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2012.03.24

信じたアナタが悪い！

テーマ：ひとり言・・？(17626)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

　週末のメディアは、ＡＩＪで沸騰？
年金基金を運用していたので、
その損失は、委託した基金に移転、
その毀損補填は、母体の責任だから、
補填費用を捻出できずに「倒産」、
という図式を、世間が知ることに。

先日、「あかずきん」を引用したように、
問題の本質は、「自己責任」にある。
国の責任があるとすれば、
必要な教育をしなかったことにある。
すなわち、「無策の作為」である。
しかしながら、
それでも、国民一人一人の責任が重い。
憲法にも、教育は「義務」とある。

読売新聞のサイトには、
＝＝＝
　「いつか『当たる』と思ってやっていた。
　もう１００億円あれば、なんとか巻き返せたのに」
　などと話していることが、分かった。
＝＝＝
とある。

これは、この会社が、競馬必勝法程度の、
投資能力しか持たないことを示している。
競馬必勝法とは、
　当たるまで、同じ馬券を買い続けるのである。
　しかも、前回までの損失を埋められるように、
　毎回、買う金額を増やしてゆくのである。
　競馬がある限り、必ずいつかは、当たる。
　但し、前提条件として、
無限の資金と無限の時間 が必要である。

ところで、
会社員が、株式投資をする時に、
絶対に買ってはいけない銘柄がある。
それは、自社株である。
会社が傾けば、
　自身は人員整理の対象になり．．．
　自社株は値下がりする．．．
可能性が、あるからである。

もちろん、
この会社は、傾かない！
何より、
傾いても、自身は整理の対象にならない！
そして、会社は持ち直し大きく成長する！
というなら別！

といいたいところだが、
それでは、ＡＩＪの社長と同じ？？？

　世の中に「絶対」はない！
　一つあった、
　人間は、有限の時間しか生きられない。

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