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昨日14日、宮中で歌会始の儀が行われているころ、
ここ箕面でも、お初釜のお茶会で、点初めが行われました。
なんてニュース原稿っぽく。
お稽古に通ってまだ日も浅く、
皆さんの足手まといは承知の上ですが
お初釜の、改まった雰囲気の中にも
和やかな空気に肩の力も抜けて
楽しい1日を過ごしました。
前の日は、箪笥から着物、帯などどさっと下ろし、
鏡の前であれやらコレやら
手当たり次第に着ては脱ぎ着ては脱ぎ、
帯を結ぶ練習をし・・と、足元は
泥棒サマが入ったような散らかり具合。
そして、当日朝、着物姿も何とかサマになったところで
オットに写真を撮ってもらい、イザ出陣!
お軸や置物など、新年を寿ぐしつらいもうれしく、
初炭点前が始まりました。
羽箒で炉を掃いたり、濡れ灰をまき
埋火をかきたてて炭をつぎ、新年の炉を整えるさまは
まことに美しい所作で、見ていて血が滾る思いです。
炭がはじけてオレンジ色の火花が炉の上に一瞬のぼり、
かけられた釜から湯の沸く音が聞こえ始めます。
これが松風の音?
とろりと練られた深緑色のお濃茶を
回し飲みして、今年もなにとぞよろしく、と
ご挨拶を交わして、また1日、
恙無くすごすことができたことに感謝々々でした。
山本兼一の『利休にたずねよ』と
宮尾登美子の「 松風の家』を
もう一度読もう!
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