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サイド自由欄
ねーちゃん:
あのね、最近、思うんだ
大人猫倶楽部の広報担当、ボクで良かったのかな…
モデル:
えっ、どうしたの
ねーちゃん:
だって、ボク、説得力ないし…
モデル: ええっ、大丈夫だよ
ねーちゃん、頑張ってるもん
野良猫に生まれて、立派に頑張ってきて
「猫の部屋」に来て、少しずつ人間を信用するようになって…
そんな、ねーちゃんだから伝えられることがあるんだよ
ねーちゃん:
でも、あんまり考えてなかったりするし…
モデル:
そんなことないよ
ねーちゃんの目から見て
素直に感じたことを伝えていけばいいんだよ
ねーちゃん:
でもね、ボク、モデルちゃんみたいに
ちゃんと伝えられないから…
迷ったりすることも多いんだ
モデル:
ボクだって、ちゃんと伝えられてないし
もちろん迷ったりもするし…
でもね、たった一人でもいい
誰かに伝われば、それで意味があるって思ってるんだ
ねーちゃん:
じゃあ、ボクが伝えたいことも
ちゃんとわかってくれる人いるのかな…
モデル:
ねーちゃんは、何を伝えたいの
ねーちゃん:
うん、難しいことはわからないけど…
仲間たちみんなが家族と出会えて
幸せな猫生を過ごせればいいなって思う
モデル:
うん、それはちゃんと伝わってるよ
大人猫がお家猫になるのって難しいけど
どんな子にも可能性はある
それは信じていたいよね…
ねーちゃん:
うん、ボクも信じてる
それとね、ボクたち大人猫の幸せになる道が広がれば
結果的に、不幸な運命を辿る子猫たちの数も
減るんじゃないかって思うんだ
モデル:
どうして
ねーちゃん:
えっとね…
子猫たちがお家猫になるのは、大人猫よりも多いんだろうけど
それでも子猫が生まれてくるスピードと
家族に迎えられるスピードって
やっぱり比べものにならないし、全然追いつかないでしょ
モデル:
うん、毎年同じことの繰り返しだもんね
キリがない状況まで来てるんだ、きっと…
ねーちゃん:
結局は、生まれて来る子猫たちのほとんどが
望まれて誕生した命じゃない
ボク、すごく悲しいんだ…
モデル:
うん、悲しいね…
今だって、家族に迎えられる子猫たちは
ほんの一握りでしかないし
生まれては消えていく命って
毎年、数えきれないはずだから
ねーちゃん:
野良猫だったから
その苦しさがわかるよね…
モデル:
ホントは、どんな命にだって
この世に生まれて来た意味があるはずなのにね…
それすら自分自身で気づけない
誰にも気づいてももらえない
やり切れないよね
ねーちゃん:
だからね、思ったの
幸せになれるか、なれないか
そんな一か八かで運命が変わってしまう命を
増やしてちゃいけないんだって
でもね、それって、子供を産む世代の大人猫たちが
大切にされてないと
絶対に実現しないと思うんだ
モデル:
うん、そうだよね
今、家族を待ってる子猫たちって
野良猫のお母さんから生まれてる子が多い
毎年、どんどん子供を産んでる野良猫がいても
「野良猫だから仕方がない」って思われてるのなら
確かに、大切にされてるって言えないよね…
ねーちゃん:
もし、生まれた子猫たちが無事に生き延びたとしても
誰にも見つけてもらえなかったら
結局、お母さんと同じ野良猫になるしかないし
また、その子たちが子供を産むよ…
モデル:
そうやって、どんどん増えたんだよね
どこにでも野良猫がいるから
ボクたちの存在は、当たり前みたいになってるけど
本当は、そんなふうに思ってほしくない
それに、他に居場所がないから
そこで生きてるだけなんだよね…
ねーちゃん:
本当は、危険な場所で暮らしたくないよね
警戒しなきゃならないことばっかりだもん
モデル:
それなのに「野良猫は自由だ」とか言われて
ボク、何だか悔しくなるんだ
どこが自由なんだろう…
ねーちゃん:
人間には自由に見えても
それがどんな生活なのか…
『一日、代わってあげようか』って言いたくなっちゃう
安心できる生活があるんだって知ってたら
誰だって、そうしたいに決まってるもん
モデル: うん、それこそ当たり前だよね
自由にボクたちが選べるのなら
みんな、選んでるよ
ねーちゃん: だからね、もし、どうしても
今、そこにいる野良猫たちが
その場所で生きていくしかないなら
せめて、誰にも望まれず生まれてくる命…
ただ消えるだけの命とか
生き延びても新たな野良猫になるしかない命を
これ以上、増やさないでほしいって
ボクは、思ってるんだ
モデル:
そうだね…
生まれてきた限りはみんなが幸せになる
世の中になってほしいもんね
ねーちゃん:
たとえ、どんな状況だったとしても
その中の、いちばん良い形でいられるなら…
ちゃんと見守っててもらえるなら…
それだけで、きっと変わると思うんだ
モデル:
ねーちゃん、ちゃんと考えてるね
大丈夫、ちゃんとボクには伝わったよ
大人猫たちの幸せは、子猫たちの幸せにも繋がってる…
これからも大人猫倶楽部、頑張らなきゃね
ねーちゃん:
ど、どうしよう…
やっぱり責任重大だよ
良かったら、また話聞いてくれる
モデル:
もちろん、ボクで良かったら
「あれいつになく真面目な顔ですけど…」
「うーん、おやつかな」
いつも秘書さんたちは
ボクや仲間たちを子供扱いするけれど
この小さな頭の中で考えていることを
全部、知ったとしたら…
驚いたりするかな
そうだねって言ってくれるかな
言葉では伝えたりしないけど
いろんなことを見てきたから…
いろんなことを知っているから…
ボクたちだって、ちゃんと考えたりもします
「中之島公園猫対策協議会HP」
web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち
」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
動物たちは、いつでも、どんな環境にあっても
一生懸命に生きることだけを考えているから…
時折、何か言いたげな彼らの表情を見ていると
いろんな思いに駆られます
◎ 犬猫救済の輪
動物愛護活動ドキュメンタリー
http://banbihouse.blog69.fc2.com/
◎ 緊急災害時動物救援本部
http://www.jpc.or.jp/saigai/
◎
THEペット法塾
http://blogs.yahoo.co.jp/kaizaru7
◎ 社会福祉法人大阪ボランティア協会
関西発!被災地応援サイト
http://www.osakavol.org/ek-shien/index.html#shien_01
現在、中之島公園猫対策協議会では支援物資の募集を一時停止しています。
皆さんの温かなお気持ちは、どうか被災地の方々や動物たちへお送りください。
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