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毎年1月、大阪・日本橋にある国立文楽劇場は、
華やかでおめでたい雰囲気に包まれます。
今年も、1月3日から始まっている『 初春文楽公演 』に行ってきました。
心から文楽が好き、と言ったようすが
お顔に表われている、お幸せそうなご高齢のご夫婦。
ステッキをついて、お互いにいたわりあいながら
ゆっくりゆっくりと会場に向かっているようすを
眺めて、幸せのおすそ分けに預かります。
午前11時から始まる第一部は
・ 『新版歌祭文
(しんぱんうたざいもん)』
座摩社の段/野崎村の段
浄瑠璃語りの咲大夫さん、三味線の鶴澤燕三さんが
切場を受け持ち、観客を魅了。
続いて
≪八代豊竹嶋大夫引退披露狂言≫
・関取千両幟 (せきとりせんりょうのぼり)
猪名川内より相撲場の段
最後は狂言でおなじみの
・『釣女
(つりおんな)』
今年はなんて運がいいのでしょう。
受け取ったチケットの座席をみると・・
3列1番と2番! 床席にもっとも近いところ。
語りと三味線方が演じる床のすぐそばに
ボックス席のような、いちだん高い、独立したコーナーがあります。
1列、2列は近すぎるため、文楽の場合は
空席にしてあり、座れるのは3列目だけ。
4つ並んでいる椅子の1番と2番が
私と友人のために用意されたスーパーシート。
(と名づけてよろこぶ)。
つまり、このボックス席は私たちが独占ってことよ。
ホントに至近距離で、咲大夫さん、嶋大夫さんたちの語りや
燕三さんの三味線の名演を鑑賞できました。
床がくるりと回転して、人が入れ替わるときの
細かいしぐさなどもしっかりと見届けることができました。
今年は寛太郎さんの曲弾き、錦吾さんの胡弓も
見ることができて、眼福、耳福な一日でした。
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