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先月、真鍋淑郎氏がノーベル物理学賞を受賞しました。会見で何度も繰り返し言っていた言葉が「好奇心」です。
そもそも、この「好奇心」について考えることはあるでしょうか? 好奇心について考えるとき、それは自分と向き合っているときだと思います。そんな今回は「好奇心」をテーマにまとめていきます。
「好奇心が原動力」
10 月にノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんの言葉に「好奇心」がありました。そもそも、この好奇心はどこから来るのか、と考えたことはありますか?
「研究したい」「知りたい」「勉強したい」と思うことは、「知る」という行為です。これは、「 自分自身を知りたいと強く願っている気持ち 」です。なぜかというと、世界は自分自身の投影だからです。
人は、自分自身の反映をつくりだしたとき、「それが何であるのか」「それが自分とどのような関係にあるのか」「その関係性は自分にとって何を意味するのか」などを知りたいというニーズもつくっています。
「絵を描きたい」「料理を作りたい」「旅をしてみたい」、こういったことも好奇心から出てくるものでしょう。「絵」「料理」「旅」、そして「研究、勉強の対象」が、自分とどのような関係にあるのか、何を意味するのかを知りたいと思う気持ちが好奇心なのです。
人間の根本には怖れの心があります。怖れは、物理的にも精神的にも視野が狭まってくると大きくなります。つまり、逆を言えば視野を常に広くしていることが怖れを少なくすることにつながるのです。
仕組みがわかれば怖れは少なくなります。「なぜそうなっているのか」が理解できれば、不安は減るのです。
自分自身の好奇心と社会とのつながりがわかれば「何を意味するのか」が理解できます。「人生の目的」がわかれば、生きがいなどで悩むことはなくなるでしょう。
人生の目的は、人生の仕組みと言い換えることができます。自分の使命を理解することが、楽に生きることにつながるのです。
そして、その人生の目的は好奇心の先にあります。好奇心は人生にとっても大切な心なのです。
「はやりの研究に走らず、好奇心に基づいた研究をしてほしい」
と真鍋さんは会見で若者にエールの言葉を送りました。世間で流行っているものと、自分の心が持っている好奇心は違うときがあります。ですから、自分の好奇心に基づいた行動や考えを持つことが大切なのです。
「日本人は調和のとれた関係を築き上げる人々。他人に迷惑をかけない。アメリカは自分がしたいようにできる。私は調和の中で生きられない。それが日本に帰りたくない理由」
真鍋さんは他にも、このような言葉を会見で言っていました。
これは、その人の好奇心を基に行動すると、おのずとその人に必要な場所がわかる、ということだと思います。「日本が悪くて、アメリカがいい」という考えではなく、自分の情熱を追いかけていくと、自然に必要な場所に導かれるということなのです。
それがたまたま真鍋さんにとって、日本ではなくアメリカだったということ。大切なのは、どこがいい悪いではなく、自分に必要な場所を探すことなのだと思います。
いかがだったでしょうか? 今回は「好奇心」をテーマにお届けしてきました。
自分の好奇心はちゃんと向き合わないと、なかなかわからないものだと思います。それは、社会の“はやり”というものに流されてしまうからです。
自分が受け身の状態だと、世間に流されてしまうのではないでしょうか。そうではなく、自分の好奇心に基づいた人生を追いかけていきたいですね。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・「好奇心が原動力になった」ノーベル物理学賞の真鍋淑郎氏が会見 バシャール×坂本政道 人類、その起源と未来 [ ダリル・アンカ ]
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