1
手作りの生酵素 秋篇です。徳島の山あいに住む酵素作りの 師匠から材料が届きました。まずは天然の色を楽しみながらじゃぶじゃぶ洗う。秋の材料は 主に 根菜、果物、実のもの、穀類など50種類。全量5キロ。くちなしの実、カラスウリ、菊芋、ハヤトウリ、ムカゴ、アケビ、かりん、ザクロなどなど。豆類や玄米など穀類はひと晩水につけておく。まず それぞれを小さく小さく切る。秋の材料は切るのがたいへん。 仕込みを始めます。材料 5キロに対し白砂糖が5.5キロ。順番に重ねていきます。材料、白砂糖、昆布の粉末を繰り返して積み上げていく。異常発酵を抑えてくれるのが白砂糖。その浸透圧で水分が引き出されて 微生物たちの餌になります。この酵素が 白砂糖を害のない糖質に分解してくれます。翌朝、早くも たっぷんたっぷんと液が上がってきています。1日1回底からまぜ返し1週間後に濾して完成です。ワインボトルに6本とれる予定です。
2024.11.27
閲覧総数 79
2
今週の番組ゲストは、<オフィスKA・HO・RU>を主宰している 兼古カホルさんでした。 11月25日に開かれる『ウイーンのピアノデュオ:クトロヴァッツ』の 関西公演を企画。主催者として、もっか大車輪で準備中です。 クトロヴァッツのコンサートを関西でも聴きたい、との思いが高じて 誰もやらないならば、私が実現させなくっちゃ、と クトロヴァッツに会うため、昨年は山中湖音楽祭に、 今年は東京サントリーホールまで。 ♪ 惚れてかよえば千里も一里~~♪ チントンシャン・・ カホルさんの熱き心がクトロヴァッツに通じて、 関西公演が実現しました。 『オフィス・KA・HO・RU』もそのために立ち上げてしまった、と あっけらかんのカホルさんの目はキラキラ! これまで100回以上の来日公演をし、すっかり親日派の おふたり、実は兄弟です。 ピアノデユオならではの色彩感あふれる音や、 呼吸感にのめりこんだカホルさんは ご自分も部屋に二台のグランドピアノを入れて デユオを楽しんでいらっしゃる、とのこと。 ただし、家族は狭くなった部屋をカニさん歩きしています、 と、とってもたのしそう。 私もピアノデュオ、大好きです。 以前、新進演奏家の若い女性2人のデユオ演奏を聴きにいきました。 聴いている観客以上に、2人がそれは楽しそうに 息を合わせながら演奏している様子を見て、 感動で涙が出そうになりました。 デユオバンザイです。 関西公演の詳細は以下です。 ≪ウィーン・ピアノデュオ・クトロヴァッツ≫ 日時:2011年11月25日(金)19:00開演(18:30開場) 場所:川西市 みつなかホール 全席自由 3800円(当日 4000円) 曲目(予定) モーツァルト/グリーグ 2台のピアノのためのソナタ ハ長調KV.545 ブラームス ハンガリー舞曲集より(セレクション) リスト ハンガリー狂詩曲 第2番 ピアソラ (山本京子編曲) ブエノスアイレスの四季より 鮫 天使のミロンガ ミケランジェロ’70 アディオスノニーノ デカリシモ オブリヴィオン リベルタンゴ くわしくはこちらのホームページから
2011.11.03
閲覧総数 49
3
コーラスで今練習している曲『春』は、3部合唱。 8分の12のリズムや転調で苦労していますが、 うつくしい詩とメロディは心が洗われます。 メゾソプラノなので、ピアノの高音部の歪みは なんとか我慢しながら、3部のハモリを楽しんでいます。 春 新川和江 作詞 信長貴富 作曲 私はもう悲しむまい アケビも藤も槻木も みんな忘れずに芽を吹き出した朝 恵みの春だもの 私はもう悲しむまい 楓もやつでもどうだんも 親しいものがいちどきに訪れた 恵みの春だもの それにもましてこれはどうであろう 寒い冬の日に伐りたおされてよこになったままの 銀杏の幹から零れるように 芽を吹いたこのあおいものは あぁ人よ かの樹木らの偉大なる生存力をたたえよう すべてが息を吹き返した恵みの春に涙を流そう 過ぎ去った陰惨な冬の苦しみはもう言うまい 地上は明るい輝きに満ちた春の朝だ 私はもう悲しむまい 楓もアケビもヤツデも藤もどうだんも 親しいものが訪れた 輝かしい恵みの春だもの 人よ 私は雌鳥のような理屈抜きの情熱で抱きしめる 希望と親愛のたまごを抱きしめる 緑の影に胸を高鳴らせ、心ふるわせ 私はたまごを抱きしめる みんな忘れずに芽を吹き出した朝 恵みの春だもの
2013.03.21
閲覧総数 20472
4
学生時代の友人kazukoさんが22日に大阪に来ると連絡があり、 心待ちにしていた日曜日、約2年ぶりの再会を喜び合いました。 彼女は箱根の南、緑あふれる函南町の高台にすみ、 365日、霊峰富士山をながめながら暮らしています。 ひとしきりおしゃべりをし、はい、これ、と差し出された箱。 中から出てきたのは、お連れ合いさんが作ってくださった こんなにキュートなプレゼント。 すばらしい木工の作品です。 パズルと犬2匹と象さん。 それも、ひとひねりもふたひねりもある作品です。 幅広いご趣味をお持ちのお連れ合いさん、中でも木工の腕前は 玄人はだし、とそのブログを拝見して http://shinshu.fm/MHz/77.99/a09010/ いつもため息をついていましたがまさか私がいただけるとは・・・ この子達、今、私の部屋にいます。 木の匂い、木の感触に癒されまくりです。 さてこの象クン、 くるりと向きを変えると、なんとライオンに変身!! つまり、うら、おもてで、象になったりライオンになったり。 この 木組みのパズルも、バラして、立体の建物に 組み立てられるのよ、とのこと。 じっくり取り組まなければ。 しかもパズルの入っている箱は、一枚板をくりぬいたものだそう。 そしてこんなミニチュアサイズのわんちゃんも・・・ おなかの下に2匹の子犬が・・ こちらは背中とおなかにおちびちゃんが・・・ 変哲ない木切れに命が吹き込まれて、お連れ合いさんは 平成のゼペット爺さん!! 美しい曲線や、ものすごく細かな細工を、きっと木の粉を当たりにまきながら 根をつめて作ってくださったことと、その製作現場を想像したりしています。 箱根から箕面にやってきてくれてありがとう!と万歳気分です。 最高の宝物です! そして、もうひとつのうれしい出会いが。 kazukoさんが引き合わせてくれたあたらしい友人、 fumikoさんとの出会いも、お互いの共通の知人がいることがわかったり 偶然とはいえ、何かの縁がむすびあわせてくれたもの、と 喜びがいちどきにどどっと押し寄せたような1日となりました。 もう、余生、といえる年齢になったけれど、 これからもまだまだ素敵なものや人たちにめぐり会えるかも、と ここのところ落ち込みがちだったきもちを、 ちょっぴり奮い立たせることが出来ました。 kazukoさん、fumikoさん、本当にありがとう!
2012.04.25
閲覧総数 167
5
手作りの生酵素 秋篇です。徳島の山あいに住む酵素作りの 師匠から材料が届きました。まずは天然の色を楽しみながらじゃぶじゃぶ洗う。秋の材料は 主に 根菜、果物、実のもの、穀類など50種類。全量5キロ。くちなしの実、カラスウリ、菊芋、ハヤトウリ、ムカゴ、アケビ、かりん、ザクロなどなど。豆類や玄米など穀類はひと晩水につけておく。まず それぞれを小さく小さく切る。秋の材料は切るのがたいへん。 仕込みを始めます。材料 5キロに対し白砂糖が5.5キロ。順番に重ねていきます。材料、白砂糖、昆布の粉末を繰り返して積み上げていく。異常発酵を抑えてくれるのが白砂糖。その浸透圧で水分が引き出されて 微生物たちの餌になります。この酵素が 白砂糖を害のない糖質に分解してくれます。翌朝、早くも たっぷんたっぷんと液が上がってきています。1日1回底からよくまぜて、1週間後に濾して完成です。ワインボトルに6本とれる予定です。
2024.11.27
閲覧総数 11
6
1年前、 40ℓの大きな容器を車に積み込んで 初体験にワクワクしながら、明石海峡大橋を渡って 徳島に凱旋、師匠に教わりながら酵素液を作って 意気揚々と帰ってきました。 http://plaza.rakuten.co.jp/minohmadam071102/diary/201305010000/ 残念ながら今年は時間がとれず、 10キロの野草を漬け込んだものを送ってもらいました。 野草は土も水も空気もきれいな、徳島の山の麓で採取、 洗うのは井戸水。 都会では手に入らないものばかりです。 ずしっと 重い 全工程の1/3まで仕込んであるので、あとは私の手で 完成させます。 春いちばんの新芽の成長点は、活動が特に活発で、 爆発的な力を持っているのです、と去年師匠に教わりました。 採取して3時間以内に仕込みをしなければいけないはそのためです。 だからエネルギーに満ち溢れた 酵素液ができるのですね。 ビニール袋を何重にもかさねて梱包され、クール便で送られてきた野草を 40ℓ入りのポリ容器に移して、いよいよ自分の手で 仕込んでいきます。 混ぜ込むのは、砂糖と国産天然昆布の液体。 山のものと海のもの。 そして混ぜ込むときには、必ず自分の手で混ぜる。 ここがミソです。 人は必ず自分自身の常在菌を持っています。 自分の常在菌を培養して作ることで、 世界でひとつだけの、自分にあった『my 酵素液』が出来上がります。 毎日かき混ぜて、ちょうど1週間がたちました。 今日、ザルにうつしました。 ただいまドリップ中。 そんなに水分があるとは思えない野草から、 ポタポタとエキスが容器にしたたり落ちています。 春は心身ともに不調に陥りやすいのです。私。 酵素様におすがりして乗り切るのっ。
2014.04.24
閲覧総数 9
7
床の張替えにつき、カップボードの中のものを移動させていて、 奥のほうから出てきた年代モノのコニャック・ナポレオン2本。 息子と娘が産まれたのを記念して、海外にいたオットが それぞれの年に買ってきたのです。 当時としては超高級のお酒だったでしょう。 40年以上前は1ドル360円ぐらいだったでしょうし。 蝋がたれているのは、毎年お誕生日に、キャンドルを立てて お祝いしたから。 だから未開封なのです。 何もナポレオンに蝋燭を立てなくてもいいのにね。 もしかしてウン10万なんてプレミアムでもついていたら・・ と妄想がアタマをよぎります。 きっとコルクはボロボロ状態でしょうが、 中のお酒は芳香を放っているはず。 こんど息子と娘に渡してやらねば。 そういえば、30年前のヘネシーXOも、開けたらコルクが ボロボロで中に落ちたのを、紅茶漉しで漉して、 なんと私はお料理に使ってしまったのです。 ブランデーが切れていたので。 後日、酒好きの兄が来宅したとき、オットと うまいうまいと紅茶漉し器でコルクを除けながら 飲んでいましたわ。 ヘネシーを料理に使った顛末のブログは下記です。http://plaza.rakuten.co.jp/minohmadam071102/diary/201012290000/comment/write/ 今夜のメニューは鰹のたたき・カボチャの煮物・ 収穫野菜の壬生菜と揚げをたっぷりのお出汁で炊いたもの。 夫婦そろって風邪気味です。 三寒四温ですからね。 みなさまもお風邪に気をつけてお過ごしください。
2013.03.04
閲覧総数 1975
8
阪急嵐山線の上桂駅から歩いて5分の 青山記念音楽堂、バロックザールで、 香取由夏さんのピアノリサイタルを聴きました。 由夏さんのプロフィール、演奏曲目は以下のURLで。 http://kyoto-artbox.jp/event/18811/ ウイーン在住12年目、コンサートの2日前に、 ウイーンから帰国したばかりで、青山音楽賞がかかったコンサートに チャレンジした由夏さんの演奏は堂々たるものでした。 明日の私の番組にゲスト出演して下さいます。 みのおFM 81.6Mhz 午後3:00~4:00 再放送 午後9:00~10:00 インターネットでも聴くことができます。 http://fm.minoh.net/ ぜひお聴き下さい。
2014.04.15
閲覧総数 193
9
昨日の番組のゲストは、旧姓石田治子さん(現在は岡本姓)。 NHKの連続TVドラマ『てるてる家族』でおなじみ、 石田家の4姉妹のご長女で 箕面にお住まいです。 1968年、大学4年生のときにグルノーブルオリンピックで フィギュアスケートの日本代表として出場したことや 結婚後もコーチとして日本のトップスケーターを育てて きたこと、 来年2月のソチオリンピックの有力候補、宮原知子(さとこ)さんの コーチとして、今追い込みをかけている話など 興味津々のエピソードをたっぷりと聞かせていただきました。 笑顔がステキ。すぐにお友達になってしまいそうな あたたかいお人柄が伝わってきて、本番もリラックスムード。 妹にあたるいしだあゆみさんやなかにし礼さん(妹のゆりさんの夫) の話などもしてくださり、楽しい1時間を過ごしました。 治子さんが力を入れている高校1年生の宮原知子(さとこ)さんから 目が離せません。 これから冬にかけて、女子フィギュアの試合が目白押しです。 ソチへの道が開けるかどうか。 オリンピックの女子フィギュア出場枠は3人です。 再放送は、25日、日曜日、夕方5時からです。 石田治子さん(現在岡本治子さん)とのトークを インターネットラジオでぜひお聞き下さいね。 こちらからどうぞ。 ↓ http://fm.minoh.net/
2013.08.22
閲覧総数 12726
10
今日の番組ゲストです。≪ニーノ&ゴーゴー≫のお二人。 ウクレレの新納悠記(にいのゆうき)と ギターの伍々慧(ごごさとし)による 次世代若手インストゥルメンタルデュオ。 スタジオライブで演奏もしてくれます。 みのおFM816でインターネット放送もお楽しみください。 午後3時~4時・・・生放送 午後9時~ 再放送 <以下 チラシより転載> 従来のウクレレのイメージを覆すアグレッシブな演奏を 繰り広げる新納悠記と、アコースティックギターの可能性を 最大限に生かしたギタープレイスタイルの伍々慧。 2人の演奏は、ウクレレとギターだけとは思えない 広がりを見せるカラフルなサウンド。 それぞれの個性が活きたキャッチーなオリジナルチューン、 スパイスの効いたカヴァーセンス、 そしてポップなライブパフォーマンスは多くの人を魅了してやまない。 PROFILE 新納悠記 - Yuki Niino1989年、兵庫生まれ。2009年、20 歳の時にウクレレと出会い、同年行われた「第5回ジ・ウクレレコンテスト」で6年連続でグラミー賞を授賞しているダニエル・ホーら審査員から全員一致で大賞を受賞。2010年ハワイ・オアフ島で行われた「Ukulele Picnic In Hawaii」に、サザンオールスターズのベーシスト関口和之らと出演。同年、世界的ウクレレプレーヤー、ジェイク・シマブクロを審査員に迎えて行われた「Let's Play Ukulele Contest」にてグランプリ受賞。2010年ジェイクの東京公演でオープニングアクトを務め、ジェイク本人からもそのパフォーマンスを絶賛された。 伍々慧 - Satoshi Gogo1988年、大阪生まれ。12歳でギターを手にし、15歳の時に「モーリス・フィンガーピッキング・コンテスト2004」最優秀賞含む主要4部門を受賞(最年少記録)。16歳でプロデビュー、以降ソロアルバム2枚、コラボレーションシングルをリリース。CHAGE and ASKA、佐藤竹善氏(SING LIKE TALKING)、南こうせつ氏など様々なジャンルの著名ミュージシャンとの共演やレコーディングを経験。その存在感のあるギタープレイが絶賛された。2011年、5年振りのソロギターアルバム「SONGS IN POCKET」を発表。テレビやラジオで楽曲が使用され、そのサウンドが身近に。様々な感情や情景を想起させるメロディと音色は各方面から高い評価を得ている。
2012.02.15
閲覧総数 23
11
信州白馬村に来ています。8月は、1ヶ月だけ伊丹ー松本間を飛ぶ✈️JAL便を利用します。。1時間弱で松本空港に着いたらシャトルタクシーで白馬村に向かいます。あぁ・・白馬村もやっぱり暑い💦室温30℃。すべての窓を全開して熱気を追い出す。蛇口から出る水が冷たいのにホッとする。ここは北アルプスの麓。気の遠くなるほどの時間をかけて水中にしみこんだ、滋味たっぷりの水が自然ろ過されて蛇口からでてくる水は天然のミネラルウォーター。まずコップ一杯の水をゴクゴク。ここではcoffeeもお茶もお味噌汁も白馬ブランドとなります。すぐ後ろを流れる平川に行ってみましょう。 なんとイワナがたくさん泳いでる。去年の夏、岩魚の掴み取りイベントをやっていたので、生き残ったイワナちゃんたち?( instaに動画up )カワラハハコ草は今が摘みどきです。 腕いっぱいに摘んだミント色の 小花。 特徴はドライフラワーのように からりとしていること。 帰ったら仕事の相棒あさちゃんと リース作りをするのが楽しみョ🥰 R148を小谷村・道の駅に向かって いて、『 眺望の郷 』の標識が 目に止まり行ってみる。 ガードレールもない細い山道を 6キロ走ること15分、標高1000m になんとキャンプサイトが。 〈 天空の秘境 〉の文字。 ヘビに注意、とも。 車を停めて細い道を進むと年季の 入った樹木群に圧倒されます。 足元にはキンミズヒキ。 眼下には小谷村の集落や段々畑、 遠くスキー場のゲレンデも幾筋か 見えて、ヤッホー。遠景は北アルプスの峰。早朝は雲海が楽しめそうです。コナラの巨木にかわいいどんぐりもたくさん。栗の木の下に、いがぐり坊主が転がっていたので連れて帰りました。夫が庭に植えたくるみの木は、いまだ実がならず。2〜3個みつけたのはブローチにできるほどのミニミニサイズ。 一緒に記念撮影。ドライバー兼ポーター兼料理人はムスコ。便利使いさせてもらっとります。台風列島縦断のニュースを聞いて予定を早めて帰ります。高床式の築50年の山小屋はデッキまでの階段8段を上がるのが老体に厳しく、今後ますます介助が必要となりましょう。各地で台風の被害が出ないことを祈りつつ・・
2024.08.25
閲覧総数 259
12
今年も秋の文楽を楽しみました。今回は〈仮名手本 忠臣蔵 〉久々の通し 狂言、夜の部 、5段目から7段目です。 七段目一力茶屋の段、 鶴澤燕三さんの冴えのある三味線 と語りの呂勢太夫さん、・ 人形遣いがひとつになって、 舞台はクライマックスへと。 終わって劇場をあとにしたのが 午後8時半。 急ぎ足で日本橋駅に向かいました。 11月半ば を過ぎても夜風が 心地よいとは、何ということで しょう。 🍁🍁🍁 以前、FMにゲスト出演してくださった燕三さんのエピソード。お父様の仕事の赴任で幼少期をハワイで過ごした 帰国子女。ハワイの日本人学校がつまらなくて姉弟と一緒にクーデターを起こして現地の学校に転校。最初に出会った 楽器が ウクレレ 。仲間とウクレレバンドも組んで楽しんだ小学校時代。帰国後は生まれ育った 湘南で過ごし地元 葉山の御霊神社のお祭りでお囃子の横笛と出会い奏者に応募。耳で覚えて 太鼓まで叩けるように。レッドツェッペリン・ビートルズ・クイーン・イーグルス・トム ウェイツなどにもハマったロック 少年は、高校3年生の12月、NHK 教育番組で今度は三味線に出会います。大学受験より三味線の世界を選んだ 燕三さん。当時ご両親は香港に赴任、姉弟だけで葉山で生活していた時に姉が『大学ばかりが能じゃないよ』と、さっさと鎌倉の小町通りにある三味線屋に行って三味線一式買ってくれた。 ******伝統芸能の世界でいまや『切場』→(物語のクライマックス)でなくてはならない重鎮の鶴澤燕三さんの、予想外の人生の展開が楽しすぎます。そういえばNHK の英語トーク番組で燕三さんが英語で文楽の案内もしていたとか。多才すぎる燕三さんを楽しむために長生きしなくっちゃ。妻の杉江みどりさんは切り絵作家。文楽をテーマにした切り絵作品も素晴らしいです。
2024.11.24
閲覧総数 103
13
叔母や従妹たちと食事をしたのは、 梅田・ハービスエントの5Fダイニングフロアの 和食レストラン『gazebo 北浜』 何と、ここのオーナーが親戚筋だったと聞いてびっくり。 関西の食材とお酒にこだわり、 地産地消のメニューでもてなしてくれる うれしいお店です。 オトナが静かに談笑しながら ゆっくりと食事をするのにふさわしい、 落ち着いた雰囲気の、オトナなお店です。 思い出しながらメニューを書いてみます。 一品、撮りわすれて、思い出せません。 胡麻豆腐に生ウニ 焼茄子の胡麻味噌 アスパラの生ハム巻 サツマイモの甘煮 鯛、ハマチ、鮪のお刺身 多分、鱧のお吸い物? 牛ひれ肉の炭火焼 それぞれがテーブルコンロで焼く予定だったのですが、 あっという間に煙がモウモウと出て取りやめ。 厨房で焼いてもらいました。 3月にオープンしたばかりで、まだ試運転期間? 身内でよかったね、と胸をなでおろす。 gazeboの天ぷらは一味違います。 難波ねぎを太刀魚で巻いたもの、 蓬、南瓜。 天ぷらをカラッ、カリッと揚げるには 小麦粉に,5パーセントぐらいの浮き粉を 混ぜたらいいですよ、とワンポイントアドバイス いただきました。ほんっと、おいしかった! 握りずしは、トロの炙り、帆立貝柱、筍。 ネタの新鮮なのはもちろん、 お米にこだわっているのがはっきりわかる おいしさでした。特筆です。 フルーツ盛り合わせで〆ました。 食事の間じゅう、いちばんよく笑っていたのは 叔母です。 笑いのスイッチが常時ONになっているのかしら。 わらいは移るので、周りが明るくなって これぞ省エネでした。 叔母はオン歳81歳。 どう見ても私と同年代にしか見えない、 ヤングオールドです。 骨折して足首にボルトを入れているのに ほいほいと歩き回り、こちらがヒヤヒヤ。 田辺聖子さんの本『猫も杓子も』に ≪人間のトシなんて、主観的なものなんだ。 猫も杓子も、同じように一つずつ、 トシをとるなんてものじゃない。≫ という一節があります。 言えてる!!
2011.05.13
閲覧総数 106
14
7月の終わり、飯綱高原の峠を車で走行中、山の中で出会ったミラクルな出来ごと、先日のラジオ番組でレポートしましたが、もう少しおはなししますね。 山道走行中、突如現れたメルヘンの世界!!ン??一体ここは??車から下りてこっそり近づいてみると・・・ 畑の手入れをなさっていた男性がどうぞ、と声をかけてくださり、建物の周りをあっちこっち拝見することに。『20年まえ、まだ現役時代に、高原の暮らしに憧れて元農家を購入。牛小屋や農機具小屋もあって。新潟の上越市の自宅から通い続けて、20年家を作り続けています。家造りはまだ終わっていません』とのことでした。もしかして長野のガウディさま?母屋には、少年が机に向かって一心に絵を描いていました。小6の拓也クンです。さきほどの男性はおじいちゃんです。そしておばあちゃんと、拓也くんのお母さん。同行の我空さん共々興奮しまくってあっちのたてもの、こっちのハウスを見学。小川が敷地の中を流れてる!!ドーパミン噴出!!上越市の自宅から週末を利用して泊まりに来ているとのこと。冬は温かいので特に気に入っているツリー ハウス。この階段を上がるとそこはステキなリビングルームです。サウナルームまであるのです。おじいちゃんが案内してくださった。焼けた石に水をかけるとたちまち部屋が蒸気で蒸風呂に。汗が吹き出たら、隣の水風呂にドボン。覆いを取って、手を浸したら、冷たっ!!キッチンです。4口のコンロ、オーブンも完備。拓也くんの壁画曲線がホッと優しいメルヘンのおうちは、イタリアの片田舎・。アルベロベッロのイメージだとか。自宅の上越市で、おばあちゃんの智佳子さんが洋菓子の店『くるみぼーる』の委託販売をしているので、2年後にはここにお菓子屋さんの店舗を完成させるのが目下の目標です、とのことです。森の中のメルヘンな洋菓子屋さん、楽しみです!!!拓也くんの思いです。↓その希少な才能を伸ばすため、メルヘンの世界を整えて、のびのびと創作活動に打ち込めるように、とのご家族の思いがつたわってきました。"純粋で不思議な、小学生とは思えない発想のストーリー"に惹き込まれます。放送を聴いてくださったたくさんの方たちから、メッセージが届きました。そして、さっそく拓也さんの本をぜひ読みたい、と何件かメールも届いています。 拓也さんの本は一冊 ¥250 です。 取り扱いは下記です。 新潟アール・ブリュット・サポ ートセンター・「ふふふのお店」 ☏025-530-7264 芸術活動に取り組む障害者やその 家族、支援者に対する支援を推進 する組織です。 拓也さんのアート活動専用の アドレス takuya_art_brut@outlook.jp
2022.08.13
閲覧総数 3968
15
鶯ボールにこだわって、調べましたよ。しつこくネ。何と、植垣米菓の歴史は、1907年(明治40年)に溯ります。神戸の地で創業しました。100年を越えて続いている優良企業とは。あ~びっくり!創業者は植垣与市右衛門さん。ご立派なお名前です。ちなみに現在の社長さんは、植垣清貴さん。親から子へ、子から孫へ、孫から・・と代々続いている、というのは健全でいいですね。鶯ボールは1930年(昭和5年)に初めてつくられました。来年でなんと80年の歴史ですね。何かキャンペーンでもするかしら?ワクワク・・・(期待) <なんでホーホケキョ?>の疑問は私だけではないはず。載っていましたよ。『商品名と「ホーホケキョ!」とうぐいすが鳴くサウンドロゴの由来は、その形が梅のつぼみに似ているところから、梅に鴬の発想で命名された登録商標名とそれをストレートにCMに表現したものです』・・だそうです。ここでもう一度、andante-desse さんの2/15の写真をごらんください。独特の形状は、油揚げの過程で自然にできる形ですって。偶然の産物でしょうかしら??『原材料にもち米、小麦粉、砂糖、食用油、食塩のみを使用し、合成着色料、合成甘味料を一切使わない昔ながらのお菓子です』というのもうれしいですね。 そして、写真は、鶯ボールのかりんちゃん人形(兄)です。 全長:約33cm 頭周り:約53.5cm ※かりんちゃん・こりんちゃんの秘密シート付きで 1,575円(税込) 妹のこりんちゃんは、ストラップ人形です。 全長:約10cmで、525円(税込) 銀河系の彼方、うぐいす星雲のα星で生まれ、 星間飛行の途中宇宙船の故障で地球に不時着。 マイナスイオン水の波動に導かれて植垣米菓にやってきたんですって。 andante- desseさんのもどき写真から、たっぷりと遊ばせていただきました。 皆さんも、なつかしく思い出してくださって、 嬉しいです。 感謝!!
2009.02.21
閲覧総数 1140
16
墨彩画の下谷一条さんの門下の新春展に友人も出品しているので、茨木市の一条先生のアートサロンに出かけました。今日の眼福その2です。 薔薇の花と鳥、ボタンの花、どちらも 友人の作品です。 墨と彩色のコントラストすばらしいなぁ・・と 離れたり近寄ったり、何度も眺めます。 水墨画も墨彩画も、下絵を描かずに、 一気に筆を運ぶのだとか。 心のありようが、筆に全部伝わって 作品に表現されるのでしょうね。 虎ノ屏風は、一条先生の作品。 今にもこちらに飛び出してきそうな 力強い筆使い。 なぜか、落語の「抜け雀」や「動物園」を つい思い出してしまいました。 今年の阪神タイガースも、これぐらい、 勇壮に暴れまくって欲しいですね。 下谷一条さんはアンリ人形のコレクターとしても 知られています。 大小50点のアンリ人形も拝見して、ため息をついてきました。 またの機会に、ご紹介させていただきます。 眼福々々の日曜日!
2010.03.07
閲覧総数 290
17
11月6日 奈良国立博物館で開かれていた『正倉院展』で 正倉院の宝物のひとつ、『漆胡瓶』(しっこへい)を見ました。 高さ41.3cm 胴径 18.9cm 聖武天皇愛用の ペルシャ風の漆の水差しです。 注ぎ口はとりの頭のよう。首から胴にかけてのふくらみが すばらしい。 黒うるしの上に、鳥獣、花鳥、雲などの図柄が銀の薄板で 張り付いている?ように見えます。 この器はどのようにして作られたのか? エックス線で解明した解説によると、 細長く切った薄板を積み重ねるか巻き上げて作られたとのこと。 今から1500年ほども昔の芸術家に脱帽です。 そして時代を超えて、保存に情熱をかたむけてきた人たちにも脱帽です。 感謝しかありません。 博物館内のコーナーでお抹茶をいただいて帰りました。
2016.11.26
閲覧総数 347
18
2017年、第一回目の番組ゲスト、橋爪恵梨香さんと スタジオでとても楽しい1時間を過ごしました。 楽壇最高の登竜門として知られる<日本音楽コンクール> オーボエ部門で、みごと第一位&岩谷賞を受賞した恵梨香さん。 ドイツのカールスルーエ音楽大学大学院で更に磨きをかけて おととし帰国、社会人となり、いろんな壁にぶつかりながらの快挙に拍手です! とっても華奢で可愛らしいお嬢さん。 本選のステージではきっと一回りおおきな存在感で 聴衆を魅了したことでしょうね。 予選から勝ち抜いて本選では緊張したのかと思いきや、 「もうここまで来たらいい、早く終わってビールでも飲みたいわ」 って開き直って、リラックスしたんですって。 新聞に掲載されていた講評で、審査員の一人、宮本文昭さんが 『大人な音楽家であることを十二分に表現する魅力的な演奏』と コメントしています。 オーボエもスタジオに持ってきていただきました。 間近に見るのは初めて。木管の素材ははグラナディラ、という 黒檀に似た、堅い木だそうです。 吹き口にリードを差し込んで音をだしますが、 リードの素材は川辺に生えている葦。 削った2枚のリードを 細い金属管に糸で巻きつける作業も 大切な仕事だそうです。 金属管の先にはコルクを接続し、本体に差し込みます。 なぁるほど・・ 演奏活動と音楽教室で教えるのが目下の仕事。 2月4日土曜日には、大阪、大国町の「ドイツビアハウス・ハンブルグ」で 恵梨香さん達6人のライブがあります。 クラシックのレパートリーだけでなく、ボサノバなども 聞いていただきます、とのこと。ぜひ聞いてみたいです。 お喋りの合間にかける音楽は恵梨香さんに選曲してもらいました。 クララ・シューマン: 3つのロマンス・オーボエとピアノのための作品第1楽章 星野源: 恋 トム・ジョビン: 想いあふれて これから世界に羽ばたくオーボエ奏者、橋爪恵梨香さんに 大きなエールを!! MBSの<情熱大陸>で恵梨香さんを取り上げてくれないかしら。
2017.01.05
閲覧総数 1705