薬剤師 村上百代の漢方コラム

薬剤師 村上百代の漢方コラム

2007.10.31
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カテゴリ: 漢方コラム
一口に“カゼ”といっても色々なタイプがあります。

強い寒気を伴う“風寒型”
寒気はあまりなく、体が熱っぽい“風熱型”
お腹にきてしまう“脾虚型”

などが代表的です。

背中がゾクッとしたら、“風寒型”に効く 【葛根湯】 を飲みます。
ただし胃腸の弱い方は食後にします。

寒気がなく、体が熱く、のども痛む時は“風熱型”とみて、
熱を冷まし、細菌・ウイルスを殺す 【天津感冒片】 を飲みます。
特にのどがひどく痛む時は初めトローチのようになめてから、
苦味に耐えきれなくなったらのみ込むようにすると効果バツグンです。

カゼをひくとすぐにお腹の調子に影響する方は“脾虚型”に効く
【勝湿顆粒】 をお湯に溶かして飲みます。

治りがけに咳だけが残る場合は 【麦門冬湯トローチ】 が良いでしょう。

食事では辛い物、油っこい物、味の濃すぎる物などは避け、
十分に“水分”と“ビタミンC”を補給し、
睡眠も少し多めにとるようにしましょう。


ご質問は、こちらまで、
http://www.shizenbi.co.jp/toiawase.html


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Last updated  2007.10.31 17:09:45


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