星とカワセミ好きのブログ

2018.09.02
XML
カテゴリ: 美術 / Art
2018年8月25日、上野の東京国立博物館・平成館で、「縄文 一万年の美の鼓動」展を見ました。
北海道から九州まで、色々な種類の縄文土器があり、前期、中期、後期でもデザインに大きな違いがでていることが分かりました。新潟県十日町で出土した火焔土器の、炎が燃え上がるようなデザインにも驚かされます。教科書の写真では大きさが分かりませんでしたが、実際に大きな土器を見ると迫力があります。

本物の国宝土偶や、遮光器土偶を見ました。横や後ろも見ることができ、しっかり作られていました。
猪形土製品があり、猪と子供のうり坊の人形がありました。うり坊は横の縞があり、両方とも肛門の穴がありました。

青森市の三内丸山遺跡から出土した、小さな籠のポシェットもよく出来ており、感心しました。縦横に編んであり、中にはクルミが入っていたそうです。

1㎝程度の小さい人形の土偶で、細い金属細工で作ったような姿が展示され、すごく印象的でした。メモするのを忘れてしまい、どこで発掘された物かが分からず、すごく後悔しています。昨日娘が博物館に行ったのですが、事前に詳しく説明していなかったので、娘もどれだったか分からなかったと言っていました。
岡本太郎さんは1951年に縄文土器の素晴らしさに惹かれ、写真や論文を発表しました。大阪万博の太陽の塔のデザインも、縄文土器の影響があると言われています。


↑ 上野の東京国立博物館・平成館「縄文 一万年の美の鼓動」展。





↑ 東京国立博物館 平成館。


↑ 国宝の縄文土器。


↑ 火焔型土器。新潟県十日町市 笹山遺跡出土。


↑ 土偶 合唱土偶。青森県八戸市 風張1遺跡出土。


↑ 土偶 中空土偶。 北海道函館市 著保内野遺跡出土。


↑ 土偶 縄文のビーナス 長野県茅野市 棚畑遺跡出土。


↑ 土偶 縄文の女神。 山形県舟形町 西ノ前遺跡出土。


↑ 土偶 仮面の女神 長野県茅野市 中ッ原遺跡出土。
























↑ 岡本太郎さん。




↑ 岡本太郎さんが撮った写真。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.09.02 14:44:37
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: