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2013.12.25

究極の老後選択　ぼけ VS 寝たきり

テーマ：ひとりごと(15393)

カテゴリ：健康・医療・介護

　どのような晩年がいいですか？
と、多くの人に尋ねれば、
感謝しつつ感謝されて生きる晩年
と答えるのではないだろうか。

しかし、言うは易しで、
なかなか難しいことでもある。

日経新聞ｗｅｂ版↓によれば、
nikkei.com．．．
＝＝＝
６５歳以上の高齢者のうち、
認知症 の人は推計１５％で、
２０１２年時点で約４６２万人に上ることが１日、
厚生労働省研究班の調査で分かった。
＝＝＝

一方、
日経ビジネスオンライン↓に、
business.nikkeibp.co.jp．．．
「３人に１人は 寝たきり 」の時代へ、
　増える４０代の要介護予備軍」
と題する記事が．．．

では、究極の選択！　最晩年の１０年を、
認知症で過ごすか？　寝たきりで過ごすか？
どちらかを選択しなければならないとしたら、
どちらにしますか？

藻緯羅は、後者を選びたい。
どうすれば、選択できるだろうか。
脳は鍛えられるし、回復することも解ってきた。
その為には、「刺激」が必要である。

藻緯羅が考えるに．．．

刺激には、
運動的刺激 と 社会的刺激 がある。
不安定な動きは、良い運動的刺激であろう。
・揺れる電車で立っている。
・木登りをする。
・手摺や杖に、安易に頼らない。
・バランスボールや L.A.GEAR ↓も良いかもしれない。

・自転車や屋根の雪下ろし
もっとも、
これらは、一般的には避けるべきとされているだろう。
なぜなら、 転倒等のリスクが大きい からである。
転倒すれば、そのまま「寝たきり」となるかもしれない。
しかし、
運動刺激の減少が認知症を呼び込む 気がするのである。

話はそれるが．．．
　渦中の人、徳田虎雄氏は、
　１０年前に発症した、筋萎縮性側索硬化症（ALS）が、
　進行していて、人工呼吸器装着で話せなくなっている。
　それでも、心臓は動いているし眼も動かせる。
　思うに、不随意運動の筋肉への進行は遅いのか？
　呼吸は自分で止められるが、心臓や眼はそうはいかない。

　脳や神経に関わる発作で、手足が震えるのは、
　「神のリハビリ支援」か？
　脳や神経が回復するまで、筋肉を鍛錬している？
　意識的に震えを止められないのは、
　自己免疫疾患と同じで、
　「神のしくみ」が誤動作・暴走している？？？
話を戻そう

脳も神経も筋肉も、鍛え・訓練していないと、
寝たきり＆認知症に接近して行くことになる。
不安定な動作も、介助者や補助具などで、
万一に備えるべきなのは言うまでもないが．．．

不安定動作をしないで、脳を鍛えるには．．．
社会的な刺激 で鍛える。
例えば、
・漢字を書く（書・和歌・俳句・写本）
・ニュースを見聞きする（ラジオ・テレビ）
・講義を聴く（放送大学など）
・楽器演奏（ギター・フルート）
・声を出す（朗読）
以上は、
一人でもできるし、孤独でも実行可能であるが、
人との交流 がもっとも脳を鍛えるであろう。
しかし．．．
人間関係のトラブル というリスクは高まる。

ところで、
筋肉などの訓練の成果には個人差が大きいが、
それには、遺伝子も寄与することが解っている。
　（酒に弱い人がいるのと同じようなもの？）
・いくら訓練しても成果がほとんど無い人、
・訓練している割には成果が少ない人、
・ちょっとした訓練で大きく伸びる人、
いずれに属するかは遺伝子で決まるようである。
それでも、訓練しなければ、
わずかな伸び代も、手にすることはできない！

と、書いてきたが．．．
選ぶとすれば、やっぱり「寝たきり」かな。
その時も、
感謝しつつ感謝されて
いたいものである。