スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2009.09.28
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女性の4人に1人が高齢者という
高齢化社会に日本は突入しました。
ベビーブームがあったのですから、
別に不思議なことではありませんが、
先進国の中では平均寿命が高いといわれています。

さて、現実の直視というのは
厳しく残酷でつらいことがあります。
藤子・F・不二雄先生の「じじぬき」を読みながら
高齢者(おじいさん)と暮らす
家族のあり方を見つめてみましょう。


< ストーリー >

おじいさん、息子夫婦、孫と孫娘の
5人で暮らす家族がありました。
家族の食事が始まりますが、おじいさんは呼ばれません。
食卓に向かうと、席もありません。

おじいさんは出かけます。雨が降ってきたので
家へ戻ります。するとおじいさんの部屋は
高校生くらいの孫が、友達を集めて、
大人の悪口をいいながら、勝手に使っています。

ですが、誰もおじいさんをかばうことなく、
家族みんなが、おじいさんが悪いといい出します。
やがて、おじいさんは亡くなります。
家族は涙を流して悲しみます。

その頃、おじいさんは天国に着いていました。
すると、そこには、おばあさん(妻)がいました・・・
おじいさんは、おばあさんと幸せなひと時を過ごします。
そして、最後に厳しい現実が待ち受けていました・・・

■ 本日の1コマ ■
家族から冷たい仕打ちを受けるおじいさんは、
先に亡くなった奥さんの写真を眺めてます。

じじぬき


歳を取ってしまうと
弱くなってしまうかもしれない家族の絆・・・
構いたくなかったり、話したくなかったり・・・
そういう面があることを、誰しも薄々と気づいているけれど
口に出せない現実を、藤子F流に淡々と描き出されています。
簡単にいってしまえば、テーマは「高齢者に対する冷酷さ」でしょう。
ですが、それだけで片付けてしまえば、
物語を眺めただけで終わってしまいます。
もう少し読み取ってみましょう。

家族はおじいさんに冷たかった。
これは事実です。
おじいさんがなくなったとき、
家族は心から悲しんだ。
これも事実です。
家族が涙を流す、お葬式の場面もあります。
では、F先生のメッセージは何でしょうか。
おそらく、人の冷酷な部分も真なり、
そしてまた、人は悲しみ悼む心を持つのも真なり、
しかし、良き心だけで、きれいには生きられないのが
人間の姿だということなのかもしれませんね


1.jpg
藤子・F・不二雄「異色短編集」(1) に収録されています





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Last updated  2009.10.01 02:24:46
コメント(24) | コメントを書く


■コメント

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Re:「じじぬき」 by 藤子・F・不二雄(09/28)  
小ヤコブ  さん
こんにちわ。いつもご訪問ありがとうございます。
悲しい一般人の傾向を指摘するマンガですね。
私自身も、以前聖書を知らない時には、年寄りを疎む気持ちが出てくる時もありました。
けれども、聖書の中には、「あなたは白髪の前では立ち上がるべきである。また,老人の身を思いやり,あなたの神に恐れを持たねばならない。わたしはエホバである。」とあり、エホバは年寄りに対して思いやりと敬意を払うように求めています。
それで、年寄りを疎む良くない傾向を抑制して年寄りに敬意を払うように聖書から助けられています。
(2009.09.29 04:33:35)

そうなんですか。  
「年をとってしまえば家族のきずな」のくだり、そうなんでしょうか。 お互い年をとったからこそ、家族って絆が深まるものではないですか。子供世代が大人になると生きることの大変さや大切さが身に沁みてくるから。 

「絆」の意味が違うのかな。

家族といえども他人。 だったら、敬意を払うのは当然だと思うのですが。 (2009.09.29 07:02:02)

はじめまして♪  
ご訪問ありがとうございます〃⌒ー⌒〃ゞ
どれだけ知っているんだろぉっと思ってひたすら画面を見ながら考えてみましたが、いいとこ10個ぐらいでした(^_^;)悲しい。。
私の独り言です。年取るほどに家族が愛しくなりました。10代の頃は。。離れて暮らすようになり、両親はじめ家族の愛を感じます。
今日も素敵な一日をおすごしください♪ (2009.09.29 07:59:19)

Re:「じじぬき」 by 藤子・F・不二雄(09/28)  
考えさせられる今日のお話ですね。
でも、家族をいたわったり、愛したりは、家族が皆で気を使って培っていくものでしょう・・・
どこかで歯車が狂うと、狂って行きます。
幸い我が家は、義父母、父母兄弟で仲良くしていますが、やはり一人ひとりが意識して心がけないと、家族であっても仲良く・・・とは行かないものではないでしょうか・・・・
私も息子に家族ができた時、仲良くできたらな!なんてしみじみ感じました。 (2009.09.29 08:21:38)

Re:「じじぬき」 by 藤子・F・不二雄(09/28)  
Velvet†Room  さん
人ごとではありませんね。
うちの両親はもう高齢者と言っていい年齢ですが、あたしも妹も甘えっぱなしです。
妹は親を親とも思わないところがあってたまに叱りますが(笑)あたしは一人暮らしを数年して、家族の有難みを心から実感しています。
老いるとその本人たち(夫婦など)自身が「自分の領域」を求め始めて、家族内に齟齬が生じ始める。それを繋ぎとめるのが子としての自分の役割だと思ってます。 (2009.09.29 09:44:51)

お年寄り。。。  
お年寄りを大切に思う気持ちを子ども達に伝えていくことは、そのまま自分たちが年老いたときにも影響してくるのではないかと思います。

でも、親世代が子どもの為に自己犠牲しない今の世の中をみていると、子ども達が大人になったときに親世代を大切にしてもらえなくてもしかたないんじゃないかとも思います。 (2009.09.29 16:11:55)

Re:「じじぬき」 by 藤子・F・不二雄(09/28)  
世代が代わり、次世代にとって
主たる存在でなくなればこういう事になる。。。
下の世代は上の世代を敬うべきですが
次の世代への種の引き継ぎこそが生物としての本質。
動物でも植物でも、それが基本。
しかし、高等生物である人間である以上
感情も伴うわけで、教えを受けた世代を
ないがしろにして良いはずがありません。
じじぬき。。。すごく現実的な命題ですが
こんな世の中、何だか悲しくなります(>_<) (2009.09.29 21:18:47)

ネオさんへ  
ネオさん、こんばんは。
じじぬき・・・なんだか哀しい気持ちになります。
不思議なことに今日は朝から7年前に亡くなった祖母の事思い出してました。
当時の私は自分の身内って、親も祖母も死なないって思ってたところがあって
入院しててもそうも頻繁にはお見舞いに行かなかったんです。
(いいわけですが、自宅から車で2時間ほどかかりその上私は車がない)
亡くなったと夕方一報が入った時は本当に信じれない気持ちでいっぱいと同時に即座に後悔の念が襲ってきたことを今でも覚えています。
今の自分があるのは祖母のおかげでもあるのに。
だれもがみんな親や祖父母あってこそ今があるということ
頭で知っていても心がわかってないんだと思います。


最後の厳しい現実って何ですか?気になります。
(2009.09.29 23:03:35)

さみしい・・・  
小桜 雪紗  さん
藤子・F・不二雄さんがこんな悲しい作品を描いてらっしゃるなんて初めて知りました。
あらすじを読むだけで涙が出そうというか悲しみで胸がいっぱいになります。

今年5月に祖父が亡くなりました。
忙しくてなかなか会えなかったのですが、亡くなる2週間前に数年ぶりに会いに行きました。
その日は休日に挟まった平日だったのですが、父が会いに行くといっていて、どうしても私も行きたくて、珍しく(というかそんな理由では初めて)講義を休んで会いに行きました。
本当にその日行ってよかったと思いました。
これも家族の絆なのでしょうか?

ところで厳しい現実とはおじいさんにとってなのでしょうか?それとも家族にとってなのでしょうか?
ネタばれになっちゃいますか? (2009.09.29 23:15:35)

この間電車で見た光景  
この間電車で、小学校6年生くらいの男の子と、そのおばあさんらしき人が電車に乗っていて、二人はまるで友達がつつき合って、じゃれ合っているように顔や耳を指先でつついて、ニコニコ笑い合っているんです。

微笑ましい光景だなぁと、思わずこちらもニコニコ見入ってしまいました。

(2009.09.30 00:36:00)

小ヤコブさんへ   
>悲しい一般人の傾向を指摘するマンガですね。
↑この作品に限らず、F先生の短編には多く出てきますね。
それがお説教にならず、エンターテイメント性を
失わずに構成されているところが素晴らしいと思っています。

>それで、年寄りを疎む良くない傾向を抑制して年寄りに敬意を払うように聖書から助けられています。
↑私は無宗教ですが、聖書は読みました。
手塚治虫先生も読まれていますし、F先生も
読んでいたと思われる傾向が垣間見られます。
偉大なマンガ家も、聖書には触れているようですね 
   (2009.09.30 02:09:28)

ジャガイモスープさんへ   
>お互い年をとったからこそ、家族って絆が深まるものではないですか。
↑ちょっとダークな内容の作品を紹介してしまいましたが、
「年を重ねて深まる絆」もありますし、
実際は、そうした傾向の人も多いとも思います。
F先生も、別に「みんな悪いヤツだ」と叫んでいるわけでもありません。
ただ、「そうではない面もある」ということを
あえて見つめてみたのでしょう。
ジャガイモスープさんのような言葉も、
F先生は求めていたとも思えますよ。
私がちょっと強い言葉になってしまいましたね 
   (2009.09.30 02:16:44)

いちごしふぉん♪さんへ   
>ひたすら画面を見ながら考えてみましたが、いいとこ10個ぐらいでした
↑背景画像に興味を持ってくださり、
ありがとうございます。

>年取るほどに家族が愛しくなりました。10代の頃は。。離れて暮らすようになり、両親はじめ家族の愛を感じます。
↑身体だけではなく心も健やかに育てば、
自然とそうした心持ちになり、愛情も持つでしょうね。
それが理想的であり、そういう風になってほしいという
F先生の思いも隠れていると思います 
   (2009.09.30 02:22:22)

紅のかりめろさんへ   
>家族をいたわったり、愛したりは、家族が皆で気を使って培っていくものでしょう・・・
↑F先生も最初から、反抗や反発を唱えたいと
思ったわけではないと思います。
かりめろさんの「皆で培っていくもの」という言葉のように、
一人ひとりの考えや意見を出させるような
作品に仕立て上げたかったのでしょう。
きれいな話で語るより、こうした視点の変え方で
逆にいい面を考えるという見方もありますね 
   (2009.09.30 02:33:49)

Velvetさんへ   
>うちの両親はもう高齢者と言っていい年齢ですが、あたしも妹も甘えっぱなしです。
↑私の両親も、もうすぐ高齢者になります。
同じく他人事とは思えない問題ですね。
ですが、Velvetさんと同じく、私も
家族のありがたみを感じ、平和な暮らしを続けております。
まずは、現実を直視することですね 
   (2009.09.30 02:38:58)

カフェしんたさんへ   
何から問題は始まるのかを考えることは
解決へのつながりになっていきますね。

>お年寄りを大切に思う気持ちを子ども達に伝えていくことは、そのまま自分たちが年老いたときにも影響してくるのではないかと思います。
↑お年寄りに限らず、誰に対しても
自分のしてきたことは、そのまま自分に返ってきますよ、
という因果応報とも受け取れますね。
時には、このように真剣に考える時間も
今の子供たちやモンスターペアレントには、必要でしょうね 
   (2009.09.30 02:46:57)

ジュニアスイマーさんへ   
>高等生物である人間である以上
>感情も伴うわけで、教えを受けた世代を
>ないがしろにして良いはずがありません。
↑文化、文明、発明、教育・・・ 人類は何千年もの歴史で
膨大な知恵を出し、発展に発展を重ねてきました。
人類の知恵をしのぐコンピュータも出現しました。
それでも解決できない問題の1つが人間関係ですね・・・
最も厄介なのは人間なのかもしれませんね 
   (2009.09.30 02:53:14)

(o^∇^o)ノさんへ   
>当時の私は自分の身内って、親も祖母も死なないって思ってたところがあって
↑同じような気持ちは誰しもが持っていると思います。
理屈では、人には寿命があると分かっていても
やはり死ぬまでは想像もできないものですよね。

>最後の厳しい現実って何ですか?気になります。
↑物語を盛り立てようと、こういう表現になってしまっただけで、
想像以上でも以下でもありません。
重たいのですが、出来る限り押さえた感じの
1コマで締めくくりとなってますね 
   (2009.09.30 03:01:46)

雪紗さんへ   
>藤子・F・不二雄さんがこんな悲しい作品を描いてらっしゃるなんて初めて知りました。
↑以前にも、他のかたから同じような言葉をいただきました。
ドラえもんやオバQなどのイメージからすれば
驚きも大きいと思いますが、そういう作品もあるのだということを
読者(ブロガーさん)に伝えることができてよかったと、
藤子ファンの私は嬉しく思います。
ですが、悲しいだけでなく「ちょっと考えてみませんか」
というテーマなので、実際読んでみますと
悲しさよりも思想的なものの方が強く出ていると思います。

>本当にその日行ってよかったと思いました。
>これも家族の絆なのでしょうか?
↑素敵な絆だと思います。
おじいさまにとって嬉しかったことでしょう。
行動が小さい大きいに関係ないと思いますよ。

>ところで厳しい現実とはおじいさんにとってなのでしょうか?それとも家族にとってなのでしょうか?
>ネタばれになっちゃいますか?
↑そうですね。やはり読んでないかたもおりますし、
これから読むかたのためにも、触れることはできませんね 
   (2009.09.30 03:12:13)

Master Pさんへ   
>微笑ましい光景だなぁと、思わずこちらもニコニコ見入ってしまいました。
↑今の社会では他人同士は、
避ける世の中になってしまってますよね。
私が子供の頃は、普通に話しかけてくる大人がいましたが、
今は、大人が子供に話しかけると、
下手すると誘拐未遂に思われてしまう世の中ですよね。
これから、コミュニケーションは少なくなっていくのかもしれませんね 
   (2009.09.30 03:16:13)

Re:Master Pさんへ (09/28)  
ネオ・リーブスさん
>今は、大人が子供に話しかけると、
>下手すると誘拐未遂に思われてしまう世の中ですよね。
-----
そう、これで思わず話しかけようと思うのを躊躇してしまう事があります。

「人を見たら泥棒と思え」

いやな言葉ですね?

(2009.09.30 23:41:15)

Master Pさんへ   
前も、迷子になっている子供を車に乗せたら
誘拐未遂に扱われた、というニュースを見て、
街中の子助けも難しくなってしまいました。
コミュニケーションの築き方を考えないといけませんね 
   (2009.10.02 01:16:15)

お邪魔だけしてなかなかコメントできなかったですが  
藤子先生の老人を扱った(?)作品はドラえもんの「おばあちゃんの思い出」を思い出しますがご紹介頂くたびに本当に多彩な作品を描かれていたのだなぁと驚きます。
私も作風やタッチは藤本先生の方が好きでした。

我が家は母親と今は亡き祖母とが冷戦状態で言葉数の少ない家庭でした。
対話が少ないと共に生活する家族と言えどもお互いを知らずに時が過ぎてしまうと思います。

祖母が亡くなる一年前に旅行に連れて行ってあげる機会が出来て帰りの飛行機の中で祖母にとって初孫だった私に対する祖母の愛情を言葉として初めて聞き涙が止まりませんでした。

亀の甲より年の功でやはり長く生きてきたお年寄りの方々には年配者の持つ深さが何かしらの面であるでしょうし尊敬といたわりの対象であるべきだと思いますが・・・

家庭に於いてはやはり対話が大事だと今対話の多い家庭で暮らしながらつくづく感じます。 (2009.10.03 01:31:56)

カタバミ8691さんへ   
>ご紹介頂くたびに本当に多彩な作品を描かれていたのだなぁと驚きます。
>私も作風やタッチは藤本先生の方が好きでした。
↑SF作品に興味を持っていただきありがとうございます。
あまり知られていないのでガッカリしているのですが、
逆に紹介する甲斐があると頑張るようにしています。

>家庭に於いてはやはり対話が大事だと今対話の多い家庭で暮らしながらつくづく感じます。
↑こういうのが、いわゆるコミュニケーションですよね。
言葉やふれあいを通じて、心の交流を持つことが
大切であり、基本なんですよね 
   (2009.10.05 00:14:46)

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