星とカワセミ好きのブログ

2018.09.01
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カテゴリ: 美術 / Art
2018年8月10日に東京都美術館で「BENTO おべんとう展」を見ました。

京都市立芸術大学教授の小山田徹さんの作品「お父ちゃん弁当」が、とても印象に残りました。小学2年生のお嬢さんがアイデアとイメージを描いた指示書を父親に渡し、それを基に幼稚園児の息子さんの弁当を作ることを続けられています。散歩の時に見た植物や虫、地球の絵本で見た「噴火」、「傾斜地層」などもあります。お子さんの興味が良く分かるし、それを弁当で表現したことろも感心しました。

沢山掲示されており、そのうちの一部を紹介します。指示書が弁当になるのはとても面白く、ぜひ会場で見てください。


↑ BENTO べんとう展。(東京都美術館)




↑ 小山田徹さん。

↑ 「お父ちゃん弁当」




↑ 「夏の大三角形」。息子さんが遠足でプラネタリウムに行く日の弁当。




↑ 「ショートケーキ」。翌日が母親の誕生日とのこと。




↑ 「クワガタの幼虫」。山で幼虫を見つけ、家で飼っている。




↑ たまご(割ったとき)。





↑ 「ピカイア」。脊椎(せきつい)動物の祖先。最初に神経の束ができ、その後に脊椎になったらしい。




↑ 「噴火」。田舎の桜島の噴火が印象に残っていたのではないかとのコメントあり。





↑ 「おとうちゃん」。




↑ 「ライオン」。弟さんのリクエストでお嬢さんが指示書を描いた。




↑ 「しまうまのおしり」。お嬢さんが図鑑を見てひらめいた。弟さんは「尻は嫌だー」と言ったらしい。





↑ 「四つのプレート」。娘さんはプレートが気に入っているらしい。ケチャップの点々は火山を表している。




↑ 「プレート・火山」。指示が細かい。




↑ 「目つきの悪いフクロウ」。目つきの悪いという指示が笑える。




↑ 「たいふう」。北半球と南半球で渦の方向が違うと娘さんに説明したが伝わらなかったとの事。




↑ 「天の川」。七夕の日にちなんでお嬢さんから指示あり。





↑ 「ズバリ大文字山」。大文字山に遠足に行くお嬢さん用の弁当。右の払いから登山し、左の払いから下山するそうです。




↑ 「シルエットで浮かぶ富士山」。指示のある唐揚げは、卵焼きの下に埋めてある。




↑ 「散り桜」。昨夕、鴨川の見事な桜吹雪を見たとの事。




↑ 「蛇行する川と三日月湖」。これを弁当のアイデアにするとは驚いた。




↑ 「傾斜地層」。娘さんの指示内容は素晴らしい。見入ってしまった。




↑ 「火山」。娘さんが最近読んでいる絵本が「地球はどうできたか」。





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最終更新日  2018.09.01 14:13:50
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