日本語で話そう

April 28, 2009
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カテゴリ: 日本語で話そう
2年ほど前健康診断で糖尿病の境界線だから気をつけるように言われた。
それ以来三月に一回病院でチェックを受けアドバイスをもらっている。

先週のこといつものように診察時間を待っていた。
そろそろ呼ばれるかかなと診察室のドアをのんびり眺めていると、後ろのほうから急に名前を呼ばれた。見ると白衣を着た女医さんがカルテのようなものを持って呼んでいる。
呼ばれるままについていくと「糖尿病相談室」へ招き入れられる。
いきなり
「足の検査をします」

話は遡ってその三日前。
友人のお母さんが入院している病院での話を聞いた。
お母さんの隣のベットの人が糖尿病で足を切断して夜中に泣いているのよと。

此処までくれば話の筋はもうお分かりだろう。

部屋に呼び入れられた私、思わず「血液検査の結果そんなに悪いんですか」と泣き声一歩手前で聞く。「いえいえ、誕生日月の検査ですよ」でもまだ誕生月じゃないし、去年もこんなこと無かった。おかしい!
そうこうしていると靴下を脱がされ、感覚テストをされる。
「薬はちゃんと飲んでいますか?」「いえ、糖尿病といわれてないので飲んでいません」
「あれ?糖尿病じゃないんですか?あ、そうですね。境界線ですね。でも気をつけないと、足先を切ったり、目が見えなくなったりすると聞いたことありますか?」
「ハイ、でも、あの、まだ、糖尿病じゃないと・・・。栄養相談も受けました。
あ、それから、毎日たくさん歩いています。一万歩目標に歩いています。歩くようになって血圧もよくなりました」
もうもう必死である。
そして落ち着いてよく見ると女医さんと思っていた人の名札は看護士。
その看護師さん、検査が終わるとあっさり動揺しているこちらの気も知らず言った。
「じゃあ、この後、先生の診察が有りますから」

そして通常の診察室から呼ばれる。

いつものお医者さん。
「初めに血圧を測りましょうね」
上が160の下が90。
「高いですね」
そりゃそうでしょう。あの後なんだから・・。
「じゃあ、できるだけ歩いて体重に気をつけて、また三ヵ月後に来て下さいね」

そういうものがあるならあると最初に言ってよね。
こっちはパニック症候群なんだから。

これが、私が毎日必死で歩き始めた理由。

昨日の歩数12,503歩






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Last updated  April 28, 2009 05:33:42 PM
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