全12件 (12件中 1-12件目)
1
今の家(借家)に住んで3年、ご近所さんとはとてもよい関係です。特にお隣さんとは、旅行のお土産のやりとりとか庭の果物のお裾分けとか、この秋にはおいしい柿を文字通り山ほどいただいて、私の毎秋恒例・柿味わいライフが非常に充実したものになりました。で、お隣さんが旅行の間のペットの世話をお引き受けしました。今回で2回目。具体的にはペットの亀さんの日光浴と餌やり&熱帯魚の餌やりなんだけど、ついでにピアノを好きなだけ弾いてもいいよ!という素晴らしい特典付き。で、お隣さんが帰宅されて、亀さんも魚ちゃんたちも無事息災を確認。お礼として現金をぜひにもと言っていただいたんだけど、いやいや亀さんかわいくて癒される(ケージの中でのそのそ動いてる姿とか抱き上げると頭と手足をゆっくり動かすところとかほんと和む)し、熱帯魚も餌をやる指をつついてきたりしてかわいいし、しかもピアノ弾き放題というそれだけでご褒美なオプション付き。お礼なんていただけませんよ!と固辞した。そしたら、現金は受け取れないっていうのなら!と言って、ファーマーズマーケットでゲットしたたくさんの品物を詰めたバスケットをいただいてしまいました。オーガニックの果物、カリフォルニア名物ドライフルーツ、フリーレンジ鶏の卵(ここら辺でも最近卵が品薄で値上がりすごいので貴重品ですよ)に加え、謎の物体が一つ。半透明な薄茶色の凹凸のある細長い円筒の物体。直径3cm強、長さは30cmほど。うっすらと甘い匂いもする。形と質感はロウソクっぽいけど、それにしては芯が見当たらない。これ何?ってわざわざお隣さんに聞くのも躊躇われて、しばらくそのままにしてたんだけど、果物と卵を全部おいしくいただいたのを機に、謎の物体にも手をつけてみました。まあ食べ物なんだろうと思って、とりあえず円筒の先端を輪切りにしてみたら、中心に胡桃が巻き込まれていることが判明。これはやっぱり食べ物だと確信して、切れ端を口に入れてみたら、ういろうを3倍くらい固くしたような食感(やっぱりワックスっぽいとも)の薄甘い皮というか生地に丸ごとの胡桃が包まれている、素朴なお菓子と思われる食べ物だった。少し正体が見えてきたところで、「胡桃 ロール」で検索してみたら、、、ビンゴ!この謎の物体は、ジョージア(旧グルジア)の伝統的お菓子「チャーチケーラ(churchkhela)」でした!ウィキペディア英語版の説明ジョージア由来ですが、トルコあたりでも食べられているようですね。胡桃を糸でつなげたものをデンプン入りの液に何回か浸して作るらしい。胡桃だけじゃなく他のナッツを使うこともある模様。甘味は葡萄ジュースでつけるのが伝統的な作り方、らしい。いやー謎が解決してよかった。安心して食べられます。甘味は薄いけどどっしりしてるのでお腹に溜まる感じ。保存もできるらしいので冷蔵庫に移してちょっとずつ食べようと思います。それにしても同じ中近東系お菓子の中から、定番のバクラバとかじゃなくこのチャーチケーラを選ぶあたり、うちのお隣さんはマニアックというか通ですね(お隣さんはジョージアやその近隣諸国の出身ではありません)。あとうちの市のファーマーズマーケットってほんとにいろんなもの売ってるのねー。私自身も最近久しぶりに行ったんだけど、野菜や果物だけじゃなく加工食品のベンダーさんも格段に増えててますます楽しかった!今回お買い物をしながら話を聞けて楽しかったのは、「Bisou」というアルチザンチョコレート屋さんの、自分で農園から買い付けたカカオ豆をすりつぶしてチョコレート作ってるオーナーさん。チョコレート作りのプロセス(煎った後に5日間連続で引き臼にかけた豆を使うことで絹のような滑らかさを実現するとか、ココナッツやドラゴンフルーツを原料に使う意図とか)とか、この10年で大幅に勢力地図が変わったカカオ農園とココナツ農園と勃興する小規模チョコレートショップ(とある記事では「beans-to-bars chocolate maker」と表現されてた)の関係とか、ディープなお話を聞けてとても興味深かった。
2023.02.15
コメント(0)
相棒の誕生日ということで、本人のリクエストにお応えして、相棒の一番好きなメキシカンレストランで家族3人でディナー。相棒が毎週水曜に自転車ライドの後に友達と行くタクエリア「La Espuela」の別店。別店(レストランの方)といってもメキシカンなのでごくごくカジュアル。お財布に優しい誕生日ディナーでした。日本ではあまり馴染みのないメキシカン料理だけど、カリフォルニアではどこにでもあってみんな大好き。カジュアルなタクエリア、ファストフードチェーンのタコベルやチリーズ、素朴で色鮮やかな装飾が素敵なレストラン、フードトラックまで、たぶん街で見かける食べ物屋さんの中で一番多いのがメキシカンだと思う。ピコちんの学校はスペイン語イマージョンなので生徒の半数以上がヒスパニック。なので学校のイベントにも毎回タコスのフードトラック出張お願いしてるし、手作りフードも基本はメキシカン。そんな人気のメキシカン料理だけど、私は実はあんまり好きじゃなかったんだよねー。とにかくボリュームたっぷりなのと、なんとなくモッサリした感じと、あと付け合わせなんかで多用される豆がおいしいと思えなくて。でもなんだかんだで食べる機会はどうしても多いし、あだ名になるくらいブリトー好きな相棒の影響もあって、しょうがなく食べてるうちに結構好きになってきた。というか、自分が好きなものと好きな食べ方がわかってきて美味しくいただけるようになった。どんな料理でも同じだね。カジュアルメキシカンといえばタコ(タコス)かブリトーだけど、私はブリトーのもっさりたっぷり感と中に必ず入ってる豆とが好きじゃないのでタコ派!トルティーヤはフラワー(小麦粉)よりコーン。具材は定番のカルネアサダ(牛ステーキ)、もしカベサ(牛頬肉)やレングア(牛タン)があったらそれも。シラントロとフレッシュサルサをたっぷり乗せて食べるのが好き!あればグァカモーレと、あとサワークリームも少し入れる。ちなみに相棒は愛好家レベルのブリトー派(タコも好きで食べるけど)。具材はカルニータス(BBQポーク)、特に一手間かけて炒め揚げてカリッとさせたのがお好みです。サワークリームとチーズは抜き、グァカモーレは増量。巻き上がったブリトーをグリルで焼いてくれるとなお嬉しい、らしい。レストランで食べるなら、私はチリレレノ(ピーマンのチーズ詰め)やソパデマリスコス(トマト味のシーフードスープ)、チキンモレ(鶏の甘くないカカオソース煮込み)なんかが好き。ガーリック味やチリトマト味のエビ(カマロネス)も美味しい。レストランで食べる場合、メインに、付け合わせのメキシカンライスと豆料理(リフライドビーンズ、ブラックビーンズ、レッドビーンズあたりから選ぶ)、サラダ(レタスの千切り)、グァカモーレとサワークリームがのったプレートの形でサーブされる。豆はいらないというとサラダちょっと増やしてくれることも。主食のトルティーヤはコーンかフラワー(小麦粉)か選べて、別のお皿に保温(ふきんで包むとか)されて出てくる。日本の旅館でご飯はお櫃で出てくるみたいなものかな。前菜では何といってもセビチェ(白味魚のマリネ)のトスターダ。ライムで締めた白味魚を粗みじんのトマトや玉ねぎ、シラントロで和えて、カリッと揚げたトルティーヤチップスにのせて食べるの。あとは軽食のタマレも割と好き。水で練ったコーンミールの中にチキンやポーク、チーズなんかの具を入れて、トウモロコシの皮で包んで蒸したもの。メキシコ風おにぎりかチマキみたいな感じ。飲み物はビール(コロナ、テカテ、ドスエキス!)かアグアフレスカ(ジュースベースの甘い飲み物、私はスイカのアグアフレスカが一番好き!)、オルチャータ(ライスミルクベースの甘い飲み物)あたりで。うーんまたメキシカン食べたくなってきたなー。
2018.04.02
コメント(0)
最近?かどうかわかんないけど、サンフランシスコでは専門のガイドさんが案内してくれる食べ歩きツアーが人気。ふつうにレストランに入ったら前菜+メイン+デザートをすべて同じお店で食べることになるけど、食べ歩きツアーなら一品ずつ違うお店で、しかも専門のガイドさんがお勧めする名店で、オーナーやシェフの話を聞きながらイチオシメニューを楽しめる!というわけです。観光客に人気なのはもちろん、会社のチームビルディング系イベントでの利用もよくあるらしい。私も例に漏れず、職場のチームイベントで参戦。というか、今回私が幹事だったので、ちょっと目新しいことを取り入れてみました〜。ツアー会社はいくつかあったけど、その分野で第一人者的な存在で評判もいいアヴィタル・ツアーズを選択。ツアーの催行人数は8人〜なので、ちょうど8人のうちのチームは自分たちだけでまわれてぴったり。アヴィタルはノースビーチ(イタリア地区)、ミッション(ラティーノ地区)、ヘイト・アシュベリー(ヒッピー運動の中心地)の3エリアでフードツアーを催行してるので、今回はノースビーチをチョイス。前菜2品、主菜1品、デザート1品の合計4品をそれぞれ違うお店で。ドリンクのペアリング(2点)もプラス。集合場所の街角で待っててくれたガイドさんはイタリア系の綺麗な女性(ちょっとアン・ハサウェイっぽいお顔立ち)。最初に「今まで食べた中で一番変わったものってなんだった?」って聞いて会話を盛り上げたり、レストランのオーナーやシェフとも感じのいい親しいやりとりでいろいろ話引き出してくれ、それにレストランだけじゃなくてノースビーチ地区の歴史とか歴史的な建物とかも案内してくれて、とっても楽しかった!フードツアーは、事前にアレルギーとか食事制限とかの内容は伝えておくけど、実際にどのお店に行って何を食べるかは当日行ってみてのお楽しみ。ということで、私たちが行って食べたのは、Doc Rickettsで自家製シャルキュトリーTommaso’sで薪釜焼きピザ2点(ペパロニ+ほうれん草)Sotto Mareでチョッピーノ(トマトベースのシーフードシチュー)Gelateria Naiaで3種類ジェラート(ピスタチオとあと2種類は忘れた・・)の4品でした。ドリンクペアリングはDoc Rickettsでバーボンベースのカクテルと Tommaso’sで自家ブランドのワイン。もーー全部おいしかったです!!しかもお腹いっぱい!特にDoc Rickettsのシャルキュトリー盛り合わせ。感動的なおいしさでした。オーナーが来てお店のコンセプトやメニューについて話してくれたんだけど、特にこのシャルキュトリーとショートリブひき肉のバーガーが超オススメだそう。私たちは階下のDoc's Labsで食べたんだけど、こっちはナイトクラブの造りになってて日替わりでコメディアンやミュージシャンのショーをやってるそう。バーレスクまであるプログラム楽しそうだった!Tomasso’sでは、こちらもオーナーがお店の来歴を話してくれ、ノースビーチで一番古いという薪釜の中まで見せてもらった。その薪釜で焼いたピザはクラストがカリッ&モチモチ、チーズがたっぷりでおいしい!ガイドさんが「ノースビーチで一番おいしいピザ」というのも納得。自分のところで監修して出しているというワインもピザに合ってた!このお店はフランシス・コッポラがよく通ってきていて、そのおかげでソフィアやニコラス・ケイジもよく来るそう。これがその薪釜だ!Sotto Mareのチョッピーノも美味だった。イタリアから入植して漁師をしてた120年前ほどの世代がその日の釣果を船の上で刻んでトマトソースで煮て食べるようになったのが始まりとかで、正真正銘サンフランシスコはノースビーチ発祥の名品ですよ。添えられてるサワードウのパンも毎日自分のところで焼くそうな。暗くて写真がイマイチだけどめちゃ旨Gelateria Naiaのジェラートバーは実はうちの会社のカフェテリアにもあるので(他にはホールフーズなんかでも売ってる)、バーじゃないジェラートとの出会いもなかなかでした。ジェラートの材料はほとんど?全部?地元で調達してるんだって。3種類はお決まりだったのでフレイバー選べなかったけど、カクタスペアのソルベとかのちょっと珍しいのもあって興味津々。またこなくちゃ・・。会社からサンフランシスコまでの行き帰りはなんとストレッチリモで!渋滞気にせずみんなで盛り上がれて楽しかった。まあ一年がんばったし、たまにはこんなゴージャスな感じもいいよね!街中ににアートが馴染んでるのも都会っぽいノースビーチのランドマーク、セントピーター&ポール教会(マリリン・モンローとジョー・ディマジオの結婚式写真や映画「ダーティハリー」にも登場)でもやっぱりノースビーチといえば・・
2015.11.19
コメント(0)
ピコが通っているデイケアでは、月に1度「ペアレント・ナイト・アウト」と銘打って夜の11時まで子供を預かってくれるプログラムがある。今月は今日がそのPNOの日だったので、先週キャンプで潰れて(っていうかキャンプを優先して)延期にした私の誕生日のお祝いということで、相棒がディナーに連れて行ってくれることに。私からのリクエスト「前菜で生牡蠣が食べたい」に、相棒がチョイスしたのは、メンローパークの「マデラ」。ミシュラン一つ星のレストランで、ベンチャーキャピタル銀座のサンドヒルロードのど真ん中にあって、リッチなベンチャーキャピタリストが集まるのでも有名、らしい。なんでそんな「リッチでグルメなレストラン」を相棒が知ってるかというと、相棒が週2日働いてる非営利のスタートアップのオフィスが道を隔てた向かいにあるので、たま~~にボス(金持ち)がチームをランチに連れてきてくれたりしたそうで。私が会社のカフェテリアでランチ食べてる間に、いいことしてるじゃん~。あと実はマデラのエグゼクティブシェフはシクロクロスやる人で、相棒は自転車関係で知り合いになったらしい。レストランは「ローズウッド」というホテルのメインダイニング。窓が多く、山(と高速)を見下ろすテラスもある、オープンで明るいお店。キッチンもオープンでたくさんのシェフが忙しく立ち働いている。ウェイトスタッフもかなり人数揃っててサービスが早い。私たちのテーブル担当してくれたウェイターさんはとってもフレンドリーで、おかげでとても楽しく食事ができた。私は、前菜はリクエスト通りの生牡蠣、メインコースは子羊をチョイス。相棒は前菜にセビチェ、メインコースは鮭。デザートはオリーブオイルのケーキ+山羊乳のフローズンヨーグルトをシェア。実は今のメニューには生牡蠣がなくて、相棒はメニューを見た瞬間に「え、なんで、牡蠣あるってシェフにも確認したのに!リクエストに応えられないと意味がない!」とかなり焦ってたんだけど、なんとエグゼクティブシェフが私たちのためにメニュー外で用意しておいてくれてた。おかげさまでおいしい生牡蠣をなんと15個も一人で堪能しちゃったよ~。メインの子羊も外はカリっと中はレアで柔らかくジューシーでとってもおいしかった!相棒のセビチェもアボカド入りでまろやか、鮭は地元ボッテガ湾産のワイルドキングサーモンで、ものすごく脂が乗ってて焼き加減も絶妙だった。とにかくおいしくて、しかもけっこうボリュームもあって、デザートとコーヒーで締めた時にはもうお腹いっぱい、大満足。ワインの酔いもあって、食後に少しホテルの中庭を散策してから帰ったほど。今ミシュランのサンフランシスコ・ベイエリアガイド見たら、44軒のうち4軒に行ったことあったけど(別に私たちグルメじゃないので、4軒は上出来)、マデラはその中でも一番おいしく楽しく満足に食事をいただけた気がする。もちろん他のお店もそれぞれおいしかったけど、サービスがいまいちだったり、量が足りなかったりしたこともあったので。ということで、とても大満足な誕生日ディナーデートだった。相棒に感謝!
2011.08.12
コメント(0)
(写真はyelp.comから)一昨日の「自転車通勤の日」に往復ちゃんとドアツードア自転車通勤をしたご褒美!ということで、ちょっと前にマウンテンビューのダウンタウンにできた日本食レストラン「Bushido」でディナー。「Japanese Tapas」と銘打って、つまり飲みながら小皿料理をつまむ店・・要は居酒屋ですな。揚げ出し豆腐や焼き鳥系などの典型的居酒屋メニューから、お好み焼きやラーメンもある。同じくダウンタウンにある「波浪」(割烹料理ということでより季節感のある創作和食タパスが充実)よりもカジュアルなメニューで、その分値段もお手頃。私たちは、ひりょうず、山芋の千切り、アスパラガスのグリル、銀だら味噌漬けの焼き物、大根の豚挽き肉あんかけ、とんこつラーメンを次々に注文。いかにも酒が進みそうなメニューなのに飲めないのが残念・・(しょうがないからクランベリージュースを飲んでた)。(写真はyelp.comから)ひりょうずは筍とかの野菜がたくさん入ってて歯ごたえあっておいしかった。あとアスパラのグリルとラーメンもなかなか。山芋もふだん食べないので嬉しかった。相棒は大好きな銀だらを食べて幸せそうだった。デザートは抹茶カスタードとカステラのレイヤーケーキ。(写真はyelp.comから)「波浪」ほど「久しぶりに季節感のある和食を堪能した!」って満足感はなかったけど、お店の雰囲気もよかったし、サーバーさんたちも笑顔でサービスもちゃんとしてたし、適度に手頃なのできっとまた行くと思う。
2010.05.15
コメント(0)
(写真はYelpから)今日はサンフランシスコの「Yoshi's」でケイのお誕生日会。Yoshi'sといえば、サンフランシスコ・ベイエリアでは一番有名なジャズクラブ&レストラン。日本人の「ヨシエさん」が70年代初頭に始めたお店で、本店はオークランドなんだけど、2007年末にサンフランシスコ店もできた。オークランドの方には何回かライブを聴きにいったことがあるんだけど(けっこう有名なミュージシャンも来る)、サンフランシスコの方は初めて。なので今回はレストランだけだけど楽しみ。お店は素敵なモダンジャパニーズの内装で、とにかく大きい。ダイニングルームは体育館が半分入りそうなくらいの広さ&天井の高さだし、バーはウェイティングとラウンジの2つあるし、しかもこれ以外にライブステージのあるスペースもあるわけで。おしゃれジャパニーズ風インテリア(写真はYelpから)とにかく、でかい(写真はYelpから)ウェイティングバー(写真はYelpから)集まったのは、ケイとトレヴァー夫妻、私と相棒の他、カップル3組、合計10人。ビジネススクールの友達もいるし、他の2組もケイのハウスパーティや冬のスキーキャビンでお馴染みのメンバーばかり。ウェイティングバーでお喋りした後、ダイニングへ移動。10人がけのテーブルをガラスの壁とシックな暖簾で囲んで、ちょっとプライベートルーム風にしてくれてたのがよかった。写真右の黒い柱のあるスペースを個室風にしてくれた(写真はYelpから)料理は、予算だけ伝えてお任せで出してもらうことに。ちょっとずついろんな料理を食べられてとってもよかった。何皿出たのか覚えてられないほどで、たぶんメニューの半分は制覇したと思う。なんでもおいしかったし。特にハマチとアボカドのカルパッチョとラムチョップは◎。デザートのチョコレートムースも、中にライスクリスプが入った食感が新鮮でおいしかった。ラムチョップ(写真はYelpから)季節の野菜の杉皮包み焼き(写真はYelpから)スパイシーツナロール(写真はYelpから)食事中は、カップルは分かれて(隣に座らない)なるべく男女交互に座って、みんなで会話を楽しんでいたんだけど、食事の後、気がついたら、テーブルのこっち側は「女の子」たち、あっち側は「男の子たち」と綺麗に分かれて話が盛り上がっていたのでちょっとおもしろかった。まるで「食後のコーヒーは、紳士はダイニングで葉巻とともに、淑女はサロンで」みたいな・・。食事を始めたのが8時半と遅かったので、終わったのは11時近く。カップルのうち2組は小さい子供をベビーシッターに預けて来てたので、そのまま解散ということになった。私たちも終電(12時)乗らないとだったし。でも久々の「都会のオトナ」気分が味わえてとってもよかった。車じゃないからお酒も飲めたし!(日本酒はやっぱりおいしいね~~)帰りの切符を買っていたら、女の人がプリプリ怒りながらプラットフォームの入り口(駅員さんが切符チェック中)から戻ってきて、私たちの後ろに並んだ。ずっと悪態ついてるので、なんで怒ってるのかと思ったら、「この鉄道(路線)はスタンフォード大学が作ったのに、スタンフォード出身の私までお金払って切符買わなきゃいけないって言うのよ!!!」だって・・(しかもこれ言うだけでFワードを10回以上は挟んでた)。・・・意味不明。っていうか「なにそれ、新手のスタンフォード万能主義かスタンフォード中華思想?」と思った。電車乗るのに切符買うのはあたりまえじゃん、議員とかシルバー世代とかじゃないんだし。別に無知な若者ってわけでもなく、いい年齢のそれなりの人っぽかったんだけどね。まあちょっと酔ってる感じはしたけど。しかもスタンフォードがカルトレイン(電車路線)作ったなんて話聞いたことないし。(Wikipediaにも載ってないよ~)相棒は「実際に鉄道敷いたのは中国系とかの移民だと思うけど。だったらチャイニーズの血を引く俺も無料で電車乗れるってこと?」とか言ってみちゃおうかと思ったらしい。「あなたみたいな人が大学名を貶めるんじゃないの?」とも。言わなかったけど。まあ別にスタンフォードなんてどうでもいいんだけど。っていうコメントそのものがライバル心むき出しだったりして?まあバークレーvsスタンフォードは早慶戦みたいなもんだから・・。
2009.01.16
コメント(2)
1日遅れのヴァレンタインズ・デイということで、ロスアルトスの「炭家」へ。「炭家」はまさに日本のちょいおしゃれ系の焼き鳥屋そのもの。備長炭で地鶏を焼いてくれる。「日本人スタッフ率高し(日本語オーダーOK)=正統派の日本食レストラン」という目安をらくらくクリア(このあたりにはシェフも日本人じゃないなんちゃって日本食レストランも多いのでね・・)。今日はカウンター席だったので、目の前で焼いてるのとか見えてなかなかおもしろかった。もちろん料理はぜんぶおいしかったし!焼き鳥がおいしいのはもちろん、デザートの「番茶のパンナコッタ」と「抹茶のティラミス」も絶品。もろきゅうのきゅうりの飾り切りもさすが日本人・・。軟骨がなかったのが超残念・・前に来たときはあったと思ったけど。あと鯛めしは「たんと」、焼きおにぎりは「舞」の方がおいしかったかも・・。家に帰ってきて、Netflix(DVD郵送レンタル)で借りてた「バットマン・ビギンズ」を観る。バットマンって、映画もコミックもまったく観たことなかったんだけど、すっごいおもしろかった!けっこう観念的なコンセプトを表す語彙がたくさん出てきたりして(特に前半)、英語で追うのが大変だったけど、装備自分で作ったり調達したりてる姿とか、地下にものすごい基地を作っちゃうところとか、男の子の夢を実現してるような内容だよね~。前半のチベット?での特訓で忍者が山のように出てきたのもけっこう笑えたけど・・。日本と中国とチベット混ざってますよ~って感じ。クリスチャン・ベールってこんな顔だったんだね。いいキャストだと思った。あと執事のマイケル・ケインがよかった・・。あとゲイリー・オールドマン、彼だとエンドロール観るまで気づかなかった!ふつうの演技もするんだー、と思った。
2008.02.15
コメント(2)
友達のサンディと久しぶりにディナー。相棒とサンディの友達のレイもいっしょに、レイお勧めのサンマテオの「居酒屋 舞」へ。(写真はyelp.comから)メニューも雰囲気もまさに「日本の居酒屋~~」(おしゃれ系でないやつ)という感じで、とっても居心地よかった。山芋の梅肉和えとか、あん肝とか、茄子の田楽とか、焼きおにぎりとか、おいしかったし。たっぷり食べたのにお値段も一人20ドルちょっと(酒を飲まなかったからか)とお手ごろ。いいお店を教えてもらった。サンマテオには「ひまわりラーメン」「三太ラーメン」「スシ・サム」と割と知られた日本食レストランが多い。日本食材スーパーも100円ショップもあるし。ひまわりはまだだけど、他の2軒は行ったことあって、「まあおいしいけど、そこまで絶賛されるほどじゃないな・・」と思ってただけに、舞はよかった!まあただ単に私が居酒屋好きなだけかもしれないけど~。だってちょっとずつおいしいものが食べられるのって嬉しいじゃない?最近ちょっと酒を飲まないようにしてるのと(この酒好きの私が!)、お刺身も控えてるので、こういうお店では誘惑に打ち勝つのが辛かったけどね~。食後には、台湾系のデザート屋さんで「桂花豆腐湯」を食べる。豆腐花好きなんだよね~。相棒の「黒白芝麻糊」もおいしかった!
2008.02.09
コメント(0)
ベイエリアでもトップクラスといわれる(らしい)レストラン、マンリサ(Manresa)でディナー。会社のチームの新年会ということで。マンリサは、ミシュランで2つ星、「世界のトップ50レストラン」に選ばれたこともある、ということでとてもおいしいらしい。4品コースで1人95ドル~とお値段もゴージャス。株価低迷だのレイオフだの不景気な話が飛び交ってる中、やっぱり少しは豪勢なこともないとね。残念ながらボスが風邪でダウン中なので、他のチームメンバー7人でテーブルを囲む。4コースのメニューもどれもおいしそうだけど、せっかくなのでみんなでテイスティングメニューを選択。テイスティングメニューは、食事のコースが7品+デザート3品のシェフのお任せコース。日によって、またはテーブルによってもメニューが変わるそうだけど、私たちがいただいたのはこんな感じ(思い出して書いてるのでうろ覚え・・)。アミューズ:ベルペパーのゼリーとマドレーヌカニ肉と梨のクレープ包み卵の黄身、なんかのクリームとメイプルシロップがけ牡蠣のウニと柚子?のジュレのせ前菜/シーフード:アンバージャックの刺身(オリーブオイル、わけぎ、海藻がかかっていた)セロリルートのスープシェルフィッシュ、ソーセージブロスアワビとトリュフのしいたけスープ(昆布も入っていた)白身魚(シーバス?)、キュウリとディルのソースお肉:豚三枚肉の煮込み(味はまさに「豚の角煮」だった)牛フィレのステーキデザート:パインアイスクリーム、ピンクグレープフルーツのグラニテ、プロセッコゼリーメレンゲ、シトラス風味のケーキ?、アイスクリームの蜂蜜がけ柿のドーナツ、ミルクアイスクリーム、キャラメライズドバナナ、バナナクリーム、チョコレートソース最後に:ストロベリーゼリーとブラックオリーブマドレーヌコーヒーお皿の数に圧倒されるけど、テイスティングメニューだしほとんどのお皿は少量ずつ。でもその中にほんとにいくつもの素材と味があって複雑なハーモニーをなしていて(ちょっと「料理の鉄人」コメンテーター風)、とってもとってもおいしかった!ひさびさにほんとにおいしいものをいただいた!という感じ。ワインは、ワインに詳しい同僚が選んでくれた「フラワーズ」のシャルドネと「オークなんとか(オークフォードだったかな?)」のカヴェルネ。おいしかった。フレンチとかスパニッシュ系のコンテンポラリークィジーンだって聞いてたんだけど、意外なまでに和食っぽくてびっくり。牡蠣のウニのせ(海苔も散らしてあったりして)、お刺身、しいたけと昆布のスープ、豚の角煮など、ぜったい和食の影響受けてる感じ。もしかしたら最近シェフが日本に行ったのかもね~。話題も最近のレイオフがらみの噂話から、心霊話、子供の頃の話、方言話など、日本人だからできる話題もたくさんでとても楽しかった。笑いすぎて涙が出たりして、ちょっとうるさすぎたかな?と心配になったくらい。でもすっごい楽しかった~。
2008.01.24
コメント(2)
友達のルイサと、マウンテンビューの「なみなみ」にてランチ。「なみなみ」は夜は「割烹料理」ということでお酒に合う季節の一品がたくさんメニューにあるんだけど(こっちで友達に説明するときはJapanese tapasという)、昼はお弁当風の定食。私は最近水銀の多い魚と生ものを避けるようにしてるので、うな重定食、ルイサはてんぷら、刺身、小鉢の特別定食。おいしかったです。仕事の話、Bスクール時代の話、友達の近況など、いろいろお喋りしてたらあっという間に時間がたってしまった。帰りに、道でアジア系の若い男の子3人(日本人ではなかった)とすれ違ったんだけど、そのうちの1人が「尊皇攘夷」と書いたTシャツを着ていた。こりゃまたマニアックかつ微妙な・・。いったいどこからそんなん買ってくるんだろう?
2007.12.27
コメント(2)
珍しく女の子っぽいことをしたので、火曜の日記に書こうと思っていたのに、ティラ・テキーラの衝撃で忘れてた。火曜日はランチの代わりにアフタヌーン・ティーをいただいてきた。メンローパークの「Lisa's Tea Treasures」にて。店内はこんな感じで、徹底してヴィクトリアンちっく(というか少女趣味?)なインテリア、ウェイトレスのお姉さんもアンティークっぽい黒いフリルのワンピースに白いレースつきエプロン。メニューは、クッキーにレモンカード、紅茶が2種類(ホリデーっぽいスパイシーなのとアールグレイ)、サンドイッチやキッシュ、スコーン(デヴォンシャークリーム付!!)がどっさり盛られたお皿に、最後はケーキで締め。非常に優雅に淑女な感じの時間を過ごしました。お店の10個くらいのテーブルはぜんぶ満席。見事に女性ばかりで、きっと近隣の高級住宅地の優雅な専業マダムたち。私たちも優雅なマダムに見えたかな~?いや、やっぱりおほほほほって笑わなくちゃだめだったかな?
2007.12.19
コメント(2)
ロスアルトスの焼き鳥レストラン「炭家」で、会社のチーム・ディナー。仕事の関係上(時差)、それぞれ夕方~夜に電話会議が入ることも多く、また遠い人はすごーく遠く(片道1時間半以上・・)から通っているので、実はチームで揃ってディナー(飲みともいう)って初めてだったりする。今日も残念ながら一人は急な日本出張が入ってしまって来られなかったんだけど。ご飯はおいしかった。やきとり全般、特に胸、レバーとえのき巻き、あとデザートで頼んだほうじ茶のパンナコッタもとってもおいしかった。ちょっと見つけにくい場所にある割に混んでるのは、さすがおいしいからなのよね。チームのみんなとの話もはずんで楽しかった。忍者の話とか、懐かしアニメの話とか、出身地の話とか。あとはパートナーの日本語に対する話題も。うちの相棒を含め、チームの女性たち(チーム7人中6人)のパートナーはみんなほんのカタコトしか日本語を話さないんだけど、その話す日本語がどうも女っぽい・・というのが共通の悩み(って程深刻でもないけど)。まあ日本語話すパートナー(彼女・妻)がしゃべるのを聞いて言葉を拾うわけで、自然といえば自然。でも、何が納得行かないかっていうと、日本人の知り合いに相棒を合わせると、相棒のしゃべり方がやわらかいので(&言葉がわからないのでニコニコするだけだったり)「優しい人だね~、尻に引いてるでしょ」といわれることなのよね~。確かに相棒は優しいけど、ガンコなところには徹底的にガンコなので、尻に引かせてくれるほどヤワな人ではないです。。誤解をふせぐ対策?として、相棒には「日本語では男の人は「だぜ!」っていうんだよ」と教えた結果、うちの相棒はときどき「お腹すいた、だぜ!」とかのわけわかんない日本語を使っている。。(もちろん冗談でだけど・・)。
2007.08.09
コメント(1)
全12件 (12件中 1-12件目)
1