関東はここ2、3日少し涼しい感じではありますが、やっぱり動くと蒸し暑さで汗がでたり。
猫も体感温度のせいか床とベッドを往復しています。
先日の健診では上2にゃんが好酸球数などの値が相変わらず通常値を外れ、ツッセに至っては白血球数が計測不能なんてギョギョっとする一幕もありましたが、その後機械のご機嫌が直って、それほど心配するほどでもなかったので一安心でした。ラッテは、去年に引き続き肝臓の値が上がっていて、うーむ、となりましたが、まだ心配するほどではなく、とりあえず健康体と言ってよしのようです。モッセの場合は心音に顕著な変化がなかったので今年は心エコーやレントゲンを見送りました。普段通りの生活です。
基本「もともとは猫介護の話だった猫ブログ」なのですが、有り難いことにモッセもツッセもラッテもまずまずの元気さ。嬉しいことです。
そんなわけで平和とも言っていいモッセ家なのです。ビバ健康。
面白いことはあるのですが、シャッターチャンスをつかめず猫ネタが減っております。
なので
ちょっと穴埋め的に本日は「薬膳塩」のひとつを。
数個前の記事でもお話させていただいたのですが、以前取得した資格を活かせればと薬膳の小教室をやっています。
しかし…生来の食いしん坊が食の資格を取ると、おべんきょーと称して更に食べ過ぎ…説得力に欠けるのはまずいだろうと、そろそろ入れることから出すことへ自分をシフトしていかなければ?なこの頃でもあります。
「出す」ということは、大事ですよね。
夏本番を控え、身体に熱がこもりがちになる方も多くおいででしょう。
今回作った薬膳塩はニッポンの夏向け簡単にゃ
「クールダウン」ブレンドです。
材料:天然塩(今回は石垣島の塩)
乾燥わかめ
緑茶(日本茶)
炒りごま(黒)(白)
塩は海水からつくられたものを使うのが良いと思います。
水分を飛ばす程度に空炒りし、砕いたわかめ、緑茶、すりごま(炒りごま)と混ぜて馴染ませる。
粉に近くすると食感がよいです。
1~2食分として、塩小さじ1/2わかめ粉小さじ1/3緑茶粉小さじ1/3すりごま小さじ1/3位 が丁度よさそうな量ですが、海藻は味があるので塩分を減らしたい場合は塩を任意で減らして下さい。塩なしに近くても調味料に充分なります。
薬膳の考え方において、食品は身体を温める⇔冷ますの間でも数種に分類されています。
食材を生薬として使う場合はその「性」も意識して使います
わかめは「寒」、緑茶は「微寒」です
ごまは「平」性です
わかめは水分を排出し浮腫みを取っていく効果が期待される食材です。
緑茶は熱を冷まし、解毒、利水が期待されます。
黒ごまは血を養う(この場合増血・体液のめぐり)=消化吸収
冷やっこや白身魚のお刺身などにお使いになると良いかもしれません
夏のお弁当のふりかけにもおすすめです。
余談ですが、「薬膳」と」いう言葉が使われだしたのは1980年代頃から。
「漢方」とか「生薬」とかの字のイメージよりはソフトリーで日常的に使いやすいですし、そういった部分で現代の食生活に沿った進化系とも言えるものなのですね。
香港人の友人が漢方医のテキストの一部、食べ合わせの部分をコピーして送ってくれたのですが、狗肉と大蒜だの驢肉とえのきだけだの、あんまり見たくない図解も。1000年以上前に東洋医学の基礎となった医学書が編纂されて脈々と継がれてきた文化ですから、リスペクトはあれど。私たちにはやっぱり犬はペット(家族)でよし。ちなみに香港では狗食は禁止されています。(*^_^*)