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ボクには、 子供
がいない
秘書たちは知らなかったけど
ボクは、子供の頃
人に捕まったことがあるんだ
車に乗せられて
病院
に連れていかれたんだ
気づいたら、知らないうちに眠ってた
今から思うと
あれは、 手術
のためだったんだね
その時、捕まらなかった みさえ
ちゃんや
まだ生まれてなかった タキシード
には
子供たちがいたよ
ボクは、子供が好きだったから
よく一緒に遊んだんだ
子供たちは、無邪気で可愛いし
自分の子供がいたら
どんな感じなんだろうって思ったこともある
けどね、それが 幸せ
なのか
そうじゃないのか
ボクには、よくわからないんだ
子供たちが、みんな幸せになっていたら
ボクも、幸せだと思えただろうけど
もし、不幸な目に遭っていたら
今の方が幸せだと思うだろう
でもね…
今の世の中には
野良猫
であるボクの子供が
幸せになれる 確率
って
きっと僅かしかないんだと思う
だから、ボクは
これで良かったんだって思ってる
ボクがお父さんになっていたら
何十匹もの子供たちがいたんだろうな
でも、病気や事故で
大半の子供たちが
命
を落としていたんじゃないかとも思うんだ
平和そうに見えた公園でも
なかなか厳しい生活だったし
危険なことだって、たくさんあったから…
ボクは、自分の子供たちの
そんな 悲しい姿
を
見たくないって思うんだよ
ましてや、人間に殺されたり
面白半分に虐待されたりしたら…
考えただけでゾッとする
ケンカが嫌いなボクだって
いざとなったら子供たちを守ろうと
飛びかかっていたかもしれない
そして、もしかしたらボクも
命を落としていたかもしれない
今では、至る所で
野良猫の姿を見かける
だから、誰も 不思議
なことだと
思わなくなってるのかもしれないな…
でもね、ボクたちにしてみれば
野良猫として生きることは
厳しい
ことだらけなんだよ
それに、自分のことだけでなく
子供だって、兄弟だって、仲間だって
大切な誰かが不幸な目に遭えば
すごく悲しいんだ
そうだよ、 人間と同じ
ように…
きっと、ボクたちは
増えすぎたんだろう
だから、存在を軽んじられるのかな…
野良猫の不妊・去勢手術は
人間の エゴ
なのかもしれないとかって
言う人もいるらしいけど…
それは、人間の 優しさ
なんだって
今のボクは思ってるんだ
この世に生まれて来たのに
不幸な目にしか遭わないのなら
悲しいことだけど
いっそ、生まれてこないほうがいい…
ボクは、そう思う
今日も寒い夜…
こんな夜でも
ありったけの防寒具を身に纏って
頑張ってる人たちがいる
いろんな 葛藤
と闘いながら
野良猫たちを捕まえて
不妊・去勢手術に連れていく人たちがいるんだ
警戒心を持った野良猫を
人間が捕まえることは、とても難しい
ケガすることだって多いから…
それにね
寂しいって感じることも
あると思うんだ
捕獲で恐怖を感じた野良猫たちは
信用していた相手に
裏切られた
と思ってしまうから…
まわりの人間から 誤解
されて
理解されないことだって多いと思う
心ない言葉
を
投げつけられることだってあるはず…
それでも、誰かがやらないと
何も変わらない…
そう思って
頑張ってる人たちはいるんだ
その人たちは
「猫が好き」だからやってるんだって
思ってる人もいるだろう
けれど、決して好きだけじゃできないことを
ボクは、伝えたい
そこには 厳しい現状
があるから…
その人たちの多くは
今までに、いくつもの命が
失われた場面
を見てきたんだと思う
生まれてすぐに、命を落とす子猫たち
誰にも看取られず、衰弱していく老猫たち
猫生を全うすることも許されず
消えていく多くの猫たちを…
そんな猫たちは
いったい、どれだけの数いるだろう…
その人たちは、これ以上
不幸な運命を辿る野良猫たちを
見たくはないんだと思う
ボクたち野良猫が嫌いな人たちにも
できれば知ってほしいって思う
その人たちは、これ以上
野良猫という存在を
増やしたくない
と思ってることを…
きっと、誰よりも
野良猫という存在を 減らしたい
と思ってる
人たちだってことを…
根本的な解決
を目指さなければ
結局、何も変わらない…
頭の中だけで考えているのではなく
身をもって、そう感じてる人たちなんだよ
どうか、それをわかってほしい
「増やさないこと」
それは、すぐには目に見えて
表れてこないかもしれないけど
すごく大切なこと
積み重ねていけばいいんだと思う
それは、立派な 実績
になるから…
そして、いつか必ず
大きな 結果
に繋がっていくはずだから…
ボクは、そう信じてる
だから、頑張ってる人たちには
胸
を張っていてほしいんだ
その人たちの 努力
が
心からの 願い
が
ちゃんと認められますように…
ボクは、いつも祈ってる
「中之島公園猫対策協議会HP」
web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち
」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
この寒い中、日々頑張っておられる人たちと
いろんな場所で、一生懸命生きている野良猫たちに
心からのエールを送ります
きっと、いつかその努力と心からの願いが実を結ぶ…
どんな時でも、そう信じています
メールをいただいている皆さんへ
いつも「中之島公園の猫たち」を応援していただき
本当にありがとうございます
最近、お送りしているお返事のメールが
何件かお手元に届いていなかったということがありました。
当ブログは、フリーのメールアドレスを使用していますので
どうやら、それが原因だったようです。
もし、他にもお心当たりのある方がおられましたら
大変お手数ではありますが、 フリーメールを受けとれる環境
から
再度、ご連絡いただきますようお願いします。
また、携帯メールからのお問い合わせにつきましても
PCからのメールが受けとれる設定
になっているかをご確認の上
ご連絡いただけると大変助かります。
いろいろとご迷惑をおかけしますが
どうかよろしくお願いします
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