全268件 (268件中 101-150件目)
昨日1月4日は毎年東京ドームで新日本プロレスのビッグマッチが行われています。そして当日(実質は翌日1時から)その試合を放送していましたので、その感想を書こうと思います。第7試合○秋山(リストクラッチ式エクスプロイダー)×中西専修大学レスリング部の先輩(中西)・後輩(秋山)どうしの対決となりました。中西は持ち前のパワーで何としてもGHCヘビーの挑戦権を獲得しようとしましたが、最後は秋山の必殺技に沈みました。中西タイプの選手はNOAHにはいませんので、他のNOAHの選手とのシングルが見て見たいなと思いました。セミ○中邑、後藤(飛びつき腕ひしぎ逆十字)三沢、×杉浦ワープロ特番ではこのカードを目玉として推していましたが、冒頭から大音量のスパルタンXと大『三沢』コールを流していたのには少し違和感がありました。試合開始後もまだまだ『三沢』コールが続いていました。杉浦と後藤の時間差ロープワークの攻防は面白かったです。新日のヘビーの2人に対して敢然と立ち向かって行った杉浦は頑張ってましたね。あと、あれだけ三沢を挑発していた中邑でしたが、エルボー合戦では歯が立たずに蹴りを出したり、最後はラッキーな飛びつき逆十字で勝って喜ぶなど、まだまだな感じですね。どうせなら最後はランドスライドとかで決めて欲しかったです。ヘビーの中邑がジュニアの杉浦に飛びつき逆十字って、普通逆でしょ?また、テレ朝の実況はほとんどNOAHの試合を見ていないと思われます。杉浦が通常のコスチュームで試合をやっているのに、『総合用の格好』で来たとか言ったりしていました。さらに輪をかけて試合が決まった時に新日が勝った事がよほど嬉しかったのか、一応NOAHではタイトル戦線から身を引いている三沢から勝利した事で、新日がNOAHを完全に制覇したかのような勘違いのセリフを口にした事でテレ朝実況陣のレベルの低さを感じました。日テレプロレス班の方がインディー含めて他団体の選手の技を良く研究していますし、間違っても相手団体のファンを不愉快にさせるようなことは口にはしません。あと、NOAH勢はせっかくの対抗戦なのでもっとセコンドを連れて来て欲しかったです。できれば2001年3月のZERO-ONE旗揚げ戦みたいに、両団体共にリング下に大挙セコンドが陣取り、試合が決まった後に中邑あたりがマイクでNOAHセコンド陣をあおって、それを聞いて怒ったNOAHの誰かが中邑に襲い掛かり、その後両団体のセコンドがリング上で大乱闘・・・とかいう展開を期待していたのですが、何だか物足りないような気がしました。新日側もNOAH側も今後対抗戦を継続するようなことをほのめかしていましたので、今年は新日本vsNOAHの対抗戦がより進んで行ってもらいたいですね。秋山以来のNOAH選手のG1参戦とか、ヤングライオンのモーリシャス杯参戦とか、実現するともっと面白くなると思うんですけどね。ちなみにメインのIWGPヘビーでは、それまでベルトを持っていた武藤がついに棚橋に敗れました。これで団体の至宝が無事新日に戻ったことになりましたが、全日本とはしばらく距離を置くことになるのでしょうか?ともかく、今回の1.4はマット界が何やら大きく動きそうな気配がする大会でした。各団体の今後の動向がますます気になりますね。それでは、今日はここまで。
2009年01月05日
ここ数年は大晦日に格闘技イベントが行われるようになりましたが、それよりも前に毎年1月4日には新日本プロレスが東京ドームでビッグマッチを行っています。来年の1.4のメイン(第10試合)は今年のプロレス大賞MVPである王者・武藤敬司(全日本)と、ベルト奪還を目指す挑戦者・棚橋弘至とのIWGPヘビー戦となることに決まりましたが、後半の2試合に新日本とNOAHの対抗戦が組まれました。<セミ(第9試合)>中邑真輔・後藤洋央紀(RISE)vs三沢光晴・杉浦貴(NOAH)<第7試合>中西学vs秋山準(NOAH)きっかけは12.6の新日本名古屋大会で中邑・後藤がNOAHの象徴である三沢と戦いたいとマイクでアピールした事でした。さらに中西までもがGHCヘビーを狙っているという発言を行ったことで、上記の2カードが決定したというのです。今年両団体間ではNOAHのタイトルであるGHCJr.タッグに、新日本のNO LIMIT(内藤&裕次郎)が挑戦したくらいしか接点がありませんでしたが、ここにきてヘビー級でも(新日本から一方的な形ではありますが)、本格的に団体間の争いに突入しようとしています。中でも団体の長である三沢が直々に新日本に参戦するのは、2005年5月のドーム大会以来のことで、注目を集めそうです。さらにメインには武藤、第8試合には小島の全日本勢、第6試合にはZERO1-MAXの田中将斗と、NOAH以外からも主力が参戦します。今年の地上波テレビ中継はなるべく当日中にやってもらいたいですね。ただ、ことしの1.4は日曜日になりますので、もし当日中にテレビ朝日がドーム特番を放送しないと、日テレのNOAH中継のレギュラー枠で先に放送されてしまうかもしれませんね(爆)。それでは、今日はここまで。P.S第2試合では新日本の東京ドーム大会開始とともにデビューを果たした獣神サンダー・ライガーのデビュー20周年記念試合としてライガー・佐野巧真(NOAH)vs井上亘・金本浩二の試合が行われます。こちらは対抗戦というよりは久々の再開といった感じでしょうか?(ライガー(の中の人(爆死))と佐野はヤングライオン時代からのライバルでした。)
2008年12月13日
今年も恒例の東スポプロレス大賞が昨日決定されました!今年の受賞者は以下の通りです。(敬称略)各賞受賞者MVP(年間最優秀選手)武藤敬司(全日本)ベストバウト(年間最高試合)丸藤正道vs近藤修司(11.3両国国技館大会セミ・世界Jr.タイトルマッチ)最優秀タッグ太陽ケア&鈴木みのる 組(全日本・GURENTAI)殊勲賞佐々木健介(健介Office)敢闘賞田中将斗(ZERO1-MAX)技能賞鷹木信悟(DRAGON GATE)新人賞澤田敦士(小川道場)功労賞故・グレート草津氏女子プロレス大賞該当者なしレスリング特別表彰北京五輪レスリングのメダリスト・入賞者の皆さん今回も各賞ごとに感想を書いていきます。・MVP今回のMVPは31票中28票を獲得しという圧勝で、全日本プロレス社長である武藤が7年ぶり4度目のMVPに輝きました!そして昨年の三沢の44歳(当時)を超えて45歳での史上最年長受賞となりました。新日本では素顔でIWGPヘビー級王座を獲得し、全日本ではグレート・ムタとして三冠ヘビー級王座を獲得して、史上初の別人格の4冠王に輝きました。また社長としては台湾興行を成功させ、テレビのバラエティにたびたび出場し、プロレスの知名度向上にも貢献した事も評価されたようです。・ベストバウトベストバウトはNOAHの丸藤が世界Jr.王者として全日本に入団したばかりの近藤と、行ったタイトルマッチに決定しました。丸藤は2年前のvsKENTA戦以来2度目の受賞となりました。なお、昨年多数の受賞者がいたNOAHの選手ですが、今年は丸藤ただ1人でした。来年の巻き返しが期待されるところですが・・・・最優秀タッグ今年の最優秀タッグはG1タッグリーグ&世界最強タッグリーグと初めて同じ年に2大メジャーのリーグ戦を制した天山&小島組かと思ったのですが、全日本の世界タッグ王者であるケア&みのる組に決定しました。数日前に偉業を成し遂げたばかりのテンコジでしたが、たった2票差で受賞を逃してしまい、悔しさを露にしていました。テンコジは来年行われる予定のタイトルマッチでのリベンジを誓っていました。・殊勲賞殊勲賞は史上初の三冠&IWGP&GHCと日本の三大メジャータイトルを獲得した健介が受賞しました。(MVP投票ではたった2票でしたが。)森嶋からGHCを奪取後は次々とNOAHからの刺客を追い払い、ついにベルトを持ったまま年を越すことになりました。武藤のIWGPにも同じことが言えるのですが、果たして健介からGHCを奪い返す管理団体の選手はいつ現れるのでしょうか?・敢闘賞敢闘賞はZERO1-MAXからただ1人、夏のリーグ戦『火祭り』で3連覇を果たした田中が受賞しました。東スポの記事を見ると、大谷代表らとともに受賞を喜ぶ写真が載っていました。当面の目標は永田さんに奪われた世界ヘビーのベルト奪回ですね。・技能賞DRAGON GATEからは今年も1人となりましたが、負傷欠場中のCIMAに代わり団体のトップ選手としてオープン・ザ・ドリームゲート(ODG)王座に君臨した鷹木が受賞しました。毎年必ず受賞者を出すとは、DRAGON GATEは確実に成長していっていますね。今年受賞者ゼロの某老舗団体も見習うべきではないでしょうか?・新人賞新人賞はIGFを主戦場にしている澤田が受賞しました。11月の大会ではあの北京五輪柔道100Kg超級金メダリストで親交のある石井慧をリングに呼び寄せた事で話題になりました。今後の活躍が期待されるところですね。・功労賞功労賞は今年お亡くなりになったグレート草津氏が受賞しました。息子さんも格闘家として活躍した時期がありましたね。お疲れ様でしたの気持ちをこめて、合掌。・レスリング特別表彰レスリング特別表彰は北京五輪のメダリスト・入賞者達に贈られました。吉田・伊調妹は堂々の五輪2連覇で受賞しています。また、男子も銀・銅メダルを1個ずつ獲得して面目躍如といったところでしょうか?そして残念な事に、今年も女子プロレス大賞の受賞者は該当者無しでした。さらに某老舗団体は武藤に団体の象徴を奪われ3年ぶりの無冠でした。ざっと見てみると、MVP・ベストバウト・最優秀タッグと全日本関連の受賞がかなり印象に残っています。他の団体の皆さんも来年こそは頑張ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2008年12月10日
今年もいよいよあと1ヶ月を切りましたが、そろそと大晦日のテレビの話題もちらほら入ってきます。NHKはもちろん紅白歌合戦、TBSは昨年に続いて『Dynamite!!』を放送、日テレは今年もガキの使いでしかも2本立てをぶつけてきました。(山崎vsモリマン最終章&絶対に笑ってはいけない新聞社)そしてテレビ東京では今年もハッスルを放送することが決まっています。ハッスルは大晦日当日ではなく前日の30日に有明コロシアムで行われるのですが、その大会に今年の芸能界を騒がせた『あの人』が、事もあろうに選手として参戦する事が決まったのです。それは今年、落語家の春風亭小朝師匠と離婚し芸能活動を再開させると、元夫に対して『金髪野郎』(一部絵文字で隠しました(爆死))とののしるなど、過激発言で大いに芸能界を騒がせたシンガーソングライターの泰葉です。言わずと知れた昭和の爆笑王・林家三平の次女で、こぶ平九代目正蔵、いっ平(将来二代目三平襲名予定)の姉にあたります。話題性としては紅白をしのぐのではないかと思いますが、誰と戦うんでしょうか?インリン様がムチを武器としていたので、ミュージシャンらしくジェフ・ジャレットばりにギター攻撃とかするのかもしれませんね。むしろハッスルで歌と言ったらこの人とも言えるモンスターKこと川田相手に、歌対決をしてNHKを牽制した方がもっと面白いと思いますが(爆死)。くれぐれも事故を起こしてお蔵入り・・・なんてことにはならないように、あまり無理をせずにやってもらいたいですね。果たしてテレ東とハッスルに大晦日視聴率戦争の勝算はあるのでしょうか?それでは、今日はここまで。
2008年12月09日
昨年元プロ野球ロッテの4番打者だった立川隆史選手がK-1にデビューした事がちょっとした話題となりましたが、今年も元プロ野球選手がK-1にデビューすることになりました。それは、清○・・・じゃなく、2005年の高校ドラフトでロッテから1位指名を受けた柳田将利投手です。(・・・って、またもロッテなんですね。)柳田は高校時代には甲子園に出場し、MAX149Km/hの速球と高校通算36本塁打の打力を引っさげ、鳴り物入りでロッテに入団したものの、足の怪我で1軍出場すらできず、先日10月1日付で戦力外通告を受けたばかりでした。その柳田の体重は100Kgとヘビー級ですが、野球をやっていただけあって動きにはキレがあるようです。さらに柳田とは同じ年齢で、今年の北京五輪・柔道男子100kg超級金メダリストの石井慧選手もプロ転向を宣言していますので、将来的には元柔道金メダリストvs元プロ野球選手という夢の対決がどこかの大会で見られる日が来るかもしれませんね。果たして、柳田はプロ格闘家としてどこまで活躍できるのでしょうか?それでは、今日はここまで。P.S最近ロッテ入りを拒否したあの選手はこのニュースを聞いてどう思ったのでしょうか?仮にロッテに入ったら、戦力外になった後に格闘家転向して、「I'm ○野 オラエー!」とか叫んだりしたくないなぁとか思っているかもしれませんね(爆)。
2008年12月04日
昨日はNOAH横浜文体大会観戦記の後編です。第6試合からメインまでの観戦記となります。第6試合秋山、力皇、○金丸(タッチアウト)高山、佐野、×平柳パンフレットには今後のGHCシングル&タッグの行方を占う試合として位置づけられていましたが、実際の試合は平柳が完全に主役でした。平柳はコーナーで秋山にちょっかいを出したり、秋山&力皇に急所攻撃を出したり、秋山とのエルボー合戦を繰り広げたりと、体格面で不利な状況を補うかのように頑張っていました。さらに高山&佐野に対して「行け!」と指示していました。平柳は金丸のディープインパクトを耐えますが、タッチアウトには耐え切れず、3カウントを聞くことになってしまいました。試合後、秋山は平柳に握手を求めようとすると急所攻撃をやり返しました!その後平柳は本部席のマイクを取り、「秋山、力皇、覚えとけよ!」と叫びました。すると秋山が花道から戻ってきてしまい、平柳は全速力で反対側の花道を帰って行きましたが、控え室で高山に蹴りと張り手を入れられダメ出しされていました。セミ小橋、KENTA(30分時間切れ引き分け)健介、中嶋小橋と健介と言えば、2005年の東京ドーム大会の一騎打ちが今でも印象に残ります。今回もこの2人がチョップ合戦を繰り広げていました。もうこれはプロレス界の重要無形文化財と言えるでしょう。しかしながら今回は彼ら以上に愛弟子の気迫が凄かったです。前日に大阪での健介Office興行で一騎打ちをやっていただけに、その続きをやっているかのようでした。終盤はKENTAが中嶋にgo2sleepを出しますが返され、丸め込み合戦となりますが、無情にも時間切れを告げるゴングがなってしまいました。小橋と健介は握手をして互いの健闘を称えあっていましたが、KENTAと中嶋はセコンドの制止を振りきり、何度も飛び掛って行っていました。こうなったらこの2人で時間無制限1本勝負をやるのはどうでしょうか?メイン・GHCヘビー級選手権試合○森嶋(バックドロップ)×杉浦※森嶋が初防衛に成功!3.2武道館大会で三沢からGHCヘビーのベルトを奪取した森嶋でしたが、グローバル・タッグリーグ戦'08最終戦で杉浦にまさかのフォールを奪われ、それが今回のタイトル戦の引き金となりました。序盤森嶋はヒップアタックやトペ・スイシーダなどで杉浦を痛めつけます。しかしエプロンでの攻防では杉浦が制し、雪崩式中年'sリフトを放ち、森嶋にダメージを与えました!さらに杉浦は雪崩式フランケンやジャーマンを放ち、さらに王者を痛めつけました。その後も杉浦はジャーマン、垂直落下式ブレーンバスター、そしてオリンピック予選スラムを出しますが、森嶋は悉くカウント2で返します。アンクルホールドを決めようとしても、体格のためかすぐにロープに手が届きました。森嶋も1発目のバックドロップを出しますが、体にダメージが蓄積し、カバーに行くことができません。杉浦は森嶋の後頭部へキックを見舞いましたがカウント1で返され、これが暴走のスイッチとなってしまいました。コーナーへ杉浦を追い詰めると西永レフェリーを払いのけ、ジャーマンを繰り出しましたが、レフェリーがカバーに行けません。そして・・・我々はとんでもない光景を目にします。何と森嶋がコーナー最上段に上がり、ムーンサルトプレスを出したのです!145Kg(大会パンフレットより)の巨体がまさかトップロープからムーンサルトを出してくるとは思いませんでした。しかしながら体を杉浦に浴びせることができず、ムーンサルトヘッドバット(爆)のような形となりました。ならばと森嶋は2発目のバックドロップを繰り出し、杉浦を鎮めました。試合後森嶋は右のリングシューズを脱いでいました。おそらくアンクルホールドで痛めたのではないかと思います。インタビューで森嶋は横浜のファンに向かって、「不甲斐ない試合をしてすみませんでした。」と謝りました。しかしインタビュアーの森アナがファンにこの試合の中身について聞くと、拍手や「良かったぞ!」と言う声が多かったように思えました。そのファンの声を聞いて森嶋は、「まだまだチャンピオンとしてやらなきゃいけない事がいっぱいあります。守りに入らず攻めていきますんで、誰でも挑戦受け付けます。」とコメントし、会場を後にしました。初防衛戦で精神的にも大変だったと思いますが、次回の防衛戦では今回を上回る内容で頑張ってもらいたいと思います。初めて国内のシングルタイトルを獲得した森嶋に対して、かつて三冠戦を何度も戦ってきた三沢や小橋みたいな内容を求めるのは少し酷ではないかと思います。1歩ずつ、着実に自分なりの王者像を形作っていってください。これで今回の観戦記は終わりです。またまた長文になってしまい申し訳ありません。
2008年06月15日
昨日はNOAHの横浜文体大会がありましたので、観戦してきました。最近は神保町(書泉ブックマート)に行く暇が無かったので早めに来て並んで15時ごろに当日券を購入しました。今回は2回に分けて書こうと思います。15日未明にこれを書いていたら3時で楽天ブログのメンテナンスとなり、6時になっても終わらなかったのは辛かったです。さらに今日は朝から会社のソフトボール大会に参加していたので、公開が夜になってしまいました。第1試合泉田、○石森(テララーニャ)起田、×宮原(健介Office)健介Officeの若手の試合は始めて見ました。が、今回のカードはキャリア的に見ても明らかにNOAH勢の方が上でした。まぁNOAHの若手とはSEMで毎回やっていることですし、それより上のレベルの選手との試合は彼らにとって良い経験かもしれません。試合後は2人並んで四方に礼をしていました。健介の教えが行きとどいている証拠だなと思いました。第2試合輝鎮、志賀、○雅央(前方回転エビを切り返してエビ固め)多聞、菊地、×百田今大会開催日の朝のこと、岩手・宮城で震度6強の地震が発生しました。仙台在住の菊地は会場に来られるかどうか心配されていましたが、試合開始45分前に無事に来ることができ、こうして試合にも出場しました。試合は雅央が小ズルい戦法で勝ちをもらいました。なおこの大会終了後、菊地は四川大地震への募金を行っていました。中には貯金箱持参のファンもいたほどでした。毎回ながら菊地のこの姿には頭が下がりますね。第3試合田上、○ヨネ(キン肉バスター)彰俊、×宮本キャリアが全くバラバラな4人がタッグで戦いました。中でもNOAH勢離脱後の全日本でデビューした宮本がNOAHに参戦するとは今まで考えもしませんでした。宮本は田上にチョップを繰り出して胸板を真っ赤にさせるなど頑張っていましたが、結局は田上ののど輪、ヨネのギロチンを受け、最後はキン肉バスターに倒れました。果たして宮本の継続参戦はあるのでしょうか?第4試合・『付き人だよ全員集合!』タッグマッチ丸藤、○鼓太郎(ブルーディスティニー)三沢、×一平※特別レフェリー:浅子覚こういう企画、私は嫌いじゃないです(爆)。この試合で特別レフェリーを務めたトレーナーの浅子さんがいつの間に坊主頭になっていたことにまずびっくりしました。(なお、浅子さんは三沢の初代付き人です。)試合は完全に一平いじりの展開でした。開始前に握手をしなかったり、何故か三沢が丸藤組の方に行ったり、一平がリングに入ると丸藤組の2人はリングの外に出てしまったりと、完全に遊ばれていました。丸藤組はしぶしぶジャンケンで先発を決めていました。さらにコーナーに振った一平に対して浅子レフェリーを投げつけていました。結局一平がフォールを取られて負けてしまいましたが、丸藤組と共に何故か三沢と浅子レフェリーが倒れた一平の上で4人揃って記念撮影していました(爆死)。第5試合・青木篤志"閃光"十番勝負第5戦○小川(腕ひしぎ逆十字を潰してエビ固め)×青木青木をはじめ若手のコーチ役である小川が直々に『十番勝負』に参戦しました。小川の左足殺しvs青木の左腕殺しの展開でした。まるで昨年3・4武道館大会の小川vsダグの試合を見ているようでした。試合は青木が腕ひしぎを出そうとしたところを小川がカバーし、3カウントを奪いました。敗れた青木はかなり悔しがっていました。長くなってきましたので、第6試合以降は後編に書こうと思います。それでは、これにて失礼。
2008年06月15日
『ファイティング・オペラ』ことハッスルの人気者であるインリン様が、昨日有明コロシアムで行われた『ハッスル・エイド2008』で引退しました。最後の相手はグレート・ムタに毒霧を大事なところに浴びたために生まれ、その後自分に反抗してモンスター軍を去ったボノちゃんでした。インリン様は『体の一部』であるとして使用が認められている(爆)ムチ攻撃や、(一応ボノちゃんも手伝っていると思いますが)上手投げを繰り出し、自分の何倍もの体格の『息子』に文字通り『愛のムチ』を与えました。なかなか自分を攻められないボノちゃんに対し、インリン様は「これで終わりなの?こんな意気地無しだったの?」と、ムチを振り回しながら檄を入れます。『母の想い』に応えたボノちゃんはようやく本来の動きを取り戻し、ベアハッグやタックルで反撃します。そしてインリン様はリング中央でボノちゃんに対し、「来なさい、ボノ。私を越えてみせなさい!」と叫ぶと、ボノちゃんは『ママ越えプレス』で215Kgの巨体をインリン様に浴びせ、ついに3カウントとなってしまいました。試合後、母子はようやく和解しますが時すでに遅し。インリン様はボノちゃんの腕に抱かれ、静かに目を閉じました・・・ボノちゃんは動かなくなったインリン様を抱え、花道を去って行きました・・・会場にはインリン様の名場面が流れ、ファンからは拍手が送られました。その拍手なかなか鳴り止まず、ついにはカーテンコールで再びインリン様が姿を現し、さっきまでボディプレスを浴びてフラフラの状態になりながらも、ファンからの拍手・歓声に応えていました。グラビアアイドルからハッスルに参戦し、数々のレスラーと戦い、最後は元・横綱相手に壮絶な試合をしたインリン様は、感動的な最期を遂げました。本当に3年半の間、お疲れ様でした。ハッスル人気の立役者の1人がこうしてリングを去りましたが、今回もう1人ハッスルの立役者が去ることになってしまいました。『負けたらハッスル追放』ということで川田と試合をしたHGが、わずか1分も経たずに敗れてしまいました。HGは無言のままマスクを脱いで素顔となり、会場を後にしてしまいました。そしてハッスルに新展開です!高田総統は6月18日からの新シリーズでトーナメント戦を開催すると宣言しました。また、HG敗戦後のVTRで意味深なことを言っていましたが、ひょっとしたらHGがモンスター軍転向するのではないかと思います。今回は興行の翌日にテレ東で試合をやってくれましたね。週1放送は無くなりましたがこういう姿勢はテレ○よりも評価できます。さすがに日テレのNOAH中継みたいに即日放送は厳しいかもしれませんが・・・ハッスルの新展開、どうなるか楽しみですね。それでは、これにて失礼。
2008年05月25日
ハッスルを手がけるハッスル・エンターテインメントは昨日記者会見を開き、インリン・オブ・ジョイトイ、つまりインリン様の活動休止を発表しました。インリン様は2004年12月に行われた『ハッスル・クリスマススペシャル』で初登場し、M字ビターンやM字固めを使い、WWEのディーヴァ顔負けの活躍をしたことから、2005年度プロレス大賞の話題賞を受賞しました。その後、HGに敗れて『M字パワーが底をついた』ということで、2005年のクリスマス興行を最後にインリン様はひとまずハッスルを去ることになりましたが、その時に『イン卵』を産み落とし、翌年それが孵化してニューリン様が誕生します。ニューリン様は自分の顔の傷が実は高田総統がつけたと知るとモンスター軍を裏切り、ハッスル軍に寝返りましたが、『高田総統の化身』ザ・エスペランサーのレーザービターンを受けた後は姿を消してしまいました。2007年になり、高田総統がハッスルを買収した事をきっかけにインリン様が復活し、再びモンスター軍の一員になりました。しかし『M字ビターンの源』である大事なところにグレート・ムタの毒霧を浴び、またもや卵を生みますが、生まれたのは何故か曙そっくりのグレート・ボノでした。大晦日の興行でボノは『父親』ムタと初めて組んで戦いましたが、その後グレてインリン様と決別し、『ボノちゃん』として敵対してしまいました。そして5月24日に行われる『ハッスルエイド2008』でのvsボノちゃん戦を最後に『インリン様』としての活動を停止する事が昨日発表されました。会見では今回の件について、「自分の人生の中で『ひとつの区切り』として今年がちょうどいいと考えた。」「未練は無い。復活の可能性も無い。」(ZERO1-MAX社員との)「交際報道とは関係無い。」「ハッスルで学んだ表現力を生かして、1人のタレントとして新たなステージへ向かっていく。」「ファイナルマッチは最後のM字パワーを振り絞って、インリン様とともに燃え尽きたい。」と『素顔』のインリンとして語りました。ハッスルの名物キャラとして定着していただけに、今回の発表は残念ですね。もうラヴェルの『ボレロ』で登場するインリン様も、M字ビターンも見られなくなると思うと、寂しい気がします。1つの大きな『華』が消えてしまうハッスルは、5月24日の興行で盛大に送り出すそうです。約3年半の活躍でしたが、本当にお疲れ様でした。それでは、今日はここまで。
2008年04月19日
今年最初のNOAH日本武道館大会観戦記も残すところセミのGHCタッグ、そしてメインのGHCヘビーの2試合となりました。セミ・GHCタッグ選手権試合○丸藤、杉浦(不知火・改)ジェイ、×マーク(ブリスコ兄弟)※丸藤・杉浦組が2度目の防衛に成功。最初、この試合はブリスコ兄弟がコンビネーションを生かし、王者組を追い詰めていました。中盤丸藤のトラースキックや杉浦のアンクルホールドなどで挽回しますが、杉浦が一度餌食になったドゥームズデイデバイスを喰らってしまいます、そのまま杉浦はリング下にエスケープし、2度目のドゥームズデイデバイスを丸藤に出した時、『王者組万事休すか?』というところで、我々は衝撃的なシーンを目にします。何と丸藤が体を入れ替えて不知火・改の形にしたのです!そしてそのままマークをカバーし、ついに3カウントとなりました!コーナーで外を向いていたジェイはその3カウントを弟が丸藤をカバーしたものと思い、喜んでいましたが、その後『Here We Go!』と丸藤のテーマが鳴り、振り向くとフォールしていたはずの弟がフォールされており、ショックを受けていました。メイン・GHCヘビー級選手権試合○森嶋(バックドロップ)×三沢※森嶋が第12代選手権者となる!この部分を書こうとしたところ、ちょうどNOAH中継が始まりました。昨年1・21武道館のメインで、11代目王者としての初防衛戦を行った三沢は、場外パワーボムで意識を飛ばしながらもエルボーで森嶋を退けました。敗れた森嶋は「経験が足りない」と言って渡米し、ROHで世界王者に君臨し、日米通じて20度の防衛に成功しました。一方三沢も丸藤、佐野、田上、サモア・ジョー、KENTAらを相手に防衛を重ね、プロレス大賞MVPにも輝きました。そんな中で迎えた今回の防衛戦、時代の分岐点ともなりかねない一戦は序盤に三沢のエルボー・スイシーダや森嶋のスカッドミサイルなどがありましたが、このシーンはNOAH中継ではカットされています。試合中、2度三沢が森嶋をタイガードライバーの形に持ち上げようとしましたが、森嶋が重いのか、2回とも持ち上がりませんでした。10年くらい前ならベイダーを持ち上げられる力があったはずなのですが、こんなところで三沢の衰えを垣間見てしまいました。ここからはNOAH中継でも放送されていましたが、森嶋が145Kgの巨体でトペ・スイシーダを三沢に出していました。その後リング上で三沢のエルボーと森嶋のラリアットの打ち合いとなり、三沢がエルボーを2発打って森嶋を倒し、ロープの反動で後頭部へのランニングエルボーを出そうとしたところ、森嶋のカウンターラリアットが炸裂し、両者ダウン状態となります。その後森嶋がこの試合最初のバックドロップを放ちますが三沢に返されました。三沢は森嶋に断崖式&雪崩式のエメフロを出しますが、森嶋は必死にこらえ、その後のローリングエルボー、ワンツーエルボーからのカバーもカウント2で肩を上げました。そして森嶋は2発目のバックドロップを出しますが、角度が甘くカウント2で返されます。三沢のローリングエルボーをラリアット2発で返した森嶋は20分経過のアナウンスの後、三沢を抱えて3発目のバックドロップを出しました!そして・・・ついに3カウントが刻まれ、勝敗が決しました!!新王者の誕生、そして新時代の到来の瞬間です!!!試合後、念願のGHCヘビーのベルトを手に入れた森嶋は、花道近くで倒れていた三沢に声をかけていました。そしてセコンドの肩を借りてリングを後にする前王者に対して、武道館の観客は大「三沢」コールで送り出していました。(このシーンもTV放送ではカットされています。)森嶋は勝利したものの、息も絶え絶えにインタビューに答えていました。なお、今回はベルト、トロフィーに加えてクリスタルの盾が贈られていました。恒例のチャンピオンリングはどうなったのか気になります。試合後、武道館には2台の救急車が止まっていました。1台は三沢、そしてもう1台は森嶋のためのものでした。NOAH中継で知ったのですが、両者とも精密検査のために病院へ直行したそうです。この試合の過酷さがうかがい知れるシーンでした。次期シリーズはタッグリーグ戦が行われます。NOAHの新たな名物となることができるのでしょうか?そして過酷なリーグ戦を制するのはどのチームでしょうか?あと、9チームでは中途半端ですのでもう1チームくらい出て来て欲しいですね。それでは、これにて失礼。
2008年03月03日
今年最初のNOAH日本武道館大会観戦記の続きです。第5試合~第7試合(セミ前)の観戦記を書いていきます。第4試合と第5試合の間に、次期シリーズで行われるグローバルタッグリーグ戦'08の出場チームが、武道館の電光掲示板で発表されました!出場チームは以下の通りです。三沢・小川組(第2代・第8代GHCタッグ王者)RO&D(ディーロ・ブキャナン組)(第15代GHCタッグ王者)森嶋・ヨネ組(第11代・第13代GHCタッグ王者)バイソン・彰俊組高山・佐野組秋山・力皇組(第14代GHCタッグ王者)田上・潮崎組丸藤・杉浦組(現・第16代GHCタッグ王者)と、歴代王者については今回のパンフの後ろに書いてあった通りのチームが出てきました。あと、海外無期限遠征のはずの潮崎が田上のパートナーとして帰国するようです。王者経験チーム以外は過去のタッグリーグ・トーナメントでも出ていたので、あまり新鮮味が無いような気がしました。・・・が、発表後思わぬサプライズがありました。何と、健介&中嶋が健介officeのワッペンつきスーツに身を包んで緑のマットに立ち、タッグリーグ戦参加を志願しました!そして2人は四方に礼をし、会場を去って行きました。第5試合小川、○鼓太郎(ブルーディスティニー)ダグ、×石森約1年前の昨年3.4武道館大会に行われた5大シングルマッチのその2として小川とダグの玄人好みのシングルが行われました。そして期待通りのグラウンドでの攻防で互いに足を組み合ったまま倒れ、ダブルフォール状態→レフェリーカウント→2で2人とも肩を上げるの動きが何度か繰り返されていました。鼓太郎は石森に二度ファンネル(逆向きの619)をかけましたが、最初のファンネルは何とダグがリング下でかばい、ダグがダメージを受けていました。2度目は孤立した石森にヒットし、その後ツームストーンドライバーを浴びせブルーディスティニーで勝利を掴みました。敗れはしましたが、今年正式にNOAH所属選手となった石森の動きは良かったです。予測不可能な飛び技で相手を翻弄したり、同士討ちを誘ったりしていました。KENTAとのタッグでDRAGON GATEに流出中のJr.タッグベルトを奪還して欲しいですね。この試合の後、電光掲示板に『緊急発表』として、健介・中嶋組のリーグ戦出場を伝えました!しかし現・三冠王者の健介がチャンカンの真っ最中に別の団体のリーグ戦参加って、全日本はOKしたのでしょうか?ちなみにチャンカンは4月5日~9日、後楽園ホールでの5連戦となります。同時期にNOAHもシリーズをやっていて、5日神戸、6日岡山、8日米子と、西日本での試合が予定されています。(移動を考えると4日の高松も欠場か?)おそらくこの3大会は健介&中嶋の試合が無いようにカードを組むのでしょう。それにしても、このスケジュールは健介にとって過酷ではないかと思いますが・・・第6試合秋山、○力皇(無双)彰俊、×雅央今シリーズの2月28日、頚椎損傷によって長期欠場を余儀なくされていた力皇がついに復帰を果たしました!さらに次期シリーズはタッグリーグ戦に秋山とのコンビで参戦が決定しています。そういう意味でも今日の勝利は良い試運転になったのではないかと思います。なお、この試合は雅央の小悪党ぶりが良かったですね。コーナーの秋山に何度もちょっかいを出して怒らせていました。さらに対峙した時もトップロープで秋山の目をこすっていました。しかしやった分の何倍にも秋山と力皇の仕返しを受けてしまいました。今度のリーグ戦、彰俊のパートナーはバイソンで正解だったかもしれません(爆死)。第7試合小橋、多聞、○KENTA(go2sleep)高山、佐野、×青木昨年12.2武道館のメインで腎臓ガンから奇跡の復帰を果たした小橋ですが、今日はその時のパートナーであった高山と戦うことになりました。レフェリーが小橋組のボディチェックをしていると、高山組が奇襲を行い、そのままゴングが鳴らされて試合が始まりました!リングの上には小橋と高山が残り、チョップとハイキックの応酬が繰り広げられました。小橋はチョップ以外に、ローリングクレイドルやテキサスクローバーホールドなど、オレンジタイツ時代によく使っていた技を使っていました。(テキサスクローバーはこの前NOAH中継で流れていた試合でも使っていました。)また、KENTAと青木がこの試合でよく頑張っていたと思います。KENTAは果敢に高山や佐野に向かって行っていました。青木はしきりにコーナーで控える小橋を攻撃して挑発していました。最後はこの2人の攻防となり、フィニッシュはKENTAのgo2sleepでした。試合は終わりましたが、花道で小橋と高山がエルボー合戦をしていました。他の選手やセコンド陣が総出で止めに入っていましたが、すぐには収まりませんでした。久しぶりに武道館で勝ち名乗りを上げた小橋は四方に礼をし、リングを去るときにも一礼をして花道を帰って行きました。なお試合時間は29分36秒と、あと少しで30分という長い試合でした。さて残りはセミとメインです。多分その3を書いているときにNOAH中継の時間となっていると思いますので、その内容も合わせて書こうと思います。それでは、ひとまず失礼。
2008年03月03日
本日は今年最初のNOAH日本武道館大会です。最近仕事で神保町に行く機会がありましたので、久々に書泉ブックマートでチケットを購入して観戦してきました。(前回の武道館(小橋復帰戦)はローソンチケットで購入。)今回も例によって3本立て(その2と3は翌日3月3日付)で観戦記を書いていきます。まずは前半の4試合からです。第1試合△平柳(15分時間切れ引き分け)△伊藤今年から田上の思いつきで本名の努から『玄藩』に改名することになった平柳と、1月シリーズでカシラの持つ白GHCに挑戦した伊藤が戦いましたが、ともに譲らずに15分が経過し、時間切れ引き分けに終わりました。キャリア等を考えると伊藤にとっては勝ちに等しい引き分けだと思いますが、リングを叩いて悔しがっていたのはむしろ伊藤の方でした。その気持ちがあればもっと強くなれると思います。頑張ってもらいたいですね。第2試合○川畑、志賀(足折り回転エビ潰しからのエビ固め)菊地、×百田先日、デビュー20周年記念試合を行った菊地はその時の相手である百田さんとチームを組み、20周年記念コートをまとって入場してきました!対するパンパーズはいつものように兄弟船(唄・鳥羽一郎)で入場してきました。見所はアニキvs菊地の石頭対決でした。この4人の中でやはりタイトルを持っているカシラが1枚上手だったようで、結局百田さんを丸め込んで勝利しました。試合後は4人互いに握手をして健闘を称え合っていました。第3試合○金丸、谷口(タッチアウト)ヨネ、×一平普段はあまり組まないようなカードとなったこの試合ですが、現GHCJr.王者の金丸が一平をタッチアウトで仕留めるという結果でした。敗れはしましたが一平はエアプレーンスピンで会場を沸かせていました。一方モーリシャス杯優勝で驀進十番勝負の真っ最中の谷口でしたが、まだぎこちない感じがしました。今後は勝利とともに試合を作っていく事を身に付けてもらいたいですね。そうすればエースの道も自ずと開けてくることでしょう。第4試合○田上、泉田(ダイナミックボム)ヒーロー、×カスタニョーリ今シリーズ初来日のカスタニョーリでしたが、実は笑いの分かる男でした(爆死)。というのも、泉田に捕まり、リングの外を向いていた田上に腕を渡されてアームブリーカーを喰らっていたカスタニョーリでしたが、(この時に大体オチは読めていましたが)2回目は泉田の腕を田上に渡し、味方へのアームブリーカーを成功させました!何も知らない田上は観客の『もう一丁』に応えて何度も泉田の腕を攻撃していました(爆)。一方のヒーローも倒れ際に泉田の急所を蹴ったまでは良かったのですが、コーナーのカスタニョーリが向かって来る泉田をエルボーで倒したところ、その泉田の石頭がヒーローの急所にぶつかってしまうというハプニングもありました。結局最後は田上がダイナミックボムでカスタニョーリに勝ちましたが、ヒーローもカスタニョーリもまた来日して欲しいですね。できればダコタ、アンヘルなどNOAHが誇る(?)オモシロ外人たちと戦ってもらいたいです。その2とその3は翌日3日付で書こうと思います。それでは、今日はここまで。
2008年03月02日
昨年12月2日の日本武道館大会で腎臓ガンからの復帰を果たしたNOAHの鉄人・小橋建太選手が、約40日ぶりに試合を行いました。病み上がりということで1月ツアーは11日の高知大会と13日の博多大会の2戦限定で参戦することになりました。まず高知大会ですが、ツアーで回っている他の選手たちよりも早く会場に着いた小橋は何と試合前に3時間も練習していたそうです!NOAH中継で高知での復帰戦を見たのですが、小橋の入場時に人だかりができてなかなかリングに進めない状態でした。そして試合では雅央の目をこする攻撃や田上の雪崩式のど輪を受け、極めつけは佐野の腎臓へのフットスタンプ(?!)に悶絶しましたが、ブレーンバスターの形で持ち上げて相手の首にチョップを振り下ろすという新技の坂本龍馬チョップを雅央に繰り出しました!(『俺が田上』ののど輪をチョップに変えた感じの技でした。)しかし決まり具合が悪かったのかもう一度坂本龍馬チョップを出し、潮崎のトラースキック→多聞のデッドエンドで勝利を挙げることができました!2008.01.11 高知県民体育館大会 メイン小橋、○多聞、潮崎(デッドエンド)田上、佐野、×雅央そして昨日行われた博多大会の模様は、何と今日夕方のNewsリアルタイムのスポーツコーナーで放送されていました!博多スターレーンでも小橋人気は相変わらずで、立ち見を含めて2800人が観戦しここでも小橋は入場時の花道をなかなか進めませんでした。なおこの日のカードは小橋が現バーニングの多聞・潮崎を率いて全日時代のバーニングのメンバーである秋山・志賀・金丸の3人と戦いました。いわゆる新旧バーニング対決ということになりました。小橋はまるで1年半のブランクが嘘のように、相手の3人にチョップを見舞っていました。さらに高知でうまくいかなかった坂本龍馬チョップをここでも出しました。そして多聞・潮崎が志賀をコーナー近くで持ち上げ、コーナートップに上がった小橋が志賀の体めがけてチョップを振り下ろすという新技・玄界灘落としを披露しました!(でもこれってパートナーが2人いないとできないということでしょうか?)この日も回転地獄五輪パート0で多聞が新技の餌食になった志賀を仕留めました!2008.01.13 博多スターレーン大会 メイン小橋、○多聞、潮崎(回転地獄五輪パート0)秋山、×志賀、金丸試合後に多聞のテーマが流れたのですが、スタッフの粋な計らいなのか、小橋のテーマ曲である『GRAND SWORD』が流れて会場が小橋コールで包まれ、珍しくマイクを手にした小橋はファンにこう言いました。「皆さん!帰ってきました。これからまだまだ戦いが続きますが、みんな一緒になって頑張っていきましょう!」今シリーズ、ただでさえ小橋の来場自体貴重なのですが、小橋が自らマイクを持ってファンにこのような挨拶を行う光景なんて、首都圏(武道館、ディファ、後楽園)以外ではあまり無いように思います。そう思うと昨日博多スターレーンに来たファンは幸せ者ですね。なお、この2試合の試合時間ですが、高知大会メイン:28分43秒博多大会メイン:33分26秒と、最近のプロレスの試合では長い部類に入ります。フルで戦ってはいないとは言え、病み上がり2・3戦目でこれだけ試合をするとは小橋の凄さをまた感じさせられました。Newsリアルタイムで博多大会の模様が流れた、ということは日テレのカメラが入っており、ひょっとしたら来週のNOAH中継でもこの試合が放送されると思われますので、それを楽しみに待っていようと思います。それでは、今日はここまで。
2008年01月14日
クリスマスイブの夜に行われた恒例のNOAHクリスマス興行観戦記の後編です。例によって観戦記が2つに分かれてしまい申し訳ありません。第4試合まず、丸藤と伊藤が入場します。丸藤はめずらしく試合中もマスク姿でした。また、伊藤はトナカイのかぶりものをして登場しました。つまり初代トナカイ(橋)は御役御免って事ですね。そして志賀組の入場なのですが、国民的な有名アニメのオープニングが流れ、ドラ○もんの着ぐるみを着たアニキが登場しました(爆死)。アニキは藤子プロに許可をもらったのでしょうか?なお、コールは『シガえもん』でした。なお、石森もマスクをかぶって登場しており、コール時には『メキシカン・パワーズ セクシーボーイ』とコールされました。(※)メキシカン・パワーズメキシコのAAAのユニット。NOAHでおなじみのフービーも在籍してます。今年9月に行われた『TRIPLESEM』では石森本人も対戦しています。(※)セクシー・ボーイWWEのHBKこと仁・ボッシュート・草野ショーン・マイケルズの旧テーマ曲と同名ですね。○シガえもん、石森(ダイビングボディアタック返して片エビ固め)丸藤、×伊藤さて肝心の試合ですが、シガえもんのワルっぷりが目立ちました(爆)。四次元ポケットから手錠が出てきたり、ドス(?!)が出てきたり、レフェリーの目の届かないところで手錠を使って伊藤の首を締めたりと、子供の夢を壊し放題です(爆死)。また、本家(?)の特徴である尻尾を引っ張ると機能停止することを利用し、丸藤がシガえもんの尻尾を引っ張って動きを止めるシーンも見られました。一方相方の石森は興奮したのか、シガえもんや福田レフェリーを投げるシーンがありました。仲間割れにならなかったのは不幸中の幸いでしょうか?怪我のため長期離脱した伊藤ではありますが、遅れを取り戻そうと一生懸命な部分がところどころ垣間見えた試合でした。ですが結果はダイビングボディープレスを狙うもシガえもんに丸め込まれてしまい、結局3カウントを奪われてしまいました。セミ 輝鎮、○金丸(タッチアウト)雅央、×青木カシラこと輝鎮はサンタ風のエプロン姿で登場し、お菓子を配っていましたが、エプロンを取ると普通でした。あと雅央も金丸も普通の格好でしたが、この日デビュー2周年となる青木は、デビュー当時の青いショートタイツで登場しました。ついつい往年のダイナマイト・キッドのようなロングタイツ姿の青木を見慣れていたため、かえって新鮮に見え、そして懐かしく思えた瞬間でもありました。試合内容はいたって普通でしたが、数日後DRAGON GATEに乗り込んでGHCJr.タッグを奪い返そうとしている金丸と青木はいつになく気合が入っていたように思えます。青木は先輩・金丸の技を次々と返しますが、最後はタッチアウトで3カウントを奪われました。試合後は4人とも握手を交わしていました。金丸と青木にはぜひ土井吉からベルトを奪い返してもらいたいですね。メイン 森嶋、泉田、○谷口(ジャーマンスープレックスホールド)KENTA、鼓太郎、×一平今年のNOAHもいよいよこの試合を残すのみとなりました。(この後DRAGON GATEやROHで試合する選手はいますが・・・)まず、KENTA組が入場するのですが、KENTA入場の後、一平の入場テーマ曲が流れ、一平のコスチュームを身にまとった鼓太郎が現れ、ジャンピングリングインをしようとして失敗します(爆死)。その後、何故か氣志團の「One Night Carnival」が流れ、黄色い特攻服に身を包んだ一平が入場してきました。NOAHで『ヤンキー七番勝負』が始まるのかと思ってしまいました。(※)「One Night Carnival」は、大日本プロレスの宮本裕向選手のテーマ曲であり、その宮本選手がつい先日まで『ヤンキー七番勝負』を行っていたのです。なお一平の黄色いガウンには『一平ちゃん』と書かれており、ラーメンか焼きそばを食べたくなった人は私以外にもいたことでしょう。対する森嶋組の入場ですが、まず登場した谷口は何故か七三分けで登場します。さながら若い頃の故・ジャンボ鶴田さんを思い浮かべてしまいました。なお試合中も七三の髪型を気にしている素振りが見られました。そして毎年趣向を凝らした入場をする泉田は『おしりかじり虫』のテーマに乗って『おしりかじり虫』の格好で入場してきました。最後に入場した森嶋はお菓子の袋を持っている以外はいたって普通でした。一平は最初リーゼントヅラで登場していましたが途中で脱げてしまうと加○ちゃんのようなハゲヅラ姿になってしまい、そのハゲヅラもいつの間にか脱げました。また、背中に桜吹雪や生放送ではあまり見せられない落書き(?)が書かれていましたが、(実況では「あまりきれいではないもの」と言われていました。)一平の汗でそれらはいつの間に消えていました。試合では鼓太郎による一平の細かすぎるモノマネが次々と炸裂していました(爆)。前日の試合で師匠・三沢に出したフェイント技を出しましたし、本人を押しのけてまで敢行した谷口へのエアプレーンスピンでは、一平があ然とした様子で見ていたのが面白かったです。また、森嶋を二人がかりでエアプレーンスピンしようとして失敗し、ならばと二人がかりでジャーマンを敢行しましたが、巨体に押しつぶされていました。谷口に対して敢行しようとしたダブルのファンネルも失敗してしまい、こんな所でも一平のダメっぷりを細かく鼓太郎がマネしていました。おしりかじり虫に扮した泉田は試合中にKENTAに触角を奪われてしまいます。しかしそれを気にせず、本当に一平のおしりをかじっていました。試合は谷口が一平を捕まえて連続ジャーマンで仕留めました。まぁこの組み合わせならヘビー級の3人が勝つのはほぼ見えていましたけどね。これにて2007年のNOAHでの試合は全て終了し、最後は三沢社長が挨拶を行いました。なお、今年もG+でお楽しみVTRが流れませんでした・・・orz枠が余ってるんだから流して欲しいものです。内容はマイティ井上レフェリーの歌に乗ってサンタに扮した選手達が、全国のちびっ子ファンにプレゼントを配るというものでした。ちなみに前日のSEMでもお楽しみVTRが流れ、ヨ○スケに扮した青木が、選手達の家に突撃し食事をご馳走になるというものでした。最後は三沢の家に行ったのですが不在だったため、何とアメリカへ渡り、ハーリー・レイス宅で食事をご馳走になるというオチでした。たぶんこのアメリカ往復でかなりの費用がかかっている気がするのですが・・・来年は誰が打倒・三沢を達成するのか楽しみですね。さらに谷口と青木の十番勝負が始まります。青木はすでにSEMで初戦を迎え、師匠・秋山と戦って敗れました。谷口は年明けに初戦が組まれ、何と現・三冠王者の健介と戦うことになっています。果たして緑のマットに初めて三冠ベルトが現れ、久しぶりに仲田リングアナの『三冠ヘビー級選手権者』というフレーズが聞けるのでしょうか?それでは、今日はこれにて失礼。調子に乗って24日の試合なのに観戦記を26日まで引きずってしまいました・・・
2007年12月26日
クリスマスイブの12月24日、NOAH恒例のクリスマス興行が行われました。試合の組み合わせは例年通りファンの抽選によって選ばれました。今年もG+で観戦しましたのでその感想を書こうと思います。第1試合多聞、○菊地(ダイビングヘッドバット)×平柳、ヨネ菊地はスーパーマンのような格好で登場。ただし胴の部分は青ではなくクリスマスカラーの緑になっていました。そしてやたらとスーパーマンみたいに右手を高々と上げるしぐさをしていました。ただそれを平柳らにコピーされていましたが・・・試合はバーニングで日頃組むことが多い多聞と菊地が好連携を見せて勝利しました。なお、胸の『S』マークは菊地本人によると『SENDAI(故郷・仙台)』のSだそうです。 第2試合 ○三沢、秋山(ランニングエルボー)潮崎、×百田 まさか小橋復帰戦のコンビがここで実現するとは何と言う運命のいたずらでしょうか?ですがこの試合でまず最初にインパクトを与えたのは潮崎でした。先発の潮崎は秋山に対して師匠・小橋ゆずりの逆水平チョップを浴びせます。しかも2発打っただけで秋山が早々と三沢にタッチします。そしてこの時の潮崎の自信にあふれた表情がものすごく良かったです。また、三沢にも逆水平を繰り出すと三沢の胸板がすぐに赤くなっていました。これを見ると潮崎も成長したなと思うようになりました。潮崎は来年ROHへ無期限遠征するらしく、さらなる成長が期待されています。なお、百田との絡みでは三沢がエルボーを放ったり、秋山がジャンピングニーを出したりすると会場からブーイングが起こり、これもさながら小橋復帰戦のようでした。しかし試合は社長と副社長の打撃戦の結果、社長がランニングエルボーで、副社長から3カウントを奪いました。力道山杯授与式試合の合間に毎年ファン投票によって選出されたMVPに対して贈られる力道山杯の授与式がありました。今年の受賞者は投票の約半数を獲得した森嶋でした。確かに今年はNOAH内だけでなく米・ROHにも王者として参戦し、特にGHC挑戦者決定戦ではリーグ戦の間に二度も渡米し、さらに健介Officeの興行にも出て中嶋との防衛戦まで行っていました。NOAHで今年最も試合をこなしたのは森嶋ではないかと思います。デビュー10年目となる来年は悲願のGHCヘビー級獲得を実現させてもらいたいです・・・が、年末も渡米してROHに参戦するようで、かなり大変そうです。第3試合 抽選の結果、彰俊がこの試合に登場する事になりました。彰俊と言えばこのクリスマス興行の主役と言っても過言ではないほど、毎年面白い仕掛けで登場するのですが、今年もものすごい事になりました。『一休さん』のテーマに乗って『IKKOさん』(爆)が登場し、「どんだけぇ~」と叫んでいましたが、曲が『IKKOさん』ではなく『一休さん』だった事に気がつくと、ドレスを脱いでショートタイツ一丁になって座り込み、「ヘタこいた~」と叫びました!!そして『デデデン、デデデン、デデデン、デデデン』と聞き覚えのある曲が流れ、小島よしお風の踊りを見せ、「そんなの関係ねぇ」を連呼し、「はい、デスパッピー!」とポーズを決めました(核爆死)。難波リングアナからは「ただの変態オヤ~(ジ~)」とコールされそうになり、「ヤ」のところで彰俊が修正を迫り、「デスパッピー」とコールされました。G+中継でも『デスパッピー』(?cm、?kg)と表示されていました。なお、彰俊はプロレス人生17年目で初のショートタイツでした。また、股間にはかわいいサンタさんのぬいぐるみが付けられていました(爆)。デスパッピー(彰俊)、○佐野(高角度後方回転エビ固め)×田上、小川なお、デスパッピーの相方の佐野は珍しくマスクをかぶって入場しましたが、試合中に田上組にズラされた挙句、脱がされてしまい、いつの間に田上がマスクをかぶっていました(爆)。デスパッピーは小島よしお風のクネクネした動きやIKKOの『どんだけぇ~』で、相手をかく乱させていましたが、『デスパッピー』ポーズで小川の足を引っ掛けたり、小川の顔面に男色ナイトメアやバーミヤンスタンプを彷彿させる動きを見せます。田上組もこれには黙っておられず、デスパッピーをコーナーに追い詰めて股裂きを仕掛けようとしたのですが、デスパッピーの体が硬いため、片方の足をセカンドロープに引っ掛けることができませんでした(爆死)。デスパッピー、確か昔水泳してましたよね。それなのに体が硬いなんて・・・試合はマスクを脱がされた佐野がマスクをかぶった田上をフォールしました。試合後はデスパッピー、佐野、そしてマイティ井上レフェリーの3人で、リング上で『そんなの関係ねぇ』をやっていました。デスパッピー以外の2人の動きはぎこちなかったですが・・・と、ここまで前半3試合を書いていきましたが、あまりにもデスパッピーで書くことが多くなってしまったため、ひとまずここで区切らせてもらいます。後編は申し訳ないですが明日の夜に書かせてもらいます。もう明石家サンタが始まってしまったことですし・・・(爆死)それでは、ひとまず失礼。
2007年12月25日
今年も1年間を振り返り様々な賞が受賞される時期が来ましたが、恒例の1つである東スポプロレス大賞が昨日決定されました!今年の受賞者は以下の通りです。(敬称略)各賞受賞者MVP(年間最優秀選手)三沢光晴(NOAH)ベストバウト(年間最高試合)三沢・秋山vs小橋・高山(2007.12.2NOAH日本武道館大会メイン・小橋建太復帰戦)最優秀タッグ真壁刀義&矢野通 組(新日本)殊勲賞棚橋弘至(新日本)敢闘賞森嶋猛(NOAH)技能賞関本大介(大日本)新人賞B×Bハルク(DRAGON GATE)カムバック賞小橋建太(NOAH)功労賞故・カール・ゴッチ氏女子プロレス大賞該当者なしレスリング特別表彰アゼルバイジャン世界選手権レスリングのメダリストの皆さん。(伊調姉妹、吉田、坂本、笹本各選手)今回も各賞ごとに感想を書いていきます。・MVP今回のMVPはGHC王者の三沢、IWGP王者の棚橋、三冠王者の健介、先日復帰した小橋、そして何故ノミネートされたのか分からない(爆死)曙の5人がノミネートされ、票が割れたため1位(14票)の三沢と2位(7票)の棚橋で決選投票が行われた結果、三沢が18票を獲得し、意外にも初のMVPに輝きました!確かに今年1年GHCを防衛したのは評価できますが、内容的にはあまり満足できません。佐野とかサモア・ジョーとかに奪取の期待がありましたが悉く跳ね返されました。来年のNOAHは『ストップ・ザ・三沢』が当面の目標でしょう。・ベストバウト先週行われたばかりの小橋復帰戦がいきなり受賞しました!まぁこのカードが決定した時点で前売り券が飛ぶように売れ、11月の一般販売でも2日で完売と言う驚異的な売上を残しているほか、ニュースや週刊誌でも小橋のことが取り上げられたことから、この試合の影響度がものすごく高い事が分かりますね。なお、タッグマッチがベストバウトを受賞したのは1995年以来で、その時の試合は6.9日本武道館の世界タッグ選手権(川田・田上組vs三沢・小橋組)でした。・最優秀タッグ私はOTG(OPEN THE TWIN GATE)、IJタッグ、そしてGHCJr.タッグと今年3つのタッグベルトを撒いた土井吉(土井成樹&吉野正人)が受賞かと思いましたが、特にタイトルを獲得したわけでもないGBHの2人が受賞となりました。この選考はやり直したほうが良いのではないでしょうか?・殊勲賞昨年の丸藤に続いてMVPを逃した選手である棚橋が受賞しました。元彼女に背中を刺されてからはや5年(爆死)、棚橋は成長しました。今年は夏の本場所・G1クライマックスを制し、その勢いで永田さんからIWGPヘビー級王者を奪い、さらに妻子持ちであることをカミングアウトしたことで、十分にインパクトを残した(爆)ことは評価すべきだと思います。あとは学生プロレスでHGとタイトル戦をやったことを公的に認めれば・・・(ぉぃ)・敢闘賞今年最初の武道館で三沢のGHCに挑んで失敗した後渡米してROHに参戦し、ROH世界ヘビー級を奪取後国内外で20度の防衛に成功した森嶋が受賞しました。森嶋にとってプロレス大賞の賞はこれが初受賞です。この前の武道館ではセミで丸藤相手に壮絶な試合を戦って勝利し、次回3月の武道館大会で満を持して三沢のGHCヘビーに挑戦する予定です。これでベルトを獲得し、防衛を重ねればMVPに近づくのではないでしょうか?・技能賞今年はデスマッチの老舗・大日本から現・タッグ王者の関本が受賞しました!関本は自団体だけでなく、ZERO1-MAXに参戦して崔領二の持つNWA認定UNヘビー級王座を奪取したり、テレ玉でも放送された新日本・中西学との抗争でその名を知らしめたことが受賞の要因となったのではないでしょうか?来年は自団体のシングルの王者に挑戦してもらいたいですね。ちなみに大日本からは初の受賞者ということです。・新人賞今年の新人賞はDRAGON GATEのユニット『NEW HAZARD』に所属するB×Bハルク(2005年デビュー)が受賞しました。ハルクは去年から新日本への参戦を果たし、あのライガーにも実力を認められ、さらには今年新日本Jr.の祭典『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦して外道を破り、知名度がさらに向上した事でしょう。さらにイケメンであることから女性ファンには大人気であります。来年はODG(OPEN THE DREAM GATE)の奪取が期待されています。個人的にはRG(ハッスル、というより吉本興業)にもあげたかったですね。ブッチャー、シン、天龍、川田と錚々たるメンバーと試合をして感動を与えた事は十分に新人賞に値すると思います。ましてや昨年は相方のHGが受賞しているわけですからね。・カムバック賞もう、これに関しては言うことは何も無いでしょう。腎臓ガンで右腎臓を摘出し、厳しいリハビリを行った末にプロレスラーとして帰ってきた小橋が(たぶん文句無しの)受賞となりました!ちなみに三沢とともに2つの賞を受賞した形となりました。・功労賞今年は日本時間7月29日(現地時間28日)に天に還ったプロレスの神様、故カール・ゴッチ氏が受賞しました。現在のプロレスにおけるゴッチ氏の功績は枚挙にいとまがありません。あらためて、合掌。・レスリング特別表彰アテネ五輪以来のレスリング特別表彰は世界選手権のメダリスト達に贈られました。この中に浜口京子選手が入っていないのは残念です。女子レスリングが大活躍の中男子で唯一メダルを獲得した笹本睦選手には是非とも来年の北京五輪でお家芸の復興をお願いしたいですね。女子プロレス大賞の受賞者は2004年からずっと空白になっています。来年こそそろそろ受賞者が出てきてもらいたいですね。そして25日の授賞式で受賞者達は一体どのようなコメントを残してくれるのか楽しみです。それでは、今日はここまで。P.SNOAH勢が多いのは日テレで放送される事を配慮したのでしょうか?
2007年12月11日
昨日K-1 WORLD GPの決勝が横浜アリーナで行われ、ここまでGP2連覇中のセーム・シュルトが、相手ピーター・アーツのアクシデントもあり、前人未到の3連覇を達成しました!一方GP決勝トーナメントの前のオープニングマッチ3戦目で、元プロ野球選手でロッテの4番を経験したことがある立川隆史選手が登場し、韓国のキム・キミンを相手に初のKO勝利(1R 1分21秒)を飾りました!5月のトライアウトで合格を果たした立川選手は、8月16日のデビュー戦でK-1デビューを果たし、判定で勝利を収めていました。そして2戦目となった今回は右ローキックで相手をマットに沈めてKO勝ちを収めました!元プロ野球選手の第二の人生としては順調な方ではないかと思います。そしてその道を切り開いた立川選手にはこれからも頑張ってもらいたいと思います。また、今日の結果で立川選手は大晦日の『Dynamite!!』参戦の可能性が高まりました。立川選手はロッテの後に阪神にも在籍していましたので、『Dynamite!!』参戦となれば京セラドームへの凱旋試合ということにもなりますね。果たして対戦相手は誰になるのでしょうか?まさか・・・大晦日の風物詩で有名なあの元力士でしょうか?それでは、今日はここまで。
2007年12月09日
先日12月2日、腎臓ガンの摘出手術を受けながらもプロレスのリングに復帰を果たし、見た者全てに感動を与えた試合を行ったNOAHの小橋建太選手が、来年1月から始まるシリーズで地方大会の参戦が決定しました!会社側は小橋の体調を考えて後楽園ホールなどの首都圏限定参戦を考えていましたが、「地方のファンの前で戦いたい」という小橋本人の熱い要望を受け、1.11高知県民体育館大会と1.13博多スターレーン大会の2大会の参戦を許可しました!この2大会が選ばれた理由は飛行機での移動が可能だからということです。通常巡業中はバスで移動することになるのですが、病み上がりの小橋には負担がかかるため、その時間を減らすためには飛行機で移動できるところが候補とされました。調べてみたところ、NOAH1月シリーズの日程は以下の通りです。2008/01/06 ディファ有明(開幕戦) 2008/01/08 ツインメッセ静岡 2008/01/09 豊橋市総合体育館 2008/01/11 高知県民体育館 2008/01/13 博多スターレーン 2008/01/14 大分イベントホール 2008/01/16 広島県立広島産業会館(西展示館) 2008/01/18 栃木県総合文化センター・サブホール 2008/01/20 後楽園ホール(最終戦)このうち羽田から直行便が出ているのは高知・福岡・大分・広島ですが、空港から会場まで車(タクシー)を使った場合の時間を推測すると以下のようになります。高知:約30分福岡:約10分大分:約1時間(高速道路使用)広島:約1時間(高速道路使用)(あくまでmo_richの推測値ですので苦情はご勘弁ください。)この中で博多スターレーンだけは行ったことがありますが、JR博多駅のすぐ近く、つまり空港からの近い距離にあります。高知県民体育館も比較的近いことと、高知から福岡へ飛行機の便があることから、先述の2大会は小橋が移動するには問題が無いと判断されたのではないでしょうか。小橋は早速高知で『坂本龍馬チョップ』なる新技を出すことを金曜日に出演したラジオ番組で明かしました。また博多スターレーンでは『探偵!ナイトスクープ』の依頼者が考え出した『どんたく固め』『ライスシャワー』を出してもらいたいですね。それでは、今日はここまで。(注)『どんたく固め』とは福岡在住の依頼者が考案した手でするサソリ固めを、わざわざこの収録のために福岡にやって来た小橋がアレンジして作り出した技です。一方『ライスシャワー』は場所をNOAH道場に移して考えられましたが、危険な技である事などから番組中では未完成のままとなっておりました。なお、技を考えるにあたって付き人の谷口が何度も練習台にされていました(爆)。
2007年12月08日
昨日行われたNOAH日本武道館大会観戦記の3番目です。セミの試合とNOAH中継1時間SPを見ての感想を書いていきます。セミ今大会唯一のシングルは9月9日の武道館大会で行われたGHCヘビー級選手権挑戦者の決定リーグの決勝戦と全く同じカードとなりました。この時は先に試合を終えて休憩時間ができたAブロック代表の丸藤が、Bブロック最終戦で秋山との死闘を制して体力が残っていない森嶋をポールシフトで投げて試合を決めましたが、今日はどちらとも同じ条件で戦います。序盤は丸藤がキーロックやアームブリーカーで森嶋の左腕をとことん攻めていました。しかし森嶋もエプロン越しにラリアットを放って丸藤を場外に落とすと、145Kgの巨体でトペ・スイシーダを放ちます!さらに丸藤をリングに戻した後もヒップアタック、キャメルクラッチ、胴締めスリーパーと、巨体を生かして丸藤を痛めつけます。先にバックドロップを見せたのは丸藤でした。相手に自分の必殺技を出された森嶋はなおもヒップアタック、側転エルボー、モリシハンマー、果てはスカッドミサイルまで繰り出した後、エプロンで断崖式バックドロップを狙いますが、丸藤はうまく体を使って阻止します。リングに戻った後は丸藤が不知火を出すもカウント2、雪崩式の不知火もコーナーで切り返され、逆に森嶋が雪崩式ジャーマンを見せます。そして花道に戦いの場を移すと、森嶋が場外へのバックドロップを狙いますが、逆に丸藤が『死んでしまう』スポット(※)へ不知火・改を出します!(※)2003年3月1日の日本武道館大会メイン、三沢vs小橋のGHC戦で花道から三沢がタイガースープレックスを放った所と同じ場所である事から勝手に命名しました(爆)。由来はもちろんその時の矢島アナの実況からです。カウント14でリングに生還した森嶋を待っていたのは丸藤の猛ラッシュです。ジャーマンで巨体を投げ、トラースキックでダウンさせ、さらに9.9武道館で試合を決めたポールシフトを敢行しようとしますが、森嶋は体を入れ替えて逆に押しつぶしてしまいます。ここから森嶋の逆襲ラッシュが始まります!ラリアットの連発とバックドロップで丸藤をフォールに行きますが、あと少しと言うところで丸藤は返します。ならばと森嶋はまたもラリアットを放ち、体勢十分の状態で急角度バックドロップを放ち、因縁の相手との死闘を制しました!!○森嶋(バックドロップ)×丸藤試合後は両方ともダメージが大きく、特に森嶋はセコンドにもたれながら感動のメインを間近に控えた会場を後にしていきました。近い将来この2人でGHCが争われることは間違いないでしょう。(番外編)NOAH中継1時間SP久々の1時間SPは最初の20分くらいは小橋の生い立ちや全日本時代の貴重なVTRそして膝の怪我や腎臓ガン発覚・手術・リハビリ・検査の様子が流れました。どうせならこの部分だけを前の時間のNNNドキュメントで流し、引き続きNOAH中継で試合から流した方が良かったのではないかと思います。それでも試合をノーカットで流してくれたNOAH中継スタッフには感謝したいと思います。1時51~2分頃からようやく試合の様子が流れました。「私達は呼ぶ、困難に打ち勝った男の名を。 私達は呼ぶ、帰って来ると信じた、その名を。 そして私達は呼ぶ、その男の名は・・・小橋建太!」そして『GRAND SWORD』の前奏が流れる間に復帰を願って折られた8万羽の折鶴(多分2~3羽くらい私が折ったのがあります。)が現れ、スモークの中から、真新しい黒のガウンに包まれた鉄人・小橋建太が、546日ぶりにこれまた真新しいタイツ姿で我々ファンの前に姿を現しました!!実況の矢島アナは「小橋が・・・生きて帰って来た!」と叫び、その後もやや泣いているような声で実況を続けました(爆)。なお、詳しい試合の様子は観戦記その1をご覧ください。試合中、小橋が秋山に対してマシンガンチョップを放っているシーンで、解説の多聞が涙を流していました。こんな光景も普通の試合ではまず見る事はできないでしょう。試合は秋山との連携で三沢が雪崩式のエメフロを出して勝ったのですが、矢島アナは「小橋が勝ちました。腎臓ガンに勝ちました!」とまたも感動のセリフを叫びました!そして最後に小橋が花道からバックステージに下がる時にも、「強いということは、こういう事だ!」という言葉で締めくくってくれました!メインの実況席はおそらく矢島アナも、解説の多聞も、ゲストの仁志も、涙が目に浮かんでいたことに違いないでしょう。実況席にカメラを置いて『スポーツえらい人グランプリ』とかで流して欲しかったですね。試合に命を懸けた小橋と同様、実況に命を懸けた矢島アナ、本当にありがとう!小橋の復帰を見届け、そして男泣きした多聞もありがとう!そして北京五輪野球アジア予選がある日に武道館に駆けつけた仁志選手もありがとう!それでは、これにて失礼。P.S今日は小橋復帰戦のためわざわざ休みを取って良かったです(爆)。叫びすぎでノドが痛くて、風邪に繋がりそうでしたので、いいタイミングで取れたと思います(ぉぃ)。
2007年12月03日
昨日行われたNOAH12.2日本武道館大会の観戦記の続きです。今回は先に感動を与えたメインの観戦記を書きましたが、ここからいつものように第1試合から書いていこうと思います。第1試合○輝鎮、百田(ダイビングセントーン)泉田、×平柳谷口欠場の影響で泉田のパートナーとなるはずだった伊藤が何と第4試合に抜擢され、最初のカード変更で試合を外された平柳が再びカードに組み込まれました。・・・が、泉田と平柳のコンビネーションがかみ合いません。まず泉田が平柳に急所蹴りの誤爆を喰らうと、泉田も平柳がロープをまたいでいる時にロープを蹴り上げ、やり返しました。で、結果白GHC王者のカシラが十八番で勝利を奪いました。平柳は百田さんとのしばき合いは凄かったんですけどね・・・なお泉田が退場時にロープをまたごうとすると、平柳がロープを蹴り上げ、泉田は股間を押さえながら退場していきました(爆)。第2試合金丸、○青木(腕ひしぎ逆十字)鼓太郎、×一平この試合、まず金丸組の奇襲で始まります。金丸によって鼓太郎は場外に追いやられ、一平のローンバトルが長く続きました。鼓太郎は最近掌打をよく使っているみたいですね。状況によっては劣勢を一発で逆転することができると思います。一平は青木、そしてカットに入った金丸の2人にエアプレーンスピンを見せました!平衡感覚が失われた金丸はダイビングを自爆したりするなど、笑えるシーンがありました。が、最後は青木が一平を腕ひしぎで破り、レベルの違いを見せつけました。勝った2人にはDRAGON GATEの土井吉に奪われたJr.タッグを奪い返してもらいたいですね。第3試合ダグ、○ブキャナン(雪崩式アイアンボム)佐野、×雅央このカード、どう見ても雅央だけが見劣りします(爆死)。さらにこの試合唯一のレフェリングだったマイティ井上レフェリーに対してちょっかいを出すと、すかさずマイティさんが雅央に蹴りを入れました!佐野のソバットやフットスタンプ、ダグのカオスセオリーなど見どころはありましたが、やはり某謎のマスクマンの欠場のために急遽参戦し、2シリーズを頑張ったブキャナンの動きはやはり頭1つ抜きん出ていたと思います。できればまたNOAHに参戦してもらいたいですね。第4試合多聞、菊地、○潮崎(ゴーフラッシャー)杉浦、ヨネ、×伊藤青コーナーの3人(多聞組)は全員バーニングでしたね。今日の小橋復帰戦に白星で花を添えたいところでしたが、その通りになりました。この試合、良く頑張ったのは負傷欠場の谷口の代わりにこの試合に抜擢された伊藤です。多聞組の3人の猛攻を受けながらそれをよく耐えたものだと思います。小橋のタッグパートナーであり復帰に向けての練習相手も務めた多聞はヨネに対して回転地獄五輪を出したり、杉浦のスピアーや中年'sリフト、五輪予選スラムを耐えるとデッドエンドでぶっこ抜き、勝利への執念を燃やしていました。そして小橋の弟子である潮崎のチョップは前よりずいぶん良くなっており、小橋に負けないくらい良い音を武道館に響かせていました。そして最後は伊藤に対して必殺技のゴーフラッシャーでとどめを刺しました!師匠の復帰戦で弟子が見事に結果を出しました!第5試合小川、○エディ(変形フィッシャーマンバスター)KENTA、×石森この試合はもともと第6試合でしたが、何故か第5試合と順番が入れ替わりました。日テレ杯争奪Jr.タッグリーグ戦優勝チームであるKENTA組がどう戦うかに注目でしたが、むしろ小川とKENTAのいがみ合いが凄かったです。小川の張り手から最初の打撃戦が始まり、場外でも事あるごとにやりあう2人でした。試合は連携力とリーグ戦優勝の実績を持つKENTA組有利かと思いましたが、何と練習生からNOAHに参戦しているエディが石森からフォールを奪いました!試合に破れたKENTAは悔しさのあまりか小川に襲い掛かり、乱闘となりました。エディやセコンド陣が間に割って入りましたが、小川がそれを振り払い今度はKENTAに乱闘を仕掛けていました。KENTAは団体内に敵(秋山、森嶋、小川)を作りすぎだと思いますが・・・第6試合バイソン、○彰俊(スイクルデス)田上、×志賀バイソンの怪我というアクシデントもあったものの、戦力としてはかなりレベルが高いバイソンと彰俊のタッグがようやく結果を残しました!・・・と言っても今日の相手はこの2人なら確実に勝てると思ってました。先発はバイソンと田上でした。(最初田上は乗り気じゃありませんでしたが・・・)田上は体格を利用したバイソンへのソバットを出したり、三角締めをやアームブリーカーまで出したかと思えば、彰俊に対してはお尻ペンペンで挑発(爆)するなど、常人では考えられない動きを見せます。田上がアニキに交代した後、アニキが長い時間捕まる展開となりました。が、バイソンのアイアンクローに股間クロー(爆死)で対抗していました。それでもやはり体格差では勝てず、結局彰俊のスイクルデスで3カウントを奪われました。バイソン組には来年はもう1度GHCタッグに挑戦してもらいたいですね。ちなみに、この試合をトイレタイムとする人がかなり多かったです。最近休憩が無いNOAH武道館大会はどこでトイレタイムを取るかが大切になっています(ぉぃ)。さて、そろそろNOAH中継1時間スペシャルが始まりますので、ひとまず失礼しセミの対決は翌朝にでも書こうかなと思います。合わせてテレビでメインの試合を見た感想も含めて・・・それでは、ひとまず失礼。
2007年12月03日
先程日本武道館で行われていたNOAH日本武道館大会の観戦記を早速お送りします。今回は何と言ってもメインイベントの小橋建太選手復帰戦からお送りします。メイン・小橋建太復帰戦セミの試合の興奮が冷め止まぬ中、自然と武道館から『小橋』コールが起こりました。が、電光掲示板には次期シリーズのチケットの案内が表示されてしまい(爆)、空気を読んでもらいたいところでした。なお、この間に実況席に矢島アナと解説の多聞、さらにゲスト解説の仁志敏久内野手(横浜ベイスターズ)が着席しました。その後電光板が消えてしばらく経つと、電光板の下方から『小橋建太 復帰戦』の文字が浮かび上がり、場内は再び大歓声に包まれました!入場は秋山→高山→三沢の順で行われ、本日の主役を待つばかりとなったところで、NOAHでは珍しい前口上がつきました!(多分浅子トレーナー引退試合以来でしょう。)それから入口付近にファンが折った千羽鶴(って確実に千羽以上ですが)が掲げられ、大音量の『GRAND SWORD』が流れました。私を含め、誰も彼も声をからして『小橋』コールをすると、約1年半ぶりに小橋は入場ゲートからタイツをはいて入場しました!!場内はコール前にもかかわらず紫の紙テープが舞っていました。そして小橋のコール時にはものすごい量の紙テープが舞いました!!(入場でこれだけ書けるってやはり小橋は凄い!)試合開始時、小橋は高山と握手をすると外に出ましたが、反対側の秋山が小橋を呼び、場内は再び『小橋』コールとなったため、小橋が先発することになりました!もちろん場内は大歓声です。小橋は開始早々秋山に逆水平を出すと、場内から歓声が起こります。しかし1年半ぶりの実践ということで、小橋の動きに固さが見られました。小橋は三沢とも久しぶりの戦いで、エルボーと逆水平の打ち合いをしてくれました。そして高山と初タッグと思えない連携で自軍コーナーに三沢を据えて逆水平(小橋)とハイキック(高山)の競演を見せます。小橋はその後、リングでの動きを確かめるかのようにキチンシンク・大根切りチョップ・青春の一撃と必殺技を出します。そして小橋と秋山が打ち合っているところへ三沢がカットに入ろうとすると、三沢に大ブーイングが起こります。(クリスマス興行か何かでラッシャーさんにエルボー出して以来でしょうか?)その後小橋は雪崩式ブレーンバスター、ランニングネックブリーカー、スリーパースープレックスを出すもウント2だったり三沢のカットでブーイングだったり・・・小橋は秋山のエクスプロイダー→三沢のタイガードライバーを返すと、高山が三沢をエベレストジャーマンで投げ、小橋が三沢に剛腕ラリアットを出しますが、今度は秋山のカットで3カウントを阻まれ、秋山にもブーイングが起こります。ならばと小橋は秋山に青春の握り拳→ムーンサルトを出しますが、これはカウント2で返されてしまいます。小橋は三沢に究極の技・バーニングハンマーを雪崩式で出そうとしますが、形が崩れてしまいます。すると秋山がエクスプロイダー→三沢がランニングエルボー→エメラルドフロウジョンを出すも、この超強力コンボを鉄人はカウント2で返しました!そして三沢がコーナーに上り、秋山が小橋を持ち上げ、雪崩式エメラルドフロウジョンを出しました!!!!!!さすがに病み上がりの鉄人もこれには耐えられず・・・ついに3カウントが入りました。いや、病み上がりでも2人がかりでないと小橋は倒せないということでしょう!○三沢、秋山(雪崩式エメラルドフロウジョン)×小橋、高山試合後、三沢のテーマ曲『スパルタンX』が流れたのですが、『スパルタンX』に乗って『小橋』コールが飛び出すという光景は今まで見たことも聞いたこともありません。試合後4人は握手をし、そして抱き合い、4人手を組んで高々と掲げました!もちろん武道館は大きな、そして暖かい拍手で包まれました。そして場内には再び『GRAND SWORD』が流れ、小橋は四方に礼をした後、秋山と高山が広げるトップロープをくぐって花道を戻ります。途中ファンからいくつもの花束が贈られ、それを1つずつ受け取りながら進み、入口で再び礼をしてステージ裏へ去って行きました。いやぁ、無理して仕事の合間にローソンチケットで粘った甲斐がありました(ぉぃ)。今日の武道館はこの試合だけでも最高です・・・が、その前のカードでもいい試合が結構ありましたので、後ほどアップします。多分日付を変えて翌日付になると思います。(どうせNOAH中継1時間SPは小橋の試合だけでしょうから・・・)それでは、食事したいので少し休ませてください。
2007年12月02日
2007年12月2日、日本プロレス界で大きなイベントがまもなく始まります。それは昨年6月末に腎臓がんが発覚、翌月右腎臓の全摘出手術を行い、長期にわたるリハビリに耐えて復帰する小橋建太選手の復帰試合のことです。日本武道館入口にはNOAH最終戦、そして小橋の復帰試合の看板を掲げていました。そして武道館正面、ここにも大きく『小橋建太復帰戦』と掲げられていました。なお入口には関係者から花がたくさん届いていました。中には昨年7.16に眼窩底骨折を押して小橋の代わりに試合に出た佐々木健介や『世界一性格の悪い男』鈴木みのるからも花が届いていました。(かなり見えにくいです・・・すみません。)こちらは健介からの花。そしてみのるからの花。さらにはオレンジタイツの考案者・松山千春氏やプロレス好きで有名な脚本家・内館牧子氏などから花が送られていました。(これも見えにくくて申し訳ありません。)また武道館には電報を届ける車が入っていくのを見かけました。確実に小橋宛のものであると思います。なお、グッズやパンフレットが2時40分ごろに発売され、私も今日のパンフを手に入れましたが、マルビンの怪我によりカードが大幅変更になったことが間に合わず、修正済みのカードを紙に印刷してはさんでいました。選手紹介も修正前のカードで掲載されていました。(ただしメインとセミは変更なし。)なお修正済みのカードは以下の通りです。(左側が赤コーナー)・・・が、試合開始直前に谷口の負傷欠場がアナウンスされ、またもカードが変更したため、横線で修正しています。(2007/12/02 21:30修正。)メイン 小橋建太復帰戦三沢、秋山vs小橋、高山セミ丸藤vs森嶋第6試合(第5試合と入替)田上、志賀vsバイソン、彰俊第5試合(第6試合と入替)小川、エディvsKENTA、石森第4試合杉浦、ヨネ、谷口伊藤vs多聞、菊地、潮崎第3試合佐野、雅央vsダグ、ブキャナン第2試合金丸、青木vs鼓太郎、一平第1試合輝鎮、百田vs泉田、伊藤平柳さて、試合開始まで残り45分となりましたので、神保町のネットカフェからさっさと九段下まで戻りたいと思います。今回の観戦記はメインから掲載する予定です。目標はスポーツうるぐす放送前までの予定です。それでは、これにて失礼。
2007年12月02日
今日のスポーツ界は2つの謝罪会見が重なるという珍しい日でした。まずは内藤大助選手とのWBC世界フライ級タイトルマッチで反則行為を繰り返したため、日本ボクシング協会と所属の協栄ジムから処分を受けた亀田三兄弟の次男・亀田大毅が長男・興毅と協栄ジムの金平会長とともに謝罪会見を行いました。事件直後の謝罪会見で大毅は丸刈りとなり、ショックのため無言で2分で会場を後にしました。それ以来少し髪の毛が生えてきていましたが、完全に私服でした。練習前とは言え、できればスーツ姿できちっとして欲しかったですね。会見の冒頭で大毅は、「お騒がせして申し訳ございません。一からではなくゼロからスタートしたい。ファンの皆さま、応援よろしくお願いします。」と謝罪しました。そしてエルボーやエクスプロイダーなどの反則行為については、父・史郎氏の指示ではなく自分の意思で行ったことを明言しました。そして謝罪会見はたった5分で終了し、興毅と協栄ジム内で練習を再開しました。なお、これからも歌は歌うそうです(爆死)。もう1人は腰の療養中に郷里のモンゴルで中田英寿氏とサッカーをして楽しみ、日本相撲協会から2場所出場停止処分を受けた横綱・朝青龍です。処分期間中は精神的なショックを癒すことを含めモンゴルに帰っていた横綱でしたが、冬の九州巡業を2日前に控えた今日、ついに日本に戻ってきました。朝青龍は両国国技館にて師匠の高砂親方と謝罪会見に臨み、「皆さまに長い間、大変なご迷惑を掛けたことを心からおわび申し上げます。」と頭を下げて謝罪しました。サッカーをやった経緯については、「政府などにどうしてもと頼まれた」らしいのですが、仮病説は否定し、「出た自分に責任がある」と語りました。会見後、朝青龍は横綱審議委員会に出席し、委員の前で謝罪しました。横審としては再起を見守ることとなりましたが、次に何かをやらかせば、引退勧告もしくは廃業となるかもしれませんね。とにかく横綱に必要な『心・技・体』の『心』をもっと磨いてもらいたいです。以上、今日の2つの会見でしたが、共通して感じたことは本当に反省しているのかどうかよく分かりにくいことです。反省の言葉を言うだけなら誰でもできます。『反省だけならサルでもできる』などという胃腸薬のCMが昔ありましたが・・・そんな彼らに1週間くらいヘビーローテーションで聴いてもらいたいのはさだまさしさん作詞・作曲・歌の『償い』です。(アルバム『夢の轍』『さだまさしベスト2~通』などに収録されています。)この曲を聴いて、『反省する、謝罪する』こととは口先だけでなく真摯な態度で示すことだということを理解してもらいたいですね。彼らが本当に反省し、皆に認められる日はいつのことになるのでしょうか?それでは、今日はここまで。
2007年11月30日
大相撲にとっては一年納めの場所となる九州場所も、本日で千秋楽を迎えました。賜杯争いは昨日、2敗同士で並んだ横綱・白鵬が大関・千代大海を破り、今日の取組みで白鵬が勝てば文句無しの優勝が決まり、白鵬が敗れ、千代大海が勝つと決定戦にもつれ込むこととなるはずでした・・・が、今日になって予想だにしないことが起こってしまいました。何と千代大海が右ひじを痛めて休場してしまったのです!よってあっけなく白鵬の2場所連続5度目の優勝が決まってしまいました。大相撲では1928年に不戦勝制度が確立しましたが、不戦勝で優勝が決まったのは初めてだそうです。しかも優勝が決定した白鵬が本割で大関・琴光喜に敗れてしまい、何とも後味の悪い一年の締めくくりとなってしまいました。今年は朝青龍が休場中にモンゴルでサッカーした事や時津風部屋の力士急死問題など、不祥事が相次いでいた大相撲界だけに最後くらいは・・・と思っていたのですが、この結果には九州のファンも残念に思っているのではないでしょうか?しかし、今日は幾つか望みが出たことがありました。まずは大関・魁皇の現役続行宣言です。先日、某スポーツ新聞の九州版が魁皇が勝ち越しても引退すると報じましたが、(まったく、西部○刊は何でいつも地元にとって悲観的な記事しか書かないんだ!)昨日勝ち越しを決め、今日の千代大海戦が不戦勝となって9勝6敗となりました。場所後に福岡市内のホテルで行われた友綱部屋の祝賀会で現役続行を正式表明しました!不戦勝のため取組みが無かった今日は土俵入りだけでしたが、魁皇の名前が呼ばれただけで福岡国際センターから大歓声が上がっていました。ご当地の大関にはできれば来年の11月も福岡で相撲をとってもらいたいですね。そしてもう1つは小結・琴奨菊が三賞(技能賞)を受賞したことです。柳川市出身の琴奨菊もご当地場所で、初日に白鵬に土をつけたことで、大きな自信となったことだと思います。このまま三役にとどまり、いつかは大関・横綱になってもらいたいですね。さらに、出場禁止になっていた横綱・朝青龍が冬巡業から復帰します。やはり横綱は2人いないと大相撲は面白くありませんよ。できれば日本人から第3の横綱が出てきて欲しいところでもあります。有望株は育ってきていますので、2~3年くらい待つ必要があるとは思いますが・・・それでは、今日はここまで。
2007年11月25日
今年もいよいよ残すところあと1ヵ月半(って少し長いな)となりましたが、大晦日の格闘技イベント戦争に新たな動きが起こりました。K-1を主催しDynamite!!の運営を行っているFEGの谷川貞治イベントプロデューサー(EP)は、今年8月にプロ野球から転向した初のK-1戦士である立川隆史選手が、大晦日のDynamite!!(京セラドーム大阪)で元・巨人軍の4番であり今年ハッスルでプロレスデビューを果たしたウォーレン・クロマティと戦うという仰天カードを実現させようとしている事が明らかになりました。立川はロッテで4番打者として活躍後、トレードで阪神に移籍していますので、大阪はプロ野球でも縁があるところだと思います。しかも相手が阪神にとっては永遠のライバルである巨人の史上最強の助っ人であるクロマティともなれば、盛り上がる事は間違いありません。(試合会場も野球場ですからね。)ただ、クロマティ参戦には大きな問題があります。それはもちろんハッスルとの問題です。クロマティはハッスルでデビューしておりますので、ハッスルの了承が無いと他団体の試合に出られないのではないかと思います。ましてや同日に興行を行うライバル団体に出場させること自体不可能に近い気がします。FEGとハッスルと言えば、ハッスル側がボブ・サップを大晦日に出すと言っており、FEG側が難色を示しています。(ひょっとしたら曙もそうかもしれません。)その状況で今回FEG側がクロマティの参戦を考えていることで、ハッスル側がどう動くか気になるところです。まるで昔の新日本vs全日本の外国人引き抜き合戦を思い出しますね。大晦日まであと1ヵ月半、今年の格闘技興行戦争は面白くなりそうです。それでは、これにて失礼。
2007年11月18日
ここ数年の大晦日のテレビはNHKの紅白歌合戦と格闘技イベントの視聴率争いでしたが、今年の大晦日はいつもと違うことになりそうです。昨日、ハッスルが大晦日に開催する事を決定したのですが、その模様がテレビ東京で即日放送されることになったのです。時間は『年忘れにっぽんの歌』終了後の21時30分からで、紅白第2部開始とほぼ同じです。(放送は23時30分までの2時間です。)しかも、ハッスルの偉大なる最高権力者である高田総統から、マッチメーク権をテレビ東京に譲る事も表明されました!ただ、この会見で1つ気になることがあります。それは同日大阪で開催され、ハッスルと同じ時間にTBSでの放送が決まっている『Dynamite!!』に参加予定であるボブ・サップにオファーを出したことです。すでに11月25日のハッスル・マニアでHGとの一騎打ちが決定しており、このまま行けばDynamite!!を開催しているFEG側と契約問題が発生しそうですが、ハッスル側はサップのダブルヘッダー(昼:ハッスル、夜:Dynamite!!)をも考えているようです。どうせなら昼にモンスター・ボノをハッスルに出し、夜に曙を出していつもの結果(参考:2005年大晦日 2006年大晦日)になった場合の言い訳にすれば良いのではと思います。それにしても今回のテレビ東京の力の入れ方は本気さを感じます。2004年末の『元祖!でぶや』のKui-1グランプリ以来ではないでしょうか?(この時は高山、川田、天山、アジャが大食い自慢の芸人に混じって出場し、 決勝で長州(に扮した石ちゃん)に高山が勝利しました。)しかも21時30分~23時30分と今回のハッスルと全く同じ時間でした。(しかも生放送)ハッスルの山口社長もこれを意識しているのか、アントニオ猪木vsギャル曽根の大食い対決までぶち上げました。実現したらDynamite!!くらいには視聴率で勝ちそうな気がします。紅白の内容がつまらなければあわよくば、ということになるかもしれません。大晦日が楽しみになってきたところで、今日はここまでにします。
2007年11月06日
去る10月27日のNOAH日本武道館大会の第5試合終了後、突然場内が暗転し、NOAHファンならば誰でも知っているあの曲・・・そう、『GRAND SWORD』が昨年12.10武道館大会以来久しぶりに流れ、電光掲示板に『小橋建太 来場』と表示されると、大『小橋』コールの中、多聞・谷口・志賀らに囲まれたスーツ姿の小橋建太選手が久々にファンの前に姿を現しました!!緑色のリングに上がった小橋は四方に頭を下げ、マイクを握ると、「12月の、2日の、日本武道館プロレスラー・小橋建太としてリングに帰って来ます!」と語ると、場内から大きな拍手と歓声が沸き起こりました!そして再び小橋コールが起こると、「高山善廣と組んで、三沢光晴・秋山準組と戦います!」と、自ら対戦カードを発表するとさらに拍手と歓声が大きくなりました。すると、花道近くの通路から試合を終えたばかりの高山がタイツ姿でリングに現れ、小橋とがっちり握手をしました!そこへ別の花道から秋山もリングへ歩み寄り、そしてリングに上がって小橋と握手しました。サプライズはこれだけで終わらず、何とメインでサモア・ジョーとGHC戦を行う三沢までもがまた別の通路からリングへ上がり、小橋と握手を交わしました!高山・秋山・三沢の3人は同時にリングを降り、それぞれもと来た通路を通って帰って行くと小橋がまた四方に礼をし、『GRAND SWORD』が流れる中、先程の3人とはまた別の通路と通ってリングを後にしました。電光掲示板には『小橋建太復帰試合 タッグマッチ60分1本勝負小橋建太、高山善廣vs三沢光晴、秋山準』と表示されました!これは是非とも行かなくてはならない、と思っていたのですが、この10.27武道館の後に12.2武道館のチケット先行販売が行われ、アリーナSとアリーナAが完売してしまいました。残るは1Fスタンド、2FスタンドS、2FスタンドAのみとなってしまい、11月1日の一般販売にかけることになってしまいました。あらためて小橋人気の凄さを実感しました。今までNOAHの試合のチケットは前の勤務先近くの書泉ブックマートで買っていたのですが、今回はそんな悠長な事はしていられないと思い、プレイガイドで買うことにしました。で、その当日9時55分頃、現在の勤務先近くのローソンに入りロッピー(チケット予約端末)に行くと、1人先客がいました。待っているうちにチケット販売開始の10時になってしまい、売り切れないか心配していましたが、10時2分頃にようやく前の人が立ち去り、端末で2FスタンドS席を予約しました!(1Fスタンド席は無理と思って諦めました。)すると数秒後・・・見事に予約が成立し無事にチケットを手に入れることができました!これ↓が戦利品です。各種情報源によると、ローソンチケット・チケットぴあ・イープラス等は予定枚数が10分程度で完売してしまったようです。そして19時前には1Fスタンド席も完売してしまい、2FスタンドS、2FスタンドAも残りわずかとなってしまっているようです。あとはNOAH事務所や後楽園ホールとかでないと扱っていないのではないかと思います。小橋は昨年7.16武道館の直前に腎臓に腫瘍が発見されたため、脳梗塞から生還した高山の復帰試合(高山・小橋vs三沢・秋山)が白紙になっていました。その7.16の前に右腎臓摘除手術を行い、食事制限やリハビリをこなし、度重なる検査の結果ついに医師からのGOサインが出され、今回の復帰に至りました!それからおよそ1年半、この7.16と同じカードで今度は小橋の復帰試合が実現します!!1ヶ月後の復帰試合が待ち遠しいですね。それでは、おやすみなさい。
2007年11月02日
一度は立ち消えになっていたハッスルの地上波レギュラー放送が決まりました!ハッスルは14日に会見を行い、10月からテレビ東京で土曜深夜に放送される、レギュラー番組『どハッスル』の製作を発表しました。昨年6月、ハッスルの全国放送がフジテレビで決定していたのですが、当時の運営母体であったDSEとフジテレビの契約が打ち切りとなったことで、その夢が無残にも散ってしまいました。しかしハッスルはDSEから決別して『ハッスルエンターテインメント』を立ち上げ、地道に(?)努力を行ってきました。そしてようやく先週土曜の夕方にハッスルがテレビ東京で特番の形で放送され、さらに10月からのレギュラー放送決定にこぎつけました!ただし、将来のゴールデン進出を見越しているのか、インリン様の『M字ビターン』は地上波では封印されるようです。それでもHGとかRGとかの卑猥な言動は放送されるのでしょうか?当初はテレビ東京だけの放送ですが、いずれは系列局でも見られるといいですね。(たしか全日本の番組もテレ東以外にTVQが放送していたと記憶しています。)それでは、今日はここまで。
2007年09月15日
日本のプロレスの歴史においてかけがえのない存在がこの世を去りました。日本時間7月29日(現地時間28日)、フロリダ州タンパにて、『プロレスの神様』とうたわれたカール・ゴッチ氏が亡くなったことが、現地のメディア(ウェブサイト「レスリング・オブザーバー」)で報じられました。享年82歳、死因は肺炎とみられています。ゴッチ氏は1961年に日本プロレス(当時)のワールドリーグ戦で来日し、自ら開発したジャーマン・スープレックスを日本に広めました。このジャーマンであの大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントをぶん投げたことがありました。また、新日本プロレス旗揚げでは猪木の相手を務め、以降新日本の選手のコーチ役を務めることになります。長州の『サソリ固め』、藤波の『ドラゴンスープレックス』はゴッチ氏が伝授した技です。彼らだけでなく、藤原組長、木戸、佐山、前田、高田、船木、鈴木みのる等、UWF系のレスラーにとっては欠かせない存在でした。(みのるの持ち技に『ゴッチ式パイルドライバー』があるくらいですからね。)彼らの一部が後に総合格闘技に走ったのも、源流にはゴッチイズムがあると思います。現に前田はHERO'Sのスーパーバイザーとなり、高田はPRIDEの統括本部長となりました。しかしゴッチ氏の教えはU系だけでなく、全日本の渕にも受け継がれおり、藤波の愛弟子・西村はタンパに移り住んだ後にゴッチ氏の教えを受け、さらに無我ワールドの名誉顧問就任をゴッチ氏に依頼しました。晩年は自宅で西村と酒を酌み交わしながらプロレス談義にふけっていたそうです。日本のプロレス・総合格闘技界に大きな影響を与え、天に還って行った『神様』に、心からご冥福をお祈りいたします。
2007年07月31日
先日16日に行われたHERO'Sの会場となった横浜アリーナにて、昨年大晦日のDynamite!!でヌルヌル柔道着で桜庭和志と戦い、無期限出場停止処分となっている秋山成勲の復帰について、目安箱を設置し、来場したファンに意見を求めましたが、その結果についてFEGの谷川貞治代表が20日に会見を行いました。目安箱の投票総数は630票で、内訳は賛成:353、反対:273、その他:4でした。賛成派の意見としては、「単純に見てみたい。」「このまま出さないのはもったいない。」であり、反対派の意見としては「まだ早い!」という意見が多く、これよりももっと過激な意見もあったそうです。ただ谷川氏は「結果は考慮はするが、この数字を受けて復帰は決めない。」「桜庭選手の意見を聞きながら、今後調整していきたい。」とコメントし、慎重な姿勢を示しました。この考えはもっともだなと思います。私も復帰云々の前に「まず桜庭に謝れ!」と思っています。桜庭の許しが無い限りは復帰のことは口にすべきではないと思います。さらに言えばセコンドについたオリックス・清原や、一緒に入場してきた子供達1人1人にも謝るべきです。特に子供達はヌルヌル柔道着で戦う秋山を見てしまったことで、柔道に対する思いが変わってしまったかもしれないですからね。まずは誠意を見せてもらいたいものです。そして許してもらってから復帰のことを考えるべきだと思います。それでは、今日はここまで。P.S今日は大宮で会社の人達とテニスをやっていたのですが、その帰りの大宮駅で、HERO'Sの前田日明スーパーバイザーが、民主党候補の応援演説をやっているのを見かけました。馳、大仁田、神取とプロレスラー出身の議員がどんどん出てきていますが、いずれは前田も政界進出するのでしょうか?ただ高田が参院選に立候補して落ちていますので、止めたほうが良いと思いますが・・・人気blogランキングにご協力を→
2007年07月21日
3連休の最後、7月16日に行われたHERO'S横浜アリーナ大会で、2000年のvsヒクソン・グレイシー戦での敗戦を機に現役引退していた伝説の『ハイブリッド・レスラー』船木誠勝が、今年の大晦日に行われる『Dynamite!!』で総合格闘技に復帰する事を宣言しました!実現すれば7年ぶりの現役復帰となります。船木は現役引退後は俳優として『Dr.コトー診療所』の漁師役で出ていたのが最近の印象ですが、第2次UWF時代からの盟友・前田日明がスーパーバイザーとなっているHERO'Sでは旗揚げからテレビ解説を務めるなど、戦いの世界から完全に縁が切れたわけではありませんでした。そして、新日→BMLを経て弟子入りした柴田勝頼とともに『ARMS』を結成しました。その柴田との練習で眠っていた闘志に火がついたのか、半年前に現役復帰することを決意しました!そして16日、横浜アリーナでリングの上に立った船木は、「7年前、ヒクソンと戦って、惜しくもチョークスリーパーで失神負けしました。負け犬のまま、死んでいるのは格好悪い。もう一度、日本の総合格闘技界の力になりたい。」と現役復帰の宣言をしました。復帰戦の相手はもちろん因縁の相手ヒクソン・グレイシーを指名しました!ただ、ヒクソンの方も長男の交通事故死のショックなどもあり、船木との試合の後は一切試合を行っていません。ちなみにヒクソンは2005年に日本のテレビ番組に出演するために来日しています。仮に船木vsヒクソンの両者7年ぶりの復帰戦となれば、PRIDEや紅白との大晦日視聴率戦争にかなり有利になると思います。柴田との公開練習で現役時代と変わらない動きを見せていた船木はヒクソンとの再戦を実現し、リベンジすることができるのでしょうか?個人的にはやはり船木に勝ってもらいたいですけど・・・それでは、これにて失礼。人気blogランキングにご協力を→
2007年07月18日
すでにG+で見たという人もいるかもしれませんが、7.15NOAH武道館大会のセミ&メインの観戦記を書いておきます。セミ・GHCタッグ選手権試合秋山、○力皇(天下無双)志賀、×輝鎮※秋山・力皇組が3度目の防衛に成功。入場時、パンパーズは『兄弟船』(by鳥羽一郎)で入場!お揃いの白の衣装にグラサン、そして頭はもちろんパンチパーマです。しかし、明らかに実力の差があり過ぎました。秋山とアニキの打撃戦は秋山が付き合ってやっているように見えてなりません。さらには秋山の連続フォール(10回くらい)がアニキを襲います。あれで終わっていたら本当にアニキは辛かったでしょう。パンパーズはダブルインパクトを見せたり、アニキが丸め込みで秋山を追い詰めたりしますが、最後は力皇がカシラに変形の無双(後に新技の『天下無双』と発表)で止めを刺しました。2002年10月19日にアニキが小橋と組んで秋山&彰俊の持つGHCタッグに挑戦して敗れ、秋山にリング上で「志賀、立って帰れ!」と言われた時から、今回再び挑戦するまで、志賀は成長したように個人的に思えます。しかし、まだまだ秋山に届かなかったなという感じもあります。なお、この試合で力皇が頭を打ったらしく、途中から内容を覚えていなかったようです。ここまでパンパーズが王者組を追い詰めたということでしょう。さて、次期挑戦者はどんなチームになりますことやら・・・メイン・GHCヘビー級選手権試合○三沢(変形エメラルドフロウジョン)×田上※三沢が4度目の防衛に成功。試合前、両者はクリーンに握手をしていました。お互い最後のタイトルマッチと覚悟してのことでしょうか?この試合、田上コールの大きさが印象に残りました。時代の変化を求めるファンの思いなのでしょうか(爆)?特に三沢のフェイスロックや返し技の腕ひしぎを繰り出しているときの、田上コールはかなり大きかったです。大一番にしか見せない場外へのトペを敢行する田上や、三沢のエルボーを喰らっても何度も立ち上がる田上を見て、『もしかしてやってくれるのでは?』と思っていましたが三沢はその上を行っていました。コーナー上の田上を抱えて三沢が繰り出した普通のエメフロは田上に返され、その後のランニングエルボーでも3カウントを取れなかった三沢は、垂直落下式の変形エメフロで田上に止めを刺しました。試合後も試合前と同様に握手をし、お互いをねぎらっていました。そして恒例のインタビューでは、次期挑戦者の話になって方々から選手の名前が叫ばれると、「休ませろちょっと。相手が決まると精神的につらいから、精神的にも休ませろ!」と叫び、観客の笑いを誘いました。さて、本当に気になる次期挑戦者ですが、東スポネタではありますが、10人くらいで挑戦者決定リーグが行われるとのことです。もし実現すればヘビー級ではNOAH旗揚げ以来初めてのことになります。(ジュニアは今回やりましたからね。最後がアレでしたけど・・・)若手もその開催を熱望していただけに、これは期待したいところですね。それでは、連休も終わり今日から会社ですので少し寝ますか・・・P.S16日に行われたROH東京大会では森嶋がマッギネスを破って12度目の防衛に成功しました。また、この大会に出るはずだったKENTAが武道館大会で負傷したため欠場し、代わりに青木が出場していました。次期ジュニアタッグの挑戦者となるはずだったKENTAの負傷は気になるところです。人気blogランキングにご協力を→
2007年07月17日
7.15NOAH日本武道館大会の観戦記の中編です。ここでは日テレ杯争奪ジュニアタッグリーグ戦の最終2試合の観戦記を書きます。すでに日程を消化して優勝の可能性の無いダニエルソン&リチャーズ組(3点)と、ロメロ&青木組(2点)以外の試合前の点数と試合カードは以下の通りです。なお、点数はあらゆる勝ち:2点、あらゆる負け:0点、時間切れ引き分け:1点、時間切れ以外の引き分け:0点となっています。試合時間はすべて30分です。第6試合丸藤&飯伏(6点)vsKENTA&石森(5点)第7試合鼓太郎&マルビン(5点)vsブリスコ兄弟組(5点)つまり上記の結果で以下の結果が予想されます。1.第6試合で丸藤組が勝てば第7試合を待たずして丸藤組が優勝、2.第6試合でKENTA組が勝てば、KENTA組と第7試合の勝者で優勝決定戦、3.第6試合で時間切れ引き分けとなれば、丸藤組と第7試合の勝者で優勝決定戦、4.第6試合でKENTA組が勝ち、第7試合であらゆる引き分けの場合はKENTA組が優勝、5.仮に第6試合で時間切れ以外の引き分けで第7試合が時間切れ引き分けの場合は 丸藤組、鼓太郎組、ブリスコ兄弟組が6点で並んで巴戦となります。巴戦のパターンがもっともありえないですね。で、その結果はこうなりました。入場前から花道の前には人だかりができていました。そりゃ丸藤とKENTAが真っ向勝負するわけですからね。試合前には4者がクリーンに握手していました。そして観客の期待に応え先発は丸KENの2人となりました。この2人の攻防は本当にまばたきなんてしていられません。ですが、それぞれのパートナーである飯伏と石森も丸KENに負けない攻防を見せました。石森は天才コンビの連携でピンチに陥ったKENTAを何度もカットして助けました。終盤は一方が2人がかりで攻め、相手にフィニッシュホールドを繰り出すも、相手のパートナーにカウント2で止められるという展開が続き、場内の観客は足踏みしまくりでした。最後は飯伏とKENTAの攻防になりますが丸め込みを狙った飯伏をKENTAが捕らえ、最後はKENTAのgo2sleepで飯伏がフォールされました。○KENTA、石森(7点)(go2sleep)丸藤、×飯伏(6点)これで丸藤組は優勝戦線から脱落してしまいました。しかし健闘した飯伏には観客から惜しみない拍手が送られていました。第6試合の結果から、第7試合で勝者が出ればその勝者とKENTA組が決定戦を行うことになり、あらゆる引き分けの場合はKENTA組の優勝が決まります。1.21武道館大会のGHCJr.タッグ戦以来の対決となったこのカードですが、なかなか勝負が決まりませんでした。なお小ネタですが、難波リングアナがスペイン語での『5分経過』(cinco minutos)を言い忘れていました。月曜深夜にG+をご覧になる方は注意してご覧になってください。試合開始から20分(残り時間10分)経った時もお互いに試合を決めにいかない様子でした。そして25分経過(残り時間5分)すると一気に試合が動きます。しかし、前の試合(第6試合)のようにカウント2でカットされてしまいます。そんな中、ジェイ(兄)のキックが福田レフェリーに誤爆してしまい、福田レフェリーは場外に転落し、ノーレフェリー状態となってしまいます。マーク(弟)に2人がかりのブルーディスティニーを決めるもレフェリーが居らず、急遽山本レフェリーがリングに上がりカウントを取るもカウント2で返されてしまい、程なくして無常のゴングが鳴ってしまいました・・・この結果、△鼓太郎、マルビン(6点)(時間切れ引き分け) △ジェイ、マーク(6点)となってしまい、NOAHの大会では今までありえなかったブーイングの嵐が起こる中、KENTA&石森(7点)の優勝が決まりました!なおもブーイングが会場にこだまする中で表彰式が行われ、殊勲賞:ダニエルソン技能賞:マーク・ブリスコ敢闘賞:飯伏の三賞も表彰されました。そしてKENTAがマイクを持ち、「おい、チャンピオンチーム、しょっぱい試合するから、こんな雰囲気になっちゃっただろ!せっかくだからタイトルマッチ、やるのかやらないのか、皆さんの前ではっきりしろ!」と言うと、鼓太郎が「いつでもよぉ、やってやる!」と返します。するとKENTAがすかさず、「ここまで説得力のない『いつでもやってやる』は初めて聞いたよ。次のシリーズ、ベルトは太二と俺の腰に巻く。」と高らかに宣言し、花道を後にしました。まるで観客の想いをKENTAが代弁したような感じに思えました。確かにNOAHでは今までリーグ戦をやったことが無く、ノウハウが無いことは否めません。(GHCタイトルの初代王者はトーナメントで決定されてきました。)また多くの人が感じているように今回の第6試合と第7試合を入れ替えれば良かったですね。(仮に丸藤組が勝っていれば第7試合は消化試合になっていましたからね。)ただ、ケガ人が出てリタイアするチームが出なかったことが唯一の救いではなかったかと思います。良くも悪くも今後のNOAHの方向性を考えさせられるリーグ戦になったと思います。それでは少し(ひょっとしたらかなり)時間を置いてセミ(GHCタッグ)とメイン(GHCヘビー)の観戦記を書こうと思います。もうすぐ日テレでのNOAH中継が始まりますね。それでは、ひとまず失礼。人気blogランキングにご協力を→
2007年07月16日
台風4号の接近で開催するかどうか心配で日本武道館に行ってみましたところ、無事に開催されましたので、7.15NOAH武道館大会を観戦してきました。その観戦記を2~3回に渡って書こうと思います。今回悪天候の中行こうとした理由は、珍しくG+が生or当日放送で無いからです。(何故か16日の深夜に放送)天気が悪かったので2時半頃に当日券を買っても余裕でした。それでは、衝撃的な結末となったタッグリーグ戦と2つのタイトル戦の前の5試合についてざっと観戦記を書いていこうと思います。第1試合○リチャーズ、ソルーフ、伊藤(DRドライバー )雅央、×平柳、一平今回若手が全員武道館に出場できました。ただ伊藤やデビューしたてのソルーフにはまだ硬さがあったような気がします。平柳は体格の大きいソルーフに果敢に向かっていってました。一平が伊藤に出したエアプレーンスピンは本格的に、永源さんのジャイアントスイングに替わる序盤の名物となっていますね。最後はリチャーズが平柳からピンを奪いました。雅央は・・・何か浮いてるって言うか・・・アルゼンチン決めろよ。第2試合○佐野、泉田(ノーザンライトボム)多聞、×菊地ベテランの皆さんを寄せ集めたようなカードでしたが、多聞vs泉田の頭突き合戦は面白かったです。ここはやはり体格的に菊地が不利でしたね。第2試合でも佐野最強説は健在ですね。第3試合小川、○谷口(ジャーマンスープレックスホールド)金丸、×青木小川、金丸のジュニアトップクラスがそれぞれ若手と組んだ試合でしたが、本当に谷口と青木の成長振りは目を見張るものがあります。通常よりも長く欧州武者修行に出ていた青木も、先日白GHCで秋山のパートナーに抜擢された谷口も、本当にいい素材を持っています。最後はこの2人の攻防となったのですが、体格の差なのか谷口に軍配が上がりました。試合後に悔しがる青木の姿は印象的でした。第4試合森嶋、○ヨネ、潮崎(キン肉バスター)マッギネス、ダニエルソン、×ロメロ明日16日にディファ有明で行われるROH日本大会の前哨戦の位置付けとなった試合でした。ROH世界王座のベルトを巻いて入場した森嶋は明日はマッギネスの挑戦を受け、潮崎はダニエルソンとの一騎打ちが待っています。開始早々森嶋とマッギネスが殴りあい、いきなり森嶋がヒップアタックを出すと、マッギネスはすかさず場外へエスケープしますがフラフラでした。本当に恐ろしい・・・サラサラな髪が前にも増して伸びているのも恐ろしいが(爆)。ロメロに対するヨネの花道助走キックに続いて森嶋が花道助走体当たりした時は交通事故みたいに思えました。マッギネスへのバックドロップはダニエルソンにカットされましたが、明日のタイトル戦では決めてくれることでしょう。敗れはしたもののロメロは一度キン肉を崩して丸め込み、ヨネをピンチに陥れましたが、2度目は決まってしまいました。潮崎は印象薄かったですね。もっと客に見せる技を出してもらいたいですね。果たして明日ダニエルソンに勝てるのかどうか・・・第5試合高山、○杉浦(五輪予選スラム)彰俊、×橋昨年7.16武道館の高山復帰戦からもう1年が経ちました。脳梗塞を患っていたとは思えないような回復振りを見せた高山ですが、今日は相棒・杉浦が活躍していました。試合は大方の予想通り、ほとんど橋が捕まる展開となりました。やはり力不足が否めないですね。一体何のために欧州武者修行に行ったのでしょうか?橋にはヨーロッパなんていいところより、しばらくの間NOAHを離れて国内インディー団体を自分で売り込んで試合に出るのがお似合いです。そのうち新日の真壁みたいに化ければ万々歳ですが、多分そううまく行かないでしょうね。ともかく高山は復帰1周年を白星で飾れて良かったですね。と、本当にざっと前半の観戦記を書いて行きました。この後は日付をまたいでジュニアタッグリーグ戦の結末と2大タイトルの感想を書きます。それでは、ひとまず失礼します。人気blogランキングにご協力を→
2007年07月15日
あの大晦日の試合で不正を行った格闘家の復帰がファンに委ねられることになりました。FEGの谷川貞治代表は5日、昨年大晦日のDynamite!!で体にスキンクリームを塗った事で、失格処分&無期限出場停止処分となった秋山成勲について、前田日明スーパーバイザーの意見を取り入れて復帰の可能性を示しました。その最終判断の前にファンの意見を聞くために、16日のHREO'S横浜アリーナ大会の会場に目安箱を置くことになりました。ただ、ファンや対戦相手の桜庭に対してあれだけのことをしでかした男を、たった半年で許せるものなのでしょうか?私は秋山の復帰については時期尚早だと思います。というよりはいっそのことFEGから追放されてハッスルに入ったほうが面白いと思います。もちろん総統の『ビターン』を受けて高田モンスター軍の一員として参加し、ヌルヌル攻撃でハッスル軍を苦しめるというのはどうでしょうか?あと、オールスター感謝祭のローション相撲に出れば、永田さんや健介といった一線級のプロレスラーとも試合ができます(爆)。たぶん桜庭だけはやりたくないと言うのではないかと思いますが・・・果たしてヌルヌルの罪は半年でぬぐえるのでしょうか?それでは、今日はここまで。人気blogランキングにご協力を→
2007年07月06日
今日の昼、プロレスファンにとって衝撃的なニュースが入ってきました。新日本で活躍し、アメリカのWWEで世界ヘビー級王者にもなったクリス・ベノワが、自宅にて家族と共に遺体で発見された事が伝えられました。享年40歳、地元の警察によれば無理心中の可能性もあるそうです。ベノワは新日本ではペガサス・キッドやワイルド・ペガサスのリングネームで活躍し、1990年にはライガーを破って第12代IWGPJr.ヘビー級のベルトを捲きました。1993年には新日Jr.の祭典、第4回TOP OF THE SUPER Jr.(BEST OF THE SUPER Jr.の前身)で優勝を果たしました。(この後ペガサス・キッドからワイルド・ペガサスに改名しました。)1995年に第2回BEST OF THE SUPER Jr.で優勝した後、故エディ・ゲレロやディーン・マレンコと共にアメリカのECWに参戦しました。その後WCWを経てWWF(現WWE)へと主戦場を移しました。WWEでは様々なタイトルを獲得しました。(WWEタッグ、IC王座)2004年のロイヤルランブル(時間差バトルロイヤル)では30人の中で最初に入場し、29人抜きで優勝を果たすという快挙を成し遂げました。その年のレッスルマニア20では念願の世界ヘビー級王座を獲得しました。Jr.の体格でヘビー級のタイトルを捲いた事は当時大きなニュースでした。2005年に新日本時代からの盟友・エディが急死し、それからわずか2年足らずでその友の許へ旅立っていってしまいました・・・先日WWE内のブランドとしてではありますが、ECWに戻ってきた矢先のことでした。今年2月にはザ・グラジエーター(マイク・アッサム)が42歳で亡くなっており、また日本ゆかりの外国人レスラーがこの世を去ってしまいました。新日本(菅林社長、金本)、全日本(武藤社長、カズ)、ZERO1-MAX(大谷代表)からは、若くして命を落としたベノワへの追悼コメントが出ています。特に金本や大谷にとっては若手時代から新日Jr.で戦ってきた選手ですので、悲しみも大きいのではないかと思います。あの世でも90年代前半の新日Jr.を共に戦ったエディ・ゲレロやオーエン・ハートらと名勝負を繰り広げてくれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。
2007年06月26日
『野獣』が再びK-1のリングに戻ってくることになりました!昨日都内行われた会見で、『野獣』ことボブ・サップが23日(日本時間24日)にK-1オランダ大会でピーター・アーツとの復帰戦を行うことを発表しました!昨年5月に行われたオランダ大会で、アーネスト・ホーストの引退試合に出場する予定だったサップは、何と試合開始30分前に逃亡してしまい、アーツが他の選手からトランクスやグローブを借りてホーストの相手を務めました。今回の試合はまさにその時の因縁の決着試合とも言えるでしょう。昨年のドタキャン騒動以降、サップは試合に出させてもらえず、ハリウッドで俳優活動をしながら『ボブ・サップの調教師』ことジョシュ・バーネットとトレーニングを積んでいたそうです。しかしながら試合ができないことから、K-1を主催するFEGとの和解を決断し、FEG側もこれに応じたというわけです。谷川EPも今度の試合でサップがアーツに勝てば、GPへの推薦を考えており、K-1だけにとらわれず、総合のHERO'SやDynamite!!にも出てもらうことを示唆しています。両者にとっても、そしてファンにとっても嬉しい結果となったのではないでしょうか?さらに今日の東スポでは、かつて噂されていた『伝説の男vs野獣』の実現の可能性が書かれていました。これは2005年10月8日に新日東京ドーム大会と同じ時間に行われた、NOAH後楽園ホール大会で秋山が着たTシャツに書かれていた言葉です。『伝説の男』とはもちろん腎臓摘出から復帰に向けてトレーニング中の小橋建太のことです。小橋が順調に年内に復帰してくれれば、来年にも小橋vsサップが見られるかもしれませんね!それでは、今日はここまで。人気blogランキングにご協力を→
2007年06月19日
昨日さいたまスーパーアリーナで行われた『ハッスル・エイド』で、故・ジャイアント馬場さん以来の巨人軍出身のプロレスラーとなるウォーレン・クロマティがデビューし、自らの必殺技で勝利しました!ZERO1-MAXの崔と組み、タイガー・ジェット・シン&アン・ジョー之助と対峙した53歳の新人レスラーは、『SAMURAIMAN』と書かれた巨人軍と同じデザインのユニフォームに身を包み登場しました!背中にはもちろん『49』の背番号がありました。入場テーマも現役時代の応援歌で、まさに現役そのもののような感じでした。試合開始早々、クロマティはリング下でシンにパイプ椅子で攻撃され、ターバンで首を締められます。パートナーの崔がアンに捕らえられ、シンがコブラクローを出そうとしますが、クロマティがリングに戻ってシンに頭突きを繰り出し、掟破りのコブラ『クロウ』(原監督命名)でシンの首を締め上げました!さらにクロマティはアンに現役時代に乱闘で使った右ストレートをお見舞いし、そして予告どおりの『ホームラン・チョップ』を浴びせ、ホームに滑りこむようなスライディングキック『ビバ・ジャイアンツ』で止めを刺し、デビュー戦にしては出来過ぎるほどの見事な勝利を飾りました!試合後はもちろん観客とバンザーイで締めました。クロマティ効果なのか、この日の試合はハッスル軍が出た試合は全勝でした。坂田が『超竜』ことスコット・ノートンに勝ち、RGが何とグレート・ムタと組んでインリン様&TAJIRI組に勝ち、そしてHGが天龍に勝っちゃいました!馬場・猪木の両方からピンフォールを奪った唯一の日本人であり、三冠のベルトもIWGPのベルトも捲いたミスター・プロレスが、デビュー2年にも満たないお笑い芸に・HGに丸め込まれ、3カウントを奪われたのです。そして天龍は敗れた場合の公約どおりハードゲイの衣装を受け取りましたが、高田総統にモンスター軍を追放され、去って行きました。プロレス好きな原監督はさぞかし喜んでいたことでしょう。これからもかつての巨人ファンや現役時代を知らないプロレスファンを楽しませて欲しいものです。それでは、今日はここまで。P.S高田総統の友人である高田延彦が今年も大河ドラマに出るそうです。昨年の『功名が辻』では家康の家臣・本多忠勝役で出演しましたが、今年の『風林火山』では村上義清の家臣・小島権兵衛役だそうです。人気blogランキングにご協力を→
2007年06月18日
私にとって今年初のNOAH生観戦となった横浜文体大会観戦記の後半です。後半4試合は怒涛の展開の連続でした。第5試合○志賀、輝鎮(回転エビ固め)高山、×杉浦現白GHC王者のパンパーズが4.28武道館で現GHCタッグ王者(秋山&力皇組)と壮絶な試合をした高山&杉浦組と戦いました。試合開始時いきなりカシラが高山にアックスボンバーを放っていました。これには高山と○森さんとの関係を知っているファンにとってはたまらないシチュエーションだったのではないでしょうか?試合内容では明らかに高山組の方が押していました。むしろパンパーズvs高山の2対1ハンディキャップマッチでも十分だったと思います。アニキのドラスクもSTFも高山には全く効いていませんでした。しかし、結果はアニキが杉浦を丸め込み、3カウントを奪いました。これにはもちろん高山も杉浦も納得がいかなかったようです。パンパーズの快進撃はいつまで続くのでしょうか?第6試合三沢、○小川(飛びつき前方回転エビ固めをつぶしてエビ固め)×テリー、マルビンムシキング・テリーは今日は単独(爆)出場で、(つまりネブ博士はお休み)コスチュームももとの緑を基調としたものに戻していました。当初は現GHC王者の三沢さんだけ浮いている感じがしました。何しろ三沢以外みんなJr.の体格ですから・・・小川のパートナーは一平とかで良かったんじゃないかと思います。試合はテリー&マルビンが連携を多発させていました。ひょっとしたら小川から1本取るのではないかと思うほどでしたが、結局最後は小川にテリーがやられてしまいました。が、事件は試合後に起こりました。何と小川がテリーのマスクを剥いだのです!!!現役時代にヒールとして悪行の限りを尽くしたSUWAですらテリーのマスクを剥ぐなどということはしなかったと記憶していますが、いくらなんでもこの小川の暴挙は衝撃が強すぎです。マスクを剥がされた○○○(テリーの中の人)はすぐさまセコンド陣に囲まれ、谷口がTシャツを脱いで○○○の頭にかぶせていました。唯一の救いは今日のG+が生中継でなかったことだと思います。果たしてこの一部始終はテレビでどのように放送されるのでしょうか?セミ・特別試合○村上(変形STO)×丸藤5.17後楽園で丸藤は入場時にBMLの村上の襲撃を受けました。この時は臼田と原を従えての3人がかりだったのですが、これに対して丸藤は「オレがあいさつの仕方をしっかり教えてやる。いつでも勝負してやる。村上、横浜に1人で来い!」とコメントしていました。そして迎えた今日の一騎打ちですが、とんでもない結末となってしまいました。村上の入場曲がかかったのですが出てくるまでにやたら時間がかかり、ようやく姿を現したかと思ったら、自分が出てきた方向と反対側へ去りました。しばらくしてヨネが異変に気付き、花道正面から丸藤側の入場路へ消えていきましたが、時すでに遅し、という状態でした。何と村上がバックステージで丸藤を襲撃したのです!!!!!花道ではなく、会場下手の扉から出てきたのは、流血した丸藤を引きずる平成のテロリストでした。リング近くで村上はパイプ椅子で丸藤を攻撃します。丸藤もパイプ椅子攻撃を村上にやり返し、村上も流血します。リング上に戻ると丸藤が張り手、村上がパンチでやり合いますが、村上は変形STOを連発させて丸藤から3カウントを奪いました。試合後意気揚々と花道を引き上げる村上に、ヨネと丸藤が襲い掛かり、そのまま控え室になだれ込んで行きました。その後どうなったかはテレビで見ようと思います。しかし、村上が試合前の選手を襲撃するとは、元祖テロリスト・藤原組長並になってきましたね。84年2月3日、今は無き札幌中島体育センターで藤波と戦うはずだった長州を、試合前に藤原組長が襲って流血させて試合が不成立となり、藤波が大雪の夜空に『こんな会社辞めてやる!』と叫び、本当に新日をやめるのに22年もかかった(核爆死)といわれるあの伝説の『雪の札幌中島襲撃事件』を思い出します。昨年10.13大阪府立大会でのvs三沢戦の頃からしてみれば村上らしくなったと思います。一方敗れた丸藤もこのままではいられないでしょう。近いうちにリベンジしてもらいたいものです。メイン・GHCタッグ選手権試合秋山、○力皇(無双)ディーロ、×ブキャナン※秋山・力皇組が2度目の防衛に成功。前回の防衛戦後、TAKAみちのくがNOAHマットに上がり、RO&Dの復活とディーロ&ブキャナンをGHCタッグ戦線に送り込むことを宣言しました。そして迎えたタイトルマッチ、ディーロ&ブキャナンはTAKA&KAZMAとともに舞台上で、『R!O!D!ブイヤー!!』と高らかに叫びました。試合は序盤から場外戦の連続でした。場外でディーロが秋山にエルボーを見舞おうとしたところ、何とジョー樋口GHC管理委員長が制止し、場内は『ジョー』コールが起こります。しかしRO&D組の場外戦は激しさを増し、秋山を本部机上に寝かせてローダウンを放ったり、力皇も場外で投げたりしていました。RO&Dはスーパーヘビー級の割りには動きが俊敏でした。(ディーロは138kg、ブキャナンは146kg。ちなみに森嶋が145kgです。)試合権利の無い相手にもよく突進して介入を防いだり、ムーンサルトを放ったりしてました。防戦一方だった王者組でしたが猛攻をしのぎ、力皇が無双でブキャナンを仕留めました。試合後のインタビューで秋山は、観客からの『遊んでんじゃねえぞ』の野次に対し、素直に自分の不甲斐なさを謝っていました。そして、気になる今後のタイトル戦線ですが、パンパーズがGHCタッグ挑戦に名乗りを挙げました!ところが、次期シリーズは力皇が英国遠征のため、タイトル戦ができないことを知ったアニキはガックリしていました。しかし、秋山が1対2のハンディキャップマッチを提案しました。もし実現すればタッグのタイトル戦では異例のことになりますね。久しぶりの生観戦は面白かったですね。場外戦があったのでそのように感じるのかもしれませんが・・・それにしても、今回の横浜文体は、アリーナにひな壇がありませんでしたし、花道もアリーナへ下りる形式となっていました。花道が立体的でないのは誰かが花道から下へ投げたりするのを止めるためでしょうか?ですが観客席のひな壇は残して欲しかったです。後ろの方も平べったいと見えづらくて仕方ありません。(もし今年再びやるのでしたら)12月にはそのあたりをしっかりして欲しいですね。それでは、観戦記はここまでです。書きたいことが多くてまた、長くなってしまった・・・人気blogランキングにご協力を→
2007年06月09日
今日は品川で1日中仕事があり、5時半で上がれましたので、NOAHの横浜文体大会を見に行こうと思い立ち、品川から横浜方面の電車に飛び乗りました。遅まきながら今年初のNOAH生観戦です。文体に着いたのは18時40分頃でしたが、ちょうど第1試合が始まったころでした。そういえば今シリーズはRO&Dが出ていた事を思い出し、恒例の前説をやっていたために第1試合開始が遅れたのだと確信しました。う~ん、久々にTAKAみちのくの前説を聞きたかったなぁ。それでは、簡単ながら観戦記を書いていこうと思います。ダークマッチ泉田、平柳(10分時間切れ引き分け)百田、一平(※この試合は見られませんでした。)実はちょうど会場に入ろうとしたところ、アリーナの入り口に上半身裸の百田さんが立っていました。あの格好だったのは試合後だったからなんですね。一平のエアプレーンスピンは何回転したのでしょうか?第1試合佐野、○雅央(アルゼンチンバックブリーカー)多聞、×菊池前シリーズ(4月)に三沢のGHCに挑戦した佐野が第1試合ですか・・・この扱いの差は一体何なんでしょうか?試合は雅央が石頭コンビのヘッドバッドに苦しみながらも、アルゼンチンで菊池を持ち上げ、オイシイ所を持っていってしまいました。第2試合ヨネ、○金丸(タッチアウト)田上、×谷口ヨネと金丸ってアフロ&オバちゃんパーマコンビ結成ですね。志賀アニキ曰く『変な頭コンビ』だそうです。いや、パンチも変わらないと思いますが・・・田上は入場時いつもより足早だった気がして、今日は動くかなと思いましたが、試合が始まってみればいつもの田上でした。おかげで今回も谷口の教育マッチと化してしまいました。しかし、ヨネに負けるならともかく、Jr.の金丸に負けるのはちょっとどうかと思います。最後に恒例の田上動け!第3試合○KENTA、石森(go2sleep)TAKA、×KAZMAK-DOJOの師弟コンビが登場しましたが、KENTA&石森の前に惜敗しました。TAKAとKENTAの蹴り合い、KAZMAとKENTAのエルボー合戦、石森の華麗な動きなど、見所が結構あった試合だったと思います。敗れはしましたがKAZMAは本当にいい選手だと思いました。第4試合○彰俊(デスブランド)×潮崎昨年に引き続き今年もヨーロッパ遠征に行っていた潮崎が、実力者の彰俊と一騎打ちを行いました。しかしながら、ぶつかり合いではどうしても彰俊に分がありました。終盤、彰俊が急角度のバックドロップ、ドラゴンスープレックスを立て続けに放ち、潮崎がふらふらになってしまったところでほぼ勝負が見えた気がしました。結局、最後は彰俊の必殺技デスブランドで勝負が決まりました。潮崎の大物超えはなりませんでした。2度もヨーロッパに武者修行に行ったのだから、いい加減にひと皮むけてもらいたいですね。(まぁ昨年12.10武道館のvs森嶋戦や今年1.21武道館のvs秋山戦よりはましだと思いますが・・・)本来ならば1回で書こうと思っていたのですが、今回も長くなりそうなので、ここで一旦切ろうと思います。第5試合以降は後編で書きます。それでは遅すぎる晩御飯にしましょうか・・・人気blogランキングにご協力を→
2007年06月09日
先日お伝えした通り、6月17日に行われる『ハッスル・エイド』にてプロレスデビューする元巨人軍の助っ人外人のウォーレン・クロマティ氏が本日、来日しました。クロマティ氏は『ホームラン・チョップ』という必殺技を開発したそうです。一体どんな技なのでしょうか?個人的には両手チョップを野球の素振りのように振るのではないかと思います。(小橋建太(NOAH)の『青春の一撃』を横にしたイメージです。)アッパースイングにすればノド元をえぐるような感じになりますので、かなり有効な打撃技となるのではないでしょうか?しかし、某狂言師の『空中元彌チョップ』以来のハッスル発祥技となるのは面白いですね。気になる対戦相手ですが、何とタイガー・ジェット・シンとの対戦を希望しています。やはり元巨人軍ということで虎(=阪神)にちなんだ相手を望んでいるようです。そして、所属はハッスル軍となるようです。小川・TAJIRI・あちちが抜けて戦力が大幅にダウンしたハッスル軍にとってクロマティは、まさに『史上最強の助っ人』と言えると思います。DSEから独立し、『ハッスルエンターテインメント株式会社』として再出発し、新たな展開が始まったハッスルに期待したいところです。それでは、今日はここまで。P.SこのところHGとRGがやたら大物と戦っているのがすごいです。先日は2人ともタイガー・ジェット・シンとシングルで戦い、今後のカードでもHG・RGともに天龍とのシングルが組まれていたり、特にRGは元IWGP王者のスコット・ノートンとのシングルも組まれていますので、体がもつかどうかとても心配です。人気blogランキングにご協力を→
2007年06月05日
昨日、元NBAのデニス・ロッドマンが総合&K-1に参戦すると言う記事を書きましたが、今度は元プロ野球選手がプロレスに参戦です。6月17日にさいたまスーパーアリーナで行われるハッスル・エイドにて、読売巨人軍史上最強の助っ人として知られているウォーレン・クロマティ氏がプロレスデビューすることになりました!これには元ロッテの4番がK-1に参戦するニュースよりびっくりしました。何しろ、巨人軍からプロレスに転向したケースと言えば、あの故・ジャイアント馬場さん以来ですからね。(プロ球技出身としては元Vリーグのジャイアント・バボ(高田モンスター軍)がいます。)先日、黒バラスペシャルで久々にクロマティの姿が見られたと思ったら、今度はファイターとして来日とは驚きです。お笑い芸人(HG&RG)、グラビアアイドル(インリン様)、狂言師(和泉元彌)等、ハッスルにはサプライズ参戦がよくありますが、クロマティ参戦は予想できませんでした。クロマティは53歳となった今でもトレーニングを欠かさず続けており、プロレスの練習は近いうちに来日して行うそうです。果たして、リング上でも『バンザーイ!』が拝めるのでしょうか?それでは、今日はここまで。P.S現役時代クロマティとともに活躍し、プロレスファンとして知られる原監督は、このニュースをどう思っているか非常に気になるところです。人気blogランキングにご協力を→
2007年06月01日
元NBAのスーパースターが格闘技に挑戦することになりました。K-1、HERO'S、Dynamite!!を主催しているFEGは30日、元NBAのデニス・ロッドマンと選手契約を交わしました!早速6月2日に米国初開催となるDynamite!!USAにて、ファンに向けて参戦のアピールをする事も決まりました!さらに早ければ6月23日のK-1オランダ大会でデビューする可能性があります。Dynamite!!USAと言えばメインに出るはずだったチェ・ホンマンの参戦が危ぶまれており、ホイス・グレイシーと再戦する桜庭もギリギリで出場が認められた状況ですが、今後のアメリカおよび世界進出にとっては話題となることでしょう。ロッドマンと言えばWCWがあった頃にnWoの一員としてプロレス経験があったはずです。しかし、それから10年が経ちいまや46歳です。(日本のレスラーで比較すれば三沢・武藤の1つ上です。)普通ならよほど体作ってないと格闘技をするのは難しいでしょう。(とは言えWWEでは50を超えているダスティ・ローデスやリック・フレアーが現役で活躍し、 日本でも天龍や長州がまだまだ現役で活躍していますね。)とりあえず総合かK-1で曙と戦って勝てたら今後の活動に希望が持てると思います。その次はボビー・オロゴンとの試合ですね。個人的には元NBA選手と言うことで、元五輪バスケットボールのブラジル代表であったジャイアント・シルバとの試合が見たいですね。果たしてデビュー戦のカードは誰になるのでしょうか?それでは、今日はここまで。人気blogランキングにご協力を→
2007年05月31日
昨日行われたNOAH日本武道館大会(G+で)観戦記の後半です。後半4試合は待望の団体対抗戦&3大タイトルマッチです。第5試合CIMA、○横須賀、D・キッド(夢限)丸藤、マルビン、×一平NOAHに勝るとも劣らない人気がある団体と言われているのがDRAGON GATEです。今回はそのDRAGON GATE(以下略してドラゲー)のエース・CIMAが、所属するユニット『Typhoon』のメンバーの横須賀享&ドラゴン・キッドを率いて、とうとうNOAHの聖地・日本武道館に登場しました!この試合やはり丸藤とCIMAの天才対決が注目されました。赤コーナーのNOAH勢が入場するとCIMAは丸藤と鼻がくっつくところまで接近し、牽制しあっていました。両者がリング上で対峙すると場内からは同じくらい丸藤コールとCIMAコールが飛び交っていました。今日の試合、内容的にはCIMAの方が上回っていたような気がします。シュバインは出なかったものの、ヴィーナス、アイコノクラズム、さらにマッドスプラッシュを繰り出していました。一方の丸藤はトラースキックくらいであとは防戦一方だったような気がします。それにしても日頃同じユニットであるドラゲー勢は連携が素晴らしかったです。試合はその連携から横須賀が夢限で一平からフォールを奪いました。キャリアの少ない一平はキッドや横須賀にエアプレーンスピンを出しましたが、あと一歩力が及びませんでした。試合後、CIMAがマイクを持ち、一平に「一平ちゃん、お前はカップ焼きそばか!」とののしり、(ただ試合後のインタビューでCIMAは一平を高く評価していました。)闘龍門時代に参戦経験のあるマルビンにはスペイン語で何かを語り、最後に丸藤には「丸藤、やっと会えたな、リング上で。今日は6人タッグだったけど、次やる時は・・・(ゲップ)や!」と声をかけてリングを去って行きました。もちろん、次はシングルですよね。楽しみにしています。第6試合・GHCJr.選手権試合○ムシキング・テリー(ミストクラッシュ)×高岩※ムシキング・テリーが第13代王者に。昨年12月のSEMで杉浦の持つGHCJr.に挑戦してベルトを奪った高岩ですが、その後ZERO1-MAXのマットで2度も防衛戦を行ってきました。4ヶ月近くにわたって持っていかれたままのNOAHジュニアの至宝を奪い返す役目は、子供の味方・甲虫王者ムシキング・テリーに託されました。高岩は序盤からデスバレーボムを敢行したり、雪崩式デスバレー&ブレーンバスターを出してテリーを苦しめます。雪崩式と言えばvs杉浦戦でこれでもかと言うほど繰り出し、大ダメージを負った杉浦は翌日のクリスマス興行に出られませんでした。それだけにファンもやきもきしていたことでしょう。高岩には雪崩式攻撃だけでなくマスクにも手をかけられ、ピンチの連続だったテリーは、セコンドのネブ博士や武道館の観客の声援で復活します。新技のジェネシスやテラドライブを出し、619やファンネルで高岩をふらつかせ、この試合3発目となったミストクラッシュで高岩にとどめを刺しました!しかしながら、試合内容に納得のいかなかったテリーは花道からの退場を避け、リング袖から退場し、インタビューにも応じませんでした。防衛戦では納得のいく試合を見せてもらいたいものです。セミ・GHCタッグ選手権試合秋山、○力皇(無双)高山、×杉浦※秋山・力皇組が初防衛に成功。この試合は今回の大会ではベストバウトと言える内容でした。まさにヘビー級の試合と言えるパワー全開な試合だったと思います。ヘビー級に転向したばかりの杉浦は広島の前哨戦で秋山からフォールを奪いましたが、その時の勢いが続いていたような気がしました。特に力皇との攻防は素晴らしかったです。スピアー、中年'ズリフト、ドラゴンスープレックス、五輪予選スラムなど、アマレス仕込の投げ技を繰り出しますが、カウント2で返されます。終盤は力皇との張り手合戦となりましたが、杉浦は大相撲出身の力皇に負けていませんでした。この間実況も止み、ただただ2人の攻防をじっと見つめることができました。しかし最後は力皇のタックルに杉浦が倒れ、無双で敗れました。試合後、杉浦は涙を流していましたが、大きな杉浦コールが起こり、選手権者、挑戦者の4人が互いに握手し健闘を称え合っていました。・・・と、ここまでで終わればよかったものの、思わぬ乱入者が現れました!それはK-DOJOのTAKAみちのくとKAZMAです。TAKAはマイクを握り、RO&Dの復活を宣言しました!そして現在VMにいるはずのディーロ・ブラウン&ブキャナンをNOAHマットに連れてくるとも宣言しました。秋山は「オマエたちのチーム、よく知らないんだよ。」と返しました。果たして復活RO&Dのタッグ挑戦はあるのでしょうか?メイン・GHCヘビー級選手権試合○三沢(変形型エメラルドフロウジョン)×佐野※三沢が2度目の防衛に成功。調印式で三沢は佐野のことを「今までの中で最強の挑戦者」と評していましたが、序盤からその挑戦者の猛攻が待っていました。佐野は必殺技のローリングソバットで三沢を苦しめます。三沢の胸板、みぞおち、そして顔面にも佐野の強烈な蹴りが入っていました。さらにはフットスタンプを3度も決めました。(うち1回が場外の三沢に対してコーナートップから繰り出しました。)しかしながらこの試合でもゾンビ三沢が覚醒しました。あれだけの打撃を喰らいながらも立ち上がる三沢は本当にゾンビです。終盤エメフロを佐野に出しますが、佐野はこれをカウント2で返します。ならばと三沢は佐野を右肩に担ぎ上げ、初期型の抱え方でエメフロを放ちました!この変形型エメフロで試合は決まりました。試合後、リング上でのインタビューで「最近腹が出てるって言われるけど、ただ出てるだけじゃないというのを見せたかった。」と会場の笑いをさらうほど三沢には余裕があったようです。さらに会見場では一平の乾杯の音頭にダメ出しをしていました。今回も様々なドラマを見せてくれたNOAH武道館大会でしたが、ドラゲーやRO&Dといった新たな勢力が登場しそうで今後も楽しみです。それでは、今日から山中湖合宿へ行きますので、月曜夜まで失礼します。おやすみなさい。(って自分も早く寝ないと・・・)人気blogランキングにご協力を→
2007年04月29日
ゴールデンウィーク初日となった本日、一時期雷雨が降った都内では、NOAHの日本武道館大会が行われました。今回久々の土曜開催だったのですが、明日から年2回行われる会社のテニスクラブの山中湖合宿のために合えなく直接観戦を諦めました。と言うことで、今回もまたG+観戦です。前編では第1~第4試合までの感想です。第1試合泉田、○橋(ゴリラーマンズドライバー)百田、×平柳オープニングマッチは年齢差タッグvs『チーム成り上がり』が対戦しました。試合を決めたのは橋ではありましたが平柳の頑張りが目立った試合だと思います。たまにズルい攻撃などを見せるところも味があっていいなと思います。早く橋からフォールを奪うような快挙を見せてもらいたいですね。あと、百田さんも結構動いてましたね。まだまだ元気です。それから泉田は・・・今日の試合はあまり印象が無かったです。(爆死)第2試合志賀、輝鎮、○レジェンド(ホスピタル・ジョブ)田上、金丸、×谷口入場時、志賀組はなぜかカシラ(輝鎮)のテーマで入場しました。普通チームリーダーのアニキのテーマか『兄弟仁義』だと思ったのですが・・・一方は田上のテーマ(エクリプス)で入場しましたが、何故か田上がブルロープ持ってました(爆)ブルロープと言えばスタン・ハンセンを思い出しますね。(そう言えばハンセンが最後に世界最強タッグに出た時のパートナーが田上でした。)GHCハードコア王者・パンパーズ(アニキ&カシラ)はレジェンドにパンチヅラを渡しましたが、レジェンドはかぶるのを拒否してリング外に捨ててしまいました。すると観客席からはブーイング。レジェンドは困っていました。この試合、田上がいつも以上によく動いていたように思いました。アニキの股間を触って(爆死)凶器を隠していないか確かめたり、クロスチョップを決めたりファイティングポーズを見せたり、入場の時といい最近の田上に一体何が起こったのでしょうか?また、金丸は最近髪型をおばちゃんパーマにしていますが、正直微妙です。まだ丸坊主時代が良かった・・・それからフォールは取られましたが谷口のスープレックスは良かったです。フロントスープレックスやダブルアームスープレックスを出してましたし、味方のアシストを受けて出したジャーマンのブリッジは本当に綺麗でした。試合を決めたレジェンドですが、37歳と結構年いってたんですね。(とはいえプロレスラーにとってはいい年齢だとは思います。)果たして今後の継続参戦はあるのでしょうか?第3試合○ヨネ、KENTA、石森(キン肉バスター)ダニエルソン、クロス、デビアスJr.この試合の注目ポイントはKENTAとダニエルソンの再戦でしょう。昨年12.2の横浜文体での一騎打ちでは、熱戦の末KENTAが勝利しましたが、今日の試合でも2人が遭遇するとファンの歓声が大きくなっていました。ダニエルソンのグラウンドテクニックは今日も冴えていました。タッグ戦なので絡みはあまりなかったのですが、7.16のROHディファ有明大会ではまたシングルでKENTAと勝負してもらいたいものです。デビアスJr.はあのテッド・デビアスの息子だそうです。父親譲りのフィストドロップやパワースラム、(雅央もやってる)ミリオンダラー・バスターを出していました。ダニエル・クロスはシリーズ中はコミカルファイトをやっていましたが、今日はそれをかなりセーブしていたようです。試合ではヨネのキン肉バスターに敗れましたが、なかなかいい選手だと思いました。デビアスJr.もクロスもまたNOAHに来て欲しいですね。第4試合○バイソン、彰俊、雅央(バイソンテニエル)小川、多聞、×菊池先日、丸藤とのシングルで勝利したバイソンが今日も活躍しました。小川と戦っている時にはあまりのパワーファイトに、小川に交替を迫られた多聞と菊池がタッチを拒否するほどでした。試合もvs丸藤戦の時の雪崩式ではなかったものの、必殺技のバイソンテニエルが菊池に決まり、勝利を手にしました。最近のバイソンの暴れっぷりはいいですね。早くGHCヘビー級のタイトルに挑戦してもらいたいものです。さて、後半戦は日付をまたいで29日付で書きます。それでは、風呂に入ったりしたいので少し休ませてください。人気blogランキングにご協力を→
2007年04月28日
このごろ、日米間で総合格闘技界の動きが激しくなっています。明日はさいたまスーパーアリーナで『PRIDE34』が開催されますが、これはDSE主催としては最後の興行となります。『PRIDE34』終了後、DSEの榊原信行社長は辞任し、PRIDEの興行権はアメリカ最大の格闘技団体であるUFCのオーナーであるロレンゾ・フェティータ氏が設立する新会社に移ることになりました。昨年DSEは黒い交際の疑惑からフジテレビから提携を打ち切られ、以降スカパーのみで放送されていきましたが、興行会社が変わったことで、PRIDEの地上波放送が復活するかもしれません。なお、UFCは日テレ系列のG+が中継していることから地上波も日テレになるのではないかと噂されていますが、プロレスのNOAHとの兼ね合いが問題となるのではないかと思います。また『PRIDE34』のカードも、『PRIDEvsUFC対抗戦』としてPRIDE代表の藤田和之が、『UFCの野獣』ジェフ・モンソンとメインで対戦します。ゆくゆくはWWEのように複数のブランドで興行が行われ、年に1度『レッスルマニア』のようなオールスター戦を行うことを計画しています。PRIDEからUFCへ移籍したミルコ・クロコップと、現PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルの再戦もあるかもしれません。この動きを警戒しているのが、K-1・HERO'Sを主催しているFEGです。UFC&PRIDEへの対抗なのか、6月にはロスで『Dynamite!!』を行う事を発表しました。日本の大晦日のイベントとして定着してきた『Dynamite!!』が、初めてアメリカで行われることになります。メインも発表されており、WWE統一世界ヘビー級王者やIWGPヘビー級王者として君臨したブロック・レスナーと、韓流大巨人チェ・ホンマンが戦うことが決まっており、ホイス・グレイシーや桜庭和志やマケボノ曙も参戦するようです。これで今年の大晦日も昨年以上の格闘技興行合戦が繰り広げられるのではないでしょうか?それでは、今日はここまで。人気blogランキングにご協力を→
2007年04月07日
今年でデビュー10周年を迎えるとともに、現役を引退することになったフリーのレスラー・SUWAの国内引退興行『SUWA FINAL』が、本日、後楽園ホールで行われました。会場にはNOAHの三沢・小橋ら役員の他、選手会一同からも花が贈られていました。健介や武藤からも花が届いていたようです。第1試合では闘龍門時代からの盟友であるCIMAと5分1本勝負を行い、お互いが様々な技を出し、引き分けました。試合後はCIMAの他、ドン・フジイとTARUと一緒に、クレイジーMAXのTシャツを着て記念写真に納まりました。このCIMAが今度NOAHの武道館大会に参戦するのも不思議な縁を感じます。セミでは高山・みのる・潮崎vs彰俊・TARU・"brother"YASSHIのカードが組まれ、NOAHの西永レフェリーが裁いていました。試合は高山がエベレストジャーマンでYASSHIを倒しています。YASSHIはいつの間に復帰していたんですね。あと、SEM世代を中心としたNOAHの選手が後楽園に足を運んでしました。実質NOAH所属選手と同等の扱いでしたからね。(SUWAはフリーであるにもかかわらずNOAHの選手会興行にも出ていました。)そしてメインはSUWAvs近藤修司のカードでした。SUWAにとって近藤は闘龍門の練習生時代から見てきた後輩でした。近藤に対してジョン・ウーやFFFなどの必殺技を出したSUWAですが、最後は近藤のキングコング・ラリアットで敗れました。試合後にはセレモニーが行われ、NOAHのKENTA・志賀・秋山が花束SUWAにを渡し、ウルティモ・ドラゴン、アニマル浜口、永源遙といったSUWAの3人の師匠も揃って花束を渡していました。締めくくりはNOAHの選手達がリングに上がってSUWAを胴上げし、10カウントゴングが行われました。改めて、ここまでファンや他の選手に愛されたヒール(悪役レスラー)はいないと思いました。リング上とは全く正反対のSUWAの人柄があればこそ、今回の興行ができたと思います。この後SUWAは5月にメキシコのルチャの聖地であるアレナ・メヒコで、デビュー10周年興行を行い、レスラー人生に幕を閉じます。勇猛果敢・律儀・誠実という典型的な薩摩隼人であるSUWAというレスラーがいたことを、プロレスファンが忘れることは無いでしょう。10年間、お疲れ様でした。それでは、今日はここまで。人気blogランキングにご協力を→
2007年03月11日
3月4日に行われたNOAH日本武道館大会の観戦記も残すところあと2試合です。セミ・5大シングルマッチその4○三沢(エルボー連発→レフェリーストップでTKO)×杉浦前回の武道館のvs佐野戦に続いて杉浦にとっては試練の1戦となりました。それにしても、三沢がエルボー出し過ぎなことと、杉浦がエルボーを受け過ぎことが印象に残った試合でした。スピアーや五輪予選スラムもあまり効かず、アンクルホールドを掛けても三沢が凌ぎ、まったく試合のペースをつかめなかった感じでした。圧巻は終盤の鬼と化した三沢のエルボー連発でした。解説の高山曰く「UFCみたいだ」ということでした。(※高山はG+のUFC中継でも解説を務めたことがあります。)負ければGHCを返還することも考えていた三沢にとっては背水の陣だったことでしょう。しかし、前回のvs森嶋戦といい今回といい、エルボーばかりで勝負を決めているのは少し物足りない気がします。できれば今回はvs丸藤戦みたいに雪崩式エメフロで決めて欲しかったです。メイン・5大シングルマッチその5&ROH世界選手権試合○森嶋(バックドロップ)×KENTA※森嶋が2度目の防衛に成功。5大シングルの中で、ファンが最もメインで見たかった試合はこの1戦でした。昨年12月23日のSemでの一騎打ちは20分時間切れ引き分けでしたので、両者共に完全決着をつけたいと思っていたことでしょう。試合はまるで立ち技系の格闘技のような感じで始まりました。KENTAが自分に有利な間合いで森嶋を追い詰めますが、森嶋もモリシハンマー(これいつの間に正式名称になったんだ?)で反撃!その後は打撃戦に移行し、KENTAがラリアットで森嶋をダウンさせると、掟破りのバックドロップを放ちます。さらにコーナーへのキックを放ち、KENTAがラッシュを仕掛けます。(※この時森嶋の記憶が飛んでいたらしいです。)場外でもKENTAがカニばさみで森嶋を鉄柵にぶつけ、森嶋のノドを鉄柵が直撃します。そしてKENTAは3mの高さからフットスタンプを場外の森嶋に決めます!思わず森嶋が悲鳴を上げ、咳き込みました。ようやくリングに戻った森嶋はヒップアタックで形勢逆転を狙いましたが、KENTAがこれをキャッチしてジャーマンで投げます!さらにgo2sleepで追い討ちを掛けてロープの反動を利用してダッシュするKENTAにですが、森嶋がカウンターのラリアットを放ちます。その威力はものすごく、実況の矢島アナが「取れちゃった」と表現し、解説の高山も「全盛期のスタン・ハンセンみたい」と語りました。すかさずバックドロップを放ちフォールしますが、KENTAはカウント2で返します。ならばと森嶋が裏投げやハンマーを出してコーナーに追い詰めると、何故か顔面ウォッシュを出してました。(お前はZERO1-MAXの大谷かよ!)なおもKENTAに突っかかる森嶋を西永レフェリーが止めようとしますが、西永レフェリーをぶん投げてまでラリアットやバックドロップを出しますが、やはりKENTAはカウント2で返します。KENTAがロープに逃れようとするところを背後からのラリアットで動きを止め、万全の体勢でバックドロップを放ち、ようやくKENTAをフォールしました。試合後のインタビューで森嶋は途中で記憶が飛んでいたことを打ち明け、ROHのベルトをアメリカで防衛していくことを宣言しました!雑感メインは予想通りのカードとなりました。しかし前回の武道館で経験不足を痛感した後、アメリカで吹っ切れて今回の武道館できっちり結果を出した森嶋は一応評価しておきたいですね。ただ、バックドロップは大事に使って欲しいですね。森嶋のようにフィニッシュホールドと痛め技が一緒であることは、お客さんを納得させる上でやや説得力に欠ける感じがします。以前私が前回の武道館大会の雑感で書いたように、オリジナルフィニッシュホールドを身につけて欲しいですね。今後はROHからオファーが来ており、年間20~30試合戦う予定だそうです。森嶋にはいっそのこと、今年いっぱいはROHを主戦場としてもらい、そこで新技を開発して日本に凱旋し、GHCを獲得してもらいたいです。一方GHCの各タイトル戦線ですが、GHCヘビーの挑戦者は佐野、タッグの挑戦者は秋山・力皇組で決まりそうです。ZERO1-MAXに奪われたままのJr.ヘビーには石森が挑戦し、仮に石森が取れなかった場合はムシキング・テリーが挑戦するようです。Jr.タッグは・・・青木あたりが絡んでくれると面白いですね。次回は4月1日の後楽園が開幕戦となります。一部のレスラー(森嶋、秋山、志賀、石森、青木、テリー)は他団体や海外への参戦がありますが、彼ら以外はゆっくり休んでもらいたいですね。特に首に爆弾を抱えたGHC王者の三沢には・・・それでは、これにて失礼。P.S次回の武道館は土曜開催ですので、スケジュールが合えば見に行こうと思います。人気blogランキングにご協力を→
2007年03月06日
昨日行われたNOAH日本武道館大会観戦記の中編です。いよいよ5大シングルの観戦記となります。5大シングルの試合順は入場テーマ曲が鳴って初めて判明する『はず』でした。しかし、花道から何とネブ博士(ムシキング研究所)が現れちゃいました。最初の試合カードがバレバレです。(爆死)第5試合・5大シングルマッチその1○ムシキング・テリー(雪崩式変形腰投げ)×ロッキー・ロメロ結果はテリーの勝ちでしたが、試合はロメロの方が押していたように思えます。ロメロは終始左腕殺しに徹していました。場外でコーナーポストに打ちつけたり、腕ひしぎ逆十字で再三テリーを苦しめます。テリーがようやく反撃に入ったのはロメロの雪崩式ブレーンバスターを、体を浴びせて切り返した後でした。ファンネルとかトルニージョとか、○太郎の技(爆)でロメロを痛めつけ、必殺のミストクラッシュを出しますが、これをロメロに返されます。そして最後はテリーが雪崩式の変形腰投げという聞き慣れない技で勝利しました。多分この技にも何かしらの名前が付くのでしょうね。第6試合・5大シングルマッチその2○ダグ(回転十字固め)×小川5大シングルマッチの次の試合は玄人好みの対決、日本の職人vs英国のテクニシャンという位置づけの対決となりました。この試合はお互いが相手のある1箇所をねちっこく攻めていました。ダグ:小川の左腕小川:ダグの左足しかしながら、この流れが10分以上続くと少し辛いかな、と見ている側として思いました。最後はダグが小川を丸め込んで3カウントを奪いましたが、紙一重の戦いだったと思います。試合後には両者が健闘を称え合っていました。私も再戦を望むのですが、通常のスタイルではなく、ラウンド制(例:5分3ラウンド)でやってみるというのはどうでしょうか?(2004年9月に行われた東西興行戦のオールイースタン興行でやってましたね。)第7試合・5大シングルマッチその3○秋山(スターネスダストα)×ヨネ最初はヨネがいつもの格好で入場し、花道を見つめて秋山の入場を待ち・・・かと思ったら、ヨネが花道をダッシュして秋山を急襲したのです!!!ちょうどドライアイスの中から現れようとしたときに、ヨネが秋山にローキックを放ち、さらに延髄斬りで秋山が花道上でダウンしてしまいます!場内は騒然としていましたが、少し時間を置いて秋山が復活しました!そのときには秋山の目がイっちゃってました!(爆)秋山はダッシュでリングに駆け寄り、ヨネと激しい蹴り合いを展開したり、エプロンでエクスプロイダーを放って反撃しますが、ヨネのハイキックを受けて流血してしまいます!さらにキン肉バスターで投げられ、ダイビングギロチンの餌食になるところでしたが、秋山はすっくと起き上がってこれをかわします。すると秋山はグーパンチやジャンピングニーでヨネを痛めつけた後、垂直落下式のエクスプロイダーを放ち、高速でフォールしますが、これはヨネに2カウントで返されました。ならばと秋山は伝家の宝刀・スターネスダストαでヨネを仕留めました!勝ち名乗りを受けようとした秋山がレフェリーに寄りかかってしまう程の激しい試合の勝負タイムは4分45秒でした!負けたヨネも自力では帰れずにセコンドにおぶられて帰って行きました。私はこの試合を見て、何故秋山はこの試合と同じくらいの気迫を昨年の丸藤とのGHC戦で出さないんだ!と思いました。今回のような試合をしていれば、まだGHC王者でいられたかのではないかと思うと、非常に残念で悔しくてなりません。なお、試合後のインタビューで力皇と握手していました。強力タッグ誕生の瞬間ではなかったかと思います。一方、敗れたヨネはGHCタッグ戦でのリベンジを考えているのではないでしょうか?そろそろ日付をまたぎそうですので、ひとまず失礼します。infoseekのラッキービンゴ引かなきゃいけないし。(爆死)後編は3月6日付で書く予定です。人気blogランキングにご協力を→
2007年03月05日
今日は武道館でNOAHがツアー最終戦がありました。今回もスケジュールの都合で生観戦ができなかったため、G+が見れるネットカフェに入り浸ってTVで観戦しました。今回注目の目玉は5大シングルではなかったかと思います。三沢が全日の社長時代に取り入れたファン投票による試合順決定を、NOAHになって初めて取り入れた形となります。(昨年の5大シングルは順番が決まっていました。)前編ではその5大シングルの前に行われた試合の観戦記を書いて行きます。中編で5大シングルのうち第5~7試合の観戦記を、後編で5大シングルのうちセミ&メインと雑感を書いていく予定です。第0試合(※G+では放送されず)百田、石森(10分時間切れ引き分け)平柳、太田今大会は第1試合~メインに名前を連ねなかった選手によるダークマッチが行われました。最近、若手選手がこうした試合に出ています。『会場に早めに行かないと見られない』ということで、今後集客に影響するか楽しみです。試合後に現GHCJr.(&AWAJr.)王者・高岩(ZERO1-MAX)が現れ、3.8ZERO1-MAX後楽園大会でタイトル挑戦をする石森を挑発していました。果たしてGHCJr.がNOAHに戻る日はいつになるのでしょうか?第1試合○志賀、金丸(逆さ押さえ込み)泉田、×橋今シリーズの初めにスターネスと決別したばかりの泉田がスターネスの橋と組み、同じスターネスの金丸がパンチ軍団の志賀アニキと組むという異色の組合せでした。橋もスターネス卒業かと思いました。(爆)試合後は金丸が橋を挑発するかのように勝利を喜んでいましたが、やっぱり橋はスターネス追放なんでしょうか?第2試合多聞、菊地、○潮崎(変形ラリアット)雅央、×輝鎮、青木赤コーナーは全員バーニング、青コーナーは闇の2人に青木が加わったチームでした。今シリーズから青木はライトブルーのロングタイツとコスチュームを変えていますが、あまり似合ってているとは思えません。まだ前の濃い青のショートタイツの方が良かったです。ブリティッシュ・ブルドックス(ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス)のマネではないかと思いました。しかしこの試合はその青木と白GHCタッグ王者の輝鎮が良く頑張っていました。青木のラフファイトもなかなかのものでした。終盤は輝鎮が勝つかと思いましたが、潮崎がブレーンバスターの形で輝鎮を持ち上げ、そこから腕を下ろすという変形ラリアットで勝負を決めました。ひょっとして潮崎にもう1度白GHCへのチャンスが来るのでしょうか?第3試合力皇、彰俊、○マルビン(サンタマリア)バイソン、クリス、×ボビーこの試合、マルビンが常にバイソンにちょっかいをかけていました。発端は入場時にマルビンがバイソン達にタオルを投げた後、バイソンがマルビンを投げ飛ばしたことによるものです。試合中、マルビンはツバを吐いたり中指を立てたりとバイソンを挑発します。怒ったバイソンを他の外人2人がなだめるほどでした。あと、力皇とバイソン、彰俊とバイソンの絡みは迫力がありました。もっとバイソンもタイトルに絡んでいって欲しいものです。アイアンクローをもっと出してもいいんじゃないでしょうか?第4試合高山、○佐野(顔面へのローリングソバット)×田上、丸藤昨年暮れのGHCタッグトーナメントで組んだ高山と佐野のチームが再度登場しましたが、この試合で改めて佐野の底力を見せつけられたと思います。序盤は丸藤が高山&佐野に捕まるという展開でした。「田上動け!」なんていう声も出ていたくらいです。ようやく『動いた』(爆死)田上ですが、高山組のペースに飲まれ、顔面へのローリングソバットで完全に意識が飛びました!結局これがフィニッシュホールドとなりました。次期シリーズにもGHCシングルorタッグに挑戦して欲しいですね。今後の佐野の動きに注目したいところです。以下、5大シングルの観戦記をアップしていきたいと思います。(ひょっとしたら夜になるかもしれません。)それでは、NOAH中継で今日のメインの放送が終わったところでひとまず失礼します。人気blogランキングにご協力を→
2007年03月05日
全268件 (268件中 101-150件目)