九州出身者がつくる九州情報館。

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2022年11月27日
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テーマ: 相撲(1616)
福岡国際センターで開催されていた 大相撲九州場所 は、
今日で 千秋楽 を迎えました。

14日目終了時点で前頭筆頭の 高安 が2敗でリードしていましたが、
今日の取組で3敗の前頭9枚目 阿炎 に本割で敗れてしまい、
この時点で12勝3敗が2人となり、優勝決定戦の開催が確定します。
さらに3敗だった 大関・貴景勝 が結びの一番で勝利してこちらも12勝3敗となり、
3敗で3人が並んだ ため、優勝の行方は 『優勝決定巴戦』
決められることになりました。

ここで巴戦のルールを説明します。
3名の力士が土俵下でくじを引き、『東』『西』をひいた力士同士がまず戦い、
その勝者が『〇』をひいた力士と戦い、結果的に2連勝した力士が優勝となります。
つまり各力士が勝ち→負けを繰り返すと延々と取り組みが続くことになります。

大相撲で優勝決定戦を巴戦で開催するのは、1996年九州場所以来26年ぶりです。
この時は 5人による決定戦 で、くじ引きで決まった2番の勝者と
残り1人による巴戦により優勝者が決まりました。
また3人による決定戦は1994年春場所以来28年ぶりのことです。

今回の巴戦ではまず貴景勝が休みで、阿炎と高安が戦い、
阿炎が立ち合い変化して高安を倒して王手をかけました。
本割の取り組みが終わってまだ15分しか経過していなかったことと、
また阿炎が変化してくるかもしれないという心理があることもあって、
貴景勝は思い切った立ち合いができずに阿炎に押し出され
結果 阿炎が初優勝 となりました。
個人的には1周りするくらい取組が続いて欲しかったですが、
あっけない結果になってしまいました。
まぁそうなったとしても最初の取組で高安が脳震盪を起こしており、
まともな勝負ができたかどうか危ういところです。

結果今年の大相撲は 年6場所すべて違う力士が優勝 し、
3場所連続で平幕が優勝 するという異例の事態となりました。
実力が伯仲しているとも言えますが、逆に横綱・大関陣の不甲斐無さが露呈しました。
そうならないためにも絶対的な強さを持つ横綱や大関が早く出てきてくれることを願います。

それでは、今日はここまで。



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最終更新日  2022年11月27日 22時58分47秒
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