日本語で話そう

July 21, 2020
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カテゴリ: 山小屋生活
殆どを山の家で生活している友人がメッセンジャーで連絡をくれた。
「柵が壊されて鹿が入ったらしいよ。応急処置はしておいたけど多分ダメだと思う。」と。
花は諦めてそのまま放置するか、連休の人の移動する前に行って直すか、迷った末一泊で山の家へ。有用有急。地元のスーパーに近寄らないよう食料を持って。

案の定脆弱な柵の一角が壊されて、前回自然に復活していたギボシ、ユリ、アヤメ、ニッコウキスゲなど山の花が全部食べられて姿も見えない。柔らかい新芽だけ食べて茎だけ残った花もある。
キバナオダマキとギザギザ葉っぱが痛いアザミだけしっかり残っていた。

コロナ移動自粛で別荘地内の人が減ったので鹿も我が物顔で遊んでいるのだろう。
道路隔てた前の家からも電動ノコギリとトンカチの音がした。あっちも補修かな。

イベントも無くなって鱒の掴み取り用の鱒が大量に放たれた別荘地内の湖は「どうぞご自由お釣りください」だって。水面でぴょんぴょん跳ねている。

殆ど人に合わないからマスクは手に持って白樺林の中の道を散歩した。

あ、鹿。



2匹こっちを見ている。
大きいのはだっと飛んで逃げて小さい2匹が取り残されたようだ。

友人がベランダから声をかけて来た。「鹿見たでしょ?毎日ここに来るのよ。今主人が写真撮っていたところ」
あ写真家のご主人が撮っていた邪魔をして鹿を逃してしまったかな。

鹿を探しに車で別荘地内をぐるぐる回っていたら、永住者の知り合いに声をかけられた。
「どうぞお上がりください。お茶でも」
いやいや、ご遠慮申し上げます。

山に住む人は長閑だ。ピリピリしていない。

そして、自分の敷地を荒らす鹿は憎いが、森にいる鹿は可愛い、見たいというウサギのこの矛盾。







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Last updated  July 21, 2020 08:38:57 AM
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