日本語で話そう

June 19, 2015
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カテゴリ: 国内旅行



それに乗って、ドレスデンから30分程のクアオルト・ラーテンという小さな駅で降りた。2日前にいたプラハを流れるモルダウは国境を越えて合流しエルベ川と名を変える。そのエルベ川を渡し船でちょいと渡って向う岸へ。小さなホテルの横を曲がると直ぐに奇岩群を持つ山の中のハイキングコースになる。いや、山登りだ。
ヒイコラ言って登る事45分。そそり立つ岩山と岩山を繋ぐ石のバスタイ橋に出る。

筈であった。

途中でポーランドの団体さんに会った。そのユダヤ人ガイドさんに話しかけられたのが良かったのか悪かったのか。話始めたら止まらない。自分のお客を放って置いて、いろいろ尋ねるは話すは、どこかの国のガイドさんとは大違い。それでも10人ぐらいのお客さんたち嫌な顔もせず、挙句に「日本の友達だ」と一緒に写真を撮ったのだった。我も我もと差し出すカメラに収まって、充分なロス時間。

バイバイしても、登坂道は1本だから、途中で又会う。またお喋り。ガイドさんは私たちと話した事をみんなにポーランド語で通訳する。
途中でチェコからの観光客を捕まえて私たちのわからない言葉で話し。今度は私たちに英語で引き合わせるのだった。次はオーストリア人と。
陽気なガイドさんのお陰で頂上にはたっぷり1時間かかって登り着いた。

目もくらむ奇岩の上からは、真下に弧を描くエルベ川、ずっと遠く国境を越えチェコの方までギアナ高地のテーブルマウンテン群のような風景が見渡せた。

ここは友達のインゴのお勧めの場所。

ザクセン・スイス
ザクセン・スイス posted by (C)灰色ウサギ

麓に降りて小さな川岸のホテルで食事をした。20年ぐらい前初めてドイツに来た時、結構高いパック旅行だったけど料理は美味しくなかった。今回は自分で選ぶどのレストランも美味しくて太ってしまうので、途中から料理はスターターもメインも一人分を夫と半分こする事にした。そう告げるとホテルのウェーター。最初のサラダは取り皿を。次から「取り分けるの面倒でしょ」と、ちゃんと一人分を2つに分けて、綺麗に盛り付けて持ってきてくれた。

ちょっと感動。
写真は1人分の半分こ分。

クアオルトラーテンで
クアオルトラーテンで posted by (C)灰色ウサギ

田舎の風景にゆったり浸り、ドレスデンの街に帰ったらもう王宮や教会の見学はどうでもよくなってしまった。

宮殿の前のクロイツカムでコーヒーと夫はクロイツカムケーキ。
私はバームクーヘンを薄く、薄く切って貰った。


クロイツカム
クロイツカム posted by (C)灰色ウサギ





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Last updated  June 19, 2015 04:48:25 AM
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