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今年も京都南座の吉例顔見世で
1年の〆めをしてきました。
前日友人から、「ドレスコードは着物」との指令が入り、
お~そうきましたか、と、夜も更けてタンスからあれやらこれやら
出しておおわらわ。
朝は7時15分から着付けスタート!
約1時間かかって未熟なれど、着付け完了。
当日は4人の着物美人がそろい踏み。
デパ地下でお弁当を買って、
鴨川にかかる四条大橋をわたると、そこはもう南座。
勘亭流で書かれた『まねき』に役者の名前がずらっと
並ぶのも、師走の京の風物詩です。
今回は昼の部の4つの演目のうち、二つはご当地演目。
「藤十郎の恋」は南座界隈、
「仮名手本忠臣蔵」七段目、祇園一力茶屋の場は
祇園のお茶屋、一力が舞台、とあってまさにご当地。
あれこれ想像しながら楽しめました。
仮名手本忠臣蔵では、大星由良之助(大石内蔵助)に仁左衛門。
平右衛門役の勘九郎、おかる役の七之助兄弟の、
息もぴったりの熱演に、客席は固唾を呑んで見守ります。
2年前、12月に亡くなった18代勘三郎さんもさぞかし
満足げにあの世から拍手を送っていることでしょう。
ロビーでは、ごひいきの役者さんに送られた松飾が
早くもお正月気分を盛り上げています。
お芝居がはねて、木屋町の高瀬川沿いにみつけた
ちょっとムードのあるcafeで、水の流れを眺めながら
さっき見た舞台の余韻を楽しみました。