まんがよみ日記

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2009年09月30日
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カテゴリ: 妄想
 ふたりの少女がいた。

 どちらもデビューしたばっかりだったが、ひとりのほうがすこしだけ多くテレビにでていた。

 ある日、同じ日に同じ場所でサイン会をやった。

 勝敗は見えていた。人気商売とはいえ残酷だ。

 のびていく列とがらがらのスペース。

 会場のスタッフはよびかけた。

 いまならこちらはすぐにサインをもらえますよ!

 屈辱だった。

 旬がすべての世界。だれもそんな言葉に耳を貸さなかった。

 すぐもらえるサインに何の価値があるだろう?

 誰もよってこない机で、唇をかみしめるのをこらえ少女は笑顔を必死につくった。

 それがいまできる唯一の戦い方だった。

 この日を忘れまい。彼女はひそかに誓った。

 時はすぎて。

 立場は逆転した。

 列をつくった少女はカルトの広告塔になり。

 サインが書けなかった少女は引退が社会現象になる歌姫へと成長した。

 ・・・あのときもらってればねえ、というのが小さな後悔だそうだ。(♂)






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最終更新日  2009年10月07日 02時18分54秒
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