2006/04/12
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カテゴリ: *TOKYO trip*
東京の桜は4月初めに満開を迎え、今ではすっかり見頃を過ぎてしまいました。
一瞬の桜の華を見逃すと、桜の美しさに出会えなくなってしまうのが、桜の持つはかなさです。
時期は過ぎましたが、せっかくなので、桜のスポット紹介を続けることにします。

有楽町から自転車で行ける場所 ということで、今回は 皇居 から反対側、海側の湾岸エリアです。
月島や晴海地区は、下町と超高層マンションが共存する街。有楽町から銀座を抜けて、晴海通りを直進すると着きます。途中、築地市場で美味しいものを味わってみても楽しいです。
海風が気持ちいい勝鬨橋を渡っていると、、隅田川沿いに桜並木がいくつも見えます。



勝鬨橋を渡った先にある小学校に隣接した公園が、月島第二公園。
保育園の子供たちや、子連れの親子で賑わっています。
ウルトラマンのロケ地でもあるこの公園は、関東大震災後に再建された小学校に隣接して
公園が作られた、その最初のケースだそうです。時期にして大正15年(1927年)。
しかし、ここも再開発計画があり、もうすぐ再整備されてしまう予定。
周辺の風情ある木造住宅も壊されてしまうそうですが、この桜も何本残ってくれるのでしょうか。



晴海通りをさらに進んで、朝潮運河にかかる黎明橋を渡ると、 晴海トリトンスクエア です。
3本建つタワーのふもとにも、美しい桜が咲き誇ります。
職・遊・住の複合施設である晴海トリトンができて、もう5周年になるんですね。



運河沿いには、「さくらの散歩道」と名づけられた、トリトン名物の桜並木が続きます。
爽やかな運河の風を感じながら、ゆっくりと流れるリバーサイドの時間を楽しむのは、
とても気持ちのいいひとときです。



いろいろな種類の桜が咲いていて、見ていて飽きないです。
花で溢れるトリトンには、「花・緑・水」と個性の違うテラスが3つあって、
都会にありながら自然を感じることができます。
インフォラータが行われるイベント時には、色とりどりの花が咲き乱れてそれは華やか。



月島にも桜スポットがあります。自転車でふらりと探検すると楽しいですよ。
ここは聖路加タワーを臨む隅田川沿いにある、公園の桜並木です。



月島の隣にある佃は、戦前の建物が未だ残る、風情のある下町です。
この公園のベンチでは、地元の人達が、満開の桜を眺めながら談笑していました。
この日に撮った写真の中で、一番好きな写真です。



佃の住吉神社に咲く桜。下町で見る桜はとても味わいがあります。
今回のエリアを自転車で回ると、都会のクールさと、下町の温かみと、海辺のリゾート気分と
さまざまな面が垣間見れるので、いつ来ても飽きないし、とても好きな場所です。

Copyright (c) nyanzo 2006

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Last updated  2006/04/12 12:37:50 PM


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