九州出身者がつくる九州情報館。

九州出身者がつくる九州情報館。

2024年04月23日
XML
テーマ: ニュース(99714)
カテゴリ: 九州の話題
球磨川水系の支流である 川辺川 では1966年に ダムの建設 が国により計画されました。
しかしダム完成によって 中心部を含む地域が水没 することが想定されるため、
建設に反対 のスタンスを貫いていました。
その後国と地権者との和解が進み、1996年に本体工事着工協定が結ばれました。
ところが社会情勢の変化や反対運動などによって本体工事は進まず、
先日任期を終えた 蒲島前知事 が2008年に ダム計画の白紙撤回 を表明しました。
しかし2020年に発生した 熊本豪雨 により球磨川流域は甚大な被害を受けました。
これを受けて蒲島前知事は方針を転換し 流水型ダムの建設を容認 しました。

そして4月21日に行われた 五木村の村民集会
木下丈二村長 流水型ダムの建設 を受け入れることを表明しました。
村民集会ではダム建設への賛否や村の振興策について意見が出されました。
その後木下村長は、
「しっかり一丸となって振興に臨む時期が来たと
村民の皆様に集まっていただいて激励や貴重なご意見を
賜ったということで、これから前に向けて
しっかり進んでいきたい。」
と語っていました。

これにより五木村と熊本県・国はダムで水没する地域の利活用や、
今後の村の振興策について協議を行っていくことになります。
また本体工事は 2027年度に着手し2035年度に完成予定 です。

国による計画から60年の時を経てようやくダムが建設されますが、
一部が水没する五木村にとってもメリットのある振興策が行われることを願っています。
それでは、今日はここまで。



人気blogランキング04 にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 九州情報へ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年04月23日 21時49分27秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: