日本語で話そう

June 26, 2009
XML
カテゴリ: 日本語で話そう


内閣府が企画している事業でアジアの学生の交流目的だそうだ。
先日その説明会に行ってきた。

会場には10組ぐらいの受け入れ家庭と説明者の国際協力センターの方が来ていた。

インドネシアの多くの人々はイスラム教を信じている。
我が家は今までイスラム教の国からの受け入れはしてこなかった。犬がいたからである。
イスラム教は犬を不浄のものと考えると聞いていたから。

その日の説明でイスラム教の暮らしについていろいろな説明があった。
犬はホームスティの間は外で飼うこと。(我が家にはもういないから大丈夫)
豚肉は宗教上食べないこと。
一日に5回お祈りがあって出来るだけそれを妨げないこと。
お風呂は入らないでシャワーで済ますこと。
魚はあまり食べないこと。
左手は不浄だから右手で握手をすること。
そして
トイレの後水で後始末をするから床がぬれることがあるということ。

あれれ、そこまで来てちょっと待ってと思っていたら、他の家族から手が挙がった。
「トイレをぬらすってどういうことですか。それは習慣であってもそれを容認しなければならないのはおかしいんじゃないですか」
そうそう、私もそう思う。

青年たちは文化交流に来るのである。
交流ということは訪問国の文化も理解するということなのだ。だから、ステェイ先のルールに従うことも文化の理解の一つだと思う。
自分の国と相手の国の習慣は違うんだと学ぶことが大切。

受け入れ家庭としては、宗教は尊重する。だからお祈りの時間は妨げない。場所も提供する。
宗教上食べない豚肉も使わない料理にする。
宗教と信念は尊重するけれどこの国でインドネシアの人々に合わせたスタイルに生活をまげること出来ない。それでは彼らが日本の本当の姿を理解することは出来ないと思う。

他人の家を汚してはいけない。それは交流というルールにも反する。

私や他の受け入れ家族がおかしいと思ったのはあちらの習慣のほとんどにあわせてあげることが当然のように説明していた交流センターの人たちについてであった。「郷に入っては郷に従え」。
多分こちらに来る生徒たちはそんなことはしっかり教えられてくるだろう。私もそう思っている。

さて、イスラムの世界を垣間見る初めてのチャンスが今から楽しみではある。



しかし、顧みてドイツから来たヨハンナの胃袋はどうなっているのだろうか。
納豆でも卵でも、刺身でも、餡子のいっぱい入ったおまんじゅうでも何でも入れてしまうのである。
付き合う私の胃袋も考えてよね。

横浜みなとみらいで

IMG_0546.JPG

横須賀汐入タイ料理「サワディー」で

IMG_0560.JPG

チリーズでメキシカン

IMG_0562.JPG

IMG_0567.JPG

豊洲イタリアンレストランのエスプレッソ

IMG_0602.JPG






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 27, 2009 12:08:10 AM
コメント(18) | コメントを書く
[日本語で話そう] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: