モーター 14号機
2連対率 44.0% 4番目
ボート 16号艇
2連対率 34.6% 27番目
前検タイム
6.68 6番目
なかなかの高勝率モーターを引き当てていますね。前検タイムもそれなりに出ています。
江戸川と茅原選手の組み合わせで使用することを考えると期待出来そうな気がします。
実際に期待しても大丈夫なのか、モーター素性を確認していきます。
モーター14号機はこれまで24節で使用しています。
成績は、優出3回、優勝2回となっています。
勝率の割には成績が振るってないでしょうか。特に優出3回は物足りない数字です。優勝2回は、江戸川の全モーターで見ると3回優勝が1機あるだけなので、満足いく成績と思います。
次に使用した選手の級別を確認します。
A1級 3回 三嶌誠司、入海馨、深井利寿
A2級 7回
B1級 13回
B2級 1回
ということで、B級選手が多く使用していますから、数字程度かそれ以上の実力はありそうな感じがします。
優出3回はA1級、A2級、B1級とそれぞれ1回ずつとなっており、優勝はA1級1回、B1級1回となっています。
優出回数は少ないものの、A1級選手に偏っていないところは好印象です。特にB1級選手が優出も優勝もしているというのはかなり評価が上がるポイントです。
A1級で優勝したのは入海選手で、こちらは妥当な結果でしょう。
B1級で優勝したのは、佐口達也選手です。佐口選手は4年前まではA級レーサーでしたから実力はある選手ですし、江戸川巧者ではあるので、単なるB1級レーサーというのも失礼かもしれませんが、それでも期待の持てる戦歴だと思います。
ここまでのところでは、14号機はかなり好印象でありますが、気になるところが無いわけではありません。
気になるところは、整備履歴を見るとわかります。
部品交換履歴は次の通り。
使用 2節目 リング1本
使用21節目 新ペラ
使用24節目 ピストン2本、クランクシャフト
ということで、前回使用時に、クランクシャフトの交換をしています。クランクシャフトとなると、ただ事ではない感じがします。
この部品交換の原因は、他艇との接触による転覆となります。この時の事故がかなり危ないもので、1周1マークでターンマークに接触した3号艇が振り込んでしまったところに14号機を使用していた5号艇が乗り上げて転覆しまうアクシデント。3号艇は振り込んだだけで転覆していなかったので、選手に突き刺さるように乗り上げてしまって、5号艇も大きな弧を描いて落ちるように転覆していました。
そのため、大がかりな部品交換になったのだと思いますが、3号艇に乗っていた森永隆選手は負傷して帰郷してしまい、その後3月の斡旋も削除されたので大きな怪我をしたと思われ、14号機のクランクシャフトの交換どころではない事態となっています。
森永選手の一日でも早い復帰を願うばかりです。
そういう事があり、クランクシャフトを交換してまだ2走しかしていない状態なので、14号機の気配がガラッと変わっている可能性があります。
一応その2走の展示タイム順位は2走とも1位でしたし、2走目は最終日の選抜戦に出場して、5コースから2着になっていています。その節では転覆するまでも展示タイム順位で1位を4回並べていたことを考えると、部品交換したことで転覆の影響がない状態に戻せているといえそうです。
ただし、どこまで楽観視していいのかは何ともいえないので、気にして見ないといけないかと思います。
また、新ペラに交換していることも気になります。新ペラに変えたことも、転覆したことも直近1ヶ月内で起こっていることです。優出、優勝したのはそれ以前のことですから、やはり実際の走りを見て、現状の気配を確認した方が良さそうです。
先ほど展示タイム順位が1位が頻発していたと書きましたが、それは前節に限った話となっています。トータルの展示タイム順位は3.1と平凡なものとなっていますし、レースタイムについても同様です。
時計的な速さがある気配では無さそうです。
アクシデント的なことは、先ほどの転覆以外にも2回転覆があり計3回となっています。ですが、2回の転覆の際には部品交換は行われていませんので、気配に影響はなかったかと想像します。また、転覆3回は多い気もしますが、江戸川であることを考えるとそれぐらいは仕方ないレベルかとも思います。
ということで、14号機は期待出来そうではありますが、前節の転覆の影響等が気になるということで、今日の時点では期待して良いかどうかの判断は保留という感じです。
最後に、ボートレース江戸川HPのモーター評価を確認しておきます。
出足○、伸足○『前節に転覆も行き足は好脚維持』
となっています。転覆の影響もほとんど無いということだとすれば、明日のレースは楽しみに出来そうですね。
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