死んだふりをして、心ゆくまで寝ていようと思った。
最近、寝ても寝ても眠った気がせず、
どうぞこのまま眼が覚めませんように、
なんてときどき思ったりする。
そうは問屋がおろさない。
除雪車の音で半眼状態になる。
また雪が積もったの?
降れ、降れ、もっと降れ。
なんでも中途半端が一番悪い。
とことん、とことん・・・。
すると、今度は階下から野太い声が聴こえてきた。
それも複数?
「お~い、生きているか~?」
「死んでま~す」
加齢なる一族の約一名が、ゆうべ客人を連れてきたらしい。
正確にいうと、明け方の三時に。
三次会でタクシーがなくなり、かつ、客人の一名さまが
遠方より車で参加したらしく、
「この雪では事故に遭うから、家にゆこう」
問題はそこじゃないと思うけど・・・。
すっぴんで駆け足で階下に下りる。
予備の歯ブラシとタオル、浴室の用意せよ?
さらに朝食の用意せよ?
はぁ~?
「いやいや、風呂はいいです」
「彼女に勘ぐられるから、風呂はいいです」
はぁ~?
あの・・・、臭いです。酒と煙草と汗と、××臭?で・・・。
それでいて、コーヒーを淹れ、冷たい果物をとりあえず出し、
急いでご飯を炊き、酔っ払いたちのためにシジミの味噌汁、
冷蔵庫の中のありったけの材料で朝食をつくれば、
おかわりまでして・・・。
お帰りは午前十一時。
あ~、お腹が急に空いてきた。
なにも口にしていないもんね。
死にそう~。
その前にあっさりしたラーメンが食べたいな。
そこへ天からの助っ人が♪
はい。ゆきます。行列のできるラーメン屋さん。
並ぶのは嫌だけど、とりあえずここから逃避したいから。
並んでまで何かを食べたいとは思わないのよね。
なに?
車で二時間?
どこでもいいです♪
わたしをどこかへ連れてって(古いか笑笑
ラーメンが出来上がる前にケータイをチェック。
あ~♪
返信メール♪
急いで返信しようとしたら、ラーメンが。
はっきり言って、どうして並んでまで食べるのか
理由がわからない味だった。
気になって、もういちどメールをチエック。
で、一番最初に思ったことは、
おお♪そうですか。やりましたね~。めでたい♪
これで何かが変りますね。
その花、咲くといいですね~。
いつもつまんないことでお騒がせしてごめんなさい。
こちらもととのいました。一件落着でございます。
駄菓子菓子、だがしかし、
その次に浮かんできたのは去年のこと。
同じ世代の約二名さまより、さんざんのろけ話を聴かされて、
参った日々。そして、なぐさめるのも大変だった日々のこと。
男性って、女性よりもロマンチストかもね。
まして、こだわり派の方はやっと手にいれた理想像を
かぎりなく美化し、自分の世界にさらに深く潜伏。
てふてふが飛んでいる~♪
しかし、敵はしたたかだ。
リアル帯びてくると激変し、傷つくのはいつも男性だった。
だから、すべてが、とはいえないけれど、
めでたい♪
と同時にどうぞそのまま、うまくゆきますように、
と手が合掌のかたちになった。
そんなこといえないじゃない。
ジェラシーだと思われるじゃない。
だから、返信できなかったっす。
ガンバレ
強く生きて
あ。
それから、もうおひとりさまに、
妄想売り物のサイトで、ごめんなしゃい。
<(__*)>
と、謝ったほうがいいですよね?
( ̄ .  ̄)
ワタシハ ネクラ デハ アリマセン
ただ、学習能力がないだけです。
<<<<┏(; ̄▽ ̄)┛
ともいえなかった。
今朝は雨。
雨、雨、雨、もっと降れ、
さてっと、また怒涛の一週間になりそう。
やん。