ねこと猫女神の徒然日記

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2015年09月20日
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自動秘書作成システムが朝から作動し、それそれに配布されていく。
日付チェック、よしOK
新人研修も終わり、人数が増えた分、仕事も増えた、となればいいが、そうはいかない。
ひとつずつ丁寧に教え、最終的な答えに辿り着いたときは、嬉しかった。
それが、当たり前にならなければならない。
そして、その道は遠い。
ヒューマンエラーが出た。前日の、前橋の一件である。
「よろしくねー」
あの時は、息子がいたので、よく聞いてもらえたのだが、今回はいなかったんだろうか?
「あの時は子供がいて、よく聞いてくれたから判るなんて、どういう親よ。」
結局、勘違いで済んで、会社に支障は出なかったが、扱う幅が広いだけに、
いつ何が起きるか判らない。
司書課なんて人間の墓場と言われているくらいだし。
ここには60代の大先輩と5年目のものがいるだけである。
新しく入ってくる本の整理と、全体的な統括。
これが、司書課の仕事である。
上の方には、処理されていない本が数万冊あると言うから、仕事には事欠かない。
でも、やったー! 感がない。
美咲はちょっと用事があって、司書室に入った。
今月のあれ、どこ言っちゃったかな~、気に入ったら買おうと思っていたのに。司書用にも本が届くのだ。もう1ヶ月も前じゃ、どこかで朽ち果ててるわよね。残念。と思っていたら、今月号が届く前の月にあった。未開封じゃないのさ、これ。
よく見ると、その前もその前も、未開封になっており、出番が来るのを待っているのだ。
古いのは整理したい、しかし新しいものも整理していかないと溜まる一方だ。
これを半々に分けてやっているのだろうか。
やり方を教わった。
古い方は、記載者を見付けてまた置いておく。
次におなじ記載者が出るまでだ。
新しい方は、タイトルバックを丸のせして終わりだという。
そうそう進化しないからだという。
細かい部分はあっても、すぐに出てきて思い出せるからだという。
思い出せなくなる頃には、年老いて、載せておけば良かったと思うのだろう。
そう考えると、今のからでもやっておいた方がいいに決まっているのだが、
そうすると、時間が3倍掛かるのである。
タイトルと、
特集の内容、そして忘れるべからず10点
これだけで済むのが、この司書でのやり方である。
細かい記事など書き出していたら、小説家になった方が楽よね。
内藤剛志くんが唯一の課員だ。
毎日どうなのか聞いてみると、
好きでやっているという。面白くて止まらないそうだ。
まず、今朝届いた新冊を処理してしまうと、あとはのんびり、古い方へ旅立っていくのだ。
そう言えば年頭に「奇蹟の一枚」なんて騒がれたことがあったような。
古い方へ入っていくのって楽しいですよ。思いがけない発見があったりして、
そりゃもうワクワクです。
貸し出しサービスなんて、やってないんですか?
 欲しい雑誌くらい自分で買ってくださいよ。
と突き返された、なるほど、と思う。
と言うよりここの社員の9割が、司書室なんて存在を知らないと言うから、仕事でミスってここに飛ばされたら、人生終わり、ッてことですね。
内藤くんは楽しんでやっているが、他の人ではどうだろう。雑誌の切り絵でポスター作っちゃったりしても誰も文句は言わないのだ。
何となく、魅力的に思えたのだが、やっぱり飽きちゃうと思うのよねえこれ。
幾ら最新刊が手に入ろうとも、そればっかよんで手もそれは仕事。
それらをまとめてこの時代にこんなことがあったというのも仕事。
美咲はエスプレッソをこの階まで届けさせて、新刊を読んでいた。
今年はニート系が流行る?いやいやそんなことあり得ない。
世の中おかしいもので、流行を作るのは、実は雑誌社なんですよ。
先に、これが良いから~って言われえておいてから、乗っかる方なんですね。
雑誌社の勝利といえよう。
そして来年がニート色。
色が地味になり、くすんだ色やグレー、ブラウンなどが主流になるだろう。
こういう色が流行ると切手、景気が悪いときなんだよね。
となると、美咲が持つ秘密が表に出ないようにならないといけない。
まさかの日が出なければ良いが、支配率100%となる事態にならなけばいいが。
下請けは潰れるかホーム・メイト社の傘下に入らなければならない。
ヤダねえ、こういうのは。
ホーム・メイト社の全体の株主層は46%と高い。
特に戦後、ホーム・メイト社で整備したエンジン等が、稼働率が良くなっていると噂が広まったからだ。
他は4弱体勢。
株の売買が積極的になってきたら、危ないことが起こるかもしれない。
もう少し、ホーム・メイト社にはこのままでいてもらわないと、困るわ。
美咲は、自社の未来を阻む光景を想像した。
いくら何でも100%我が社でやりますよなんて、選択の余地もないんじゃ、
言われるまま値段を言われるだけじゃない。
そう言うのならそれも良い、付加価値サービスとか、
余所でもやっていることが出来ていれば。
ちゃんとしてないと、船は航路を変えてでもここを通過するでしょうね。
そうならないよう、今のうちから見張っておかなきゃ!
    終わり







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最終更新日  2015年09月20日 16時47分34秒
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