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「ナラタージュ」で大絶賛されている島本さんの二作目です。(ナラタージュは五作目)「ナラタージュ」の原本?というのが最初の印象。どこがどう似ているのかは、是非読んでみて確認してください。堕ちていくだけだとわかっていても深みにはまってしまう恋を「森」にたとえ、著者はその鬱蒼とした「森」と、陽気な友人一家の様子を対比させて描く。好きな人に求めてもらえない、好きな人を救えない。そんな絶望感から自暴自棄に陥ってしまった主人公を、優しく包んでくれる友人一家。友人一家と触れ合う細かなエピソードのおかげで、重い内容が読みやすくなっていると思います。瑞々しい、という言葉がぴったりとくる、島本さんの本。この段階を超えて「ナラタージュ」に結びついたんだなぁと、「ナラタージュ」で号泣した私には感慨深いものがありました。この先の明るい未来を予感させるような、爽やかな読後感がよかったです(^^*
2005年06月30日
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「もしもあなたが浮気をしたら、私はその場であなたを刺す。」by瑠璃子ベアー作家として仕事も充実し、夫のことも愛している妻「瑠璃子」浮気もせず、妻に対しても誠実であり、仕事もきちんとこなしている夫「聡」一見うまくいっているかに見える夫婦だけれど、二人で住む家には空虚が漂っていて・・・一風変わったところのある妻「瑠璃子」は、江國さんらしい!と思える淡々とした人物なのだけれど、私にはとても感情移入できないキャラクターでした。(^_^;)夫を愛しているようで、簡単に浮気してしまうし。それも夫に対して罪悪感というものがないようだし。夫は夫で浮気をしてしまうし。仮面夫婦、などとよく言いますが、そういうのともまた違った夫婦のあり方です。不倫関係を書いた本は、最近では「東京タワー」を読みましたが、全然受ける印象が違いました。不倫相手ではあるけれど、真剣な気持ちを抱いている「東京タワー」の方が、私は好きでした(^_^;)
2005年06月29日
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「海猫」以来の谷村さんの本です。遮られたくないものは、親子の絆、家族への愛…。夜に閉じて朝に開くカーテンのように、毎日繰り返される家族のリズムを大切にしたい。女性作家が描く、夫婦と親子の8つの情景。・Curtain(カーテン)・私からの風船・一夜・黄鳥・左腕とキャッチボール・結婚招待状・十年目のパーソナリティ・Curtain Call(カーテンコール)八編の短編集ですが、「カーテン」から始まり「カーテンコール」で終わるなんて、なんだか洒落ているなぁと感じました。遊び心がある構成やセンスが素敵です(^^*そして内容!これぞ珠玉の短編集だ、と声を大にして言いたいです。どれを取っても、陳腐な表現で申し訳ないけれど、面白かったです。夫婦、親子、恋人など、カーテンの内側で展開されるさまざまな人間関係。不倫について書かれたお話や買い物依存症の女性など、決して幸福なお話ではありませんが、どのお話も読後には心がほんわか暖かくなるような、幸福感に包まれます。私はハッピーエンド至上主義ではなかったはずなんだけど・・・・でも、読後いい気持ちになれる本って好きだな~と思ってしまいました(^^*-遮りたかったのは光だったのだろうか。外の世界だったのではないのか?ふと、カーテンの内側、という場所を自分の居場所のように、なぞらえていた。-(Curtain)皆さんの部屋のカーテンは、何色ですか?と結ばれたあとがきを読んで、たまには色でも変えてみようかな~なんて思った私です(●^o^●)
2005年06月26日
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家人が寝静まった夜半に家に忍び込む、通称「ノビ」といわれる泥棒を生業としている「真壁」を主人公にしたお話。「真壁」には一卵性双生児の弟(啓二)がいたが、15年前に母親が無理心中をはかり、業火の中で焼け死んでしまった。それ以来、真壁の中耳には弟の啓二が居着いているのだ。兄と弟、しかも一卵性双生児の二人が、一人の女性を愛してしまった。弟はその一件がもとで人生を転落していき、ついには業火へ消えることに。主人公の真壁は一流のノビ師として暗躍していたのですが、ある日逮捕されてしまいます。その事件の裏で仕組まれていた、ある計画とは・・・?ノビ師としてのストーリーと、弟と取り合った一人の女性への葛藤する思いが交錯しながら物語りは展開します。ノビ師の面では、さすが横山氏!といえる観察眼が光ります。どういう家を狙うのか、また犯罪用語(?)もすごく詳しく書かれていて面白かったです(^.^)/恋愛の方では、愛している女性への思いと弟への後ろめたさのような気持ちが葛藤します。中耳に居着いている弟、というちょっとビックリな設定ですが、特に違和感なく読めました。双子というものは、互いの影を踏み合うようにして生きているところがある。自分ならそうするだろうと思うということは、啓二(弟)もまた同じようにそうする可能性が極めて高いことを意味していた。顔形はおろか、自分と心のあり様まで似通った複製のごとき人間。双子ならではの繋がり、そして双子だからこその悩み。どちらのストーリーも大変面白かったです!
2005年06月24日
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そろそろ夏だなぁ・・・なんて思い手に取った本です。(安易ですみません・・・)そりゃあ勿論、人生にはいろいろある。義姉が失踪したり兄が名前を偽ったり、やどかりに尾行されたり不味い玉子料理を食べさせられたり、兄の重婚が判明したり、義姉と名乗るその変な女に部屋を占領されたり-。なんて奇妙なお話なんでしょうか(; ̄ー ̄A アセアセ・・・まさにシュールというか、なんというか。でも不思議に面白かったんです・・・。不思議だなぁ、奇妙だなぁ・・・なんて思いながら、どんどん物語に引き込まれてしまい、あっという間に読み終えてしまいました。主人公である栞と、その兄、そして二人の義姉とやどかり・・・(^_^;)誰も彼もが「誰かを」または「何かを」探しています。そして誰も彼もが「誰かから」または「何かから」逃げています。物語りが完結に向かうにつれ、どんどん空想の世界というか不思議な世界に飛んでいってしまいます。江國さんにしてはちょっと珍しい・・・のかな?読めば読むほど不思議な作家さんだ、と思ってしまう一冊です。(いや、面白かったんですよ?)
2005年06月23日
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ご存知大ヒットドラマのノベライズ版です。例によってドラマは見たことがありませんでしたが、それでも「大奥」というドラマ名だけはしっかりと記憶にあったので、面白いんだろうな~と手に取りました。二代将軍 徳川秀忠の第一子で、後に三代将軍となる「家光(幼名 竹千代)」。その竹千代の乳母である「春日局(かすがのつぼね)」の半生について書かれた物。女の園である大奥を取り仕切っていた「春日局」でしたが、その一生は決して華々しいものではありませんでした。身分の低い春日局がどうやって大奥取締役にまで成り上がったのか。そして春日局の生き方について、わかりやすく書かれています。乳母として家光(幼名 竹千代)を、本物の母親以上に溺愛した春日局。母は強し、と言いますが、竹千代のためだと思うとどんな事でもやってしまうところがすごいです。(^_^;)家光(竹千代)が将軍の座についてからも、とにかく家光のためだと思うと、人をさらって幽閉までしてしまいます。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・それほどまでに家光のために奮闘する春日局ですが、家光自身からは疎ましく思われていて、それがなんだか現代の母親像と重なって切ないです。いわゆる、世話焼きすぎて鬱陶しがられている状態ですね・・・・。そんな春日局が亡くなるシーンでは、もう号泣ものでした(T-T)現代とも通じる母と子の愛憎、そして歴史がわかりやすく学べてしまう、とっても面白い本でした(^^*早く第二章が読みたいです~~!
2005年06月21日
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きたきた~~!!!って感じです(^.^)/「精霊流し」・「解夏」と読んできて、一作ごとにレベルアップを感じましたが、ここにきて見事に花開きました!本当に、さださんが書いてるの?!なんて失礼なことを言ってしまうほど、素晴らしい本です。さださんは長崎の出身ということで、「精霊流し」も「解夏」も長崎が舞台でしたが、今回は徳島を舞台に物語が展開されます。徳島というと、そう、「阿波踊り」です。伝統芸能である「阿波踊り」を通して語られる時代の流れ、徳島の熱気が伝わります。全身をがんにむしばまれて死に直面する母・龍子と、故郷に帰って母を介護する娘・咲子。未婚のまま咲子を産んだ母は、最期まで父のことを明かそうとしません。死を目の前にしていてもあくまでも毅然とした生き方を変えず、ピンと背筋を伸ばして居る母の姿。-私はそういうふうに生きてきたのだ。この人の人生と私の人生が熱く交差したことは確かにあるけれども、全く異なる別の道を、私は誇りを持って生きてきたのだ。-本当にかっこいい、かっこよすぎる母です。さださんの持ち味でもある、家族に対するやさしい気持ちが伝わる描写は、今回も素晴らしいです。そして構成もまた、すごくいいんです!冒頭が現在で、過去を振り返る形で物語りが始まります。最初は冒頭の部分はほとんど理解できないのですが、物語が進むにつれ現在に近づき、なるほどと納得しながら思いかえします。そして迎える巻末。是非読んでみて、どう素晴らしいのか納得してほしいと思います(^^*母として、娘として。また医者として、患者として。それぞれの立場で考えさせられるメッセージがたくさん込められた作品だと思います。
2005年06月19日
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表題作はなく、女性が主人公である短編が9編おさめられています。・密閉容器・むらさき・代用品・事情通・偽妻・当て馬・嘘恋人・数字屋・幸福-私は、自分のことを不幸な人間だと思っている。数え上げてみるときりがない。一から十までだ-というのは「代用品」の中の一文。自分が望むものは何もかも手に入らず(と思っている)、代わりにこれでいいか、と代用品を手に取るものの、決して満足できない女性のお話。自分は仕方なく我慢しているんだと被害者ぶっている、そしてそんな自分であることに全く気付いていない女性が描かれています。島村洋子さんは本当に、「女性の嫌な部分」を描くのがうまいなぁと思います(^_^;)。自分にも何かしら、そういうところがないかな?・・・と考えさせられてしまうお話です。「幸福」は幼い子供を亡くした女性のお話。幸せって一体どういうことなんだろう。読後、誰もが考えてしまうことだと思います。母親という視点で読んでしまうと辛いのですが、しみじみ考えてしまいました。どのお話も暗い内容が多かったのですが、面白かったと思います(^^*
2005年06月17日
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先日感想を書いた「神様」があまりにも強烈だったので(いろんな意味で・・・)ついつい他の本も読んでみたくなり手に取った本です。ニシノユキヒコという稀代の女たらしについて書かれた連作短編小説集。(笑)彼と関係を持った女性10人がニシノくんを語る。ニシノくんの少年時代、中年、壮年、そしてゆうれいになったニシノくんについても語られる。とにかく次から次へ、いろんな女性と付き合いながら「なぜ僕はきちんとひとを愛せないのだろう」とのたまうのです。(^_^;)でも本当に不思議なのですが、女の敵!という憎憎しげな気持ちにはならないのです。(むしろ男の敵かもしれません)ニシノユキヒコと関わった女性10人と同じように、ニシノユキヒコのことを恋しく思ってしまう。ニシノユキヒコという一人の男性の生き方に、何かしら感じ入ってしまう、ちょっとせつない物語です。(^^*
2005年06月16日
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横山氏にしては珍しく、警察ものではない短編集でした。(おさめられているのはこちら↓)・真相・18番ホール・不眠・花輪の海・他人の家そして、横山氏の本には珍しく、読後なんともいやな気持ちになってしまう短編集でした・・・。人の心の闇を描いた、というのが一番しっくりくる表現かもしれません。心の中にどろどろと黒く渦巻いているものが、見事に描写されています。そしてさすが横山氏!と思える、ミステリ的なところも各編にそれぞれあります。「花輪の海」だけは、読後ちょっと気持ちが明るくなる・・・かな?(汗)ちょっと落ち込んだ気分のときにはお勧めできない本です。ますます沈み込ませてしまうこと請け合いです。(^_^;)
2005年06月14日
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映画、ついに公開されましたね~演技派俳優の純ちゃん(by北の国から)が主人公の天才ピアニストを演じます。第一回「このミステリーがすごい!」大賞・金賞受賞作。といっても、ミステリファンは期待してはいけません(汗)。何故なら、まっったく、ミステリーではないからです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・本を手に取ったときはそういう賞を受賞した作品とは知らなかったのですが、読後あとがきの部分に「このミステリーが」うんぬん、の文字を見つけたときにはのけぞってしまいました。審査員は一体どこをミステリーと評したのか、それこそがミステリー(しつこい)。不測の事故で夢を断たれたピアニスト・如月(きさらぎ)敬輔。 脳に障害を負いながら音楽に天賦の才を持つ少女・千織。 そして二人が、家族を失いながらも島の療養センターで明るく働く1人の女性・岩村真理子に出会い、遭遇した奇蹟とは・・・。 この作品はきっと、映画で見るとすごく面白いだろうな~!!と思います。というのも役柄、ピアノを演奏するシーンがよく出てくるからです。曲調や、その曲を演奏するときの表情などがとても重要な効果をもたらすと思います。この映画の役作りのために、全くの素人で譜面も読めないそうなのに、純ちゃん(・・・・)は映画の中で演奏できるほど練習を重ねたのだとか。一体どんな演奏を聴かせてくれるんだろう!!と興味があります。ストーリーとしては、うーーん、評価がわかれるところかもしれません。私は大筋では面白かったと思っていますが、まずピアニストの如月が、なんていうのか・・・・はっきりしない奴!という印象。そして途中から、オチがよめてしまう展開。あまりにも詳細なところまでよめてしまったのが残念かな・・・。(^_^;)文体はとても読みやすかったのですが、登場人物にあまりにも語らせすぎるところが、ちょっとウルサイ印象も受けました。「悲しい、つらい、怖い」とストレートに言うのではなく、読者が感じ取れるような繊細な描写があればなぁ、と思いました。とはいえ、映画は見てみたいと思います(^^*評価は三ツ星か二ツ星かですごく悩んでしまいました。
2005年06月13日
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先日(きのう?)私の拙い読書日記だけしかない、というこのHPのアクセス数が10,000を超えました!これもひとえに訪問してくださった皆々様のおかげです~(T-T)本当に、ありがとうございました!!アクセス数自体にはほとんどこだわりがなく、出不精なものでリンク先の皆さんのHPくらいしか出向くこともない私ですが、一つだけ目標がありました。それは、HP開設一周年までに、10,000HIT!!!実は6月18日が開設一周年なのです♪この飽きっぽい私が一年も(!)日記を続けてこられたのも、訪問してくださったり、コメントをくださったりする皆様のおかげです(^^*これからも細々とではありますが、続けていけたらいいな~と思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします♪初めて読書以外の日記をアップすることに緊張しているなつ。でした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
2005年06月11日
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映画化もされ、ドラマ化もされたので知っている方も多いと思います。さだ氏の「精霊流し」がとても良かったので、こちらもいずれ・・・とかねてから思っていてようやく手に取りました(^^*東京で教師をしていた隆之は、視力を徐々に失っていく病(難病)におかされてしまう。職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰ったが、そこへ東京に残した恋人の陽子がやってくる。この先の人生を思い悩む隆之と、そんな彼を笑顔で支えようとする陽子。ある日、二人はお寺で出会った老人から「解夏」の話を聞く―。視力を失う、という恐怖が日常の些細な出来事を通じて、じわじわと伝わってきます。-今こうやって見ている長崎の町。それら故郷の愛すべき風景を、自分の眼はほどなく失うことになるのだ-いくら頭では納得していても、どうして自分がこのようなめに遭わなければならないのだ、という絶望的な怒りが時折込み上げます。そんな隆之を支えようとする陽子と、母親。そしてある日お寺で出会った一人の老人の言葉「解夏」から、隆之が学んだこととは・・・。表題作の「解夏」は意外にも短編で、他には「秋桜」・「水底の村」・「サクラサク」がおさめられています。どのお話も本当にいいです・・・。どのお話も、涙なしには読めません。(T-T)さだ氏の本は、芸能人によくある「ネームバリューで売れる」というような本では絶対にありません。小説としてとても優れていると思うので、是非皆さんに読んで欲しいと思います。全編を通じて、優しくて暖かい気持ちが伝わってくる、本当にいい本でした(^^*
2005年06月10日
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アンソロジーの中におさめられている短編を読んだことがあり、どんな作家さんだろう?と期待しながら手に取ったのがこの本です。9編の短編からなる連作小説(?)です。アパートの302号に住む女性が主人公。アパートの隣の隣に住む「えび男くん」(人間の男の子)や、隣の隣の隣に住む「クマ」(本当にクマらしい・・・)、真上に住む男性(人間だけれど人魚と同居中)など。他にも河童は出てくるし、幽霊は出てくるし、梨だけを食べる生き物、壺の中に住む女性、、、書けば書くほど奇想天外な登場人物たち。(≧∇≦)でもどこか、ほんわかとして優しいイメージが漂っています。川上さんの他の本も、こういう一種独特(笑)な世界なのでしょうか?好き、嫌いがはっきりわかれる本だと思いますが、私は結構好きでした(^^*面白かったのは「壺の中に住む女性」のお話。「えび男」くんのお話と「梨を食べる生き物」のお話は、ほんわかした中にも実はしっかりと芯があるようで、読後じーんと余韻が残ります。他にももっと読んでみたい、と思いました(^^*川上さんの本でオススメのものがあれば、教えてもらえると嬉しいです♪
2005年06月08日
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「ダーリンシリーズ(勝手に命名)」の第三弾!ハンガリーとイタリアのハーフ(なのに日本語もペラペラ)であるトニー氏と、漫画家の小栗さんが結婚。一緒に生活しているうちに気付いた「英語と日本語の不思議や違い」をイラストでわかりやすく、面白く描いたシリーズです(^^*はっきり言って、小説じゃない・・・。けど、まぁいっか~!と感想を書いています(≧∇≦);;前ニ作も読みましたが、思わず爆笑してしまう内容でした(●^o^●)今作はそれに比べると、若干、難しくなったような・・・。文法的なことや、言葉の成り立ち(?)など、今までの内容よりも一歩踏み込んだ感じ。さらさら~~っと読むと、意味がわかりません(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ネイティブはこう発音するんだ~!ネイティブはそういう感覚で使ってるんだ!などなど、本気で語学を勉強したい人向けかな?私が驚いたのは「母音の前のthe」は、「ジ」と読まない(ことが多い)ということ。。。( ̄□ ̄;)!!学校ではそう習ったよね・・・。
2005年06月06日
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「ウォーターボーイズ」でおなじみの矢口監督の初の書き下ろしで、「スウィングガールズ」という映画の原作本です。映画は見たことがないのですが、表紙のイラストがとてもユーモラスだったのでなんとなく手に取ってみました。「ジャズやるべ!」ビックバンドジャズに魅せられた田舎の少女&少年の、瑞々しくも大爆笑の日々。このコピーと共に、メインの登場人物だと思われる少女が、楽器を持って青空をバックに飛び跳ねている写真が印象的です。この写真そのままの、躍動感にあふれた描写が魅力的な本でした(^^*特に何かをなしとげるという目標もないままダラダラと日々を送っていた女子高生達が、ひょんなことからジャズバンドを結成することに。いろんな困難が立ちふさがり、「や~めた!」と脱落する者も出る中、あきらめずにジャズに熱中する少女達の頑張りには胸が熱くなる思いです。「すべての人間は二種類に分けられる。スウィングする者と、スウィングしない者だ」実を言うと、この「スウィングする」という言葉が、本だけでは実感できなかったのです(^_^;)なんとなく想像はできるのですが、やっぱりこれはビデオを借りないと!!と思いました。映画の中の音楽は全て、キャスト達自身の演奏なのだそうです。ますます必見!!読んでますます映像を見たくなる、本当に面白い本でした(^^*
2005年06月05日
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「聖の青春」というノンフィクション小説を書かれた大崎氏の本です。ノンフィクションと創作小説ではどう違うのか、興味津々で手に取りました。人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない。"別れ"に涙を流したことのあるすべての人に捧げる、愛しくせつない、至高の青春小説。「人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない」という言葉が何度も出てくるので、一番のポイントといえるフレーズだと思います。どんなに記憶の底に沈めてもその存在は消して無くなる事はなく、どんなに些細なきっかけでも鮮やかに甦ってしまう。19年前に別れた恋人からの電話によって甦った、彼女との日々の記憶が山崎にもたらすものとは。。。一言で言えば、アクアリウムを漂うような静けさに満ちた感じ。山があって谷があって、というドラマティックな展開はないものの、どこかハッとさせられる部分もあります。表題でもある「パイロットフィッシュ」の宿命が、この本の伏線になっていて、主人公山崎と重なります。なんとも不思議な読後感です。大人の恋愛、という感じでした(^^*
2005年06月04日
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怖い、怖いとは聞いていましたが、本当に怖かったです。(安易な感想ですみません(; ̄ー ̄A アセアセ・・・)若い金髪美人ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶったあげく、生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼「キューピッド」。捜査は難航したものの、偶然キューピッドが捕らえられ、やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになった。しかし法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。それは忘れもしない、12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった・・・!!12年前の恐怖に再び直面する主人公の心理描写は本当に見事です・・・。暴力的なレイプの被害に遭ったために、子供を産めない体になってしまった主人公。そして、何もかもをその事件をきっかけに失ってしまった主人公。毎夜悪夢にうなされ、恋人も作らず、自分の美しさを必死に隠そうとする主人公。読者は著者の卓越した心理描写により、主人公に感情移入し、その恐怖に震えながらレイプ犯と対決することになるのです。レイプの被害者と犯人。立場が逆になったとき、何が起こるか?機会を与えられたとき、彼女はどの道を選ぶのか?倫理的な道か、正義の道か?中盤からちらほらと見え隠れする疑惑。そして驚愕の結末・・・!最後まで息もつけないほどの展開で、本当に面白かったです!本書がデビュー作だそうで、驚いてしまいました。今後の作品にも期待です!(^^*
2005年06月02日
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