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「もう一度やり直せないかな・・・」思いも寄らない言葉だったいや、今日会ってからはなんとなくそんな気はしてた目が潤んで見えにくいけど小さくなって震えているかのような彼女に少したじろぐ僕裏切られたからとかって事ではなく僕でいいのかって彼女のしたことは簡単に僕の中で当時処理出来る物ではなかったけれど一人の女性が変えてくれた僕のエゴ『寂しい思いさせていたのは僕なのだから』「ほんとにいいの、俺なんかで」思いも寄らなかったのか固まってしまう彼女続けて「気が廻らない奴だからさ俺って」頭を大きく横に振る彼女「お前が寂しがってた事も気付いてやれてなかったし」俯いていた顔を上げて「そんな事無い」『そんな事あるよ』そう言いかけて「いいんだ、お互い環境が変ったし。でも、俺は他に目がいきすぎてたからね」「でも、でもいいの。あなたとずっと会えないなんて考えてたら馬鹿だったって」もうよそう・・・これからを大事にしていけばいいんだからせっかく戻ってきてくれたんだし「俺も頑張るから」「最初からもう一回始めよう」「無かった事には出来ないけど」「もう一回始めるなら、過去にできるだろう」手で顔を覆いつくして僕の胸に倒れこんできた彼女の瞳からはさっきとは別の大粒の涙がこぼれていた
2007年07月31日
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静まり返った住宅街のぽっかり空いた公民館の敷地その真ん中に立つ建物の脇にぼんやりとした明かりを灯しながらBOXが立っているその隣に見覚えのある黒い軽あいつのだ平日に渡す物があったり些細な用事なんかでよく待ち合わせた以前と変わらないまま彼女は車の中でロックをして待っている隣に車を止める直ぐに隣の車のドアが開き降りてくる2ヶ月ぐらいしか経っていないのに何故か変ったかななんて思わされるその顔前はそのまま助手席側にまわりドアを開けて乗り込んできた・・・今日は運転席側で僕が窓を開けるのをまっている窓をおろし声をかける「お待たせ」「ううん、早かったね」「そうかな?普通だよ」取り留めの無い会話から始まるこちらから声をかけずに待ってみる「あ、あのね・・・」そこまで言うと俯いてしまうちょっと失礼かなと思い車から降りる言葉の続かない彼女の前に立ち髪延びたかななんて暢気に考える「ま、前はごめんね突然あんな電話で」「え!あ・あぁうん。俺の方こそ話の途中できってごめんね」「ううん、それはいいの仕方ないと思うし」「なんかね、混乱しちゃってね・・・」「う・・・ん」ふと気が付くなんか俺が謝ってる?俺が呼び出した訳でもないのにというか彼女の話はどこいった?「んで、どったの?もう10時になるし早くしないとお父さん怒るんじゃない?」「それは、大丈夫。ごめんね心配させて」「うん」「えっと・・・ごめんなさい。」「!?」「どうかしてた私」「??」「好きな人が出来たなんて言ったけど。。確かにその人とは付き合った事になるとは思うんだけど」「う・・・ん」「いつもあなたの事が頭から離れなくて」「うん」「関係無いかもしれないけど1ヶ月も付き合わずに別れたの」「。。」「で、それから一ヶ月自分のした事だからあなたの事もちゃんと忘れて迷惑かけないようにって・・・」「」「だけど駄目なの、駄目だったの。もう戻れなかもって思ったけどせめてちゃんと謝らないと申し訳無いって」「」「今日も絶対来てくれないと思いながら電話したんだけど」「」「変らない声を聞いて・・・さっきも泣きそうになったけど謝らないとって」途中から涙声だったかに所の声はもう聞き取るのが困難なほどになってきていた俯いたままの彼女の顔からは大粒の涙が溢れていて足元を濡らし続けていたすがりつく事も許されないと知っている彼女の両手は力いっぱい鞄の紐を握りしめていたこんなに小さかったかな以前よりふた周りぐらい小さく見える彼女をかすむ目で見下ろしていた
2007年07月30日
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「あいよ~もしもしぃ~」もう夜中も近かったので親戚とかからの電話なんてありえないとおもったのかかなり腑抜けた感じで出てしまった「あ・・・あの・・あたし」忘れようの無い声かなり緊張しているようで少し震えているような声すぐさまリモコンに手を伸ばしTVの音を消した「どうした?」気の利いた言葉も優しい言葉も浮かばずに普通にでてきたその言葉「ご、ごめんね急に電話したりして」「別に構わないよ、何?」別に怒った風でも無く素直に嬉しいとかってわけでもなく冷静に対応している自分「あれからどうしてた?」「いやぁ別に普通だけど」「もう彼女とか出来た?」これには少しムッとした「そんな簡単には切り替わらないよ」と、同時に少々良心が痛んだ「そりゃあI君とかと遊びまわってたけどね」なんの言い訳だか・・・「あぁ、あたしと遊んでる時は遊べなかったもんね」別に平日の夜とかもあるわけでそればっかりって訳でもないのだが。。「まぁそれなりに喜んでるよI君も」「そっかぁ~・・・」なんなんだ?別れてからもお友達なんてのは相手にかなり気持ちを入れすぎる僕にとっては無理な話なんだが・・・「あたしね、今ね、あそこの公民館の近くの公衆電話なんだ」なんでまたあんなとこに?おれんちから一番近いBOXじゃん「ね、ちょっとでいいから会えないかな?」何を今更・・・困惑してしまう会わないからこそ忘れられそうなのに忘れていられるのにでも、一緒に居た2年は長すぎて何かあったのかと心配になってしまう。。「こんな時間だけど家は大丈夫なの?」「うん、言ってある」準備してきたのか情なのかまだ忘れられない愛情なのか僕は「わかった、直ぐ行くから待ってて」「うん、ありがとう」少しは彼女に対して優しくなれているんだろうか・・・
2007年07月28日
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それからの僕は何かを埋めようとして一人で居る事を避けていた先輩やバイト仲間と意味の無い時間を過ごすだけでも忘れている事は出来た先輩と真夜中に徘徊しているうちにかなり南の方の島からこっちに来ている女性としりあったその女性は僕より一つ年下で義務教育を終えてすぐに集団で工場に就職する為にこっちに出て来たと話してくれたここも決して都会なんていえるような場所ではないけれどその女性の島は夜には人工的な明かりよりも天の星の明かりの方が住む人の役に立っているようなところだと言った出会ったばかりでなんの感情も持ち合わせていなかったのになんとなく離れられず朝まで一緒に居た知らない場所の話を聞くのはとても面白くいつか行ってみたいとさえ思わせてくれた長い時間話しているうちにお互いの話になりやがて男女の話にその女性はまともに恋愛した事が無いといった島では皆が一つの家族のようで将来は誰かと一緒になることがあったとしても恋愛感情が生まれる事は稀だとこっちへ来てからも去年までは仕事を覚えること生活に慣れることで精一杯で他人の事を考える暇なんてなかったとでも今年18になり皆にも言われて一人の男性と遊ぶようになったとその男性がどんな人なのかもよくわからないでいたけれど会うたびに惹かれていったとどちらからもはっきりとした告白もしないまま長い時間一緒にいれば当然の流れかのように男女の仲になったと「初めてだったんだけどね、どうしても離れたくなかったから」「うん」「なにもかも差し出したら、ずっと一緒に居られると思ってね」そういい終えると遠くを見つめていた瞳をこちらに向けて「私もっと色々遊びたいんだぁ。嫌じゃなかったら、ね。無理かな?」拒む理由も必要性も見当たらなかった何かを忘れるように事を終えるとその女性の瞳からは涙が溢れて止まらなかったしまった僕はとんでもない事をしてしまったんじゃないかそう思ってあたふたしているとその女性は僕の胸に顔を埋めてそれから暫くの間声を押し殺すように泣き続けた「ごめん」「ううん、あなたがどうのこうのじゃないから。心配しないで」混乱している僕は何も声をかけてあげる事も出来ずにただ頭を撫でることぐらいしか出来ないでいた暫くするとその女性は「なんで忘れられないんだろ。ただ遊ばれてただけなのに」「え?」「あの人彼女がいたのね。夜中が暇だからって抜け出せる私と遊んでただけ」「そう・・・か」「うん」「・・・」「凄く憎くって、忘れようとしても。でもどうしても忘れられなくて」「・・・」それからその女性は黙ったまま僕の胸を濡らし続けていた「あなたは優しいね」「え?」どれぐらい経ったかわからないけれど突然その女性が呟いた「馬鹿だって思ってるでしょ?」「な・なんでだよ」「さっきのあなたの恋愛話聞いてると、こんなことするような女なんてしらないみたいだし」「そ・それは」「でもね、女って強いけど弱いんだよね・・・たぶん」「・・・」「自分だけじゃどうにも出来ないから。あなたを巻き添えにしたみたいな」「別にそんな事は」「ありがとう。ふっきれる気がします」「そう。それはよかった・・・のかな?」「うん。」夜が明けるのを知らせるように空と道が色を変え始める頃その女性を出合った場所まで送っていたどちらからも連絡先なんか聞かずに車を止めるとおもむろに「この出会いは私にとっていい出会いだったと思う」「え?」「うん、でもね。もうあなたとは会えない」「え?」「あなたは優しいから、自分の気持ちなんてお構い無しに私を受け入れるでしょ?」「そうなのかな」「そうよ。いい恋愛してね。本当にありがとね」「うん。こっちもね」「うん、じゃあね」「じゃあ」それまで一方的に一まとめに考えていた女性の心の中の事がまるっきりぐちゃぐちゃにされた出来事だった悲しみとか寂しさは表面だけではわからないとか忘れる為にする思い切った行動とか強いのか弱いのかよくわからんくなったとかとかとかとか人は寂しさを埋める為に人を欲しがる時があるのかとかじゃあM美も寂しかったんだろうかみんなに兄貴とか言われて自分は大人なんだと思い込んでいた自分に気付かせてくれた『そんなにみんな強くはないんだよ』その女性が言った一言が頭から離れなかったそれから2週間ぐらいたったある日色んな事が吹っ切れたようで随分と立ち直った僕がTVを見ながら馬鹿みたいに笑っていると電話が鳴っていた誰だろう・・・?な・・・なげぇな( ̄Д ̄;;
2007年07月27日
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何がいけなかったんだろう徐々に変わっていった二人の日常をその時まで気が付かなかった僕は突然のM美の告白にその夜はただただ混乱するのみだった実感の湧かないまま迎えた週末に会えないから会わないんじゃなくてもう会えないんだとわかって激しい喪失感に意識を支配されていたいろんなことを思い出しながら始めは楽しかった事から大切な思い出へと記憶はめぐってそして喧嘩した事や傷つけてしまった事へと何故あんな事を言ってしまったんだろうなんでもっとM美のみになってやれなかったんだろうみんなから優しい人っていわれがちな僕は一番大切な人に本当の意味での優しさを差し出す事の出来ないちっぽけな人間なのか後悔が絶望に変わる頃一人になりたいと車を止めていた思い出の港は激情の赤から深い闇の黒へと空の色を変え始めていた
2007年07月26日
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予備校の仲間達と毎日馬鹿みたいな事で時間が過ぎるのを忘れるように過ごしているうちに季節は19の夏が終わろうとしていた僕は僕の仲間達との時間とバイトの時間バイトの仲間との時間M美は専門学校の時間とバイトの時間学校の友達との時間それぞれに別々の時間を過ごす事が多くなっていた予備校の仲間と始めたバンドはとても上手いなんて言えるものではなかったけれどスタジオ代を捻り出して一緒に過ごす時間は堪らなく楽しかったバイトの仲間達は僕の知らなかった時間帯の過ごし方所謂夜遊びやバイトとはいえ仕事の厳しさを教えてくれて大人の世界を覗かせてくれていたM美は元々父親が大変厳しい人でお母さんがしているパートの別部門で親の目の届く範囲でバイトをしていた学校の方の話はあまり詳しくは聞かなかったけれど男女合わせて5・6人の仲間が出来たようでそれなりに楽しくすごしているようだった元々の父親の厳しさから電話もかけずらかったので休みの日以外は連絡も取り合うことなく会うのは週に1度の関係でそれもお互いの交際範囲が広がるとたまに会えなくなることもあったそれでも日々が忙しいとさほど気にならなくてM美も同じ様な感じなのかなってそんな風に単純に思ってた普段からあまりバイトを入れない木曜日の夜見るでも無くテレビをつけたまま何度も読んだ単行本を飽きる事も無く読みふけっていると部屋の電話が鳴った「もしもし あたし」「おう めずらしいじゃん平日に どうかした?」「うん ちょっと話しがあって」「なに?」「う、うん」「??」「・・・私、好きな人ができたの」ガチャン!何故だろうか殆ど言葉を聞いた瞬間に受話器を置いていた頭の中が真っ白になっていた
2007年07月25日
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ですな(;^_^A アセアセ・・・気が付けばもう7月も後半子供達は夏休み大人達はクーラー病男達は血が騒ぎ女達は・・・どうなんだ?色んな事がありました寝る間を惜しんで頑張りました結果が付いてきた事付いてこなかった事この3ヶ月ぐらいで人生の悲喜こもごもを感じてましたネットってのは物凄く時間が早いですよね居ついていないと消え去るのも早くリアルの毎日が忙しいとネットでは10倍ぐらいの速さで時間が進んでて参加しようと思ってたことなんかも時既に遅しになってたりしてねこの世で空気吸い始めて36年干支で言うと4周り目に入りたぶん折り返しは過ぎたんだろうなって感慨深げに感じたりしながら先月の誕生日から早50日程未だに嫁からは何のお祝いの言葉も無い事は忘れつつこれからもマイペースで生きていこうかななんて考えてますよろしくね(。-_-)ノ☆・゜::゜ヨロシク♪だ・・・だから忙しかったんだってばそ・・・その言い訳してるんだてば(;´Д`A ```お・・・お仲間だったみなさ~んまだお忘れでなかったらま・・・また遊んでくださいね(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ
2007年07月23日
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