いっぽいっぽ

２０年間の空白

今日はクリニックに行ってきました。最近忙しすぎてちょっとどうかしています。予約は明日だったのでした。。。でも主治医が診察を入れてくださったので助かりました。帰りに学生時代にアルバイトをしていた飯田橋界隈に寄りました。神楽坂から牛込橋を渡りアルバイトをしていたビルに寄ってみました。ビル自体は残っていましたがテナントは全て変わっていました。１階は「あばい」という変わった名前の喫茶店でしたが喫茶店も名前が変わっていました。九段下近くでお手ごろな値段でランチを食べられるお店を探していると知り合いが話していたので途中下車して飯田橋に寄ってみたのです。相変わらず学生や印刷関係、出版関係の若い人の多い街。ちょうどお昼時についたのでたくさんの人がランチタイムに外に出ていました。アルバイトをしていた頃来客があるとおつかいに行っていた「高橋珈琲店」。シュークリームを買いに行かされたのですが、どうやら建物も新しくなりまったくどこにあったのかわからなくなっていました。私が探しに行ったのは田舎風フランス料理店。ランチに行ってゆっくり食後のコーヒーをいただいているとオーナーのフランス人ご夫妻がお店に集まってくれる常連さんの写真や故郷のフランスの写真の詰まったアルバムを持って来てくださりいろいろと話をしてくれるのです。たしかこの辺にあったはず・・・、と見渡しても全く見つかりません。そこで２０年前にも確かあったはずの金物屋さんが　まだ営業していたので入って聞いてみました。すると「高橋珈琲店」も「田舎風フランス料理店」も私が飯田橋に通わなくなってじきにお店を閉められたとのことで、金物屋さんも『自分は息子です』とのことでした。２０年って長いですものね。昔と変わらず残っていたのは、バイト先のお兄さんたちが週一ペースで通っていたこのお店。そして時々私が買いに行っていたこのパン屋さん。今日はここでお昼を買い、店主と少しお話して外で食べられるスポットを聞きました。左上がビーフシチュウのパン、右側の方が桜アンを練りこんだパン。途中スズメが人懐こく足元に来たのでちょっとおすそ分け。その後クラリネットの備品を買いに御茶ノ水へ。聖橋の下からのぞく丸の内線がなぜか好きでした。私の中では２０年前で飯田橋の風景は止まったままでした。でも日々街は変化をしているのですね。そうそう、立ち寄った楽器店で「アルメニアンダンス　パート１」がかかっていたのには思わず苦笑い。今日最後の画像はこれです。クリニックの待ち時間が１時間ほどあったのでカフェモカを飲みに立ち寄ったのですが、お店のオリジナルの絵本が置いてあり　一目惚れ。まだ読んでいないのですが、開くのが楽しみです。