まんがよみ日記

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カテゴリ: 批評
 右翼だとか左翼だとか、思想を語る前に読め。

 そんな本である。

 実務レベルで「平和」に携わってきた人が語る紛争調停のプロセス。平和は維持装置がないと成立しない、というよく考えたらあたりまえの、しかし一般の日本人にない視点。ほんとうは生き物の本能としてそういう切り口がないといけないのだが、すっかり浦安ドブネズミ島の国に軒先どころか精神まで乗っ取られた者は安全であたりまえと思っているわけで。

 私のようについ勇ましいことを言ってしまう人ほど安全神話の信者なのだろう(自戒)。

 ふと、映画やドラマにみる日本の復員の風景を思い、先人たちの精神構造を想う。なぜ戦後、完全な無法地帯にならなかったのか。日本の復興を奇跡のようにいわれるがまずこのスタートからして奇跡的だったのではないか。

 この行動原理を精神分析すればただの分裂気質とかいわれてしまうのだけれど。素直に先人たちの民度に敬意をもっていい。

 本来、戦争の勝利をめざして老いも若きも殺人マシーンになった人々が戦争の後には溢れるわけで。仕事も希望もないところから銃を降ろさせ、銃をもっていることを蔑ませるようにもっていく過程。と聞くと平和がいかに強引な妥協で成立しているか、と実感する。

 そしてこの著者が現状の日本を見たうえで憲法9条護持を訴えるのがユニークだ。憲法論議にはこのリアルな論点が欠けている。(♂)





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最終更新日  2007年01月28日 17時01分53秒


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