿で治療することにより局部の緊張を緩め、筋肉の収縮を防止します。無治療、経過観察で様子を見るより、積極的に治療を行い、効果を上げている推拿は素晴らしい治療法だと思います。私も先日、軽度の腰椎間板突出(ヘルニア)で先生に治療してもらいました。2回ほど治療をしてもらったら、腰痛と座骨神経痛がすっかり良くなりました西洋医学での治療は鎮痛剤、コルセット、手術など対症療法が主流だけれど、中医学の推拿や鍼灸などにより症状を軽減させる方法も有効だと感じます。でも、一つだけ残念なことがあります。それは、自分で自分を治療できないこと…自分で治療できたらいいのにな~。
2010年01月30日
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あけまして・・・大分経ちましたね。年末年始に両親が遊びに来たので、毎日外食三昧!おかげで正月太りしました!?ということで、ほぼ毎晩、湯豆腐です。具はいたってシンプル、メインは白菜+豆腐+ねぎ、そして冷蔵庫にある野菜たちを適当に投入。湯豆腐と言うか鍋ですね。毎日同じ味だと飽きてしまうので、タレに変化をつけています。シンプルにおネギと鰹節、お醤油で頂くこともあれば、ポン酢やめんつゆ、ニンニク塩ごま油、ピリ辛韓国風などバリエーションもたくさん。なので、毎日でもぜんぜん飽きません。(もうちょっとして、飽きてきたら鶏肉や肉団子、豚バラなどを入れても美味しそうです♪)でも、絶対に欠かせないのが、「緑豆粉皮」。緑豆は春雨の原料ですが、「緑豆粉皮」の形状はきしめんのような面状になっています。これがモチモチして美味しいんです♪いくらでも食べれちゃう感じがします。(日本のマロニーに似ていますがマロニーの原料はジャガイモでんぷんとコーンスターチだそうです)「お豆腐」と「緑豆粉皮」とお野菜ならいくら食べても安心だしね。調理法は茹でるだけ。チョットくっつきやすいので、その点だけ注意すれば後はOK。ローカルスーパーで10元以内で手に入ります。絶対湯豆腐に合います!!!春節の日本帰国の際には実家に持っていこうと企んでいます( ´艸`)☆美肌&健康 豆知識☆「お豆腐(大豆)」、「緑豆粉皮(緑豆)」にはイソフラボンが豊富に含まれています。イソフラボンはコレステロールの代謝を促し、体脂肪をためにくくする働きがあります。美肌作用のある女性ホルモン・エストロゲンと同様の働きがあり、美肌作用、保湿力の向上など美肌効果もあります。またサポニンも豊富に含まれており、抗酸化作用、消炎作用、利尿作用、解毒作用、抗アレルギー作用など、体にいい効果がいっぱいです。と言うことで、これからもしばらくは湯豆腐♪目指せ健康!美肌!
2010年01月13日
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今月の実習は中医外科(皮膚科)。主任の先生について実習させてもらっています。皮膚科の患者さんの多くは皮膚炎、白癬(水虫)、乾癬、疣贅(いぼ)、脱毛、ざ瘡(ニキビ)、 蕁麻疹など。先生は治療の効果を考えると西洋薬と中薬と目的に合わせて一緒に上手く使い分けることが大切と考えていて、場合によっては西洋薬を処方します。ステロイドが悪いわけではなく、きちんと症状に合わせて強さ、試用期間を守れば有効な治療薬なのですが、最近はいろいろな情報が氾濫しているために、はなからステロイド→ダメ と考えている患者さんが多く、西洋薬、ステロイド(副腎皮質ホルモン)の使用を嫌がり、中薬(漢方薬)だけで治したいと言うため、先生も頭を痛めています。ほかに、皮膚科専門病院などから西洋的治療では治らないために紹介されてこちらの病院に来る患者さんも大勢います。なので、西洋薬の処方から中薬の処方(漢方薬)までさまざまな治療を見ることが出来ます。先日は疥癬(ヒゼンダニ)の患者さんが一日に2組(うつる病気なので家族で)診察にみえました。この病気には、ヒゼンダニ(疥癬虫)というダニが、皮膚の角質層内の寄生しておこる皮膚感染症で、赤い発疹が見られます。よくアトピー性皮膚炎と間違われることもあるそうです。でも、きちんと診察すれば見分けることが出来ます。主に手首や手のひら、指間、足、肘、腋の下、外陰部などにでき激しいかゆみが特徴です。この病気、長時間肌が接触したり、感染者の寝具や衣服などから感染します。この二組の患者さん、一組は老人ホームのおばあちゃんのから、もう一組は出張から帰ってきた家族から感染したそうです。普段はめったに見られない病気なのに一日に二組も。先生は「ラッキーね♪」と嬉しそうでしたが・・・。まぁ、ある意味「ラッキー」ですね。
2009年12月25日
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今日は中華人民共和国建国60周年の建国記念日です。学校や一般の企業は今日から8日間「国慶節」でお休みです。今日は朝から国慶節を祝うパレードがテレビで放送されています。とにかく、すごい!人も多いし、規模もでかい!!いろいろな意味で圧巻!!!すっかりプロパガンダに感化されそうですでもこの画像、北の某国のようでちょっと怖いですよね。普段はすっかり忘れてしまっているけど中国が社会主義国だったということを改めて感じました・・・。
2009年10月01日
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9月に入ってから、いろいろと落ち着かない日が続いています。なぜか???新学期なので入学金の支払いや履修届けをしなくてはいけない・・・それに9月に賃貸契約が切れるので家探し&引越し何が大変って、家を探すのは見て回るだけだからいいけど、家を決めてから入居までが大変。まず気に入った家が見つかったら、値段交渉、家具の交渉、部屋の不備がないかなどをチェック。そして契約となれば、書類をそろえて学校、公安、入境管理局に届出をしなくてはならない。電話とインターネットの契約もしなければならない。それに家具や家電の足りないものは買い揃えて・・・引越しっていろいろお金がかかるのよね~(-公- )それから、解約する家の方は電気代、水道代、ガス代の清算、押金(保証金)の払い戻しなど。やることが目白押し。しかも、仲介業者に入居前に部屋の修理や鍵の取替え、電球の取替えなどお願いしているのだが、彼ら仕事しないんだよね~。携帯電話やメールで確認すると、「今やってる」or「もう出来た」と返事するが、実際に確認しに家を見に行くとまだ何もやっていない。その場で文句を言うとすぐに動くのだが、実際に見ていないとやらないから手間がかかる。あ~ストレス!!!ここが中国だということを忘れていた(*_*)しばらく忙しい日々が続きそうです・・・
2009年09月13日
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呼吸科も残すはあと半分。呼吸科の患者さんの多くは慢性気管支炎や喘息。冬場に多く発症するので、今の時期、病棟はそれほど忙しくない。とは言ってもやはり重症患者はいる。呼吸科に来てから高齢の患者さんは肺性脳病で亡くなられた。そしてもう1人、病状が思わしくない患者さんがいる。その患者さんは肺がんの末期。先日は「癌性胸水」のため、水を抜くチューブを体に入れました。しばらく患者さんの病状は安定していたのですが、ここ数日で急激に悪化。今日の主任回診では、喉のリンパは腫上がり顔がすごく浮腫んでいました。反対に手足はガリガリ。喉のリンパが腫れているために食事も喉を通らないよう。家族は患者の前では治療を望む姿勢を見せるが、実際はもうあきらめており、「これ以上費用がかからないような治療を」と治療費の心配をしている。病院は「病気を治すところ」、「病気が良くなるところ」と思っていましたが、今はそうではないとつくづく思います。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ところで、新型インフルエンザ(H1N1)、今後も注意が必要なようです。日本では秋以降に大流行の兆しがすでに見られることが国立感染症研究所の調査で分かったそうです。確かに、ここ最近中国でもそういうウワサを聞きます。弱毒性だそうですが、まめに手洗い・うがいをして、人ごみではマスクをして自衛してくださいね。昨日、今日はVISA(居留証)の手続き更新などで午後は早退。入境管理局についてはまた改めて。
2009年08月18日
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中国の医者は主任医師、副主任医師、主治医師、住院医師、実習医師となっている。大まかには「実習医師」は医師免許を持たない研修生。「住院医師」は医師免許合格後病院に配属されて2、3年くらいの医師。「主治医師」は一定の期間「住院医師」を行い、試験に合格した医師、また博士卒は「住院医師」をせずにすぐに主治医師になれる。「副主任医師」は準教授、「主任医師」はいわゆる教授のようなもの。呼吸科は主任医師(1人)、主治医師(2人)の合わせて3人、すべて女性。消化科の主任医師(1人)、副主任医師(1人)、主治医師(2人)、住院医師(4人)という大人数に比べるとこじんまりとした科だ。科の全員が女性と言うのもすごいが、中国の病院では女性医師がとても多い。また女性の主任医師も少なくない。中国の病院はまだまだ医療レベルや意識、環境のレベルも低いけれど、労働時間や労働環境は女性にとって働きやすい。朝は病棟は7時30分、外来は8時出勤。お昼に約2時間休憩があり、退社時間は4時30分。残業はないに等しい。病棟は週に1回程度夜勤。中国ではおじいちゃん、おばあちゃんが面倒をみたり、お手伝いさんを安く雇うことが出来るのでそれほど子育てに困らないようだ。夜勤以外は毎日4時30分の定時に退社できるし、朝は少し早いけど、みんな近くに住んでいるか通勤時間もそれほどかからない場合が多い。(送迎バスも出ている)こんな感じなので、中国の病院では女性の医師が多いのです。
2009年08月04日
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今日から新しい科での実習。今回も病棟勤務、呼吸科。初日と言うこともあり早めに出勤。7時15分ごろ事務室に着いたけど、中には誰もいなかった。あれ?おかしいな?と思いつつも誰もいないので中で待つことに。実習は2人一組なのだけれど、今日は相方がお休み。初日に休みって・・・ちょっと辛いよね。しばらくすると先生らしき人が現れたので、実習の旨を伝える。「あらそう?わかったわ」と言って部屋を出て行ってしまった。またしばらくして別の先生が来たので、また同じように実習の件を話すと「わかったわ、なんで教務科から連絡ないのかしらね~」と言いつつ簡単に呼吸科の説明を始めた。この先生が実習医師を担当する王先生。「病棟勤務だけど、外来、病棟好きなほうを選んでいいわよ~」と言われた。いきなりそんなことを言われてもまだ状況が分からない・・・なので、とりあえず様子を見ることに。呼吸科の患者は20名ほど。呼吸器系の病気(喘息や気管支炎)は冬場に症状が悪化することが多いため、夏場の入院患者はそれほど多くない。ただ中医学では「冬病夏治」(冬の病気は夏に治療)という考えがあり、夏は「敷貼」と言われる治療法で冬場の呼吸系の疾病を緩和させる治療を行う。なので呼吸科外来は大忙し。「敷貼」の話はまた改めて!とりあえず、そんな感じで始まった呼吸科。消化科の先生に「呼吸科是最賍的科」と脅されていただけにどうなることやら・・・。(「呼吸科は一番汚い科だよ~」※汚いと言うのは、インフルエンザなど感染したり・・・という意味で言ったようです。
2009年08月03日
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明日は皆既日食です。日本では皆既日食は鹿児島の離島でしか見られないらしいのですが、上海ではばっちり街中でも見れるそうです。日食用サングラスも売れ行き好評だそうで、もうほとんどのところで売り切れだそうです。私は手に入れてませんが・・・。で、肝心のお天気ですが~明日の予報は 雨 しかも大雨 (゜ロ゜;ノ)ノさすがですね、みんなの期待を裏切る辺りが中国って感じがします。7月にはいってから、ほとんど雨も降らず、ずっといいお天気だったのに。昨日まで40度を越す猛暑で日差しもギラギラしていたのに。今日の夕方にはもう雷&雨が降りだしました。海外からもわざわざ日食を見に来ている人たちがいるのに・・・本当に残念ですね。明日は晴れるのを祈るばかり。上海で皆既日食が次回見られるのは500年後だそうです。研修先の病院で先生方に「君は今このときに上海にいれてラッキーだね~」と言われました。確かに例年この時期は夏休みで日本に帰国しているし、上海にいれることはラッキーですね。まあ、病院内にいるので太陽が欠ける姿が見えるかどうか分かりませんが。これだけ一生に一度見れるか見れないかと盛り上がっている中、日本では26年後に皆既日食が見られるそうです・・・なんてことは口が避けても言えません。(^_^;)結局雨で見らなかったときにはどうなることやら・・・中国のことだから暴動が起きたりして(;O;)
2009年07月21日
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今日、シャワーを浴びたらバスルームが水浸しになりました。シャワーホースの根元に亀裂が入っていて、そこから水が洩れていたようです。しかもちょっとじゃなく、どぼどぼと・・・(゜ロ゜;ノ)ノ寝室までちょっと流れ込んでましたが幸いすぐに気づいて何とかセーフでした。(寝室のよこにバスルームがあります。)ちなみにホースの亀裂は自分で分解して修正しました!私の家は3つ洗面所があります。(1.バスルーム、トイレなし 2.トイレ&シャワー 3.トイレのみ)水難といえば、もう一つ!トイレ&シャワーのある洗面所。先日、鏡の横のタイルが緩んでいるのに気づいてよく見てみたら壁のタイルがガタガタしてました。このままでは崩れ落ちるのも時間の問題!ということで大家さんに相談。すぐに修理工を連れてやってきました。チェックした結果、壁全体のタイルが剥がれてきている。危険!ということで・・・洗面所の壁のタイルをもう一度はり直すことになりました。しかもほぼ全面。おかげでこの3日間洗面所がすごいことに!まあ、すぐに対応してくれる大家さんには感謝ですが・・・。しかも全面修理を即決OKなんて太っ腹!!!でも3日間、夜6時過ぎから9時ごろまでトンカチで古いタイルをガンガン剥がして新しいタイルに張りなおしています。(修理工がこの時間しか都合が着かないという理由で)他の家から苦情が来るんじゃないかとヒヤヒヤしています。(すでに初日に下の家の人が文句を言いにきましたけどね)そうそう、不安がもう一つ。トイレのみの洗面所の洗面台の蛇口の締りが悪いです。このまま放っておくと水漏れするよ~と修理の人に言われました。こちらもタイルの修理が終わったら直してもらう予定ですが、忘れてそうです。中国で居心地のいい家を探すのは、なかなか難しいですね。
2009年07月16日
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今日は胃カメラの検査に立ち会ってきました。炎症や潰瘍、ポリープなどが本当にはっきり見えるんですね~。面白かったです。その場でわかるピロリ菌検査もします。事前に麻酔はどうするの?と確認したところ一応キシロカインと言う麻酔薬を使うとのこと。患者さん入室⇒ベッドに横になる⇒患者さん放置でスタッフはおしゃべりしながら機材が来るでしばらく待つ(多分機材が一つでなので消毒待ち)⇒口当て⇒カメラ開始いつ麻酔してるの???うわさによるとお金がかかるから麻酔はなしOR少量 (>_
2009年07月14日
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今日派悲しい出来事が二つありました。一つは週末に入院患者さんがお亡くなりになったこと。お亡くなりになった患者さんとの接点はなく、一度だけ主任(日本で言う教授)回診の際に見かけたことはありましたが、どんな患者さんだったのか印象にありませんでした。なくなったことも悲しいですが、担当ではないものの、どんな患者さんだったのか思い出せない自分が悲しいです。もう一つは、患者さんが自殺未遂を起こしたこと。私からしたら「やっぱり!」と思わざるを得ない出来事でした。この患者さん、私たちの指導医師が担当なのだけれど、6月初めに入院して今現在1ヶ月と2週間。私たちは7月からの配属なので2週間しか見ていませんがその頃にはすでに医師とうまくいってませんでした。患者さんが医師を信用していなく医師の言うことを聞かないと言う状態で、何もするにも気力がなく否定的な状態が続いていました。それが日を追うごとに悪化して・・・。いわゆるうつ状態だったのだと思います。いつも回診時に不眠、下半身に力が入らない、明け方になると大量の汗が出る、動くとすぐ疲れるなどの症状を訴えていました。ただ検査結果では特に悪いところはなく正常。研修中の私たちから見てもどこかが悪いと言うのではなく、ホルモンのバランスが崩れているとか精神的理由が関係しているのだろうと予想できる状態でした。でも、ここまでの状態になってしまったのは医師の対応に問題があると思います。入院当初から情緒が不安定だったようですが、医師がちゃんと話を聞いてあげていればこんなことにはならなかったはずです。女性57歳、裕福な家庭だそうですがちょっと家庭環境が複雑で、旦那さんもいるし娘家族もいるのだけれどだれもお見舞いに来たことがありませんでした。診察時にいろいろ話を聞いてあげて、訴える症状の裏にあるものを読み取ってあげることが出来ていれば、こんなことにはならなかったのだろうけれど、担当医師はそんなことまったく思ってもいなかったようで「大したことない、一日中ベッドに横になっているのがいけないんだ!動きなさい!」と叱っていました。足が痛いと言う患者さんの言葉にも耳を傾けず、診察もそこそこにいつもその場を去っていました。先週金曜日の回診時にはほとんど口も聞かなくなっていました。医師も「それならいいよ」といわんばかりに回診もせず部屋を出てしまいました。その時点で十分に患者さんの心のSOSは出ていたはずです。私もこんな状態ではどんどん悪くなる一方だと不安に思っていたその矢先、事件は起こりました。日曜日、きっかけは旦那さんから電話だそうです。旦那さんは電話口で今から旅行に行ってくるといった内容を告げ、電話を切ったそうです。(詳しい内容はよく分かりませんが、朝礼ではそのようなことから・・・と言ってました)それから機嫌がどんどん悪くなり、最終的には果物ナイフを取り出して「自殺する!」と言ったそうです。そこに居合わせたほかの患者さんの家族が取り押さえて事なきを得ましたが、ここまで追い詰めたのは彼女の家族だけではないと思います。もと患者さんと向き合ってあげていれば・・・、もっと心の変化に気づいてあげていれば・・・。後悔することがたくさんあります。担当医師はこの患者さんが精神状態が不安定だったため、ずっと毛嫌いしていました。回診時に何か不調を訴えても聞き流し、付き添いが誰も来ないのを分かっていながら誰かに付き添ってもらえばいいだろう、などと言ったり、医師の事務室に戻ってきても同僚に「あいつは頭がおかしい、どうにかしてくれ!」とか「あんなだから旦那もだれも見舞いに来ないんだ」などと話していました。入院当初の状況は分かりませんが、もしかすると担当医師は最初は辛抱強く対応していたのかもしれません。でも若く経験の浅い医師ですし、耐え切れなくなってしまったのかもしれませんね。でも、医師としてそれではいけないと思います。午前中の回診だけで普段それほど忙しくもない状態だったら、なぜもっとゆっくり話を聞いてあげなかったのか?精神が病んでいると分かっていたなら、それなりの処置を対応も出来たはず。やはりそこは中国。まだまだうつに対する意識は低いようです。事件が起こった後の今日も回診時に患者さんが言った言葉に鼻で「フン」と笑っていたり。どうしてこの患者さんがこうなったのか、どう対応すべきか、まったく分かっていないようです。長く入院している患者さんの中には、精神を病んでいる人も少なくありません。でも、いつも「アノ人はちょっと精神を病んでいるからね~」でそれに対する対応は行なっていません。そう簡単に治療することは難しいとは思いますが、精神科、心療内科の必要性を考えさせられる出来事でした。でも、私もこの医師を責める資格はないかもしれません。医師だろうが、研修医だろうが、どんな身分であろうと気にせず、危ないと気づいていたのなら話を聞いてあげればよかったと本当に後悔しています。この患者さん、このままこの担当医師でこの病院にいる限りますます悪くなってしまいそうです。でも私に少しでも出来ることがあれば頑張ってみようと思います。
2009年07月13日
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先日、消化器科の先生の給料明細を見る機会がありました。金額を見てびっくり!!!3000~5000元と思っていたのですが、そこに並ぶ数字は・・・2000元。(30000円前後)保険や税金、年金などが天引きされると1000元台。どうやって生活するの?と疑問になる金額。一般企業で5000元前後、IT企業で10000元前後と言われています。一般的に投資や副業をしているらしく、これだけがすべての収入というわけではないようですが。それにしても低すぎです。まぁ仕事の内容を考えると、それくらいのものなのかもしれません。IT企業のほうがよっぽど働いていますからね。診察も治療もゆるい感じ…医療水準や倫理感なども日本の医師とは比べものにならない現状。中国の医療の発展はまだまだ時間がかかりそうです。(ちなみに中医師といっても西洋薬や西洋的治療も行います)
2009年07月10日
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3日目。昨日、口内炎が出来ました。今日は病棟の主任回診の日です。ちょっと特別なことがあるのかな?と早めに家を出ましたが、いつもと変わらずでした。金曜日は主任回診があるので事前に担当患者さんの血圧をはかること!と言われていたので一応全員の血圧は測ってきました。(特に報告とかはありませんでしたが。)学生同士でやるのとは違って(外来の患者さんの血圧も測ったことがありますが)横になっている患者さんの腕はなかなか難しいですね。それに腕のすご~く細い患者さんやマンシェットが巻けないぐらい太い人もいるし。ところで、今病院は改修工事真っ最中。病棟は3階なのですが、2階も4階も改修工事を行なっているためすごい工事音がします。電気ドリルやトンカチの音がひっきりなしに聞こえます。普通日本の病院じゃ考えられないですよね。耳をふさいでもうるさいくらいの騒音で相手の声も聞こえません。そうそう、中国の病院ですごいな~と感心したのが病室の介護士さん。1対数人か、1対1で金額が違うのですが、患者さんの面倒を24時間見てくれます。(料金は1対1でも1日60元≠1000円弱。)中国の介護士さんたちはとってもアットホームなんです。患者さんのベッドに足を投げ出しておしゃべりしていたり、まるで自分の家族の面倒を見るかのように優しく、楽しく介護してあげています。病棟には80、90代の高齢患者さんで身寄りのない人や、家族がしょっちゅう看病に来れない人なども少なくないので、こういう介護の人がいることはとてもいいことだと思います。日本の介護事情は分かりませんが、日本人はお金をもらって介護するのだからきちっとしないと!という感じもあるし、なかなか難しそうですね。でも、きっとそんな関係で介護をしていたらするほうもされる方も疲れちゃいますよね。介護する側も介護される側も適当な感じがちょうどいいのかな?でもこの関係、中国だからこそ成り立っているような気もします。
2009年07月03日
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今日は実習2日目。相変わらず7時半出勤ですが、忙しいのは午前の回診の8時から10時ごろだけで、そのほかの時間はすることなく、ただただ時間が過ぎるのを待っているような感じ。でも実習医だから、というわけではなく昨日も書きましたが病棟は暇なんです。しかも休憩時間はたっぷり2時間。11:30~1:30そして大体11時過ぎにはお昼を食べに行って良いので2時間半近く休憩できます。なので食堂でお昼を済ませて休憩室でたっぷり昼寝が出来ます。ところで本題、病院といえばよくあるあれ!今日は休憩室でお昼寝をしていたところ・・・夢なのか現実なのかといった感覚の中人の気配を感じました。その後強い力で体を押さえつけられる感じがしました。あっ、いやな感じ、こないで~と心の中で唱えつつ、抵抗していたらしばらくしてふっと遠のく感じがしました。なんでしょうね~このイヤな感覚(゜ロ゜;ノ)ノ霊じゃないよね←怖いから・・・。やっぱりきっと疲れているんですね!今日は早く寝よ~っと♪明日は教授回診の日です!(「白い巨塔」みたいなのかな~^m^)
2009年07月02日
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今日から実習開始!二人組みでスーパーローテートのように各科を決められた期間実習し移動します。初日なので気合入れて行って来ました!(^^)!病棟は夜勤との引継ぎが7時30分あるため7時30分前に出勤しなくてはなりません。ということで今日は6時30分に家を出ました。7時20分頃に病棟の医師室へ。中に入ったら先生が6人くらい、研修医らしき人が4人くらいいました。先日に行なわれた事前研修に説明に来た教務先生に声を掛け、今日からお世話になる旨を伝えると、「今日から留学生がここで研修するそうです」と一言。で?どうししたら?と指示を待っているとほったらかし。あなた学生管理じゃないんですか!?そのまましばらく待っていると指導医師を決めてその先生に付くようにとの指示。その後は、またほったらかし。細かい説明はなし!?7時30分看護士と当直の医師が来てミーティング開始。5分ほどで終了して解散。紹介とかしてくれないんですか!?という感じでしたが、相変わらずほったらかし。8時過ぎまで先生は各自おしゃべりしたり食べ物食べたり・・・今何の時間ですか?といった感じ。8時30頃になると担当ベッドのカルテを用意し、回診の準備。私たちはわけも分からず、とりあえず着いていくことに。担当の患者さんは10人ほど。消化器系の病気で入院しているのだけれど、長期の患者さんも少なくなく、精神的に弱っている人も何人かいて、ある患者さんは焦慮症状で「薬を飲んでも効かない」、「アノ先生はダメだ」などとずっと不安を口にしていた。回診は指導医師が色々説明してくれるので面白い。で、医師室に戻ってきたら先生は電子カルテ記入で、私たちはまたほったらかし・・・。教えてくれないの?ということで11時過ぎまで自分で持ってきた教科書などを読んでました。で、11時過ぎたら先生方が勝手にお昼に出たので、私たちもお昼に。今日は様子を見に、病院の食堂へ。小さくて薄暗くてあまりキレイではありませんでした。(^_^;)1:30から午後の仕事!といっても何もすることがなく、実習生は各自勉強、先生方はそれぞれゲームしたり調べものしたり、おしゃべりしたり・・・。3時ごろまでダラダラ過していると上の先生が来て、病棟での研修内容についてやっと説明してくれました!オイオイ!いつまで待たせるんだよ!と突っ込みたくなるのを我慢して・・・。まあ、今日は初日ということで一応見学ということでしょうか。でも「電子カルテの記入方法は指導医師から教えてもらった?」といわれましたが・・・。なにやってるんだ!指導医師!私たちも初日だったのであまり「何したら良いですか~」とか聞きづらかったのですが、黙っていちゃいけませんね。明日からは患者さんの血圧を測ったり、血液検査やカルテの記入などを徐々にやっていくそうです。そして4時に患者さんの検査結果が病棟に届けられるのでそれをチェックして仕分け。4時30分職務終了時間なので、あいだの時間かなりひま~な感じです。時間をもてあまさず、空いている時間を有意義に過せるように考えなきゃ!!!
2009年07月01日
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今日は病院研修2日目朝8時からということで7時に家を出発。午前中は院内感染について、医徳と医風の講義。午後は針灸推拿と外科の基本手技。午前中は10時半ごろには終了、1時半までたっぷり3時間のお昼休み。近くにまともなレストランがないのでお弁当持参。その後はお昼寝。午後は午前中とは正反対にみっちり講義。16:00終了予定が16:30ごろまでかかりました。とっても疲れました(-公- )明日は配属先で研修が始まります。私は中医内科の消化器科、入院病棟に1ヶ月配属。いきなり入院病棟です!!!ビックリ!(゜ロ゜;ノ)ノ病院のこともまったくわからないのに・・・不安だらけです。この先1ヶ月どうなることやら。
2009年06月30日
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ついに6月22日から5年生になりました!!!そして7月1日から1年間研修生として病院に配属されます。ということで先週1週間、大学での研修がありました。朝8:30から午後4時ごろまで毎日研修でした。内容は日替わり。診断の注意事項や診断学基礎、心電図、身体診察の仕方など土曜日には総まとめのテストがありました。そして、今週29日、30日は所属病院にて8:00~16:00研修。小児科、婦人科、内科の説明、病院内の電子カルテの操作法などを習いました。明日は医徳、針灸推拿科、外科(西洋医学)の説明があります。そして7月1日から各自それぞれの科に分かれて研修が始まります。病院の様子はまた改めて!
2009年06月29日
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日本の某お笑いタレントが結核で入院と言うニュースが話題になっていますね。日本では、もうほとんど見られることの少なくなった結核ですが、中国では結核はまだまだ感染者の多い病気です。その多くは出稼ぎ労働者などですが、出稼ぎ労働者の上海流入などから、サラリーマン、OLや集団生活を行っている大学生などの間で結核が広がっている傾向があるといわれています。なので、電車やバスなど不特定多数の人が集まる場所は要注意です。ところで、うちのクラスに若干1名、長い間空咳をしている人がいるんですよね・・・。もうかれこれ1ヶ月以上かな~?しかもその人マスクしてないし、軽く咳するときは手で押さえないんだよね(゜ロ゜;ノ)ノで、このニュース見てちょっとハッとしたわけです。もしかして、結核じゃなかろ~かと・・・。もうすぐ5年生の大事な時期。このまま集団感染や隔離は勘弁!自分のことだけじゃなく、周りのことも考えて、ぜひぜひ病院に行ってもらいたいものだ。
2009年04月07日
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今日まで中国は3連休。清明節という、先祖を弔う日(中国版のお盆)です。そうそう、気が付けば来週から期末テストが始まります(゜ロ゜;ノ)ノところで先週、5年生の病院先を決める話が出ました。「やっと!」と言った感じ。待ちに待った病院実習です♪5月に最後の期末試験が終わり、6月中旬から実習に向けての復習授業、7月から病院実習が始まります。4年間の集大成!実習先は大事です。病院実習先は、龍華病院、曙光西病院、曙光東病院、岳陽病院の4つの大学付属病院と市中病院の計5つ。病院の情報は・・・龍華病院は中国人学生にとっては優秀な学生が実習をするところとされているようですが、留学生は特に関係なし。中医の病院としては上海で一番有名かも。特に中医外科、腫瘍科。曙光西病院は上海の中心地、新天地のそばに位置し、立地はとてもいい、ただ施設が古い。患者数はとても多い。曙光東病院は学校・寮から徒歩10分と学生にとっては好条件。施設も5年前に出来たばかりで新しい。ただ中心地から離れているため患者数は少ない。岳陽病院は婦人科、針灸推拿科が有名。街中にあり患者数もまあまあ。建物は現在立替中。市中病院は個々最近留学生の受け入れを始めたばかりで扱いはいいとのコト。交通の便が悪い。で、募集状況は、というと・・・龍華病院(14人)は学生管理が厳しいと言う噂があり、また7年制に行く学生が出たため人気はまあまあ。曙光西病院(16人)は施設のボロさと通うのに不便なため(引越ししないといけない)から最低人気。曙光東病院(18人)は反対に1番人気。施設が新しく、学校や寮から近いため通うのに便利。すでに定員オーバー。岳陽病院(28人)は針灸に興味がある学生には人気。市中病院(4人)ということで、曙光東病院のみ定員オーバー。曙光西病院は希望者1人のみ。同じ曙光病院なのにこんなにも違うなんて!!!ビックリ。基本的に5年生の実習先が決まると学生は実習先の近くに引っ越しをします。なので、寮に住んでいる子達なんかは寮のそばの曙光東病院がいいようです。定員オーバーになってしまったところはくじ引きで決めます。さあ、いつになったら正式に決まるのでしょう・・・。どの病院で実習するか、将来大きな影響を与えると思いますが、もっと大事なのは本人のやる気とすばらしい先生に出会えるか?どんなすばらしい病院に行っても壁の花では意味がありませんからねっ(^_^)/~
2009年04月06日
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以前の日記にも書きましたが、7年制への転科の話の続き。7年制とは修士をとるのに基本的には5年制卒業後、3年の修士課程をしなくてはいけないところを1年短縮の2年で取得できるもの。中国人本科は5年制と7年制と入学時点で分かれているが、留学生は5年制のみだったところ、来年度から7年制を作るということになった。5年制卒業(病院実習1年)→インターン1年→国家試験(計6年) 7年制卒業(病院実習2年)→国家試験(計7年)それで、私たちの学年が第一期ということで、今までの流れ↓↓↓ 9月;1回目の7年制申し込み 合格:評定平均3.0以上(80点以上)が対象。12月;転科希望者、転科決定者の話し合い→この時点ではまだ7年制の詳細分からず 1月;7年制の詳細説明会→第一期となるため、ほとんどがまだきちんと決まっていないような状態。 3月;2次申し込み 詳細:1次で落ちた人や新たに希望者した人、評定平均も下がり、学校のさじ加減といった感じ。今学期の成績次第とのこと。今のところ、最初の9月の時点で受かった16名のうち、6名が辞退するらしい。予想以上に辞退者が出たため学校側は人数集めに必死。第一期のため、何としてでも7年制開講したいようです。私も7年制の希望を出して、9月の時点で合格、一時は7年制に行く気満々でしたが・・・。1月の説明会などを聞いて、あまり魅力を感じなくなってしまいました。なぜなら、5年目は学校での授業、6,7年目は指導医師の下実習、卒論は論文と言うよりは資料整理のようなもの、とのこと。これって修士の号を取るためだけで、中身はあまりないのかな~?なんて・・・。で、かなり悩みました!!!7年制に入りたくて今も頑張っている人もいる中、合格したのに「どちらにしよう?」なんて贅沢ですが・・・(^_^;)実質+1年で修士が取れるのは魅力的だけど、何のために修士を取るのか?カリキュラムはそれほど充実したものではないし、現場を知った上で更に勉強した方が有意義ではないのか?ということで、先に現場に出て、もしその先に修士という資格が必要になったら通常の修士課程(3年)に入ることにします。なので7年制ではなく、5年制でまずは臨床経験をつもう!と言うことに落ち着きました。現場を知らなきゃ意味ないしね!その先に修士が必要だと思ったらまたそのときに考えることにします(^_^)v
2009年03月31日
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中国の学校は春節(旧正月)でお休みです。なので、今は沖縄に来ています。今週は暖かかったのですが明日、あさってと寒波が来るようです。といってもさいい低気温9度ですけどね。上海に比べたら暖かいよね♪しばらく沖縄で充電して、上海に戻ります
2009年01月23日
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明けましておめでとうございます。2009年ですね。今年はどんな年にしよう?やりたいことは沢山あるのですが・・・ヽ(ゝ∀・)中国は旧正月がメインなので、お正月の雰囲気はありません。一応白玉でお汁粉なんぞ作ってみました…やっぱり正月気分になれません。日本のお正月が懐かしい。
2009年01月01日
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もう、2008年も終わりですね。 といっても、こちらは31日まで平常授業。 今日もしっかり朝から授業でした。 で、年明けは1,2,3日がお休みで、4日は日曜日なのに授業再開。 って、総括じゃなくって来年の話を書いてしまった!!! 話を戻して。 今年はいろんな意味で中国が話題になりましたね。 オリンピックにメラミン混入事件、食品不安などなど。 北京オリンピックは終わってみると意外とあっけなく感じますね。 しかも「今年だっけ?」って感じでもう大分昔の話のような気がします。 ちなみに個人的には一つだけ吹っ切れないことがあるんですが…時間が解決してくれるのを待ちます。今年一番嬉しかったことはやっぱり勉強のことかな? 「中国概況」で100点取りました! 「黄帝内経」で学年1位(98.8点)を取りました! 今年最後なので自慢させてくださいなっ ((8(≧∀≦)8))ウレスィー 例年お正月を挟んで期末テストでしたが、今年は旧正月の関係でお正月を前に期末テストが終了。 今年はゆっくりとお正月を迎えることが出来ます♪ といっても何も予定なし。家でダラダラ過します。 まあブログで総括するほどいろいろな出来事があったわけでもなく、とにかく今年も学校の勉強に追われる日々だったな~という感じです。 来年は学校の勉強だけでなくもっといろいろな分野での知識の開拓をしたいです。 1年間、無事過ごせたことに感謝です。 どうぞ良いお年をお迎え下さい。
2008年12月31日
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みかん、食べてますか~?みかんにはビタミンCが豊富で1つで約30mgのビタミンCが含まれているそうです。成人のビタミンCの一日摂取量の目安(100mg)なので3~4個食べれば1日のビタミンCはOK♪ ビタミンCには免疫力アップ、抗酸化作用があるといわれています。 みかん色のもとになっている、β―クリプトキサンチンはには抗酸化作用やガン予防効果があり、体の中でビタミンAに変わります。他にもフラボノイド、テルペノイドなどの抗酸化物質が含まれており、発ガン物質の活性化を阻害したり、活性化した発ガン物質を排泄する働きもあるといわれています。また疲労回復効果のある「クエン酸」も含まれています。 風邪の引きやすいこの季節、ぜひ沢山食べましょう!!! ところで、アナタはみかんの白い筋、きれいにとって食べますか? あの白い筋は「維管束(いかんそく)」と言うそうで、ヘスペリジンという成分を含み、血管を強くします。またビタミンB群、ビタミンC、ビタミンPも含まれていて、ビタミンPにはビタミンCの吸収を助ける働きがあり、毛細血管を強くし、血圧が上がるのを防いだり、動脈硬化予防、高血圧や脳出血を防止する働きがあります。 また白い筋や袋には食物繊維が多く含まれており、便秘がちな方にもおすすめ♪(食べ過ぎると下痢や消化不良を起こすのでほどほどにねっ!) 中医(漢方)では「陳皮」と言って皮を干したものを生薬として使用します。理気(気を整える)作用 健胃作用 去痰作用 鎮咳作用があります。こんなことを考えながらみかんを食べると、と~っても体によさそうでしょ?
2008年11月27日
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興味深い記事です。興味のある方はどうぞ。独立行政法人 科学技術振興機構の[特集・中国伝統医学 ~「中医学」と「漢方医学」について~ ]に上海中医薬大学付属日本校の孫樹建教授の論文が掲載されました。http://crds.jst.go.jp/CRC/monthly-report/200810/toku_sun.html「日本の鍼灸師は学校でわずか17単位の針灸に関する内容を学ぶだけで、中医学の基礎理論と中医学の診断学を少しも学んでいないのである。」私は日本の鍼灸学校の授業についてはわかりませんが、鍼灸師の方々はきちんと勉強した上で漢方を取り入れたり、弁証をして治療をしているものと思っていたのですが、そうではないのでしょうか?それとも日本の鍼灸は独自の道に進んでいるのかな?とも思ったり・・・。誤った認識、理解、使用法・・・こちらで習っている当たり前のことが、当たり前ではないのだなと感じました。まだまだ日本では、中医学は統一されてないようですね。ぜひ、きちんとした中医学教育が日本でも行われることを願っています。
2008年11月21日
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今日は夜の授業で5時~8時まで(先生の都合で休憩短縮して7時30分終了) 「推拿古代文献」というもので、推拿の古代文献の内容や文献の調べ方についての授業。 この授業は「中医」「鍼灸推拿」のダブル学位を取得する人が参加するのだけれど、基本的には成績上位者のみ。 なので、生徒の学習レベルも意欲も高いと思っていたのだけれど… そんな事ありませんでした! ちなみに比率は韓国人90%、その他(架橋、日本人)10% 先生が「授業の評価は論文形式がいいんだけど異議ないかな?」と言うと韓国人の多くがこれに反対!「論文が書けない」と言う。 そして「テストがいい」と言い出し、さらに「もしテストになったら重点を言ってくれますか?」などと言い出した。 たかだか60ページ弱のオリジナル教科書で??? しかも内容は推拿の古代文献の紹介や歴史なのにこれをテストするんですか??? こんな内容覚えてどうするんだよ! 勉強している意味なくない??? と突っ込みたくなるのをこらえ黙ってましたが・・・。 やはり重点&暗記力のいい子たちが成績がいいってコトなんですね。お前らロボットか!!!(--〆) 面倒なのか?論文本当にかけないのか? まあ、高卒ですぐ留学している若い子達は論文の書き方もわからないのかもしれませんが、それにしてもレベルが低すぎます。 論文は「推拿に関する内容」で自由にテーマを選べるので自分の好きなものを書いていい。私としては断然こっちの方が自分の好きなことを調べるんだから勉強のしがいがあるって思うんだけど? そうそう、それから初回の授業で宿題が出たのだけれど、期限は来週まで。 いまのところ提出したのは三人だけ。 そのうち二人は日本人(私とクラスメイトのMaoさん)、宿題が出された次の週には提出しました。言われた事は先にやるのが日本人。もちろん自分で調べて提出! そして今週一人だけ提出した人(韓国人)は言われたものとは違う答えを書いてました(゜ロ゜;ノ)ノ さらにその他の韓国人の子たちはまだ誰もやっておらず、誰か宿題やってない?って探って答え集めに必死な感じ。 誰かのおこぼれをもらおうとしているところが信じられない!!! しかも、宿題の内容を未だにきちんと把握していない。 中国語聞き取れないの~??? そんな彼らが学年の上位ってどういうこと? まあ大人の事情で学校側も彼らに甘いんだよね。(留学生の9割弱が韓国人、韓国人でもっている様なもんだから) あんまり反発するとやっていけないし…って、もう十分反感かってそうですが…(-公- )
2008年11月06日
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今日は1週間のスケジュール公開!!!月曜日 AM9:40~12:00 鍼灸学火曜日 AM8:00~9:30 中医傷科学 9:40~12:00 中医外科学 1:30~3:50 傷寒論水曜日 AM8:00~9:30 内経 9:40~12:00 中医急診学 1:30~3:50 鍼灸学木曜日 AM8:00~9:30 中医外科学 9:40~12:00 中医傷科学 午後:病院実習 PM5:00~8:00 推拿古代文献金曜日 AM8:00~9:30 鍼灸学 9:40~12:00 内経 1:30~3:00 傷寒論こんな感じで毎日過してます。今学期は各科目、予告なしの小テストがあるので気が抜けません。そろそろ1学期終盤に差し掛かってきたので(でもまだあと1ヶ月ありますが)そろそろ期末テストに向けて復習を始めなくては!!!4年生は今までで内容もスケジュールも一番大変な気がします。
2008年10月31日
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日曜日はおいしいご飯を食べに行ってきました。上海の金橋といわれる地域。ここは欧米人が多く住み雰囲気はオーストラリア?のよう。高級住宅地が立ち並び、緑豊な地域です。 休日のお昼は子どもたちがアメリカンスクールのグラウンドでサッカーをしたり、道ではスケボーやローラーブレードをして遊んでいたり、familyがショッピングをしていたりと8:2くらいの割合で外人。で、今日はそんな金橋の美味しい中華をご紹介。苔聖園; 浦東新区碧雲路1112号 電話: 021-58547869 58547970今が時期の上海蟹~♪メスが美味しい!卵もミソも身もたっぷり入って58元(三両150g 900円位)←安い!!! 今まで食べた上海蟹のなかで一番美味しかったかも☆(上海蟹はキャンペーン中で28元~、重さ、質、雄、雌で値段が違ってきます。)そしてこちらは酔っ払いエビ(紹興酒漬け)エビの素揚げも美味しいけど、今日は新メニューということでこちらを試してみました。 紹興酒の甘みとエビの甘みが混ざって絶妙なお味。とにかく美味♪このほかに前菜(四川風蒸し鶏)、海鮮チャーハン、なすの炒め物で一人105元。(1600円位?)ここのお店は清潔感があり海鮮がとっても新鮮で安心して食べられます。サービスもなかなかいいです。浦東の金橋地区は欧米人は多いですが、中心地から離れており日本人はそれほどいません。お値段は決して安くはありませんが(とは言っても日本の中華レストランに比べたら断然安いです)、日本人観光客が大勢訪れる美味しくなく、それでいて高い中華レストランと違って、こちらは欧米人や中国人のお金持ちが集まる美味しい穴場レストランです!
2008年10月20日
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金曜日のテストも終わり、ほっとしているところです。金曜日は朝8:00から鍼灸のテスト、そして夜は日本人在校生の交流会でした。場所は正大広場の「鼎泰豊」。「鼎泰豊」は台湾のショーロンポウのお店です。日本各地にも支店があります。ここは、バンド(外灘)に面していて景色がとってもきれいです。日本人や欧米の観光客の利用も多く、サービスもいいです。お味は上品であっさりしています。でも私はちょっと雑な洗練されていない肉汁たっぷりでジューシーな「南翔小龍包」のほうが好きです。(いかにも中国って感じで)「南翔小龍包」はたしか六本木ヒルズにありますよね?私たちの学校の日本人本科生は10人前後。年齢もさまざまです。そして、普段が学校の授業が忙しいため在校生の交流はこういう場を作らないとほとんど交流はありません。授業内容やテストの話や実習の話などなど情報が少ないので大変です。先輩方がレールを引いてくれていればラクなのでしょうが、私たちの学校は先輩方もまだそれほど多くなく、本人たちも苦労してきて今現在も模索中といった感じなのでしょう、まったく情報が回ってきません。そこが、日本人留学生の私たちの弱みなんでしょうけどね。これが団結したらすごいパワーになると思うのですけど…。これからの課題です。今週末はテストも終わったので今日は久しぶりに遊びに行ってきます♪でも、また24日には「傷寒論」の中間テスト。がんばるぞ~!
2008年10月19日
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17日は鍼灸学の中間テスト。いままで1年生から3年生まで「経絡輸穴学」や「鍼灸治療学」、「鍼法灸法学」などいろいろ鍼灸関連の授業を受けてきたけれど「鍼灸学」はいままでの習ってきたものの総復習のようなすべてを網羅した科目。しかも、1~3年生までの鍼灸関連の科目は選択授業だったが、これは必修科目。聞くところによると、かなり難しいらしく去年の学生は相当な数が不合格だったとのこと。なので、ちょっとプレッシャー。中間テストは「経絡輸穴学」の内容すべて。かなり細かいところまで問題に出るそうなので、しっかり勉強しないとヤバイ!!!久しぶりにストレス感じてます・・・(-公- )ストレスと言ったらやっぱり→食!!!というわけで、なぜだか!急に!無性に!ステーキが食べたくなりアメリカ系スーパーへ行き、150元の牛肉350g(オージービーフ100g42元)買ってきました☆そういえば、昨日は急にケーキが食べたくなって夜の8時過ぎに車でわざわざ買いに行ったっけ…。あ~ストレス太りしそう(;´Д`)=з隣には100g12元の中国産ビーフもありましたが…どうしても美味しいお肉が食べたかったので…それにお店のステーキは高くて美味しくないので、家で焼き焼き♪大根おろしたっぷりの和風ステーキにしました。今まで中国で食べたお肉の中で一番美味しい牛肉でしたヽ(ゝ∀・)満足、満足!これで、金曜日のテストまで頑張れそうです。
2008年10月12日
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実は4年生になって、教室の場所が変更になった。今まで使っていた国際学院という留学生用の棟が使えなくなり、中国人本科生用の教室を改修して使っている。なぜ教室が留学生用から中国人の棟へ変更になるのか?実は留学生の人数が増えて教室が足りなくなったから・・・らしい。なんとも計画性のない話。(去年の4年生から行われている。)ということで、今年も4年生の1班、2班は中国人本科生の棟へ移動。中国人用の教室と違う点は3人掛け4人掛けの長いす(木製)&イスのセット→会議用の机とイス(クッション付き)扇風機→エアコン床、タイル→カーペットそれでも、今年は手配が悪く先生の都合がつかないとかで、2クラス合同授業が週の半分以上。そうすると改装した留学生教室では生徒が入りきらないとかで、中国人用の教室で1、2班合同授業。各クラス50人弱なので合わせると100人弱。3人掛け4人掛けの長いす(木製)&イスのセットにびっしり座ってなんとか教室に入りきるくらい。エアコンは留学生のために付けたようだが、リモコンは管理人が管理しているため授業開始の5分前にならないと付かない、だから教室が全然冷えない。しかも100人近くも生徒がいるため、教室の雰囲気もわるい。条件悪すぎ!お金儲けのために、手を抜きすぎ?ですかね?ところで、なぜ留学生用の国際学院と違って、中国人本科の棟がイヤなのかというと・トイレが汚いしマナーがない。水を流さないなんてことはしょっちゅうある。(小はもちろん大も)だから、いつもトイレのドアを開けるときはドキドキ!!!まるで運試し。それにトイレの順番も並ばない。・留学生用の教室にモノを置いておくと盗まれる可能性がある。(下校時間には教室の鍵は閉めるけど、やはり人気のないときは要注意!)・廊下に異臭が漂っている。(中国人学生、未だに毎日シャワーを浴びない人が多いため)・虫が多い。・飲料水のタンクがない。・留学生の事務所(国際学院)が遠い。(行くだけで休み時間が終わってしまう。)とくに、トイレに関してはビックリ!!!どうして、こんな基本的なことがわからないのか?と不思議でしょうがない。あぁ、ストレス!医学を勉強しているのに、衛生観念がまだまだ低すぎです。今まで、留学生用の棟で条件が良かっただけに、この差はつらいです(;´Д`)=з
2008年09月24日
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中国人本科生は5年制と7年制の2つあり、大学入試の成績によって振り分けられる。留学生は今まで5年制のみ。これが、以前日記にも書いたが今年になり、7年制への編入制度が出来た。7年制と5年制の違いは、学士か修士かという違い。(修士をとるのに、基本的には5年制卒業後、3年の修士課程をしなくてはいけないところを1年短縮の2年で取得できる。5年制卒業→病院実習1年→国家試験 7年制卒業→国家試験)それから中国の大学病院に就職する中国人たちは、基本的に7年制。(今は7年制卒業の学生じゃないと就職が難しいらしい。また、昇進にも影響するようだ。)私たち留学生には、そういった事情は関係のないことだけれど、7年制で学べるのならぜひやってみたい!と思い、夏休み前に申し込んでみた。そして、今日結果が発表になった。7年制合格者 16人名前が載ってました。よかった。でも、まだカリキュラムの詳細や、学費など、大事な事が決まっていないので実際に7年生へ編入するかどうかは考え中・・・。ただでさえ5年は長いのに。7年はね・・・。あと2年で卒業があと4年もかかるのはね・・・。いったいいくつまで勉強するんだ?いい加減働いたら?という声が聞こえてきそうです。卒業後の進路も決まってないし。前途多難です。
2008年09月11日
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さあ、おまちかねの寮のお部屋紹介です♪寮の部屋の種類は2タイプ(たぶんね)外側に面している部屋と内側に面している部屋とで造りが違うようです。ベランダが外に面している部屋Aの場合。右側がバスルーム、左にベッド。中庭にベランダが面している部屋Bの場合ドアを開けすぐ、クローゼット、左側にバスルームのドアとベッド。ベッドの前後には隙間が一切ない・・・。右側に机。反対側(廊下)から窓の外は中庭です。A、B共にバスルームの広さ、造りは同じようです部屋の広さはほとんど変わらないと思いますが、印象的にはAタイプのほうが、部屋の造り的に少し広いように思います。Bタイプのほうは、縦に長いので狭い感じがします。Bタイプには家具の配置が逆の部屋もありました。友人曰く、アルカトラス。(脱出不可能といわれたサンフランシスコ湾にある刑務所)まさに、そんな感じです。勉強するにはうってつけの環境です!寮の周りにはスーパーもご飯屋さんもコンビにもありません。(食堂は出来る予定です。いずれは購買も出来るかな?)気になる家賃は1ヶ月800元!!!(約13000円)私的には500元(約8000円)なら誰か住むかも?と思いましたが。私なら300元(約5000円)だったら住んでもいいかな~?でも迷うな~。ていうか、ありえないでしょ?周りの環境が!!!大学までは送迎バスが出るそうですが、このままじゃ誰も住まないのでは?車がないと通えませんね。内装はほぼ終わったそうですが、今はまだ工事中。10月に出来上がる予定だそうです。まあ、いずれ留学生は全部こちらに移して、隣にある建物を使って授業をするという噂を聞きました。あくまでも噂ですが。ある意味隔離???今、留学生がすごく増えていて(特に韓国人)教室が足りない!という現状もあるようです。これで、これから来る韓国人の留学生の皆さんは外に遊びに行く事も、学校をサボる事も少なくなり、勉強に専念できますね^m^ ご愁傷様!
2008年08月29日
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今日で1ヶ月の病院実習も終了しました。といっても、私たちの指導医師は水曜日から出張&旅行だったので、水曜日~他のクラスメイトより一足お先にお休みいただいちゃいましたが。 みてるふり~( ´∀`) 一著前に白衣なんて着てるのでよく医師に間違われました…処方できませんが何か!?来週1週間は準備期間で履修申請をしたり、学費を払ったり。8日から新学期が始まります。今日は新しい寮について紹介したいと思います!今までの寮は学校の敷地の向側にあり、私たちの使っている国際学院から徒歩15分程度のところにあります。留学生はキッチンつきの部屋1棟、キッチンなしの部屋2棟を使用していたのですが、中国的ないろいろな理由により、6月以降キッチンなしの部屋1棟のみになってしまい、多くの留学生が強制退去。外に住まなければいけなくなりました!!!そして、学校から少し離れたところに新入生用の寮を作るという話は聞いていたのですが・・・ほぼ出来上がったということで見てきました♪学校を出発し車で走る事20分~30分。住宅がありません、街もありません道の左右には工場が立ち並んでいます。まだ、出来上がってません・・・建物の中に入って見ました!中庭?らしきスペースこちらは廊下写真はありませんが食堂もありました。今日はここまで!部屋の中は・・・次回紹介しますね♪
2008年08月29日
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前日の日記に病院実習の内容をちょこっと書きましたが、今日も病院実習の話。私たちは今回、東方病院で1ヶ月の実習をしています。こちらの病院は、浦東地区では1位上海でも上位に入る設備の整った病院です。この3階に中医科(中医内科、中医外科、鍼灸科、推拿科など)があります。私たちは中医内科の外来で1ヶ月お世話になることになりました。夏の実習は各病院4~10人位の受け入れになっていて、配属先の病院でやる事も異なっています。(他のクラスメイトは病棟と外来半分ずつだったり。)東方病院は西医ではトップクラスですが、中医はそれほどメジャーではありません。なので、患者さんは一人の医師につき一日20~30人。(夏場は暑いので患者さんが特に少ないそうです。)中医内科外来は、4人の医師が担当しています。それぞれ二人ずつ一人の医師に付いて1ヶ月実習をします。患者さんが少ない分診察に時間をかけることが出来、私たちにもちゃんと説明をしてくれます。今までの実習の中で一番指導医師の対応が良いです。私たちの指導医師は代々師匠の経験に基づいた秘法を受け継いでいる今では珍しい中医師だそうです。特に、古典の考えを大切にし、治療に生かしています。ただ私たちがまだ大学で古典を勉強していないので詳しく踏み込んで説明できないと残念がっていました。色々な秘法を持っているようで、代々受け継いだ秘法の書いてある書をいくつかこっそりと見せてくれました。また、学校の教科書には載っていない方剤の飲み方や、生薬の組み合わせ方、理論などなど、ちょっとだけですが教えてくれました。やはり、中医は経験に基づいた伝統医学ですから大学で学んだだけでは修得できないと思います。ただ、最近は大学出身の医師がほとんどで、老中医といわれる人たちも少なくなり、その秘法や秘技を受け継ぐ人たちがいなくなっているそうです。また、中医に対する国の姿勢や考え、学ぶ人の考えも変わってきているため、秘法や秘技を受け継いでいくことが難しいようです。私の指導医師も弟子はいるけれど、すべての秘法や秘技を教えるつもりはない「自分の代で最後」と言っていました。本当に残念な事です。でも、私たちのレベルが卒業時に先生の満足のいくものであれば、弟子にしてくれると嬉しいお言葉を頂きました。期待を裏切らないように頑張らねば!!!それに実習残りの1週間、先生の秘法や秘技を教えてもらうように頑張ろう^m^
2008年08月23日
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もうすぐビザの期限が切れます。パスポートの期限が来年の1月で切れるため、パスポート期限の6ヶ月にビザの期限が切れるようになってます。なので、更新しなくてはいけないのですが・・・手続きがやたら面倒!!!まず、半年残っているパスポートを新しいパスポートに更新しなくてはいけません。(写真と費用1070元、所要日数5営業日)パスポートを受け取ったら、派出所で「臨時居留証」を再度取得し直さなければいけません。(引越しの際に手続きしたのですが、パスポートナンバーが変わるため手続きしなおさなければならないとのこと)必要なものはパスポート、大家さんの身分証明書と賃貸物件証明書、賃貸契約書、マンション管理会社の証明書。派出所でもらった「臨時居留証」を持って大学の事務所で「紹介書」を受け取ります。臨時居留書とそのコピー、新旧パスポート、学校からの紹介書、写真(ビザ用2枚と居留許可証用1枚)を持って入国管理局へ。(1年/費用400元)で、いつも入国管理局がスッゴク混んでる!前回は居留証明書変更のために2時間待って3分で終わり。入学当時、パスポート期限に問題のない人たちは5年間のビザを取得しています。ただ、パスポートの期限が途中で切れてしまう人たちは、1年ごとに更新しなくてはいけません。(入管が厳しくなったようで、今は最長1年のビザしかくれません。)中国ではこういった手続きや決まりは突然変更になったりするので要注意です。
2008年08月18日
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