まんがよみ日記

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2008年08月26日
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カテゴリ: 批評
 祖父は惚け、父は失踪、母は酒浸り。兄はリストラ、姉は夜遊び、弟は部活をやめ・・・という壊れた家族の物語。

 角田光代激賞な帯にだまされて購入。

 こういった設定なら再生がテーマになるのがお約束だが、そうではないところがポイント。

 そもそも崩壊とは?というこちらの世界観をぐらつかせる切り口。抱える事情を各々に語らせてみせる構成。

 誰もダメでもなく立派でもない。だれかのためがそうならなかったり、自分のためがだれかのためになったり。なぜかだれかとつながっている。そんな人生。

 時代の変遷がおもしろい。時間軸が作品をスケールの大きなものにしている。

 世代の断層をえがきながら絶望で終わらせない。現代という「底」を語る作品。

 正直同時代にリンクして語られる台詞は荒削りでときにつらい(たとえば女子高生のものとか)。リアルであればあるだけ読むにはキツい。

 現代文学が抱える問題とは適当な書き言葉をもたないことかもしれない。

 全編漂う所在のなさ、トホホ感。読後感は軽いが鼻歌のようにひきずる←共感なのか?そのヌルさは好き嫌いが別れそうだ。(♂)






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最終更新日  2008年08月27日 22時33分50秒


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