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いよいよ明日、11月5日
「公園ねこについて考えるセミナー」
このセミナーは
今年4月からスタートしている
「公園ねこ適正管理推進サポーター制度」
を受けて
大阪市と 「公園ねこの会」
さんとの共催で行われるものです
もちろん、大阪市民の方だけでなく
他府県の方でも、ご参加いただけます
公園で暮らす猫たちの現状や
サポーターさんたちの活動を知っていただく
良い機会になると思います
さて、今回のセミナーで
「猫の部屋」司令塔Aさんもゲスト参加する
パネルディスカッションのテーマ
「公園ねこを市民との協働で適正管理することの意義と方向性」
ちょっと難しい内容だと
思われるかもしれませんが…
公園で暮らす猫のことだけでなく
すべての野良猫問題を考える上で
多くの方たちに考えていただきたいことなのです
最近、よくご質問いただくのが
「中之島公園の活動とサポーター制度の活動は
形態が違う」ということです
中之島公園の活動の始まりは
1年半以上にも渡る再整備工事で
公園が全面閉鎖されたことがきっかけでした
公園にいた80匹ほどの猫たちを
当時の公園事務所の
副所長さんはじめ、職員さんたちと
市民ボランティアとが協力し
全頭捕獲して、保護することになったのです
もちろん、簡単に話が運んだのではなく
そこまで行くには、いろんなことがありました
しかし、何とか
工事を円滑に進めるための
一時的な措置という理由付けで
「猫の部屋」は、誕生したのです
(経緯については、 中之島公園猫対策協議会HP
をご覧ください)
そこへ辿り着くまでの過程で
導き出された答えは
お互いが、お互いの立場で
できることをやっていこうということでした
例えば、ボランティア側が困っていた
保護場所は、公園事務所が用意する
そして、公園事務所が困っていた
猫たちの管理は、ボランティア側が
すべて責任を持って行う
そんな大きなことから、日々の小さなことまで
それぞれ、できることを率先してやりながら
毎日のように、話し合いました
もちろん、どちらの立場とも
大きなものを背負う覚悟が必要でした
特に、公園事務所の皆さんは
内部での風当たりも強かっただろうと思います
けれど、やるからには
根本的な解決まで考えなくては
意味がありません
もう二度と中之島公園で
猫たちの問題が起こらないように…
公園の環境を保持できるように…
あの時、公園事務所の皆さんと
市民ボランティアは
しっかり協力し合うことを誓ったのです
昨年秋、中之島公園の活動が
正式に大阪市の市民協働事業と認められた時
平松市長は、 会見
で
こんな風に言ってくださいました
---- 中之島公園の活動に関しては
従来にない市役所の動きと
市民の方たちの積極的な動きがもたらした相乗効果
(サポーター制度を実施する上でも)
ひとつのシンボル的な事案である ----
この言葉は、もっとも嬉しかった言葉です
中之島の保護活動と公園ねこサポーター制度
活動形態は違っていても
根底にあるカタチは、同じ
もし、中之島公園の活動を
何かの参考にしていただけるなら
それは、活動形態ではなく
公園事務所の皆さんと市民ボランティアが築いた
協働の在り方だと思います
そして、それは
公園が抱える猫の問題だけでなく
すべての野良猫問題を解決する上でも
これから、必要になってくるでしょう
多くの方たちにとって、明日のセミナーが
何かを考えるきっかけになれば
とても嬉しいです
「公園ねこについて考える」セミナー
【日時】 2011年11月5日
午後2時~4時
【場所】
TKP大阪本町ビジネスセンター
7階
地下鉄御堂筋線「本町」3番出口 徒歩5分
地下鉄堺筋線「堺筋本町」16番出口 徒歩5分
【定員】
150名(先着順)
公園ねこの未来を
みんなで考えてみませんか
新しい試みを大阪から全国へ…
「中之島公園猫対策協議会HP」
web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
今まで、行政と猫ボランティアは
相容れないことが多かったかもしれません。
各地で様々なトラブルが起こるたび
大きな問題にまで発展することがありました。
しかし、ただ責任を押し付け合うことや
対立することからは、何も生まれない…
野良猫の問題も、都市環境の問題も
いろんな立場の人たちが、それぞれできることをやっていけば
きっと大きく変わっていくはずです。
必要なのは、歩み寄りと協力し合うこと…
私は、そう思っています
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