まんがよみ日記

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カテゴリ: 批評
本多孝好「真夜中の5分前(side A・side B)」 (新潮文庫)を読む。

 早くに彼女を亡くした男の、ハードボイルドな視点というよりは虚無にしかなれない哀しい恋愛小説。感情を殺すことでしか世界とむきあえない、歪んだ静かな視点にぐっとくる。一人称で語りながら三人称でしか暮らせない現代人。やせ我慢というよりはワンピースかけてしまった魂とでもいおうか。ワンピースがはまる瞬間が痛くせつない。

 こういう感情を溜め込む表現は日本的な気がする。やりばのない悲しみを置いてくることで社会的には成功しつつもどこか揺らぐ個であるとか。口にしないことで伝わる表現。うまい。

 登場人物のだれもが矛盾を抱えているのが魅力的。あえて冷静を演じるクールな、とか「さめた」視点とも違うスイッチの切れないモニターのような人生。孤独であると気づくことさえない孤独な人物像に共感。

 しかし恋愛小説ってだれか殺さないと成立しないもんかね?

 金曜日だし、暑かったし、めずらしく1日飛び回ったのでコエドという缶ビールを買って帰る。

 しばらくビールを飲んでなかった上に美味しかったのもありあっという間に爆睡on床。こんなにキレイに酔っ払ったのは沖縄出身の昔の同僚から上物の泡盛を飲ませてもらったとき以来。先日飲み会の予約があったが体調不良が原因とはいえキャンセルしてよかった。飲んでいたらどうなっていたことやら。

 健康な生活はある意味不健康かもしれない。以前野田秀樹がAERAのインタビュー記事でストイックな生活をしすぎて体を壊した経験を語っていた。偉大な演劇人と比べるのもおこがましいがたまには体内の待機電源を切ろうと思ったり。ぷちっとな。(♂)





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最終更新日  2007年06月30日 05時05分37秒


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