歳を重ねるほどにいろんなことに紛れて

    本当の自分 見失ったり わからなくなったり 忘れてしまったり・・・

          自分と向き合う時間がとても少なくなってた

           もっと自分、大切にしたくなった

           いろんなしがらみを脱ぎ捨てて

                 そう 自然体に 戻るんだ
2003年11月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
それは、あたしが面食いだから・・・なんだろうなぁ
結婚するかもと思っていた4年つきあった彼さえも、捨てるほど、
一生独りでもいいやと思わせるほど、愛した人を
想って想って壊れそうだったあたしを
一つ下の彼は
「・・壊れそうだよ」そういって優しく抱いてくれた。
別な人を想う気持ちとは別に、
愛おしそうに優しく抱いてくれる彼を、あたしは必要としていた。
そう10年前。
「好きだ」何度も何度もそういって抱いてくれてた。
あたしが別な人を想って日に日に弱っていくのを知りながら。
職場が変わってあたしは、他の男と恋に落ちた。
想っていた人には、彼女がいたし、かなり辛くなっていたし、想ってくれてる彼とは、そろそろ離れなきゃと思っていたし、新しく出会った人は、あの人と同じくらい愛せそうな気がした。
あたしを思っていてくれた彼とは、終わりの言葉を告げることもせず、
そう、捨てたんだ。
そんなつもりがなかったなんてあたしだけの都合のいい解釈。
そんなひどい仕打ちをしていながら、
また今、あたしは彼を利用している。
結局あたしはあれからいくつかの恋愛をして、別の男と結婚しているけれど、
10年前に愛した彼を心のどこかでずっと想い続けていた。
そしてなぜか分からないけれど、
彼は時々あたしを必要としたから、心許ない関係がなんとなく続いていた。
その関係が危うくなった夏から、あたしは一つ年下のあの頃のあたしをかろうじて救ってくれていた彼に近づき、きっと今、彼を惑わせている。
今は彼も結婚している。子供もいる。でもたぶんあまり幸せではない。
10年前、彼にも彼女がいた。結婚しようと思ってる、そういっていた。なのにあたしと出会ってしまったばっかりに、二人は別れてしまった。
「・・彼女と結婚していたら・・・」
きっと小さな意地悪のつもりで言う彼の言葉は、かなりきつい。
「あなたに捨てられてから・・・」過去のことを話すときに彼は必ずそんな風に言うから、その度胸が痛くなる。
今も「あなたの中に俺の付け入る隙間はどこにもない」
そういいながらも、彼はあたしの心や体の隙間に入り込んできていて、
実際、10年思い続けた人に終わりを告げられたあの日、
あたしは彼に抱かれた。

愛してくれる人の腕の中ほど、居心地のいい場所はないでしょ。
結婚という現実の中ではなかなかあり得ない優しい愛情。
彼があたしをほしくてたまらないことを知りながら、そしてあたしに何も求めない都合の良さ、
最低。
あたしはまた、利用している。
ごめんね・・・
あたしはあなたを愛さない。
でも誰よりも感謝している。
あの日あなたが居なかったら、
あたしは生きていけなかったかもしれない。
10年前も、そして今も。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年11月04日 01時32分59秒
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

涼涼3838

涼涼3838

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ぷりたん@ 超ラッキー!(* ̄ー ̄) 今まで風イ谷に金出してた俺って超バカスww…
コースケ@ お、俺のおtmtmがぁ――!! もう、もう……なんも出まへぇーん!(TT…

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: