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2007年05月10日
カテゴリ： ここだけの話
ヘルスメーターに北海道用と沖縄用があることはあまり知られていない。
その中間型を加えると、日本のヘルスメーターには3種類があるのだ。
これは、日本が縦に長い国土を持つためである。
重さを計るとき、北と南では重力がわずかに違い、微妙な数字の違いが出てくる。
その違いを修正するために、北海道用と沖縄用のヘルスメーターがあるのだ。
実際のところ、同じ人が同じヘルスメーターで体重を計っても、北海道と沖縄では数字に違いが生じる。
本州で体重60キロの人は、北海道で59.95キロ、沖縄では60.05キロぐらいになるのだ。
北海道で計るのと沖縄で計るのとでは、およそ100ｇのズレが生じる。
こうなるのは、緯度によって重力が違うため。
重力は、地球の自転による遠心力の影響を受けている。
そのため、赤道付近と北極や南極では重力が異なるのである。
赤道と北極・南極ほどではないにしても、日本列島でも南と北では重力が違ってくる。
重力が違っていれば、ヘルスメーターも一種類では対応できない。
そこで、北海道用と沖縄用のヘルスメーターが作られているのである。
なお、これは一般家庭用ヘルスメーターの話で、病院で使う体重計などの場合は、
もっと細かく日本列島を区切っている。
日本列島を16もの地域に分け、その場所の重力に応じたヘルスメーターを使うことになっている。
次回は、お肉を美味しく食べるには? その5
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