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出張から帰ってきて早3日、相変わらずイタリア人に振り回されてストレスマックス な毎日です。(涙)今回の出張はスケジュールもハードなうえ、クライアントさんも一緒ってのも多かったこともあり、散歩 もローマで夜1回、パリで夜1回、早朝1回でした。まずはローマの夜の風景 宿が便利なところにあり、全て徒歩でぐるぐると。先日、退任を発表した法皇のため、たくさんの信者や修道女さんが夜でも広場でお祈りをしていたのが印象的。そしてローマから一路 パリ。1日目の晩、下調べで夜遅くまでやってる エッフェル塔 へいざ!何とか地下鉄と徒歩で迷わず行けた~ しかし22時すぎてたからすいてるかと思いきや、チケット売り場には列が 日中はすごい人なんやろな・・・日本人の団体ツアー、イタリア人の学生グループもいて、ぜ~んぜん、パリにいる気がしなかった 頂上からのパリの夜景 をどうぞ~。2日目の晩は取引先のイタリアメーカー+クライアントさんも交えての夕食 で0時近くまで遅くなり、そのままホテルで爆睡 3日目の朝に気合 で早起きして、 ノートルダム を見に。今年で建立850年なんですね~。地下鉄乗り継ぎもあるから、と早く出たら時間が余ったので、地図を見ながらちょっと遠回りして・・・18年前にパリに来た時も見なかった、 ポンピドゥーセンター 。ま、写真とかで見たままで特に感動なかったけど(爆)それより写真左下にうつってる、いかにもパリ~なカフェが可愛かったなぁ~ オマケですが、ミラノでの最終日は1人で毛皮展示会に来ていたお客さんのアテンド。お客さん自身が職人でもあり、製作を請け負った学生デザインのアイテムがなんと世界大会エントリーで入賞!!そして同じ大会のリサイクル・リフォーム部門で日本人の男子学生が金賞受賞!!毛皮は正直興味ないですが、なんかジ~ンと感動 してしまいました。世界で活躍するデザイナーとかになるのかな~ ↑ はぁ~10年以上住んでても、慣れたつもりでも、まだまだやられっぱなし ・・・ぽちっと応援よろしく★
2013.03.08
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この冬、滝ゲロ以外にほとんど体調のよかった子供たち、先週末に謎の微熱のJOに、只今腹痛+発熱 のマニーノ タイミング悪く 明日夕方から10日間の出張です。幸い、ゲロも下痢もなく微妙な痛みだけで、熱が高い時以外はいたって元気 この仕事を初めて1年ちょっと、イタリアは南北結構行きましたが、今回はイタリア以外にも足を延ばして・・・ パリ にも行っちゃいます!!え 私フランス語もできるのかって できませ~んじゃ、なんでアンタが行くの ってことですが、簡単に説明すると・・・この経済危機でイタリアのメーカーも参加する展示会を絞る→日本のバイヤーも買付に行く展示会&国を絞る→ヨーロッパだとミラノじゃなくパリという訳で、幸い仕事的には通常の日伊語だけ でもしばらくイタリア語圏から出てないので、元々できない英語が更にヒドイことになってるのが恥ずかしいわーーーー!!大学の卒業旅行以来、ナント18年ぶり せっかくのパリなので、仕事で行くのは分かっていても、出張のささやかなお楽しみである 唯一の自由時間=夕飯後・早朝散歩 だけでも満喫したく・・・ 家の棚をあさったら、出てきた数冊のパリガイドの中で一番(唯一)役に立ちそうなのがコレ ホテルの場所と徒歩か地下鉄で簡単に行ける場所をチェックしています。残念ながら、もう1度拝みたかった ノートルダム寺院 は開いている時間には入れないので外だけ。お、 ポンヌフ ってそういや映画も見たなーーー!エッフェル塔 は前回も遠くから拝んだだけだったけど、おお、遅くまで開いてるので、夕飯終わったらダッシュ で登ろうか と妄想だけ膨らんではニヤニヤ しております。今回の出張も、相変わらずハードでいろんな意味でキビシーーーー! 打ち合わせもてんこ盛り ささやかな楽しみを見つけながら、何とか頑張ってきます。 ↑ しかし、ごっつい寒そうで怖い~要カイロ!!・・・ぽちっと応援よろしく★
2013.02.22
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1月末はアップアップするくらい仕事量が多く しかも違う方面のが同時進行だったので、マジで頭爆発 &体も疲弊していました。2月も月末にいつもの長期出張が控えてますが、外に出る仕事はないはずなのでこの3週間で心身ともにリチャージ しておきたいと思います。パドヴァは数年前に教会家具関係の仕事で、そして今メインでしてるファッション関係でも取引先が近郊にあるので何回も行ってるのですが、乗換だったり、車で近郊を周ったりで実は 歴史的地区には全く足を踏み入れたことがなかった のですが今回の仕事と連ちゃんで別の仕事ができたので、 初のパドヴァ散策実現 今回は6年くらい前から2年に1回依頼を頂いている新聞社で、毎回違う記者の方なのですが、なんと、今回の記者さんは 私の大学・学部の1つ後輩 こりゃキャンパスで絶対すれ違ってたな専門は違ったのですが、 私と同じ専門だったという彼のサークルの先輩がなんと!私がいつもノートを貸してもらった(かっぱらってた)真面目な男子生徒だった 大学・学部だけでも縁ですね~なんて盛り上がってたのに、この真相が明らかになると、縁どころやないですね~!と2人で異常にテンションあがりました アポが一転二転して結局前泊になったヴェネツィア、おかげで夜のヴェネツィア堪能&記者さんに会う前に この方 の自宅でお茶も 朝のヴェネツィアはすんごい霧~!パドヴァでの取材は前からぜひ見てみたかったジョットの傑作・スクロヴェーニ礼拝堂さすがに通訳に集中 して作品はまともに見られなかったのが残念 やっぱプライベートでリベンジか・・・翌日はボローニャで朝、ファッション関係の仕事があったので、パドヴァ泊。記者さんと別れてから、 パドヴァ歴史的地区を散策しました 駅前の雰囲気はお世辞でもいいとは言えないけど、歩いて10分でスクロヴェーニ礼拝堂、更に10分ほど歩くと、やっとエエ感じの雰囲気になってきました 町の中心、 エルベ広場にあるラジョーネ宮 。建設は1218年~19年、現在のドーム形の屋根がついたのが1306年とか。2階部分のロッジアの繊細な天井が照らされてとてもキレイだったな。いつかここにも入ってみたい。晩御飯はかなりお疲れな自分にご褒美 ホテルで紹介してもらった レストラン へ。レストラン自体も、そしてレストランがあるゲットー地区も何とも言えない雰囲気で そして翌朝は、早起きしてパドヴァの見所の1つである サンタンニオ聖堂 へ。ここへ朝来るために、わざわざ近いホテルをとりましたよまだまだ暗く、寒い中、ポルティコの下を歩いて行くと、柱の間から見えてきた景色に・・・・ おおおおおーーーー!そして、姿を現したのが・・・いや、とにかく荘厳で圧倒されました。中に入ると、ちょうどミサの真っ最中、朝の6時半なのに、20人くらいはいたかな。そして、通勤前に寄って、足早に、でもしっかりと祈りを捧げて行く人を何人も見てパドヴァの人に愛され、親しまれている聖堂なんだな、としみじみ。そして時間がまだあったので、地図でその時に見た、近くのデカイ広場についでに寄ってみると・・・ おおおおおーーーー!何も期待せずにふらっと行ったのに、この景色だったので異常に感動 犬の散歩やジョギングの人にまぎれて、広場を半周。早起きで辛かったけど、その甲斐あり!の2か所でした。その後、ホテルで朝食をとりバスで駅へ・・・パドヴァ発のユーロスターって鬼門 なんやけど、何事もなく無事にボローニャで仕事、無事に家路につきましたがさすがに足はパンパン、疲れ果てた3日でした。やっぱ年は隠せんな・・・爆 ↑ 次回出張はまたパドヴァあり、そして海外もあり!!・・・ぽちっと応援よろしく★
2013.01.29
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明朝、初めての ITALO 3カ月に1回の1週間~10日の出張、 こないだ終わった と思ったらあっという間に次が来てしまいました 朝、普段ダンナが出勤に乗る電車に乗り、ダンナは私の代わりに有休。まさに父母交代! ですが、明日の晩にはマンマが出ずっぱりで来てくれます。毎度お世話になっております・・・ITALOがミラノに着いたら、すぐに移動して毎日3件のアポ、毎日宿泊先も代わり、 ミラノ→ヴェローナ→ヴェネツィア→ナポリ→ローマ→ボローニャ 、来週の日曜の晩に家に帰ってきてから4日通勤で 11日連続勤務 ・・・さて、体力は持つのでしょうか しかも、クレーム処理についてバトル もあるはず 子供たちに8日も会えないのは寂しいけど、このプロジェクトも正念場!これが終われば、あとは楽しいクリスマス!!クリスマスに仕事を持ち込まないように、今、がっつり頑張ってきます 一足早くツリーを飾りました バッボとノンナと、いい子にして待っててね~ ↑ 心身ともに余裕があれば、各地のクリスマスイルミネーション(と美味しいもの・笑) で癒されたい・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.12.02
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出張から帰ってきました。今回はミラノで4つ展示会があったので、珍しくフィレンツェはなし、ミラノ~ボローニャ~マチェラータ(マルケ州)~ミラノ(半日またボローニャ)でなんと実質たったの7日間! 運転しっぱなしだった社長、お疲れ様でした~!今回は、8月に日本で行ったイベントの結果報告と新メーカーのリサーチ・交渉がW。正直、イベント全般としては1つのカテゴリーの数社を除いて結果は芳しくなくつら~い、きっつ~い話てんこ盛り とは覚悟してましたが、いや~キツかった イベントに入るまでのコミュニケーションの悪さ、いい加減さ、それによってうちは大変な思いをし、実際に日本で尻ぬぐいもし、そんなことは脇に置いて、こっちの説明もろくに聞かずにうちはこんなにやったのに!と、数字だけを見てただただ結果を攻めるだけの人。このイベントはある意味チャレンジで、努力はするけれど結果は何も保証できない、と説明もし、契約書にもサインしてるうえ、ミニマムも表示してないくせに結果が悪すぎるのでこんなオーダーだとうちの生産上赤字になる、と断る人。しかし、こういう人の会社って、イベント前からも苦労させられたところでそういうところは決まって、結果が悪かったりする 逆に、きっちりやってくれたところは結果もよかったしきっちりやってくれたのにもかかわらず、結果が芳しくなかった所は結果は残念だけど、次回以降のことはしっかり分析して一緒に頑張りましょう!と励ましてくれたり ・・・こういうところには、イベント後もプロモーションをかけたり情報共有したり、協力体制。ああ、やっぱり 最後は何事も人 やなぁ・・・いろんな気持ちが交錯する8日間やったけど、怒り も憤り も悔しさ も皆ひっくるめてこれも縁 と思って、いい縁のあるところとはこれからもいい関係を続け、いい縁ではなかったところは割り切って忘れよう、と自分にいいきかせています。次回出張は11月末・・・晴れやかな気持ちでここに帰ってきたい。もう8年くらい前 ブログが“縁”で知り合った友人と有名な LUINIのパンツェロッティ も食べたよ~ ・・・しかし帰ってきたら学校の給食が始まっていて9時すぎから16時前まで1人なのに荷物解体、洗濯、シーツ総交換、プチ衣替え、そしてこのイベント以外にもなぜか固まる時には他の仕事も固まり、ぜ~んぜん時間が足りないっ来週からは少しは落ち着いて、自分の好きなことができる時間ができるかなぁ~ ↑ 近い将来イベントが成功した暁には・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.09.27
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今日、今年頭からイタリア側の担当としてやってきたイベントが日本で 初日 を迎えます・・・!!思い起こせば、何回か商談通訳をさせて頂いていた今の社長から、この新規事業に力を貸してくれと言われたのが昨年末。年明けから 、電話やメールでの初回アプローチは100社以上、2月末から6月頭まで、展示会や会社訪問で50社くらいと商談をもち、結局、契約書にサインし、参加にいたったのは23社。しょっぱなから超上から目線だったり、実際に契約の段階になって急にゴネ始めたり、勝手にこっちがオーダーした内容を変えられたり、5月~7月末までは、もう ストレス最高潮の日々 8月に入ってからはイタリアから輸送した物資が日本の税関を通らなかったり、不備があったり、輸送会社がアホやったり、ま~いろいろありましたけど、やっとおとといに全て が出た(苦笑)。超ギリギリやないかい!!イベント後の結果報告やオーダーなどの仕事はあるにせよ、私の方は半年後の第2回目に向けての新規リサーチや9月半ばからの出張の段取りに動いています でもこの出張も新規メーカー訪問も一番のカギは、1回目の結果!!結果次第では先方の担当者に会うのも恥ずかしいかもしれないし、逆に大きな顔して猛烈にアピールできるかもしれないし、特に私をモーレツに怒らせた 会社にゃ、も~デカイ顔させてもらいますよ!!そしてそれ以上に、最初からイベントの意義やコラボについて理解があり一緒に頑張ってきたメーカーと喜びを分かち合いたい 日本のスタッフのみなさんの健闘を祈ります!! 何だか気になって気になって、かなり私もそわそわ~ ↑ イベント開始日を覚えていないイタリア側から、“で、どう?”と連日電話(汗) ・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.08.23
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1カ月近くのご無沙汰です・・・出張からは10日前に帰ってきてましたがも~バッタバタで なかなかブログのほうまで手が回りませんでした。今回の仕事は予想以上に新しい体験も多く、そして 2週間出ずっぱり という日本のOL時代以来の忙しさ で身体的にも頭脳的にも最後はへっとへと になりました 年のせいか・・・爆約2年ぶり、のミラノ中央駅。Alta Velocita でミラノも1時間40分、初めて1等席 に乗せてもらってウェルカムドリンクは来るわ、車内ネットフリー だわ、快適、快適♪初日、社長が日本から到着するまで2時間ほど時間があったので、とりあえずドゥオモ詣で・・・2年前は正面が修復中だったけど、できていた♪この後、ZARAでマニーノのスイミング用の水着と幼稚園用のズボン購入・・・どこまでも母な私、自分のものを見たり買ったりする余裕なし(笑)それからは5日間、展示会と企業めぐりで商談、リサーチ、買付、フィレンツェに帰ってからも3日間同じく企業めぐりとリサーチ、買付、さらにまた6日間ミラノで別の展示会と企業めぐり、リサーチ、買付・・・展示会で思ったよりも収穫がなく、早めにホテルに帰ってネットでリサーチしたりして社長と作戦会議、19時ころに夕飯を食べに行き、22時に帰り、23時に就寝の毎日。たくさんの新しい経験と、自分への新たな課題・・・通訳そのものというよりも相手の態度に合わせて柔軟に自分の態度や話方を変えて攻略していくこと、この業界って結構高ビーで冷たい人も多い ので最初はかなり萎縮してしまいました。それでも意外だったのが、アポさえとれないかも と思っていた業界では世界一とも言えるメーカー本社で有名女社長兼デザイナーさん、すんごいオーラが出まくり でしたが、とても気さくでかつ真剣に私たちの話を聞いてくれました。しかも会話がノッてくるとパロラッチャも炸裂でちょっとウケた結局商談成立にはならなかったけど、刺激的でとても勉強になる経験でした。おかげで?社長帰国後に1人で商談に行ったけど、かなり好感触 経験をたくさん積んで、実績をたくさん作りたい です。あと、今回は新規事業でもこの業界で30年バリバリ仕事をしてきた社長、顔なじみの伊メーカーも多く、以前に仕事をしていた人からはとても友好的 に迎えられたり新しい会社でも“直感的にこの方は真摯で良い仕事をすると信じられるから”と商談成立したり、やっぱり 仕事は人柄、誠実で一生懸命やることが成果につながる ものだと再認識しました。一方で別の某日本企業が“もうあそことはしない!”と言われてたり・・・自分も“あなたとなら”と、いつかメーカーの人に言われるようになりたいものです。いろんな所に行って、おしゃれなものをたくさん見て 自分の女度・オシャレ度の低さも再認識・爆美味しいものもたっくさん食べさせて頂いたのに写真を撮る余裕もなし・・・唯一撮った写真というのが滞在ホテルはミラノの再開発地区?でガンガン新しい高層ビルが建築中。ホテルの窓から見たこんなビル・・・東京か、はたまたドバイか?笑こうして2週間仕事してからは、子供孝行も忘れずに・・・しかし今回は今まで以上にダンナとマンマの助けに支えられました。平日は4日マンマは泊まりで来てくれて、完全に私の代行で育児と家事。中盤、自宅から出勤の時も帰ったらご飯が待っていて、“マンマは仕事だから”と子供を寝かせてくれたり。仕事をはじめる前に受けるか相談してOKしてもらったとはいえ、彼らにとっても予想以上に大変だったのでは・・・と思う。ダンナとマンマにもちゃんと孝行しないとね まずは帰りの電車に乗る前、中央駅に入っている Itsimagical でタワーゲームを購入。帰ってくるやいなや、何十ゲームもさせられました(笑)それからもスイミングを家族全員で見学に行ったり、週末は遊ぶ予定もたくさん。そして気づいたら、日本帰省まで2週間!!いつもだったら1カ月くらい前からネットショップで買い物したり遊びに行く場所をリサーチしたりそわそわしてるのに今年はあまりに忙しすぎて全く実感がわいてません。 ↑ 今週も4日間仕事、ラストスパートです!!・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.03.18
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なんだかとてつもなく忙しくてブログを放置していましたが・・・ もともとはミラノ出張への準備と、3年前から3カ月に1回やっている時計雑誌への翻訳だけだったのにこれだけでもまぁそれなりに忙しい新しい翻訳の依頼を頂いて・・・一瞬無理!と思いつつ、いつもようにやっぱり嬉しくて、これからつなげるためにも、自分の仕事許容量を増やしていくためにも、受けてしまったためにとんでもなく忙しくなってしまったのでした。正直な話、 “・・・ヤ、ヤバい、やっぱり受けなかったらよかったかも” と思いましたが、そんなこと思ってても始まらん!!と黙々と作業・・・連日1時とか2時とか就寝なんて、日本の社会人時代以来かも(笑)幸い 時計関係の原稿が遅れたり雪 で外出の予定がなくなったりがスケジュール的にやや余裕を与えてくれ、なんとか 昨日納品できました! まずは終わった~という充実感 でいっぱいですが、翻訳における自分の弱点を改めて再確認して、力のなさにやや凹んだり もしつつでもこれも凹んでも仕方ないので、ヤルのみ!だったんですけど それを再確認できたのは自分の収穫でもあるし、次へのステップ になるはず!・・・って無事納品できたから思えるんだろうけどそんなこんなの2週間、家事はいつも必要最低限なのに、この2週間は“超”必要最低限(爆)、子供たちに“一緒にあそぼー”と言われても“おかーさん仕事やから、ちょっと2人で遊んでて”って本当はあまり言いたくない、けど言っちゃってた(反省 )し、TV・DVD のお世話にもかな~りなってたし、それをフォローしてくれたダンナと、時に私抜きで2人を遊びに行かせてくれた隣人に感謝 ってことで、少なくとも今日・明日は 家族孝行 します!!この2週間の間・・・2月前半の 大寒波 &雪 のあと・・・っても、わが町でもこの程度(2月11日)ですが、家の前の歩道を雪かき。その翌週から解け始め、最近雨 も降ったので、もうどこにも残ってないです。唯一のお出かけ(徒歩圏内)は、マニーノのクラスメイト、いや、フィアンセであるヴィオラちゃんの6才の誕生日パーティ いや~隣に行こうとして必死だったのがかなり笑えました ちなみに、今月はカーニバルなので仮装 だったのですが、マニーノは全く興味ないので仮装はなし 私にとっては好都合・笑それから3日後の バレンタインデー ・・・イタリアでは女→男でなく恋する人みんなの日って感じなのですがそのヴィオラちゃんからハートいっぱい のカードをもらって帰ってきました!! ・・とはいえ、ヴィオラ母のイラーリアからは“マニーノ向けにカード作ったら?ハートいっぱい書いてさ、 って仕向けたら、今、本当に描いてるよっ!!!!”と逐一チャットで報告をもらい、当日も“今、幼稚園送ってきた時にカード渡したよ!”“何で動画 撮れへんかったん!”と母同士が本人たち以上に熱い チャット(笑)シチュエーション的には、バス通園で先に教室に入っていたマニーノを車通園で着いたヴィオラが先生にお願いしてマニーノをホールまで呼び出して渡したそう。すぐにリュックにしまってそそくさと教室へ戻ったなんて、恥ずかしがり120% のマニーノらしくて、めーーーーーーーーっちゃ想像できる!でも柱の陰に隠れてそのシーンを見たかった!!!!帰ってきても何も言わないので、お手紙などの有無を見るためにリュックを開け、“あれ、これ何 ”と猿芝居をする母 ← 私。ヴィオラからもらった、とちょっとほほ笑んだマニーノに、ワイドショー記者張りに“で、もらった時なんて言うたん チューとかしたん ” と聞くと“それはおっきいのんだけや(大人だけや)” と冷静に答えられてしまいました(爆)そんなこんなですが、もうあさってからは ミラノ出張 、まずは前半6日間。アポも数件の返事待ちを除いて無事にすべて埋まり、打ち合わせ時の書類の翻訳も終わり、ぼちぼちと荷造りも開始 。これもまた新しい経験なのでドキドキ していますが、頑張ってきま~す。しかし、運悪くマンマも足を負傷してしまい、わが家に来てのヘルプに来れないかも・・・ってことで、 ダンナにとってもこれだけ長丁場な“主夫”初体験 、頑張れ~!ま、 この時 から比べると格段に慣れているので、大丈夫でしょう・・・ ↑ 次回の更新は・・・未定です(苦笑)・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.02.21
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一発目のアポ取り から2週間・・・社長から アポ取りリスト第一弾、第二段、第3弾 ・・・と送られてきて、合計25社ほど。かつての取引先のリストが主で、社名・住所・電話番号だけでメルアドはなく、まずはネット検索でサイトがあればサイトからメルアドをサイトがなくても、電話番号帳のネット版などでメルアドがある場合もあったけど半数以上がリストと同じ住所と電話番号のみ。調べ終わった段階でグーグルマップで位置や移動時間を調べ、日程表にパズルのようにはめ込んでいき、メルアドがあるものにはメール を、そしてないものは電話 を入れてアポを入れていく・・・はずだったのだけど、電話をかけてつながったのはたったの1社。その他は“現在使われておりません”アナや個人宅にかかったり・・・・・・つまり、会社がもうない 、っていうこと。リーマンショック、そしてこのイタリアの経済危機、この数年で閉めた会社もあるだろう、と思ってたけど、ここまでひどいとは 私以上に、かつて一緒に仕事をしてた社長は相当ショック を受け、そしてこの新事業が果たしてうまくいくのかどうか・・・不安になったりもする。それでも数社は喜んでお会いしたいというメールがあったり、社長さん自ら“まずはお知り合いになるために”と電話を頂いたりもして日程表もちょっとだけど埋まってきた。社長が来伊し、動き出すまであと3週間・・・この穴が全部まず埋まるように、そして話し合いがうまくいきますように しかし・・・2週間もぶっ続けで仕事なんて機会は今までなかったので恥ずかしい話やけど、 仕事服が、本当に、ないっ!!もう10年近く着てない日本OL時代の服を引っ張リ出して着てみたけどモデルが古い&私の体型も変わってて・・・ 1回目のセール は全く買えなかったので、マニーノ日本語幼稚園の待ち時間をフル活用 1度セールだけのためにチェントロにも出て、なんとか・・・着まわしがきくように、今回は黒と茶中心さらにもう1回の日本語幼稚園の待ち時間にも、最後の2着を買い、本当に足りるか組み合わせを考えて・・・ま、何とかいけるかな 今回は。しかし、今回は 10点お買い上げで合計150ユーロほど=1点あたり平均15ユーロってある意味スゴイ・・・OL時代は余裕で1~2点でこれくらいの値段を使ってたけど今は当然無理なので、事業を軌道にのせて、毎月安定した収入が入ってくるようになれば仕事服にも投資できるかな あと、一昨年あたりから購入を考えていた、コレ イタリア語電子辞書 XD-SP7400 カシオ価格:27,090円(税込、送料込)ネット購入して、社長さん宛てに送付して持っていただくつもりが結局、社長さんがプレゼント してくださることになってしまいました・・・もう社長さんのほう足向けて寝れませ ん(ってどっちが東京だか全く分からんけど)そして、仕事で恩返しできるように頑張るのみです そして・・・初日、社長がミラノ着が夜遅い ので、それまでの間、今まで行ってない ブレア美術館かアンブロジーナ美術館 に行こうか とかフィレンツェにない GAPで最後のセール でも見ようか とか、夜ご飯は ミラノ在住友人おススメの和食屋!・・・とこういうとこもし~っかりチェックしております ↑ ホテルとハイヤーはOK、あとは電車のチケットか・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.02.01
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昨年12月に決まった新しい仕事。以前から通訳と翻訳でお世話になっていた輸入関係の会社の社長さんから新会社を設立するにあたり、 現地担当として通訳翻訳以上の役割をして欲しいという話を頂きました。正直、自分にその器があるかどうか、その期待にこたえられるかどうか不安はありつつも社長さんの誠実でかつ情熱的な人柄や誰に対してもリスペクトを持つ姿勢も尊敬していたし、今までの仕事はそのまま続けるのも問題なし、そして私の家庭環境や日本の長期帰省などにも支障ないように気を使ってくださるしこれ以上の方と、これ以上の待遇と、そしてこれ以上やりがいのある仕事はないと考えてお受けすることにしました。ちょうど今年からJOも幼稚園に行くので全体の仕事量を増やしたいと思っていた矢先、タイミングもすごくよかったと思います しかし・・・通訳をしていたと言っても、その業界の基本的知識は全くと言い程なく 今まで日本の今のマーケット事情や新事業の説明などをして頂いてもいかんせん基礎知識はないので、ネットで調べたり、率直に質問をさせて頂いたりしながら2月下旬から3月上旬に2週間ほど展示会と企業巡りに同行する準備をしていました。そして具体的に、ミラノ出張の際にどうしても会社訪問をしたい企業にアポをとることに。この企業、この業界では世界的に有名な会社で、日本のある会社との独占契約がなくなったことで、今、取引をしようと多くの日本企業が殺到している、という事が発覚したばかり。今回は社長さんに文章を書いてもらいイタリア語に訳したのですが新しい専門用語があったり、この文章で始めてほほぅ、こういうことか、と今さら理解できたところもあったり、最後はダンナにもチェックを入れてもらい昨晩メールを送信 ・・・すると、今日の午後、ぜひお会いしたいです、という返事が メールのやり取りで毎度、素人で知識がなくて申し訳ありません など甘い言い訳をして社長にいろいろ教えてもらっていたのですが“素人なんて全く関係ありません。 この業界の多くの人はいかにも知っている顔ばかりして屁理屈ばかり並べるんです。 しかしそういう人は今は皆、消えていなくなっています。 僕は何の仕事でも基本は情熱と誠意と誠実さと思っています。 相手が心を動かしてくれば、それ以上にその答えに一生懸命貢献する。 ・・・ その努力の心が本当のプロではないかと思います。 頑張りましょう!!”と社長さんから熱い励ましの言葉 を頂きました。これは頑張らないと、女がすたる これから何件ものアポ取りが始まるけれど、一社目のアポ取り、しかも大型のアポが早速取れて滑り出し上々♪不安やプレッシャーもあるけれど、テンションが上がってきました ↑ しかし、まだ最初の1歩、ヤマはこれから!!・・・ぽちっと応援よろしく★
2012.01.18
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なんかあっという間にクリスマスまでカウントダウン。メールではあるにせよ、外出しての仕事では 今日が2011年の仕事納め ウェディングフォトというハッピー な仕事で締めくくりました。夜は行かない(行けない)ので光ってるのは見たことないですが今年のフィレンツェのイルミネーションはかなりいい感じ~ 仕事のあと、今日は贅沢に(?)aちゃん と グッチカッフェ にランチに 昼間っからプロセッコ飲んじゃいました ま、私は仕事後やったけど、aちゃん、これから仕事やったんじゃ!?(笑)一連の病気で買い物できなかった ものも、ダンナの仕事帰りと今日私が仕事後になんとか最後の1つを仕込み、準備は完了 皆さんも良いクリスマスを~ ↑ 我が家は恒例でノンナ宅で家族集合のクリスマスです・・・ぽちっと応援よろしく★
2011.12.22
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イタリアには個性豊かな人がいっぱいいる ・・・いい意味でも悪い意味でも(爆)プライベートでも、仕事の上でも、新しい人と知り合うのはわくわくします その中でも、会えば会うほど魅かれる人、初めてあったのに強烈なオーラをもつ人、そんなおじいちゃん2人を紹介します。1人目はこの方、 キアンティのカンティーナ・Montefioralle のおじいちゃん、フェルナンド 。ワインのカンティーナ見学&テイスティング は、たいていどこでも受け付けてくれますが、その対応は千差万別で・・・ある程度の人数・グループでしかダメとか、テイスティング後のワイン購入をあからさまではないにしろかなり期待しているところとか、スタッフが足りないからできない、あるいは裂く時間とコストが値段と見合わないとか、結構どこのカンティーナを選ぶかが難しかったりします。ジョヴァンニから推薦されて初めてコンタクト を取った時、“1人でも何人でも、うちのカンティーナまで来てくれる方なら大歓迎 ”と返事をくれたフェルナンド。人気のあるカンティーナ見学&テイスティングですが、やはりお客さんも楽しく気持ちよくできるカンティーナしか私自身もお連れしたくないし、私自身が気持ちよく仕事できるところしかしたくない、と思ってるのですがここは本当に、早く行きたいな、会いたいな、と依頼を心待ちにしてしまいます。代理店 からのお客さん用に、この日の予約を入れたのは、7月後半。バス時刻が変更になった連絡をフェルナンドにメールしても返ってこない・・・いつもならすぐに確認の返事があるのにおかしいな と携帯に電話をすると、いつものハツラツとした声からは想像もできない、か細い声のフェルナンド。なんと、血尿が出て検査入院中だとか・・・ 予約に関しては、娘のアレッシアがきっちり受け継ぐから、ということで問題はなかったのですが父からバトンタッチした、現在の経営者のアレッシアのおかげでお客さんからも大満足 と何回も言って頂けました。お客さんがここのワインを買って帰りたいとおっしゃるので、ショップへ行こうとすると、“父がショップで待ってるから!って”とアレッシア。まだ本調子ではないにせよ、フェルナンドの顔を見て安心しました しかし、このフェルナンド、こんなにおじいちゃんなのにPCの達人(言い過ぎか)でFACEBOOKにも登録してるし、今までカンティーナを訪問してくれたお客さんともFBで交流、そして毎年クリスマスカード を送っているそうです。生産本数1万本 ととても小さいワイン農家ですが、この1万本ほとんど全てがカンティーナ見学&テイスティングの時に販売したものと、もはや固定客になっている世界中のここのワインファンからオンライン販売だとか。ある意味、すんごいマーケティング と思ってしまうのですが・・・“こないだね、ノルウェーのお客さんからね、暖炉の前で飲む君たちのワインは最高だ!って雪いっぱいの中でうちのワインを飲んでる写真がメールで送られてきたんだよ~”と本当に嬉しそう に言うフェルナンド。きっとこれは計算したマーケティングではなく、たくさんの人がここのワインに、そしてフェルナンドに魅せられた結果なんやろうな。秋頃には手術を控えているというフェルナンド、また元気な顔を見に行きたい。そして、フェルナンドとはまた違うタイプのおじいちゃんが・・・サントスピリト地区の 靴屋、いや靴工房 のおじいちゃん、フランチェスコ 。昔はいっぱいいた靴職人も、今は本当に数えるほど・・・そんな数少ない靴職人の1人。油と革の匂いでむんむんの中で、聞いてもいない事まで独特の口調でおしゃべりを続けます。“6才だったか7才だったかな。親父を見ながら自然に靴作りを覚えたよ。 親父と一緒に仕事 いやいや、親父だったら金くれないから他でやったよ。 初めての仕事は、ここ縫うと1足5リラやるよって言われてさ、喜んでやったよ”“俺の年?いーーーっぱい、いーーーーーっぱいだよ、ガハハハハ ”ナポリ訛りのしゃべくりを必死に聞いていたけど、肝心の仕事の話は息子のヴァレリオとなのでいったんヴァレリオの元へ行き、お客さんも来たので店の外に空気を吸いに出たらフランチェスコが私についてきて(笑)、タバコを吸いながらまたしゃべり始めた。ちょっとそこにいてね、とカメラ を向けると・・・しっかりカメラ目線でポーズを決める74歳 ← あとでヴァレリオから年聞いたった・笑職人さんと言うと、堅物でとっつきにくそうなイメージもあるけど、このフランチェスコじいさん&息子のヴァレリオもとっても気さく。これなら初めての人も、経験者も楽しく靴作り講習が受けられそうです。最近はちょっと仕事が忙しくなって、あっちこっち行ってますが、やっぱり良い人に会うと楽しいし、仕事にも俄然気合が入ります 来週も新しい人に出会いにいってきま~す★ ↑ そしてやっぱり、私は人と合う仕事、しゃべる仕事が好きなんやな、と改めて実感(笑) ・・・ぽちっと応援よろしく★
2011.08.17
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何だかさっぶ~い今日この頃、・・・マニーノは先週後半にウィルス性の腹痛&下痢、それが治りかけたと思ったら今度はJOが鼻水だらだら・・・そして私もちょっと鼻タレ子になってます やーめーてー とはいえ、この秋は大忙しなので、本格的な風邪になる前に治さなくては 今日は仕事の打ち合わせで キアンティ へ。電車 ・バス を乗り継いで、ちょっと遠足気分。残念ながらわが町は雨 、でも予報ではキアンティは晴れだったのに、バスの中からの景色はどんより。 せっかくのキアンティなのにテンション下がるやないか~ それでも ジュリエッタのところ は、いつ来ても癒されます わが町近辺・キアンティルフィナ地区は先週から ヴェンデミア(ワイン 用の葡萄の収穫)が始まってるのに、キアンティクラッシコのこの地区はまだでした。ジュリエッタのこの小さな葡萄畑もこの通り大きな葡萄が収穫を待っています。この雨がやめば、おそらく一斉にヴェンデミアが始まるだろうとのこと。来週も来るので、その頃はヴェンデミア真っ最中のはず 打ち合わせの合間に、ぱっぱっとパスタでいい とジュリエッタ。手打ちのタリオリーニ に、ツナ・トマト・ケッパーのパスタにサラダ・モッツァレッラチーズ。その後カフェとおやつ付:こんな美味しい打ち合わせは嬉しい 今晩は総勢6名の 料理教室 +2名夕食で大忙しのジュリエッタ、忙しい中バス停までの送迎、ランチをありがとう&また来週~♪ ↑ もう9月も終わり?早すぎる毎日・・・ぽちっと応援よろしく★
2010.09.28
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今日は午前中仕事 内容は ウェディングフォトの通訳とアシスト だから個人的にもヴェッキオ宮殿の挙式をコーディネイト・通訳してるので経験はあるけど(過去のヴェッキオ宮殿挙式は → 1 、 2、 3、 4)新しくコラボを始める代理店との初めての仕事!ということで更に気合 を入れて朝早くにフィレンツェへ。工事が終わったサンタマリアノヴェッラ広場、美しく 変身しています更に歩いて 歩いて ・・・いつもお世話になっているマウリッツィアの花屋さん へ。約束より早く着いたけど、ブーケはもう出来上がっていてブートニアのピンをつけていました。穏やか~だけど、仕事へのプライドが高く、きびきびと正確なマウリッツィア。この日のブーケも新婦さんから感嘆の声が上がるほど完璧なブーケをありがとう 晴天ながらも少し雲 も出ていて・・・でもカメラマンによると、スカッ晴れより曇り、また雨のほうが美しい写真が撮れる のだとか。いつもながら、カメラマンも新郎新婦さんも最初は緊張しつつ、イタリアンカメラマンがノリノリになってくると、合わせて新郎新婦さんのテンションも上がり 自然に笑顔が出てくるから、とってもいい写真が撮れます。ミケランジェロ広場バール前にある花壇は色とりどり♪今回は私直接のお客様ではないので、残念ながら新郎新婦の写真はなしです・・・そして周りの人からも世界各国の言葉でおめでとう!の言葉とフラッシュを浴びまくり本当にお幸せそう・・・私も顔がほころびます だからウェディング絡みの仕事は大役で責任重大、だけど大好き♪な仕事です。ダンナの仕事が終わるのを待って、子供たちを迎えに・・・昨日はマンマと義妹が残るので息子たちも一緒にオルチャのノンナの家に置いてきて私たちだけ帰ってきていたのです= 初の親なし外泊 両方が昼寝中に出て行ったのだけど、それまで納得していたマニーノも起きたらやっぱりごねたらしい・・・しかし、彼女らが仕込んでおいた、GORMITIのフィギュアであっさり(爆)機嫌が戻り、あとは問題なし!・・・とうとうGORMITIフィギュアデビューしてしまった!!!だったそうで、秋に予定している第2回親なし外泊も大丈夫そう、で安心しました~。しかし、ダンナと 外食 して家に帰ってもシ~ンとしていて変な感じやったー!周りの友人たちは親なし外泊どころか、親なしノンニと1ヶ月海、とか普通だから私たちの1泊なんて何でもないんだろうけど、嬉しそうにしながらも実は寂しかった私たち2人。子供が親離れしても、私たちが子離れできなかったりして(苦笑)ま、こういう経験はこれから必要になってくれるので、今回は第一歩が成功してよかったです! ↑ ・・・ とか言いつつ、帰ってきたその晩も怒鳴る母(苦笑)・・・ぽちっと応援よろしく★
2010.08.16
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あっという間に7月も終わり・・・先月・今月はほんまに更新ペースがガタ落ちです うれしい悲鳴ですが、ここのところ仕事で忙しく、6月は1週目末に キアンティ 連チャン 。ジュリエッタのB&Bはいつ行っても、和みます・・・ジュリエッタのB&B に来られていたお客さんの料理レッスン があったので、見学してきました。仕事と言いつつ、午後からはダンナとキアンティデート ランチは一度行きたかった MAC DARIO へ、その後、久々に グレーヴェ にも寄りました。グレーヴェのこの広場はいつ来ても美しい~ その前後に、いつも通訳をさせて頂いている社長さんのお知り合いの方の付き添いでまずは金曜の晩、フィレンツェの有名老舗である CAMMILLO へ。日曜のランチも、ミシュラン掲載店である OMELLO へご案内しました。日曜の午前中は Montefioralle のカンティーナ へ。イタリアで最も美しいボルゴ(小さな集落) にも選ばれている Montefioralle をバックにワインのティスティング 、カンティーナを見学 しました。元々はフィレンツェだけの予定を組まれていたのですが、社長さんのたっての希望で“絶対トスカーナの田舎風景を見せてあげたいんですが、どこかご案内できませんか?”と言われて、キアンティ ドライブ&カンティーナでのテイスティングでした。6月半ばには5月から通訳とメールなどの翻訳をさせて頂いている会社の方がクライアントさんを連れて来伊。これまた、たった2日でフィレンツェ・ローマ・ミラノの工房を周るハードスケジュール だったのですがローマで少し時間が余ったので、ハイヤーさんにお願いして古代ローマ遺跡地区へ。久々に見たコロッセオ、中に入ったのはもう8年くらい前!懐かしいなぁ・・・・・・てな感じで、ここ数ヶ月はなかなか頑張ったので(と言い訳 )この日は ダンナと2人でバーゲン へ繰り出しました♪息子ら病気とかなるなよーーっとよくありがちなドタキャンにならないか心配しつつ当日は私たちの気合が通じたのがマニーノもJOも2人とも7時起床 で8時半には家を出てマンマ宅に2人を預け、 Gigli(フィレンツェ近郊の大型ショッピングセンター) に10時半前には到着 JOも卒乳したので、なんと19時半までがっちりと楽しみました。私は欲しいと思っていたタイプの服・靴を5つも購入・・・5つも!って思われそうだけど合計たったの50ユーロ、でもちょっと買いすぎた!?と罪悪感がちょっと出た貧乏性の私(爆)きっと子供できてから初めて子供のものより自分のものを多く買った気がするーーー!!そして、今回の大型アイテムは・・・ 携帯電話 こちらも7年使用、ヘビーに使用してるわけでもないけど最近のJOの手洗い洗礼により、0のボタンが押しにくかったり、声が聞こえにくかったりガタがきておりました・・・よく壊れずに頑張った!左が旧携帯、右がイタリアで3代目の新携帯・折りたたみ式♪ま、携帯電話はほとんど使わない(ないと困るけど外出先での通話とSMSくらい)からいいのが=安いのがなければ別に待ってもええわ、と思ってたんですがこの子を見た時に、この丸めのフォルムとあまりないさわやかな水色に人目惚れ 値段もはっきり言って店で一番安い部類だし、カメラもあるし(使わないけど)ラジオもあるし。今はまだ使い慣れていなくて、SMSなんて旧携帯のボタンの感覚で勝手に指が動くもんやからこないだ文中で何回も送信しちゃって、最後はかけた方が早いわ!と電話しちゃったり(爆)それでもPCと同じく、満足&愛着が沸きつつあります。これは何年もつかな~・・・JO次第かしら(お手柔らかにお願いします) ↑ 言うてる間に、もう8月~!? ・・・ぽちっと応援よろしく★
2010.07.28
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春に相談があった仕事 、実は翻訳なんかはほとんどなかった んですが、来伊されるという事で6、7日の2日間は 通訳 をしてきました。1日目はフィレンツェで8時~20時、2日目はローマで最終的には6時~18時とハードな日程 でかつ通訳をしたことがない分野だったので心身ともに疲れました。想定した単語などは調べていったけど、商品説明などで出てくる出てくる知らない単語 技術的説明では先方に簡単な言い回しで説明し直してもらったり、素材などで単語が分からない部分はお断りして素直に辞書をひいたりも。(でも日本語で訳してもぜんぜん知られていない素材だった)でも今回の業界は広くとれば 日本で私が仕事をしていた業界+個人的にも興味のある分野 。来られていた1人の方が私の日本の1社目と全く同じ業界 (ライバル企業) でカタログ制作という同じ内容の仕事をしていたり (制作ハプニングネタで大盛り上がり)更に2社目とは取引があったというから奇遇も奇遇、 世界は狭い!そんなこんなで何かとご縁 を感じた今回の仕事、大変ながらも楽しく、これ以後も通訳をメインに幅を広げた形で継続してお仕事を頂けそうな結果となりました こんなスケジュールだったので、当然 マンマにヘルプ要請 。いつもなら我が家族がフィレンツェ移住ですが、幼稚園もあるのでマンマが泊まり。先方からどこまで私が仕事を受け付けられるか、育児との両立を心配された、という話をダンナに相談してたら、思いっきり耳がダンボ だったマンマ、胸をどんどん叩く &手を挙げて 、 “おぅっ!私がいるから大丈夫よ!”と、すんごい主張(苦笑)ってことで、安心して新しい仕事も取り組めそうです(苦笑)。さて7日の夜、疲れて帰ってきたら、マニーノが “おかーさん、はい ”そっかー、9日は 母の日!なので 父の日 と同じく幼稚園でカードを作ってくれたのか!父の日と同じく、後ろには詩がありました。Ti voglio tanto bene!お母さんのことが大好きだよ!Ho pregato un poeta di farmi una poesiacon molti molti auguri, per te, mamma mia,ある詩人に、僕のお母さんのために詩を書いてくれないかってお願いしたんだけどma il poeta ha risposto che il verso non gli viene;詩人は何も沸いてこないって答えるんだcosi ti dico solo:Ti voglio tanto bene!だから僕がこれだけを言うね、お母さんの事が大好きだよ!この2日、帰ってきたら “さみしかった・・・” と抱きついてきたマニーノ。お留守番ももう慣れたものだけど、そうされると愛おしさが1000倍 で疲れてたけど、リクエストにお答えして日本の本をたくさん一緒に読みました。しっかし、母の日なのに、マンマには何も用意してないではないかっ!!! ・・・でも 孫の面倒をお願いされるのが、マンマには何より嬉しいプレンゼント 、か。冗談やなく、マジでそうやと思います・・・孫命!! ↑ でもたまには、感謝の気持ちを形にしないと・・・と毎年思うだけのダメ嫁です ・・・ぽちっと応援よろしく★
2010.05.07
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ここ数日、 春が近づいてきたな~ と感じる暖かい日が続いています。春といえば、(日本なら)新学期、新年度、新しいことを始めるのに気分もノリノリ ちょうどそんな時に、いろいろと新しい仕事の可能性がたくさん舞い込んできました。日本に行く前、いつものようにJOと散歩&買い物へ出かけたら、知らん女性から“私、ナディアの義娘なんだけど、隣町の知り合いが日本人通訳探してるの”ナディアは2年前まで町のピアッツェッタでマニーノと遊んでたマティアのノンナ。けったくそ悪い あまり好きではない人 だけど、エエ話をもってきてくれるやないか~!彼らの元に日本人ご一行さまが来るのは私が日本帰省中だったので友人に代役をお願いしたけど、帰ってきてからこれから先の話をしに一度来てくれと言われ、これから日本にいる担当者と、いろんなプロジェクトのやりとりメールの翻訳をする事に。このプロジェクトが結構いろいろあって、やりとりも頻繁になりそうだけど翻訳は家でもできるし、通訳で呼ばれたとしても近所(で、迎えに来てもらえる)なのでなかなか美味しい仕事になりそうです そしてもう1つ、日本帰省中にメールチェックをしていると・・・待望のあの人からのメール! 確か4年位前まで、現地スタッフとして一緒に仕事をさせてもらった、イタリア旅行専門の代理店の社長さん。ある理由で代理店を閉めざるを得ない状況に追い込まれ、いつか復活しますから!の言葉を残したまま音信不通が続いていた。(彼が私を紹介してくれた仕事の方から元気だという話を聞いただけ)その方から、 “一緒にまたやりましょう!” のお誘いのメールだったのだ!!この方とはフィーリングもあった:おいおい!と突っ込みたくなる時もあったけど憎めない、そして私もどんどん意見を言っても受け入れてくれる環境で、とてもやりやすかったのでこのメールはまさに待望のメールだったのだ そして帰省中もわざわざ関東から私の実家のある最寄り駅まで来てくださった。以前に仕事を始める前に、私が帰省中東京で仕事もあったので、その時お会いして以来だけど、70歳には思えぬ若々しい、いやエネルギーに満ち溢れている 姿は前と変わらず。私がイタリアに帰ってきてからも毎日のようにメールのやりとりをし、今もう一度、前と同じように イタリア長期滞在を提案 する、いや今回は トスカーナに絞ったサイト をつくっている最中です。それでこのブログの更新もかなり亀になってます・・・ それに照準を合わせたのかのように 留学時代の友人Jから、彼女のママ友が経営するB&Bを私のブログで紹介して欲しい とお願いされていたので、ブログはもちろん、このサイトにも掲載するべく、行ってきました まずはJの家でランチ 久々の友人宅での食事、久しぶりに Yukakoさん の レモンのクロスタータ を作りましたよ~!ついでに、これもYukakoさんの ヨーグルトクッキー も♪マニーノとJの長男は1歳3ヶ月違いだけど、性格がよく似ていて、一緒に遊ぶ、遊ぶ JOも隣に住む彼女のダンナ家族に抱っこされてご機嫌♪ランチ後、ダンナ×2、男児×3を置いて JとB&BへGO 静かな住宅街の3階建ての建物はJの友人エレナ家族の所有で、1階はエレナのご両親、2階がB&B、3階にエレナが住んでいます。話に聞いていたとおり、おっしゃれ~なミラネーゼのエレナ。(私と同じ2男児の母とは思えん)彼女がこだわった3部屋を見せてもらったけど、どれも素敵 どの部屋にもクローゼットとソファーがあり、ゆったり広々快適な印象。そして、素人が見ても、質のいい 家具やリネンを使っているのが分かります。それから外へ。中庭、庭とも、もちろん宿泊者は自由に使えます。それから中へ戻ってダイニングでお茶 を飲みながらおしゃべり。このDKは朝食スペースだけど、キッチンはお茶を飲んだりテイクアウトしたものを暖めたり、であれば宿泊者はいつでも利用 だし、ダイニングもいつでも使用可能。嬉しいのは宿泊者専用のPC があり、WiHiでいつでもネット接続 、しかも無料!実際にここへ来て、そして話してみて、Jが言っていたようにお客さんの要望にはできるだけ応えたい! というエレナの姿勢がよく分かりました。本当にオススメです★ → 詳細は こちら JOも昼間はおっぱいがなくても大丈夫 になってきたし、私も子供から離れる時間もやっぱりちょっと欲しくなってきたし・・・いろいろあるけど、動きの多い春になりそう! ↑ たくさんお客さんが来るといいな ・・・ぽちっと応援よろしく★
2010.02.28
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この月曜、そして火曜も月曜に直接依頼されて仕事に行ってました。通訳の仕事は 3月 以来、今回の企業間は5月にも依頼を頂いたけど臨月でお断りしたので昨年の12月 以来で3回目。毎度ヘビー な内容の通訳で、過去2回も落ち込んでリベンジを誓ったので今回はあわててながらも数字のアンチョコを作ったり、曖昧にしか知らない経済用語をいくつか調べていったけど ・・・やはり同じく反省(爆)予想通り大きな数字が出てきて、よしきた と滑り出しはよかったものの、お互いに言いまくるし、,000を省略したりもして余計に私は混乱だし、幸い、表を出して数字をさしながらの会話になったけど、コレに○○の何%で、コレの分ひいて、だからコレで・・・とか暗算されるし、必死で通訳するけれど、イタリア側からショックな一言 “君がちゃんと通訳できてないのか、彼らが理解できないのか分からんけども”・・・って私の通訳も褒めたもんやないけど、アンタのイタリア流主張は日本人には理解できんよ!!更にこんなご時世なので経営状態も宜しくなく、払う払えない、銀行のチェックだ、guardia di finanzia(財務警備)だ、裁判だ・・・とお堅い言葉の応酬。後で考えると、間違いではないけど適切でない単語を使ってたし。例えば株:borsaを使ったけど、話の内容からしてazioneが適切debito:借金と言っちゃったけど、内容と額からして負債が適切他にもcapitale(資本)、fondo(資金)とか微妙なものがちゃんと訳せてたかあと他にもいっぱいあるけど、もう思い出せない ・・・やっぱりアカンがな~しかし、今回何よりひどかった(反省)のは、 私の日本語 。日本人なのに と思われそうだけど、日→伊は日本語で分からない言葉は基本的にないのでどんぴしゃの単語が分からなくてもなんとかイタリア語に訳せる。逆の場合、まずイタリア語で分からない単語があった場合、前後関係で推測する場合もあり、相手に聞く場合もあるけど、それに適切な日本語が咄嗟には出てこない。更に普段話しなれていないキチンとした 日本語を話さなくてはいけない。なのに出てくる日本語は何かむちゃくちゃで・・・日本人だけにそれが余計に恥ずかしい その後と2日目は、大半がOEM供給してくれる会社(工場)見学やミーティングだったのでイタリア側の私の苦手な豪腕 (強引とも言う) 社長はいなかったからよかったけどこの見学先でもしゃべりまくるおっさんに翻弄されるしそれを助けれくれようとした付き添いの女性も最初は助かったけどチャチャ入れすぎてかぶりまくってくるから余計何言ってるか分からんし、・・・まぁいつものように波乱含みながらも、何とか2日の仕事を終了しました。いつもこうして凹んだ時に思うのが、 私がこんなレベルで通訳やっていいんやろうか ダンナは、それでも私を呼び続けてくれるって事は彼らは私の仕事に満足しているか、替わりを探してもいないんだから、(これは私より上のレベルがっていう意味なら嬉しいけど、ただ単に人がいないだけだと空しい)そんな内容の通訳はかなり高レベルなんだから、と慰めてはくれるのだけど、私自身が自分の仕事に満足できていないのにそれでお給料をもらってるのだから、何だか申し訳なくなるのです 唯一の励みがこの本で【新品】[本] パーネ・アモーレイタリア語通訳奮闘記 / 田丸公美子今やイタリア語通訳トップのこの方が、今の地位につくまでの恥ずかしい失敗談が書かれていて私もこの経験をしないとレベルアップできないんだから・・・と言い聞かせてます。が、実際問題は、育児だなんだと言い訳せずに 日々精進 しなアカンのですが。しかし、今回、私を更に厳しい状況に追い込んだのは ・・・おっぱい!!朝出かける前にちょうど授乳できたとはいえ、1日目、遅いランチの14時ころにはパンパン。そそくさと1つだけパニーノを食べたらトイレへ直行してみると、母乳パッドはひたひた まずはカチカチになったおっぱいから半泣き状態で母乳を搾り出し、母乳パッドの替えを忘れたのでトイレットペーパーを間に挟んでみる。だって、ミーティング中におっぱいが濡れ始めたら、あまりにも恥ずかしい。それでも母乳はまだまだ生産されて、痛くて痛くて通訳に集中できない チャンスがあるごとにトイレに行き搾乳、最後は電車に行く前にもマクドのトイレで搾乳、帰ったら即効JOを抱えて吸ってもらい、まだ痛いので次回仕事のためにまた搾乳×2!幸い2日目は前日の状況を学習したのか 搾り出しは1回でよかったけれど、これも母乳育児中の仕事でクリアせんとアカン試練なんですねぇ・・・。私のいない間はダンナ有休+マンマで万全の体制でしたが、帰るともう8時前、晩御飯もマンマが準備してくれたから助かったけど、片付けにマニーノ寝かしつけ、翌日の準備などでバタバタ、たった2日でもブランクのせいもあり疲れ果てました。でも、ドアを開けた瞬間に “おかーさん!!” と抱きついてきたマニーノ、“おしごと、がんばった?” と聞かれて胸がドキッ!家族がサポートしてくれて、可愛い息子がいて、仕事にも呼んでもらえて、ほんまに頑張らないとバチがあたります・・・。なんか、グチなのか、ぼやきなのか分からん内容ですが(苦笑)久々のお仕事はこんな感じでした。次回のために、ちょっとでもいいから、日々、何かせんとね。 ↑ ウハウハだったのは2日目のランチ:生ポルチーニ、コロンナータのラルド、 ビステッカアッラフィオレンティーナ・・・でもランチも仕事のうち、 2倍しゃべらなアカンから極少量でした(涙)・・・ぽちっと応援よろしく★
2009.10.01
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ご無沙汰してます・・・あ、そうそう僕のこと、 JO(ジョ~) って呼んでください。退院後検診から2週間、体重を家ではかったら ・・・すでに1キロ増えてました。立派な下あごでしょ ・・・なんか、文句ある しばらくご無沙汰してましたが、JOもすくすく成長し、皆元気です!母1人、2才&新生児の男児との生活は思ったよりは何とかなっていますが・・・出産前に7月から仕事復帰できるかなぁなんて書いた のに、嬉しいかなちょっと困ったかな、お仕事の依頼が先週あり、新規でかつ内容も面白そうだったし、これからの事も考えると家でできる仕事はありがたいので受ける事にしました。仕事は、いろんなテーマに対するイタリアでのリサーチ(一般人の声をひろう、WEB調査)し、レポートにまとめるというもの。今回のテーマは食 に関するものだったので、まずはダンナ、早速隣のエレナ、買い物先のおばちゃん、メールにてスローフード協会会員の友人2人、もう片方の隣のグラッツィア宅に日曜親戚が集まっていたので、ピンポ~ン!とお宅にお邪魔して一気に主婦4人+エウロ、そしてマンマ、さらにリグーリアの特産品もあったので、 Yukakoさん にもメールでご協力を頂きました。(Yukakoさん、ご丁寧にお返事ありがとうございました~!!)それまで何とかしていた育児だけど、さすがに仕事は無理なので、この月曜にはマンマ、火曜はダンナに有休をとってもらい、水曜はフィレンツェの聖人の祝日でダンナ休みだったのでなんとか納期ぎりぎりで納品を終えたところです 同じ会社の別の方からもとあるサイト向けの記事投稿の依頼も来週納品で受けているけどこれはエコ&オーガニックな食や生活の話で私の周りの事を1pくらい書くだけだし、田舎生活でネタはそれなりにあるので、何とかなるでしょう~。これも定期的に続いてくれると、嬉しいなぁ 復活といえば、産後、自分でもかなり体の復活が早い!と思ったけど、今や本当に ほぼ完全復活 しかし、今日超久々にマニーノを抱っこして歩いたら、めっちゃ重くてかなりキツかった JOも重くなったなぁと思ったけど、14キロと4キロやもんね。しかし、まだまだ復活できないのが・・・ 妊娠前の服 皆からはお腹もすぐぺちゃんこになって!と言われるけど、やはりまだちょっと出てて部屋着のゴムのズボンか、スカートもゆったりのんしか入らない 入る服の使いまわしが大変な毎日です TOP写真は何だかヤーさんみたいだけど、こんなかわいい顔もするんです 毎日のように、瞬間ごとにくるくる変わる表情、見ていて飽きません☆ ↑ ピエディーノ、ボッキーノ、ナジーノ・・・いろいろ考えたけど、どれも響きが悪かった(爆) ・・・ぽちっと応援よろしく★旅行専門たびすま人気ブログランキング
2009.06.26
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次の更新は 出産報告 の期待を裏切ってスミマセン もうマンマからは毎日 “Allora(どう)?” と電話 がかかってきますがどうと言われても、何も起こらないものは何も起こらない・・・まぁ気長に待ちましょう さて、出産予定日まで 5日 になった訳ですが、ちょっとした翻訳だったのですが、急遽依頼があって今日翻訳を納品しました。今回は珍しく 日本語 イタリア語 の翻訳で、2Pの内容もそんなに難しくなかったのですが通訳でも翻訳でもある意味困る のが、 英語(カタカナ)の表現 。業界的にもそういうのを日常的に使うんでしょうが、何だかなぁ・・・例えばリサーチとかプランとかその程度なら日本語でも分るし、イタリア語でもすぐ出てくるけど、今回困ったのが、 “マッチング” 。日本語でも何となくは意味分るけど、ズバリ一言でっていう単語も だし、日本ではそのまま通じても、イタリアで普通“マッチング”は使わないし、英伊辞典で調べた単語を伊日辞典で調べてみても、この雑誌で言おうとしている意味とは違うんですよねぇ ・・・ダンナにも笑われたし 結局、単語ではなく説明を補うような訳を出しましたが、きっとこの雑誌、インタビュー自体が英語で行われたんやろうなぁという予測できるほどカタカナが多かったイタリアでもPC用語とか英語使ってるし (でも思い切りイタリア語発音だけど) 、ファッション雑誌とか芸能人でもたまに“このウィークエンドは何する?” とか “あら、ルックを変えたのね!?” とかなんかぷっと吹き出してしまう 言い方するのを見たり聞いたりもするけど、日本はもっとすごいですよね~。以前に読んだ日露通訳の米原真理さんだったか、日伊通訳の田丸さんの本だったかで英語通訳はもし分らない単語が出てきても、“これくらいは常識でしょ”と言わんばかりにカタカナでそのまま言って逃げれるからうらやましいという話も読んで、なるほど と思ったし、こちらでNHKのニュースを見ていても、専門家や教授などのお話でカタカナ単語が出てきて字幕にはカタカナに括弧して日本語訳がついてるのもよく見るしなぁ。さすがにもう出産まで数日なので、これが出産前の最後の仕事のはずなんだけど、元々最後と思っていたのは、1年半前からしている季刊誌(3ヶ月に1回)の連載翻訳で今回は4月の末に翻訳時期が重なり、5月末でなくてよかった~と思っていたのだけど通常通訳の仕事も1ヶ月以上前からオファーが来ることがほとんどだし、完全にフリーで不定期なので、1ヶ月に何件も重なる事もあれば、数ヶ月何もない事もあるのに5月に入ってから2件も通訳の仕事のオファーが急遽2件。しかも1つはミラノ出張で通訳ではなく、連載をしているジャーナリストにいつまでたっても提出してもらえない出版社との書類を書いてもらってくる事(!)、もう1つもいつもは問題勃発の時にしか呼んでもらえない(普段は英語でやり取りしてるので)ところから、急遽英語ができる人が来れなくなったからと普通の商談での通訳3日と、何気に オイシイ のばっかり だったのに・・・さすがに臨月なのでどちらもお断りしました フリーで仕事数自体も少ないし、まだまだ経験も積まないといけないし、いつも呼んでくださる所もしかり、新しく呼んでくださる所は継続のチャンスでもあるのでできれば仕事を断りたくないんだけど ・・・今回ばかりは仕方がない・・・ まぁここ数日&出産直後にまたオファーがあるとは思わないけど、幸い、7月以降は何件か確定でないにせよいくつかオファーを頂いている。前回出産後の仕事復帰は マニーノ4ヶ月 の頃。個人でお受けした ヴェッキオ挙式 の仕事で、挙式がらみでの外出は半日×2回だったので友人から譲り受けた 搾乳器 を使って、前日の晩に哺乳瓶1本分 冷凍早朝に1本 冷蔵、したうえで出かける前に授乳し、仕事を終え次第速攻 帰ってセーフ しかし7月だとまだ次男は2ヶ月やから、どうかなぁ・・・ ま、仕事が確定&母乳が前みたいにたくさん出るかもあるけど幸い、連載の仕事が3ヵ月後とで次回は7月末、最近ちょこっとした翻訳の話もあるので育児をしながらの仕事としては家で時間の融通がきく翻訳は助かります。私自身、仕事する(家庭とは違う環境に身をおく)事は好き だし、そして、年末予定の帰省からマニーノも大人料金の25%+次男25%=大人1人分のフライト料金と 、どどん とのしかかってくるので、お母ちゃんも頑張って働くよ~ ↑ 次男が2才超えるとますます辛い・・・ぽちっと応援よろしく★旅行専門たびすま人気ブログランキング
2009.05.25
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日曜晩から2泊3日でフィレンツェでした。火曜が1日仕事だったんだけど、ちょうど留学から帰国するorsettoさんから連絡があり月曜にランチ をする事に。せっかくだから、前から気になっていたお店に!念の為にサイトで休みのを調べて月曜でも開いてる!・・・はずやったのに、待ち合わせ場所に向かう前に通ったら閉まってた おいおいおいおい!!!なので、先日も行った このお店 で、今度はプリモ・セコンド・コントルノのコースでコントルノをドルチェに変えてもらって、お腹いっぱい&閉店までめいっぱい楽しみました。orsettoさん、再来伊したら秋にまたわが田舎町に遊びに来てね~ さて、仕事なのですが・・・2年前から お世話になっている時計ブランドからの依頼が先週ありました。いつものように時計専門雑誌のジャーナリストの方のインタビュー通訳なのですが、今回の主要テーマは時計でなくて、 ガリレオ・ガリレイ時計だけでも翻訳で3ヶ月に1回だけ&通訳はご無沙汰なので単語の見直しが必要なのに何なんですか、このテーマは ・・・あまりのテーマのデカさに、専門用語を覚えるのにもどこまでやればいいのかよく分らず、かと言って何もしないほど私も肝が据わってないのでネットで調べたり頂いた資料を読んだりしながら+脳みその血管が切れそうになりながら(爆)何とか主要な単語を覚えましたよ~ 日々の努力が大事なのに、 昨年仕事納めでの決意 は今だ特に何も実行されてないのでした・・・アカンがなぁ~・・・何でも、今年はガリレオが自作の望遠鏡で木星の衛星を発見して400年。それを記念して、 2009-2010年は国連とユネスコが定めた世界天文年 だそうで、このガリレオの発見が地球の経度の定義につながり、時計の発展に・・・という事からこの時計ブランドが世界のガリレオイベントのスポンサーとなっていたのです。インタビューはフィレンツェ科学博物館の館長さんで、ガリレオ研究でも有名な方・・・てな訳でかなり緊張 してましたが、柔和な雰囲気の落ち着いた語り口に、頭回りそうになりながらも予定時間を越えた1時間半のインタビューを無事に終える事ができました。お話もとても興味深いものだったのですが、雑誌のネタを先どる訳にはいかないので内緒ですこの科学博物館、アルノ川沿いのウフィッツィ美術館の裏側にあるのは知っていたけど訪れたのは実は初めてで何気に見学も楽しみにしていたのに、現在は全面改装閉館中。この天文年でのイベントで世界各国に展示品が貸し出されているのもダンボールに閉じ込めておくよりはたくさんの人に見てもらいたい、と一石二鳥だったとか。再オープンは今年末の予定、名前も新たに “ガリレオ博物館” として世界で唯一のガリレオにまつわるオリジナル品を集めた博物館になるそうです。インタビュー前にはストロッツィ宮殿で開かれているガリレオの展覧会にもアテンドしたのですが天文学って古代からあるんですねぇ!しかもその知識と技術のすごい事!科学には全く疎い私でしたが、人類が空を見上げて謎を探求しようとする歴史に感動 リニューアルオープンするガリレオ博物館にもいつか、少なくとも息子達がこういうロマンに興味を持ち始める頃には一緒に行ってみたいな。 ↑ まだまだ元気な妊婦ですが、さすがに丸1日の仕事は疲れました・・・ぽちっと応援よろしく♪
2009.03.24
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昨年秋くらいから話があり、今年から 新しい仕事 がゆっくりながらも動いています。3年くらい前までイタリア個人旅行専門代理店の現地スタッフをしていたのですがいろんな事情があって会社がなくなり、でもお客さんから好評で私も顔なじみになっている所は私の別ブログ・ InfoItalia に掲載するようにしていました。その以前の代理店の社長の友人とおっしゃる女性からコンタクト があったのが昨秋。彼女はイギリス留学専門の代理店を経営してたのが、今度、某代理店の傘下に入り、そこで留学センター を設立(彼女がセンター長)をするので、イタリア担当をしないかというお話でした。ちょうど友人のご主人が学校を経営していて、彼の人柄も知っているし信頼できるのでそこを訪問し、プログラムなどを話しをして今年から見積の依頼がきだした。・・・と言ってもそれは代理店へ問い合わせがあったものでなく、提携している大手留学総合サイトのプラン作成依頼からひろっているもの。このサイトは毎日10~20件プラン作成依頼が来ていて、新年早々は2日に1回くらいの割合でイタリア留学があったんだけど、1月半ばからは激減・・・やっぱり 9割が英語圏 なんですよね、悲しいかな かつイタリア留学専門の代理店もたくさんあるし、今はこのサイトでプラン作成をしつつ、代理店自身のイタリア留学ページをセンター長とアイディアを出し合って作成しようとしています。実際、お客さんが来るまで私への報酬は発生しないのですが、この不景気で秋から日本からジャーナリストも商談で出張も何もないため、通訳の話がキャンセルや延期が続き ・・・現在も“多分”4月に通訳が1本と、3ヶ月に1回の時計専門誌への翻訳を続けているだけしか予定がなく、そして出産は気づいたら(爆)もう3ヶ月切ってるし、こうしてベースのプログラムをを作ればあとは自宅でメールを中心にして働けるお仕事を頂けただけでも今は感謝しないと 話はそれましたが・・・この代理店で留学以外でも前代理店の 宿泊プログラム も一緒にやる事になりちょうどアレッツォにB&Bをしている友人の知り合いがやる気マンマン だと言うので今日はそちらにお邪魔してきました。場所はアレッツォから車で10分ほどの丘の上、オリーブ畑に囲まれています。大きな2匹のワンちゃん が迎えてくれました・・・ビビッたけど、すごく大人しくて良い子!B&Bと言ってもオーナーのフランチェスコ自宅の2階の2部屋をお客様に提供しています。ラベンダーは窓から庭のラベンダーの見えるから、季節になるといい香りが漂いそう~ もう1つのアローロは写真上の山のパノラマが広がります。2部屋の他に階段を上がったスペースが居間として使えます。この母屋の他に、数泊される方には別棟のアパートが。中はキッチン・ダイニングテーブルも完備、ダブルベッド+ソファーベッドなので合計4人までが宿泊可能 です。季節・天気がいい日はオリーブ畑を眺めながら食事やリラックスタイムを満喫 宿泊施設のカテゴリーとしてはB&Bなんだけど、農業での収入とか理論を抜くと、ここは完全に アグリツーリズモ 。というのも・・・まずは カンティーナ 。葡萄の栽培、収穫、ワイン も自家製、お客さんの食事の時にサービス&購入も可。そして一番は オリーブ 。こちらも栽培、収穫、オイル自家製。その他にも無農薬の野菜、養蜂から蜂蜜をはじめとした製品も作っており、こちらはアレッツォでも取り扱い店舗まであるとか。更に蜂蜜、葡萄、オイルを使った自然派石鹸、クリーム、そして化粧品 まで開発中と言うからスゴイ!更に趣味で知り合いの農家から新鮮な牛乳を買い、チーズまで手作り ・・・凄すぎフランチェスコ!滞在中にこれらの作業の見学・体験などもできます。フランチェスコは想像通り、 典型的な世話好きのイタリア人 、という感じで値段とか送迎などのサービスの話をしている時も、自家製品についても語る、語る こういう人と1時間もしゃべるとどっぷる疲れてしまうのですが、他のプログラムと同様、私が一番重要視している人柄・信頼という点でも合格 お客さんに紹介するからっていうのももちろんだけど、私自身がこの人なら、と思う人でないと特にイタリアでは 仕事したくないのです・・・振り回されるからね 私が部屋を見たり写真を撮ったり話をしている2時間ほど、マニーノは何をしていたかというと ワンちゃんの一匹・ジュニアに石を食べさせて超ご機嫌 で遊んでました。あと、転がっていた丸太にまみれてたり、芝生に寝転がったり、ここでも自然児全開!こちらの詳しい情報もおいおい InfoItalia へ掲載していきます。フィレンツェのアパートキアンティのB&B(料理教室あり!)トスカーナ北部のアグリツーリズモ ↑ 遊びも仕事も今できるうちにっ!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2009.02.28
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昨日がおそらく最後の外での通訳の仕事でした。通常、日本から取引先が来るイタリア企業、イタリアの取引先に来る日本の企業などなので遅くとも2週間前には連絡がやってくるし、割合急に“来週行きます”て事もある社長からも12月中に出張はないという連絡もあったので、 “おそらく最後” のはず。その最後のお仕事は、 6月にヘロヘロになった同じ企業間 の通訳。今回は日本側からは1人で、最初っから臨戦態勢 という感じではなかったんですが・・・ 彼らのコミュニケーションは通常英語なので、結構最初の挨拶とかも英語で、実際ミーティングが始まっても英語・・・あの、私の立場は 元々今までの経緯を知らないので、まぁ通訳だから文字面を訳せばいいのかもしれないけど、問題は両方私が全て知ってるかのように&この英語のやり取りまで私が理解してるかのように私の英語レベルは中学生レベル、いやそれ以下やっちゅうのに そして、お互いに英語でうまく伝わってない、あるいは言葉が出てこない時に突然イタリア語・日本語にシフトされると・・・ なんか訳してても意味不明 しかし、そんな問題もありつつも、今回も自分の力不足を感じました 今まで商談と言っても 投資 の話や 何十億レベルの数字 が出てくる事なんてなかったんですね。ご存知の通り、イタリア含め多くの外国語は0が3つ、コンマと同じところで数を表しますが日本は0が4つなので、そのまま置き換えるだけではダメなんです。よってこれが元々苦手なんですけど、まぁミリオン(百万)までは何とか・・・あとは資料が近くにあって、覗き見 してしのいできたんですけど、今回はこの何十億とかいう数字が資料もなしにお互いにバカバカ出てくるもんで私も混乱してケタを間違えて訳してしまい・・・幸い1桁間違えるととんでもない数字 になりすぐに間違いだって気づかれるのでその点ではある意味問題がないのですが、それで更に焦り 、念のために書き出してゼロを書き出して確認を・・・・・・そうなると通訳が遅れる、すると英語で数字を言い出す、会話も英語で続く・・・・・・そして3ヶ国語が入り乱れ、私は焦燥のままその英語の会話を何とか理解しようと必死・・・で、結局パニーノで昼休憩15分のランチだけで 11時から17時まで6時間ぶっ通し でも今回は英語の時は訳さないので前回よりも労力は少なかったんだけど、それよりも何だかやるせなさと情けなさで凹みました あといつも思うのは、 まだまだ語彙力が足りない という事。今回イタリア側から日本側の話はよく分らん、今回は白黒だけでグレーはないよ、と言った後で“君達はいつも ipocrita だ、まさにこの単語だよ、君、日本語で何て言うか分るでしょ”・・・そんな単語、知らん!!!!! でもそんな風にかつ威圧的に言われたものだから知らんとは言えず、しかし、一瞬で知らんと言えぬと判断したからには何が何でも日本語で何か言わないといけない・・・これも通訳の1つの試練ですけど、毎度心臓が縮まります 幸いその前の流れで何とか “あいまい” という訳を出しましたが、家に帰って走り書きしたノートを見て辞書を見ると、“偽善、二枚舌”と書いてありました。ダンナと話をすると、あいまい、でもOK、いや逆にしっくりくる感じ。というのも“あいまい”は日本人特有のもので、基本的には偽善とか二枚舌というように本当は悪意がないんですよね でも一番厄介だったりするあともう1つ覚えた単語は redazione 。辞書では“(文章の)作成、執筆、編集”これは商品が掲載されている雑誌のスクラップファイルを見ながらの話で単語そのものを知らなくても“記事”を指す事はすぐに分かりましたが、ipocritaと同じく、確かに微妙なニュアンスでいろんな言い方があるとはいえ、何気に辞書にしっくりくる訳がない事って多くないですか 話はそれますが、広告宣伝費に投資する金額について討論があって、やっとこ判明したんですがこういう紹介記事って日本では有料なのに対して、イタリアではタダなんですね。そういうそれぞれの常識の違いを知らずに同じだと思って話しているから誤解や不信を招く、これって本当にめちゃめちゃ多いです。広告宣伝の用語についても実は他でも苦労していて、別で通訳・翻訳をしている所でも純広告・パブリシティ(記事でも無料のもの)・タイアップなど、専門用語って難しい。辞書にも載ってないし(英伊でも )、PC用語のように英語で通じるものなのかも迷うし、ダンナに説明して聞いてみても 一般イタリア人レベルでは知らんしねだから今は単語を純日本語ではどう言うのかネットなどで調べつつ、それもなければ周りくどい補足説明をつけたような訳になってるんですが、あらかじめ資料がある場合は別として今回みたいに広範囲にわたるミーティングの時にぽっと出てくる、こういう単語知識はどうやってつけていいのか、ほんまにどーしたらええのん もちろん専門用語だけでなく、単語一般レベルでも足りない私の場合はどう補えばいいのか。今年最後の仕事にして、前から感じていた事を痛切 に思い知らされました。通訳の仕事はお得意先になれば呼んでくれるけど、初めてのときはもちろん、いったんお得意先になったとしても失態を起こせばあっさり切られる世界。仕事が来てから慌てるのでなくて、 日々日頃から語彙力を増やす努力をする 、これが来年の目標 だけど具体的にはどうしたらええんかなぁ。私は学生の時でも範囲の決まってる中間・期末テストは得意だったけど、実力テストの類は結構苦労したんよね・・・時間をかけていろんなものを聞く・読むを繰り返すしかないんかな。 ↑ 今回の企業にはまた呼んで頂けるものか ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.12.16
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ミケランジェロ広場での写真は、フォトツアー最後でブログでも通常終盤に登場してますがこのお2人の歓喜 のポーズが、この晴れやかな日 を象徴しているのでTOPでご紹介!幸いにも、今年は2回も挙式のコーディネイトと通訳をさせて頂く事ができました。(過去にコーディネイトさせて頂いた挙式の様子は → 1 、 2、 3)基本的な翻訳は全て同じだし、いろいろお客様の希望を取り入れて手配するオプションはもはやすでに “チーム化” しており、ある意味ルーティンな部分もあるのだけど、どの仕事よりも特別で、何度やっても緊張感 があり、そして充実感の溢れる お仕事です。実は朝からハプニングあり!それも何とかなって時間通りにヴェッキオ宮殿に到着!・・・のはずが、その前のカップルとその家族・友人が待合室にあふれている・・・彼らは10時15分の予約らしいけど、この時期混んでいるのか15分おきに予約が入っていた。その彼らがやっと入っていったのがもう11時を過ぎ 彼らが皆中に入って行って、やっと私達も落ち着き、待ち時間に写真を撮ったりリラックス。 11時20分頃になって、身分証明証などを持って婚姻記録の確認の為、私が先に中に入る。その10分後、遂に私達の番がやってきた! 挙式中は私も通訳で忙しいので、写真 は入場の時と、婚姻記録にサインの時のみ。当日もドレスになってやっと実感が沸いてきたと言っていた新婦さんも緊張していてお互いに妻、夫として迎えますか?の問いには声が震えつつ、感極まる声で “はい!”先に新郎さん、そして新婦さんはそれ以上に大きな声で、式を司る市役所役員の方も、 “おお、愛の強さ を感じますねぇ!!”その市役所役員の方なんですが・・・ 忘れもしないロンバルディさん、実は、 私自身の挙式をしてくれた方 でもあるんです!友人の挙式やこれまでのコーディネイトした挙式で他の役員さんも見ましたけど、個人的にはロンバルディさんの決して 儀礼的ではない温かみのある態度と祝辞 が大好き 私の事もわざわざ“Bellissima interprete”(お美しい通訳さん)と呼んでくれるし(笑)次の挙式もすでに控えていたので とっとと追い出され、ヴェッキオ宮殿外へ。 花びらは、いつも素敵なブーケを作ってくれるマウリッツァさんからのプレゼント 今回はカメラマンのダニーロが目の手術の為、相棒であるファブリッツィオを派遣してくれました。“オレよりも若くて腕が良くて格好いいのを派遣するから!” と言っていたのに、実際はロマンスグレーのおじさんでしたが・・・ ほっと柵に飛び乗るほどフットワークも軽く 新郎新婦さんを盛り上げながらのノリノリ撮影。あとで新婦さんに聞いた話ですが、ホテルにCDを納品する際に、現像した写真とフォトフレームをプレゼントしてくれたとか!そうした何気ないサービスをこっそりやってくれるのも 粋 じゃないですか いつも通訳をしていて、実は何気に一番辛い・ストレス なのがいい加減なイタリア人相手の段取り だったりするのですが今私がコーディネイトさせて頂く挙式で仕事を依頼するイタリア人は、皆人柄が良くて真面目!几帳面!そして何より良い仕事してくれる。いくら人が良くても仕事となると別・・・って人は結構います、ハイ・・・ 信じられないのが、皆が皆、 当日2~3日前に何も変更がないか、待ち合わせなどの確認を向こうから (イタリア人から!) 電話をくれる こと これってイタリアではかなり奇跡です・・・一方マウリッツィアさんのブーケ は 今までの挙式のブーケも全て彼女の作品ですが、どれも新婦さんのイメージ通りいやそれ以上、希望の花を挙式に近い日に手配して、新鮮なお花で見事なブーケを作ってくれます。そして、相場よりもかなり安いというのが周りの人の話・・・ こちらではブーケは新郎が買って当日立会人を介して届けるので、私は自分のブーケがいくらだったか知りませんさて、新郎新婦さんですが・・・ 挙式の緊張もすっかりほぐれ、だんだん写真慣れしてきましたよ~!イタリア人ばりのポーズもなんのその いろいろんな場所で使えそうなものを見つけては指示を出すファブリッツィオ。ヴェッキオ橋での自転車に、メリーゴーランドの中!(しっかり係員にSTOPをかけて)そして、新婦さんのたってのご希望の場所でも。通称ポルチェッリーノ、新市場にある 金色 のイノシシ君 と共に、そしてフィレンツェと言えばコレ の ドゥモ 。その後ドゥモ裏でドライバーのジュゼッペとダニエレと落ち合い、ミケランジェロ広場で撮影、これにてフォトツアー終了となりました。さて、ウェディングランチは・・・前回と同じく、郊外の Osteria da Melo` でした。 すでに2時をまわっていたので、お腹はぺッコペコ!朝7時半から、しかも緊張で張り詰めた7時間だから当然です。今回のメニューはこちら プロセッコで乾杯の後、前菜:海の幸の前菜ミックスプリモ:海の香りのクスクス&キターラパスタのトラーパニのマグロのボッタルガソースメイン:マグロのステーキ マルサラソース&ブロンテのピスタチオ添え デザート:カンノーロシチリアーノワイン:シチリアの白ワイン IGT Felice modica (INSOLIA)+食後にジビッボ(Zibibbo)なんとこの日は 新郎さんと双子の弟さんの誕生日 でもあったのです!それを聞いたフランチェスカが、気を利かせてロウソク をたててくれました。お店からの提案と、お店のサイトから新郎新婦さんが選んだ料理を混ぜ合わせたものでまぁ、どれもどれも極上の美味しさ!!!!このお店の なところは、例えばパスタにちょこっと添えてある乾燥トマトを刻んだものとかアクセントになるものがすご~くお料理にあっている事。そして新鮮なお魚、今回もメインのマグロは分厚くて中は半生でジューシー!でもでも今回の感動ピカ1 は クスクスの出汁の美味しかったこと!+カンノーロ!1皿1皿のボリュームは多くはないですが、全部食べるとちょ~ど日本人のお腹がいっぱいの加減。前回の方も今回の方も、フィレンツェで挙式なのにトスカーナ料理じゃなくシチリア料理って少し悩んでもおられましたが、正直トスカーナ料理は農民の貧しい料理でウェディングには?だし、ローマ・フィレンツェと旅されて肉ばかり食べてきた新郎新婦&ご家族には久しぶりの新鮮な、そして比較的軽い魚料理で、大正解!の選択だったようです。4時過ぎにランチは終了し、フィレンツェのそれぞれのホテルに車でお送りして私がダンナ実家にたどりついた頃はもう真っ暗 になっていました。こうして新郎新婦さんの、ご家族の、そして私にとってもながーい1日が終わり・・・。120%満足な1日だったとおっしゃっていただけて、私も感無量 Mさん&Aさん、いつまでも、お幸せに ↑ 今年は2組、来年は+1くらいできれないいなぁ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.11.08
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今日はキアンティのある所へ行ってきました。 仕事相手でもあり、もはや友人でもある イングリッドとジョヴァンニ の知り合いがキアンティでB&Bを営み料理教室もやっている ので、ぜひ私のブログで紹介して欲しいと言う。 私のブログもえらなったもんやなぁ~・・・てホンマか!? ミラノ出張後そのままフィレンツェ泊し、マニーノはまたノンナと留守番で 我々は Panzano in Chianti へ車 を走らせました。 実はキアンティへは5年ほど前にワイン好きの友人を連れてグレーヴェへ1度行ったきり。 天気も良く、ヴェンデミア前でたわわに実った葡萄畑が美しい こと!! 町に着いたものの、よく分らないのでオーナーのジュリエッタさんに電話 サイトでは町から“strada bianca”をまっすぐ行くと書いてあったのだけど、 これは 白い道でなく舗装されてない道 の事だそうです ・・・ダンナに先に聞いておいてよかった 葡萄畑の真ん中の砂利道下ると石造りの家が・・・しかしB&Bは600m先の表示。 さらに下って別の家が・・・しかしB&Bは350m先の表示。 さらに下って・・・道がさらにぼっこぼこ になってきた。 そして、たどり着いた先に、可愛い入り口が見えてきました。まさに隠れ家といった感じ!! ドアをノックして入ると、いかにも暖かそうなシニョーラが。 オーナーのジュリエッタさん です。 少し雑談をした後、建物の内部を案内して頂きました。 こちらが入り口(部屋によってはプライベート入り口があるのもあります)、 そしてキッチンダイニング:ここでジュリエッタさんのトスカーナ料理教室を行います、 宿泊者共用のひろ~いサロン。 続いてはお部屋。空いている部屋のみですが、まずは3部屋。 このうちの1室はなんとバスタブ付! 日本人的には嬉しい~♪ バスルームは部屋の外・真横についていて(この部屋の専用) もしご家族などでこのバスルームをもう1つの部屋と使用する場合は部屋代が割引になります どの部屋も、梁が出た天井に、温かみのあるインテリア。 1部屋だけ、 ミニキッチンが着いたお部屋 も。 食材を持ち込んでここで料理 するもよし! 入り口も別なので完全プライベートなワンルームアパートですが、 いろいろ料金体系を作るのが嫌だそうで、お部屋のお値段は他と同じとお得 他にコテージという1DKの別棟があるのですが、宿泊のお客様がいて見る事はできませんでした。 そして、糸杉の坂道を下っていくと・・・ トスカーナの絶景を独り占め?のプール 。もちろん宿泊者は誰でも利用可能。 ・・・私達も日帰りでプールだけ遊びに行かせてもらいたい気分・・・ 建物はもともとお百姓さんの家で、何十年?何百年?の間に増築・増築されているので 一言で形に表せないくらい複雑な作りになっています。 ちょっとした隙間から見える風景、ある一角と植木のコーディネイトなどなど 絵になる場所がいっぱい これも、20年以上前にここを購入し、“自分の城”を築き上げたジュリエッタさんの努力。 雪が降って1人隔離されたとしても、一番落ち着く場所だそうで、 もうフィレンツェには戻りたくないと断言されてました(笑) こちらは料理教室参加者へのお土産。 ジュリエッタさんのレシピ集(英語)とエプロン(右上のはB&Bのパンフです)♪ 具体的なプログラムや詳細は、おいおい Info Italia に掲載予定なのでしばらくお待ちを。 あるいは興味を持たれた方は、 こちら までメール でお問い合わせ下さい。 さて、帰りも車体をどすんどすんいわせながら砂利道を上る、上る・・・ せっかくだから、 Panzano の町にも寄ってみよう! となりました。 ほんと、たわわに実った葡萄ちゃん~これが キアンティ・クラッシコ になるのね~ 町のふもとの駐車場に車を止めて、町の中へ。 まず目についたのが、広場の家にあった“porta gatto”、猫ちゃん の通路です。 古いけど保存の良い教会、肉屋の番犬 、町から見える景色。 小さいけど、ほっとするような町でした。 マニーノにはちょっとかわいそうだったけど、ダンナと2人で半日ドライブ、 そして新しい出会い、新しい可能性、新しい町散策・・・新たなワクワク の始まりです! ↑ ジュリエッタさんの人柄にも惚れました ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.09.27
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今月も急遽 ミラノ出張 が入りました♪ 今回はいつもお世話になっている輸入会社の社長さん・・・でなくって、そのクライアントさん! 社長さんは来れないので、ホテルからのアテンドと、この輸入会社・クライアントさんの 販売網を使って日本市場に参入する某メーカーのサンプル視察の通訳。 わざわざフィレンツェからこの1時間のために呼んで頂いて、 内容は難しくないにしろ、いつもお世話になってる社長さんに恥はかかせられない! ので、やや緊張気味 にミラノへ向かいました・・・ ・・・が、仕事は16時からなので、それまでは お約束のエンジョイタイム~♪ 前回は日本食だったので、今度は 韓国料理! そして 2年4ヶ月前 でもすれ違い、 前回も都合がつかずにお会いできなかったmamikolinaさん、 そしてmamikolinaさんもブログ友で、私も2年ほどお付き合いのある サトミーナさん との初対面。 行ったのは、ロレート広場近くのGINMI。 mamikolinaさんが書いてきてくれた緻密な地図+ミラノ生活の長いサトミーナさんのおかげで 迷うことなく開店前に到着(笑)入れてもらって早速弾丸 トークをはじめた日本人3人! 希望を出し合って、チゲ鍋とプルコギミックス(牛・豚)と白飯を頼もうとすると デキるウェイトレスさんが (イタリア語は怪しかったけど) 、 ランチセット×2+白飯の方が得ですよ~と教えてくれたのでオマカセする。 セットにすると前菜セットもあるわけですな、セットにしてよかった♪ 久々のキムチ、プルコギ、そしてシャキシャキのもやしも美味しかった~! +カフェで1人19.5ユーロで大満足♪ ※早く食べたいが為に 大半の写真がブレブレ~。チゲ鍋以外は サトミーナさんのブログ で♪ 韓国レストラン GINMI Via Paissiello 7 (地下鉄ロレート駅から徒歩2分) Tel : 39-02-2951-6394 日曜定休 営業時間は12:00-15:00、19:00-23:00 そして、話題はイタリア生活での愚痴(お約束)、姑の話(お約束・爆)、 子供の話(3人とも全部息子!)、などなどなど・・・ 初対面のくせに、またまたまたまた (って私いっつもなんですが) しゃべりまくってしまいました。 お2人の幼稚園のお迎えの時間が迫ったので、14時すぎにお開き♪ でも、来年からは私もフィレンツェで友達とランチとかできるのかと思ったら、 また一掃来年が待ち遠しくなったりして。 アポまでまだ1時間半あったので、地下鉄には乗らずにブレノスアイレス通りをドゥモ方向に歩く ・・・そして、 MUJI 無印 発見!!!! 前回は自分のもの(+マニーノ)ばっかり買い物したので、 ここでダンナの冬用スリッパをお買い上げ♪ 喜んでくれましたよ~、たまにはダンナ孝行 11月も仕事が入ったので仕事用の靴をもう1足買い足したかったけど、良いのが見つからず。 バールに入って気を引き締めてから、ホテルへお迎えへ。 しかし、ファッション業界の人はやっぱり男性もおしゃれ そして、ごっついエエモン身につけてはります~! そういう事もあって、別にタダの通訳だから関係はないかもしれないけど、 仕事用の服や靴も安っぽいのやボロっちいのを身につけていくのはちょこっと恥ずかしい もっと頑張って仕事して、通訳のスキルはもちろん、女度もあげなきゃね 仕事自体は1時間もなくあっという間、特にややこしいこともなく無事終了。 その後、一緒にバールに入ったのだけど、 クライアントさんのうち1人・常務さんが私の地元・ K 市在住が発覚! しかも、私は K 市出身&現在の実家がその隣の I 市、常務さんは I 市出身&現在 K 市在住。 ミラノですんごいローカルな地名が続出・・・世界はほんまに狭いです! さて、帰りは19時のES、晩御飯も手を抜くわけにはいきません。 しっかりとサトミーナさんに最近見かけた テイクアウト寿司 を教えてもらっていざ! あ、あったぁ~!しかもミックスが5ユーロ!!2皿いっちゃう!? と意気込むも・・・あれ?サトミーナさんが言ってたみたいに、 カウンターに日本人のおっちゃんの姿は見えないよ!? まだ時間が早すぎるのかとバリスタのお兄ちゃんに“寿司何時からですか?”と聞いたら、 “12時から15時までで、夜はないんだよ、ごめんね”とすごく申し訳なさそうに言われた。 か、悲しい ・・・これはまたミラノ出張がないと来れないやんか~・・・ちなみに場所はドゥモを背に向けて広場端まで行き、Via Mazziniを左に入り、まっすぐ行った左側。 写真のように、バールのガラスに SUSHI って書いてあるから、すぐ分かります。 結局美味しいパニーノ屋とかも分らず、中央駅のバールはどこも値段均一で高いので ちょ~ひっさびさにマクドにしてみました。が・・・ CMで見たパルミジャーノバーガーにしたけど、パルミジャーノがうっす~くて味しませんでした マニーノは時折、“マンマ~!?”と言うものの、いつものように良い子で過ごしました。 21時半ころ、ダンナが“マンマを迎えに行ってくるよ”と言って出て行くと “マンマ~、マンマ~”と言いながら、眠いのに頑張って待っていてくれたそうですが、 私たちが家に着いた22時半頃には、ノンナの腕の中でがっくり眠りに落ちていました。 ベッドに移動させて私が横で見ていると、薄目を開けて、 “おか~しゃん・・・”とうっすら微笑んでまた目を閉じたマニーノ・・・ 何だか、泣けました ←バカ母 すやすやすやすや・・・ ↑ 求む!ミラノ出張(寿司リベンジ!)・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.09.26
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突然ですが、 ミラノ に行ってました。 ミラノは 私が妊娠中に両親が来た時 以来、実に2年3ヶ月ぶり。 昨年冬から翻訳をしている雑誌 用の原稿が、訳あっていつもの半分位の量 となり、 その前にも少し編集長から話があった取材代行が突然決まり 、 その当日、先週の金曜にミラノ在住の日本人カメラマンの方に連絡を取ると、 5日から日本だから4日しかない! て事で、 急いでショップ名からネットで電話番号を探してアポを取り、 編集長からもらった質問内容を翻訳して取材シートを作成し、 身内でこじんまりとはいえ、マニーノの誕生日パーティを終えたその晩にフィレンツェ入りし ・・・とにかくバッタバタでした そして今日、ミラノ。 ユーロスターの切符も買ってなくて心配だったけど、バカンス中なのでガラガラでした。ノ ノートPCを持ち込んでいたので、ここでやっと落ち着いて翻訳を。 しかし、やっぱりミラノは都会 こんな現代的なアートが似合う町なんやなぁ・・・ まずは地下鉄の切符自動販売機とにらめっこ そして、人が近づいて初めて動くエスカレーターに躊躇し 何だか田舎モノオ~ラをぷんぷんさせてたんやろうなぁ、私 でも、実は取材のアポは結局15時から1件のみ。 ならば思いきりミラノを堪能しようと、ダンナと共に家を出て11時にはミラノ中央駅に到着。 ・・・そうそう、ミラノを満喫って? そ・れ・は・・・フィレンツェでできなかった サルディ のリベンジ! あ~、もう買いまくり、買いまくりですよ、奥さん!! しかも何が嬉しいかって、 終盤なのでめっちゃくっちゃ安い わ、 試着したもの全部がバッチシ~ っていう気持ちよさ! 服を買う時って、試着たくさんして疲れて でも何も買えない時も多いので、最高♪ 最初シスレーでまぁまぁのがあったんだけど、他の見てからと思ったら、 やっぱZARAでもっと良くて安いのがあったのでモチロンそっちを。 更にフィレンツェではないH&M。 結局、こうしてイタリアのメーカーでは買わないのよね そして戦利品は・・・ ZARAでは、7月に買えなかったものから、白のスカート もしかしてtoscaさんとお揃い!? 、 仕事に使えるカットソー、そしてリストにはなかったけど、カジュアルなグレーのワークパンツ、 そして特に必要はなかったんだけど、マニーノ用の縞のセーター ボーダー好きの私にはたまらん! H&Mでは5年前の新婚旅行前に超気に入って買ったのに、体型が合わなくなってきた 水着! これもフィレンツェで探してたのだけど、まず気に入るデザインがないし、 こちらでは三角で結ぶタイプのが多くて、それは別にいいんだけど、 ブラにカップがなくてチ○ビうつりまくりってのばっかりで・・・ しかし、これはなかなか好きなデザインかつカップ付かつ安かった~♪ そして関係ないけど、気に入ったのでカントリー風?ヒッピー風?のシャツも。 この7品で、合計たったの 65ユーロ でした~・あ~気持ち良い! 残念ながらサンダルとベルトは買えなかったけど来夏! この夏のサルディはこれで大満足です さて、時間も13時を周っていたので、大急ぎで次のミッションへ。 それは・・・日本食ランチ!! ミラノ行きが決まってから、どこかでミラノの美味しい日本レストランの話が出てたなぁ~と 覗き見だけしてる この方のブログ から追跡成功!あら、そしたら きっこちゃん もいてたわ(笑) しかし、ここにたどり着くまで大変やったんです・・・ お店のHPの地図を印刷していったんだけど、地下鉄の駅から出た道を1本入るのだけど、 あたかも1本目の道のようかの地図・・・しかし、1本目も2本目も見つからず、 逆方向か と駅を超えて逆方向を歩き出すも、行き止まり そこで、ジモティー風の男性に声をかけようとすると無言で指を指された方向は、 移民事務所 道を聞くと、私が最初に行った方向でOKで、その先にある広場を右じゃ と行くも、違う その広場にいおっちゃん×2に聞いても、先の大通りでもうお1回誰かに聞いたら 大通りに出て1人目にとりあえず声をかけたら・・・移民事務所を指差した一番最初の彼だった 助けられるかもしれないから地図見せてと、日本食レストランのサイトの地図を覗き込む。 何だか必死のパッチで汗だくだくで探してるのが日本食レストランってのが妙に恥ずかしくなって、 “私ミラノ在住じゃない、せっかくだから、ほら”とか聞かれてもいないのに言い訳する 結局、その道をまっすぐ行って多分左がその道だし、カラビニエーリ事務所も手前にあるから そこで確認したら という事で、無事にお目当ての日本食レストランに到着~! 大手銀行の本社が並ぶ地域だけあって、お店も何だかしっとり 早速、オーダーしたものは 散らし寿司・お味噌汁・冷たい麦茶 このセットで 15ユーロ (お味噌汁はサラダとの選択、麦茶は水との選択) 汗だくだくだったので麦茶を一気飲みしたい衝動に駆られながらも、 ここはイタリア、水の追加も料金ってのをきっこちゃんことで読んだので抑えて(笑) しかし、マグロとサーモンが舌でとろけて激ウマ あまりの美味しさに、黙々と働いている料理人さんに“ありがとう!”と言いたくなった はっと気づくと半分以上すごい勢いで食べてしまって、 それからは気を静めてしっかり味わう事にした。 ぷはー、大満足 しかし、これだけでは終わりません・・・デザートは! カスタードプリン・抹茶風♪ あま~いカラメルと抹茶のほろ苦いプリンが良い組み合わせ。 迷ってフラフラだった事も忘れ、こうしてパワー補給 して取材に向かったのでした。 で、やっと(笑)メインイベントの取材開始。 有名な高級店で、何と壁にかかった 写真は、現首相のベルルスコーニとだったり アルマーニとだったり、元ミランのシェフチェンコとだったり。 しかし、インタビュー相手のロベルトさんは落ち着いた超感じの良い方で、 質問内容以外でも話題を広げてくれ、聞いている私も純粋に楽しかったです インタビュー&撮影で約2時間終わった後、帰りは18時のESに乗ったのだけど 始発駅のくせに15分遅れ(その前の電車が遅れたんだろうけど) 帰りの車内は取材内容のレポートをまとめ、パニーノをがっつく。するともうフィレンツェ。 フィレンツェの駅にはダンナが車で迎えに来てくれて、満足な私を見て、 “やりたい事を実現してて何だか輝いてる よ、僕も嬉しいよ” と言ってくれました。 ダンナのものは何も買わずに、仕事のご褒美にとたくさん買い物したのに、 ダンナは毎日仕事して何もご褒美もないのに・・・本当によくデキたダンナに感謝です。 またこの新しい経験から、いろいろ仕事が広がっていったらいいな ↑ mamikolinaさん、今回は会えずに残念でした!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.08.04
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今日は、先日、肉屋で豚 ミンチをしてもらうのを待ってた時に (こっちでは牛のみが多いのでその場でやってもらう) 偶然、レジの横にカードが置いてあった Casa per ferie (休暇の家) に行って来た。 というのも、以前に現地スタッフをしていた代理店の業務を受け継ぐ所ができて 私もそこでいろいろと企画・現地サポートをする話になったのだ。 しがない町ながらも(爆)フィレンツェからも結構近く、 自然いっぱい のわが町を紹介してみたい気はあったのでちょうど良い。 こないだ日本で買った イタリア小さなまちの底力 を最近読み終えたのだけど ここでの小さなまちは “人口1万人くらい” 。 あ、あの、うちは1800人なんだけど “小さなまち”でもなく、やはり“しがないまち”なのか? それでもアグリツーリズモやオイル醸造所もあるし、最近祭りが復活したり頑張ってるし、 “しがないまちの底力” を少し感じる今日この頃だったりするのです。 その日にメール を送ったら、その2時間後に電話 があったのも好印象。 見においでよ、というオーナー・カルロに私には車がない事、小さい子供がいると言うと、 それなら僕も子供連れて迎えに行くよ、湖( 私達がよく行く )の公園で10時ね! と速攻、話がついたのだった。 しかし、何ともジモティ~な・・・(笑) 場所は電話でも何となく聞いていたんだけど、思ったよりも近く町から車で5分くらい。 森の小道を通って、次女のエレナ・4歳半でも徒歩で往復する事もあるくらい結構近い。 カルロの話し方と、子供達が“パパ”と呼んでいたので(トスカーナではバッボ)、 “ここの出身じゃないでしょ?”と聞くとやはりミラネーゼ。 4年ほど前に、奥さん・カテリーナの祖父がいたこの町で、この百姓の建物が気に入り 1年かけてリフォームして3年前からここに住み、Casa per ferie をしているのだそうだ。 石造りの典型的なトスカーナの田舎の家で、上の写真右は彼らの自宅。 早速、お客さんが宿泊する建物を見せてもらう。 ・・・と入ったら、 “ちょっと、アンタ、何してんの?” と横を向いたら、見覚えのある顔・・・町で会うおばちゃんだった(笑) いつも立ち話なんかもするんだけど、今日はじめて名前も発覚。 近所に住んでいて、ここの手伝いをしているらしい ・・・やっぱ、この町狭すぎ! 1Fは共同のサロン、キッチン。基本は朝食付だけど、希望で昼も晩もつけられる。 入り口のホールにはピザ釜があり、ここでピザをふるまう事も多いとか。 そして、客室の2階へ。 傾斜した梁が出た天井、レンガの床、・・・こんな家が本当は私も欲しかった! (今の家を買う時に探したんだけど、僻地だったりリフォーム要が多くてあきらめた ) ところどころにアンティークの家具もどっしりと構え、雰囲気がある。 寝室とバストイレ(2部屋で共同)のタイプと、 キッチンの上下にバストイレを各々にもつ寝室が2つあり、 扉を閉めて寝室を1つか2つか組み合わせて使用するアパートタイプがあるので 女性の1人でも、家族連れでも と臨機応変に組み合わせられる。 ざっと部屋を見て写真を撮り、下で具体的な話を始める。 そうそう、マニーノは何をしていたかと言うと・・・ お姉ちゃん2人に遊んでもらって、超ご満悦 ぜんっぜん私を探さなかったのは、喜んでいいのか悪いのか ともあれ、話に集中できてエリーザちゃんとエレナちゃんに感謝 それから、この犬 ×2と猫 (ハンモックで爆睡中)にも感謝。 お姉ちゃん好き、動物好き、バイク好きのマニーノには最高の環境でした(笑) 下に行ってからの話は、彼らの目指しているものやお客さんの接し方。これ、一番重要。 とても共感を覚えたのは、 環境だったり、地域の小さな生産者などを大事に考えていて 提案するプログラムもこの町に隣接する国立自然公園へのトレッキング だったり、 トスカーナの家庭料理 をカテリーナと一緒に作って食べたり、 地元産業を訪問してその製品を使い、この中にショーウィンドゥもおいて販売をしたり あるいは環境問題に関わる団体の雑誌を部屋に置いて興味のある人には販売したり。 カルロ : 次はDECOR FOSCAの人に陶芸教室をやってもらおうと思ってるんだけどさ 私 : あ、イラーリア? ←ママ友 やはりこの町は狭い(笑) とまぁ、カルロの頭の中にはまだまだいろんなプログラムの企画があるようで、 休暇で訪れる人の他でも、セミナーなどを開いて滞在してもらいながら この地のよさを実感してもらうように努めているという。 彼らが今度どこかに訪問する時は、一緒に連れてってもらおう♪ そして、お客さんと一緒に良い時間を過ごす。 娘さんたちとお客さんの子供が勝手に庭で一緒に遊んでるっていうのも、 マニーノとの溶け込み方を見てもよく分る。 そうして語ってくれたカルロ、カテリーナはこんな人。 カテリーナはもたいまさこ似(爆)の陽気なおっかさん風、 ちょっと控えめなカルロはリッカルド・コッチャンテの若い版? ちなみに、何故カテリーナが “指圧” のTシャツを着ているのかと言うと、 カルロは指圧の資格を持っていて、ここで指圧のセミナーやサービスもやってるらしい。 今日話した内容で今週末にはカルロがプログラムなどを提案&写真なども送ってくれるので また Info Italia で詳しくご紹介します♪ ↑ 興味のある方は、 こちら から直接問い合わせ下さい・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.07.30
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6月18日は、 衣装以外のコーディネイトをさせて頂いたSさん&Kさんの挙式 土壇場にフィレンツェ市役所から訳の分らないダメだしが出て 、 もう間に合わない、ダメかも・・・ と波乱がありましたが、 何とか幸い最初の観光地・ローマの日本大使館で書類を作成してもらえました 今回で挙式の通訳は4回目(コーディネイト込みはうち3回 → 1回目 、 2回目 )だけど、 他の通訳の仕事とはまた違う 緊張感 があります。 お2人(ご家族)にとっては一生に1回の大イベント、 かつリーガルウェディング(法的効力を持つ挙式)なので責任重大です。 コーディネイトは信頼できる人だけにお願いしてるのでイタリア人と仕事するには珍しく 安心! 当日の波乱は、ホテルでの準備で時間が押し気味になり、かつトラムの工事で超渋滞、 ベテランのジョヴァンニが経験上行きやすい道をガンガン運転しても 遅れた!!!! まず私が車から押してダッシュで赤の間へ、入り口にいる係員に “す、すいません、10時半の挙式ですが、今着きました!” と息切らしてんのに “Allora?(だから?)” とあっさりかわされた 中に入ったら、式を司る職員も新聞読みながら談笑してたし・・・ 私達の挙式後も、“次は?まだ着いてないってよ~”とのんびりしてたのでそんなに焦らなくてもよかったみたい そして無事に新郎新婦&ご家族の入場、つつがなく挙式が行われました。 その後はヴェッキオ宮殿内外での撮影。 左)ヴェッキオ宮殿の中庭 トスカーナ公・コジモ1世がオーストリアから花嫁を迎える為に 壁面にハプスブルグ家にゆかりのある場所を描かせた、カップルにぴったりの場所! 中)シニョーリア広場・ネプチューンの噴水前 右)ランツィのロッジア内 ノッてきたダニーロは、ここでキスシーン撮影にでた! “お父さん、向こうむいて~” とたじろぐ新婦さん家族を見て、 ダニーロさん自らお父さんの肩をつかんで “回れ後ろ!”(笑) 続いてはシニョーリア広場から離れて・・・ 左)ウフィッツィ美術館 中)ヴェッキオ橋をバックに “花嫁さん、スポーティーにいってみる?”のダニーロさんの問いかけに “も~う、何だってやりますよぉ!” とドレスで塀に飛び座っての写真 右)ヴェッキオ橋の宝石屋にて カメラマンのダニーロは、挙式撮影の多いだけあって、観光客の多い中さっと場所撮りしたり、 馬に乗った警官を手で止めて撮影したり、馬車の前や(オーナーと知り合いで )、 路上の絵描きの作品の前(絵描きの挙式もカメラマンを務めたので )で撮影したり、 冗談を言いつつヴェッキオ橋の宝石屋に入って撮影させてもらったり、さすがの仕切りぶり! 更に、 “ここはクミコでも入った事はないだろう、びっくりさせてやるよ” と連れて行かれた先は・・・ 見慣れたヴェッキオ橋のような、でもアングルが違うような そう、この場所の所有は、 “SOCIETA CANOTTIERI FIRENZE”(フィレンツェボートクラブ) 会員のみのプライベートスペースですが、ダニーロのお願いで入れてもらえました。 なので、OBのおっちゃん?などがセミヌードでデッキチェアーで昼寝してたり(笑) ※このボートクラブの女子チームがイタリア代表として北京オリンピックに出場!応援よろしく ここまで1時間弱くらい?、観光客の方が多くて移動が大変で・・・ 多くてというより、 “おめでとう!” とカメラを向けられ立ち止まる新郎新婦、 最後の方は、観光客を交えて一緒に写真撮ったり!これも良い思いでですよね♪ フォトツアー最後は・・・ ミケランジェロ広場! イタリア人同士の挙式でも超定番のこの絶景、説明は不要ですね。 さて、ノリノリで撮影も終了し、続いては ウェディングランチ 場所は、私も今年の結婚記念日に行った Osteria da Me`lo 元々、友人でグルメ通のドライバーを務めるジョヴァンニに薦められたこのお店、 典型的なウェディングのレストランではないですが、フィレンツェの喧騒を離れた田舎で、 美味しい料理と暖かいサービスで大満足していただけました! 私とジョヴァンニもランチに同席させて頂きました♪ プロセッコで乾杯の後は・・・ 前菜) シチリア前菜の盛り合わせ プリモ1) トラーパニ風ペーストの手打ちフジッリ プリモ2) アンティチョークとイカの手打ちオレッキエッテ メイン) マグロのステーキ レーズンと松の実のオレンジソース添え 全部美味しい んですが、前菜のカンノーロの上品な味、手打ちパスタのもちもちさ、 フジッリのなめらかなトマトソースとアーモンドのカリカリのハーモニー、 オレッキエッテの隠しオレンジピールの憎さ( )、 そして何より、中がほど良いレアの分厚いマグロの美味しさと言ったら 感動 はここで終わりません!Sさんたってのご希望のドルチェは・・・ シチリア名物・カッサータ! 私も初めて食べましたが、リコッタの何とも言えない“乳臭さ”。 これを消す為にたくさん砂糖を使うのですが、臭さを消しつつ甘くしすぎない加減が難しいそう。 私は好きだけど、チーズや乳製品が嫌いな人はアウトかも。 挙式からフォトツアーの緊張もほぐれ、皆さん和気あいあい。そんなご家族を見つめるのは・・・ オーナーシェフのカリメーロと奥さんのフランチェスカ。 フランチェスカとは面識済みで、このランチの打ち合わせで連絡を取り合っていたけど 今回、カリメーロとは初対面。ジョヴァンニの話では、彼はナント、元々左官工。 彼らもジョヴァンニと同じく スローフード協会会員 で、 会員の会合などで趣味で料理の腕を振舞っていたカリメーロ、 皆から何で店開かないんだ!?と薦められてオープンしたのがこの料理店だとか! 食べて飲んでおしゃべりして、ランチ後はホテルまでお送りして、私が家に着いたのは17時頃。 丸1日お2人のサポートさせて頂いて、しっかり幸せを分けて頂きました! Sさん、Kさん、末永くお幸せに ↑ 挙式は何回出席しても良いものです!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.07.02
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金曜の夜に、5泊6日フィレンツェステイから帰ってきました~。5日中、仕事がらみが4日あったんですが、挙式の方はまた後日ゆっくりとUPしたいと思います。最終日の金曜は、その前週にイタリア側の社長から直々に話もあった日本企業 との会議。事前に伊社長からの話で、今まで英語でやりとりしてきたけれど、そのせいなのか分らないが一向に問題が解決しない、今回は社長としか話さないと言う事で、日本の方には失礼に当たるような厳しい、汚い言葉も使うかもしれないし、君も日本人だからそういう点を考慮して訳してしまうかもしれないけれど、今回は長年の問題を解決する大事な、最後の機会になる会議かもしれないので僕の言うことをそのまんま忠実に訳して欲しい、とのお話だった・・・・・・なので、ある程度覚悟はしていったのだけど、トイレ休憩5分と2時くらいにパニーノをかぶりつく昼休憩15分くらい?で10時から16時すぎまで6時間ほぼぶっ通し。問題の内容も私も先に聞いておけばよかったんだろうけど、いろんな分野に渡り、いやそれ以上に、 イタリア人(会社)と日本人(会社)の常識とか感覚が違う のが分りつつそれをせめぎあう通訳をするのが何より辛い かつ、お互いにかなりヒートアップ もしてきて、日本人側の反応を見てイタリア人社長は“Che caXXo stanno dicendo” (訳はあえてナシ) など私が向こうの話を必死に聞いてんのに隣でまたまた怒って たり、最後はお互いかぶって話して私はどっちを訳したら、いやどっちを聞いたらいいのか迷う場面なども多々あり・・・・・・時間切れで会議が終了した時は フヌケ状態 しかし、こういう条件下とはいえ自分の力不足も感じながら帰りは脱力感いっぱいでノドはカラカラ、汗はダクダクで、帰りのバス停前のバールでグラニータを一気飲み ともあれ、内容のこゆ~かった5泊6日が終わりました。終日マニーノの面倒を見、私達の食事の世話をしてくれたマンマには大感謝 です。まぁ、もちろんマンマにとってもマニーノ1人じめの至福 の毎日だったようですがてなわけで、明日から海 で5日間リラックスしてきま~す 皆さんも、良い日曜日を! ↑ 先週とはうって変わって晴天続き め~っちゃ焼けそうです(爆)・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.06.22
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今日はお役所巡りの1日。自分のではなく、通訳のお仕事で フィレンツェ市役所とトスカーナ州庁 に行ってきました。詳しい内容は書けませんが、大学院の研究者の方のインタビューでその方もイタリア語はおできなのに、しかも友人の友人で過去に1度お会いした事もあるだけにちょっと躊躇しましたが、詳しい話になるとよく分らなくなるのでぜひ!と依頼を受けました。研究内容は初めての分野でしたが、いつも通訳の仕事はそうだけど、自分でも仕事しながらほほぅ~! と興味深いお話で、いつもイタリアお役所の悪口ばっかり書いてるけど なかなかフィレンツェ市もトスカーナ州も頑張っとるやないか!・・・て私みたいなタダの日本人にそんな事言われたかないか(笑)・・・そして、研究者の方が以前にもお話に来ていたこともあり、担当者の方々もとても親切丁寧でインタビューでも熱意を持っていろいろ説明してくださり、資料もたくさん頂けたようです。大方はご本人が分ってらっしゃるようだったけど、顔色を見たり特にペンが止まったらそこでフォローの説明を入れたり、先方がヒートアップしてしゃべるのに割って入ったりの通訳でそれが “いてくれて助かった~!!” と研究者の方に最後に言って頂けて、私もほっ・・・とひと安心しました。:::::この方との事前打ち合わせ(おしゃべり?)と別件の仕事もあり、ここ数日はフィレンツェでした。待ち合わせ場所へ行く道中などで、久しぶりのフィレツェを撮ってみました ・・・やっぱ、フィレンツェは美しい いや、元々この町にずっと憧れて、いつかは住みたい!と留学に来た町。住めば都ではなく、ある意味地獄!?だったけど、久しぶりに来ると昔の感動がよみがえります。ヴェッキオ宮殿の挙式 でお世話になっている花屋のおばさんに以前聞いていたトラットリア でお昼を食べたり、 いつものカフェ でまったり日本語でおしゃべりをしたり仕事に便乗して普段あまりできない事もして楽しく過ごせました。Cさん、ありがとう♪&これからもよろしく♪♪ ↑ トラットリアとバール情報、Infoitalia にリンクしてます ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.03.10
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時計専門誌向けの翻訳が終わりました 2日待った末に写真などの資料とその説明文・ジャーナリストさんのプロフィールなどが届きそれ自体の翻訳は簡単だったのですが、最終的に表現に迷った本文の何箇所かの相談にジャーナリストさんに電話 をし、訂正を入れて編集部へ 今日、OK の返事をもらいました。内容によっては巻頭スペシャル記事となるか中面の掲載となるか・・・と言われていたのですが、これも巻頭に確定 をもらい、レイアウトなどの報告もまた頂けるそうですが、これも楽しみです♪しかし多少待たされたにしろ、 イタリア人の割には こちらの状況にも気を使って下さったりプロフィールを読むと新聞の全国紙や名の知れた雑誌に記事を提供する、業界では屈指の時計ジャーナリストさんのようだけれど、とっても謙虚で優しい 電話の時も、 “こんな簡単な文、ちゃんと分ったれよ~!” みたいな態度とられたらどうしよ と一抹の不安もあったのだけど、いかに説明したら私がよく理解できるか丁寧にお話してくれて私に対してもベタ褒めでちょっと感激+かつ、プロフィールと共に送られてきた本人の写真を見るとダンディ~で結構かっこいい ←これが最大の理由!?だって最近はいかにもおっちゃんが多かったので連載なので、次回は4月末の締め切りで・・・あれ?結構もうすぐやん!?月刊じゃなくって季刊誌でよかった・・・ 待ち時間があったり、そんなにずっと忙しい訳ではなかったのですがやっぱりやりかけの仕事があると、何となく気分的に落ち着かなかったんだけどめでたく暇人になったので(あれ?家事は?) 、先週のたまってるネタを更新していきます が、まず手始めは、1ヶ月以上放置していた ピエモンテ旅行記かな~り今更なんですけど、途中でやめるのも気持悪いので後半 トリノ・ノヴァラ・オルタ湖をフリーページにUPしましたので、興味のある方はどうぞ♪・・・結構忘れてる ので、写真中心になってますが ↑ 今度はまた旅行に行きたくなってきた!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.02.05
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昼前に、ピンポーンとベルがなる。私とマニーノ2人っきりの時は窓から見るか、インターホンでまず受け答えをするのだけど“誰?”とインターホンで言うと、“・・・お、おれ、ジャ、ジャン二・・・”とどもった声。窓からちらりと見ると黒人の男性がモノ売りに1軒1軒まわっていたようだった。“何もいらないから”と言って窓を閉めたが、このクソ田舎にも不法移民の人が来たのか・・と複雑な気持ちになってしまった。彼らには彼らの事情があるだろうし個人的には恨みも何もないけれど、不法移民の犯罪の多さや、差別する一方で思いっきり酷使して利用するイタリア社会を考えるとかな~り気分が悪くなる・・・すると、5分もしないうちにまたピンポーン ・・・何もいらんっちゅうにぃ~!!!と言いたい衝動を抑えて“誰?”とまたインターホンに出ると、今度は郵便だった。ホ・・・東京からやってきた薄いダンボールの封筒。カラヴァッジョの記事が掲載された新聞紙 (取材日記→1、2、3)が到着しました。早速掲載ページを広げて読んでみると、コーディネイトから取材本番までが何だか遠い昔に感じられ、何よりも私のつたない日本語訳が記者さんの手にかかるとこんなに立派な記事になった事に何だか感慨無量 こういう仕事は私は単に通訳で私自身がしゃべる訳でも書く訳でもないから、仕事を終えた時というのは自分の中の自己反省や自己満足だけで終わるのだけどこうして形なったものを目の前にすると、また頑張ろ!と気が引き締まる思いになる。写真左の時計専門誌は昨年に届いたものだけど、こちらはフェラーリイベント取材の掲載紙。こちらもスポンサー会社の社長インタビューで凹んだ苦い思い出 がありながらも記者さんの手腕ですごくデキた文章になっている・・・ありがたや、ありがたや。掲載紙は、日本語の活字に飢えている私を癒してくれもする。経済なんて昔は興味なかったけど、それを読むのもまた面白いし、週刊誌の広告見出しなんかを見て ええーーそんな事なってんの とびっくりしたり。時計雑誌は読み物として面白いだけでなく、時計業界のお仕事を昨年3月から始めた言わばまだまだ素人の私の知識をカバーしてくれる上でも助かってます 更にありがたいのは、こちらの編集長さんからの依頼で、次号から始まるミラノのジャーナリストの連載の翻訳をすることになった。“翻訳ももちろんなのですが、連載の仕事依頼から締め切りのプッシュまでお願いしたい”との事で、昨年からコンタクトを取り始めたのだけど、イタリアで仕事するにあたって何気に一番しんどいのが、こういうコーディネイト作業だったりする もう慣れたとはいえ、 日本の仕事では当たり前の“折り返し電話(メール)”や“確認”“スケジュール管理”のような事ができない人がわんさといる から ところが、連載依頼メールを送った翌日には快諾+とても謙虚で丁寧なメールに超好印象 続いて編集長から説明のあった連載の内容や報酬などのメールを再度送ったら・・・・・・・今度は2週間たっても何も返事がこない・・・こっこれは・・・超フレンドリー→取材アポを忘れたカラヴァッジョ研究家の2の舞かっ と一瞬冷や汗かいたけど、再送したところ、私に返事したものがアメリカからでネット環境が悪くて送れてなかったと判明し、その後も順調にメールで連絡を交わし、あとは原稿を待つばかり・・・が・・・締め切りの1月31日になってもメールがこない 忘れられてる可能性をまだぬぐいきれない(疑い深い!?)丁重に催促のメールを入れたらこれまた丁重に“忘れてないよ、仕上げにかかってるから2月4日には必ず!”の返事が。まぁ、これで忘れる&送ってこない事はないやろう・・・と一応ほっとしてますがやっぱり本当に原稿があがってくるまでは、心底安心はできんのやなぁ~・・・ 翻訳は家でできるから都合がいいんだけど、最近夜遅い&私としか寝てくれないマニーノ。お母ちゃんの稼ぎ時 やから、バッボと寝てや~頼んまっせ~・・・ ↑ しばらく頻繁だった更新のペースががっくし落ちますが・・・ぽちっと応援よろしく♪
2008.02.01
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ずっと更新したかった10月のお仕事の記事を・・・と思ったら、前月までのしか日記、書けないんですねぇ楽天さんは・・・てな訳で、通常後から更新でもその日の日付で書いてますが、いきなり2ヶ月前の出来事を更新です。3月・9月とお仕事を頂いたメーカーがスポンサーを務めるあるイベントにやって参りました。モータースポーツ好きの方なら、トップの写真を見ただけでお分かりですね MOTO・GPでもお馴染みの、ムジェッロ・サーキット です。実は家から車 で30分くらいなのに、今まで行った事がありませんでした。でもこんなに近いのに、フィレンツェ日本のプレスさん達が宿泊するホテルに集合だった為、エンライ時間はかかりましたが・・・ メーカーのプレスルームはスタート&ゴール地点まん前の最高 の場所で小市民な私はそれだけでかなり 興奮しておりましたっ。テラスからは、F1やMOTO・GPでのTV観戦でお馴染みの景色が見えます。スポンサーを務めるイベントは、“フェラーリ・ヒストリックチャレンジ” 、フェラーリのクラッシックカーレースです。この丸いフォルムがたまらなく可愛い!・・・何万ユーロとかしちゃうんでしょうけど・・・ちなみにドライバーはクラッッシックカーのオーナーさん、つまりアマではあるんですがこの高価な車をまぁ皆さんすごいスピードで、しかも超本気でぶつけたりしてるし!!仕事をすっかり忘れ(まぁ仕事は午後遅くからだったんですが)観戦を楽しんでしまいました。このイベントは年間を通して行われるフェラーリの車レース(プロのF1以外)の最終戦で、クラッシックカー以外のさまざまなジャンルのレースの決勝が行われました。今写真とイベントのパンフみながら書いてるので、今ひとつ自信がないのですが、↓は F430のピレッリ杯・シェル杯 の様子 ・・・のはず 日本からはメーカーの業種の専門誌の記者の方他、車雑誌の記者さんもいらっしゃったのだけどミーハーなだけで無知な私にもいろいろ教えていただきました。このF430は予約を入れてもかなり待つほどバカ売れのお化けモデルだそうで、タイムリーに読んでいた日本の雑誌でも今まで暴れ馬的な車の多かったフェラーリがこの車では万人が乗りこなせるスポーツカーを出したと書いてましたがその運転のしやすさと美しいフォルムがこのブームとなったようです。が、そんなスーパーカーも、レースとなればぶつかり合いながら凄まじいもの!帰りがけに見ると、サーキット外のテントでは修理が行われていました。そして最大のイベントは・・・・ F1 !!!当然ながら、全部フェラーリです。F1のフェラーリファンにはヨダレモノ 最初から配られていたけど使用してなかった耳栓も、F1になるとさすがに必要でした。個人的にお気に入りは、特別参加したF500。1953年のものだそうです!こうして一通りレースを楽しんだ後、やっとこお仕事です。インタビューの相手は、フェラーリの“コルサ・クリエンティ”という部門担当の女性。しかも、意外にもめがねをかけた金髪の30後半の女性らしい女性でした。イスに座るも、携帯 が鳴り続けインタビューを何回か中断したものの、通訳しながら私もびっくり のお話がたくさん聞けました。レースを見ながら疑問だったのは、このF1ってどこから?誰が運転してんの?ですが・・・F1の本物のレースで活躍した車を販売しレースはそのオーナーが参加!つまり、セナやシューマッハーが乗っていた車ですよ、奥さん!!車がシーズンを終えた後2年フェラーリの元に置かれ、一般人にも運転できるシステムに改造後(とはいえ、パワーやスピードはそのまんまらしいです!!)販売するそうですが、気になるのは・・・お値段!これはその車のドライバー、またそれだけ勝ったかで決まるそうで、例えばシューマッハーが引退最後の年に優勝したものは・・・約5億円 そっからは誰が買うの?どこに置いてるの?輸送は?修理は?などなどいろんな 質問 がわんさか出てくるんですが、誰が・・・いうのは、言わずもがなお金持ちの方々、レースもこの方達の気合の入った道楽?ちなみに日本人参加者も3名いらっしゃいました もちろん公道で走れる訳でもないので、お客様の希望によりフェラーリで保管する事もできるし、希望であれば、F1チームのスケジュールをお教えして一緒にお車をお運びします・・・修理は皆さんご自分の修理工をお持ちでしょう、でも足りない部品や必要な物は私共が・・・・・・何だか聞けば聞くほどとお~い世界のお話。こうしてフェラーリを愛するファンにF1ドライバーの気分を味わって頂く、FXXというテスト車においてはテストドライバーの気分を味わって頂き、実際に意見を出して頂いて開発に反映させる、華やかなF1の世界ばかりが注目されますが、我々の真髄はお客様と本当の意味で家族になる事 なのです・・・と言う。つまり、F1だけではなく、クラッシックカー、F430、FXXのレースドライバーも皆一般ユーザーであり、年間を通じて世界中に行われるレースに参加しており、そのオーガニゼーションを一手に担うのが、この“コルサ・クリエンティ”・・・更に続けて・・・こうして我々の世界中のレースに参加に来られるお客様がいらっしゃいますが要望があればホテルなども手配しますし、またその地方の郷土料理が食べたいとおっしゃれば私共でお調べしてコーディネイトも致します・・・イタリアにも“お客様は神様”企業が存在したのだ! ・・・じゃなくって インタビューの後、メーカー専門誌の記者の方は言った。“これは車に大金を出すと言うよりも、フェラーリの家族になる値段なんですね・・・ 熱烈ファンにとっちゃあ、それはもうたまらないでしょう・・・”続けて車専門誌の記者の方が言った。“だからフェラーリは凄いんです、他のどの会社もこのスピリッツは真似できませんね”フェラーリ=すごいスポーツカー くらいのイメージしかなかったけど、このお仕事でフェラーリの本当の凄さを思い知った気がします。さて肝心のお仕事なのですが、このフェラーリの方のインタビューは話が長くて苦労はしたものの、なかなかうまい具合にいったのですが、もう1つのスポンサー企業トップの方へのインタビューでは ・・・凹みました この方には3月にもインタビューをしたのですが、その時もコワモテの顔でじーーーっとにらまれると (って本当はにらんでないんでしょうけど) 緊張して頭がうまく回らない。で、私が訳し終わって考えたような顔をされると心臓がバクバク、で、“もう1回言って?よく分からなかったんだけど”などと言われたものならアワアワ・・・3月も同じだったんだけど、インタビューが長くて、その間に自分でこんなんではイカン!と気持ちを入れ直して挽回できたからよかったんですが今回は時間も短くてそんなチャンスもなくインタビュー終了・・・・・・次回からは呼んでもらえないかも ・・・というのが正直な感想です。しかし、いくらコワモテで睨まれたからと言って、それで通訳に支障をきたすなんて大失態。相手によって自分を変えない、通訳のレベルを下げない、というのが今回の反省点でした。しっかし、私の長所(短所でもある)は、根性座ってるところなのになぁ・・・まだまだアカンたれですさて夕方にはインタビューもレースも終了、帰りの送迎バスに向かったところ・・・ ここにもフェラーリだらけ!レース参加者の普段使いの車も、もちろんフェラーリ・・・やっぱ金持ちはちゃうわ~ ↑万が一次回また呼んでもらえたら、絶対挽回します! ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.12.18
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仕事とはいえ、今回は久しぶり&行った事のない教会や美術館に行く事ができて、何気に満喫♪ 美術系は結構ウトい私・・・有名所は抑えるけどあとはひたすら笑うツボを探すか感覚的にエエなぁ~ と思ったものが好き・・・てな感じです Caravaggioは名前を知ってるくらいだったので、準備ではミニアート本2冊でお勉強。人物的にも絵画的にも結構私好み こうして一応下知識もつけて行ったので、実際に作品を見た時も何も知らずに見る時より数倍楽しめました 初日、まずは 巡礼の聖母 のあるサンタゴスティーノ教会 へ。祭壇に向かって左の一番後にあります。ここは普段照明は消えていて硬貨(寄付金)を入れて照明のボタンを押すんだけど、照明がついたとたんに、すぅっと浮き上がる聖母の姿がとても美しかった。 続いては サンルイージディフランチェージ教会。サンタゴスティーノ教会至近で、こちらも初訪問。 この教会は名前通りフランスの教会で、電話で問い合わせた時も仏語で出るし、表示も仏語が頭。周りにも仏語の本屋などもあり、ちょっとしたフランス街になっています。 ここは記者さんがメインに扱う作品の 聖マタイの召命、 聖マタイと天使 、 聖マタイの殉教 が祭壇左側の礼拝堂にあって、ここは硬貨を入れると一定の時間照明がつくという方式でしたが、たくさん人がいたので絶えず照明がついていました。 本で見た時もそう思ったけど、カラヴァッジョの宗教画はどうも私の宗教画のイメージじゃない。私のイメージは、中世のぺタッとした金ピカのか、ルネサンス期の丹精に美しく彩られもの。一方、カラヴァッジョのは生々しく描写された対象が暗闇に浮き上がり、何ともまぁドラマチックで、主題の“瞬間”を絵の中に封じ込めた感じ。 それは美化された神聖さではなく、当時は教会から拒否されたり不敬であると論争を巻き起こしたりしたそうですが、本では、当時の 反宗教改革=清貧 に戻る精神を見事に表現しているとあり、私も他の宗教画よりも何か神聖なものを感じました。 書き直しさせられた作品も何作かあり、聖マタイと天使も実は2作目。本で見た一作目は、聖マタイが農民臭い男性で横を向いて足を組んでるのですが礼拝堂でミサの時、この足が聖職者の頭を蹴ってるように見えるからダメ出しされたそう。行って見てみると、なかなかそれは一理ある! その後は徒歩で観光もしつつ、サンタマリアデルポポロ教会へ。 祭壇左の礼拝堂に、 聖ペテロの磔刑 と 聖パウロの回心 が左右に配置されています。 写真にないですが、礼拝堂正面にはルネサンス期の色鮮やかな絵が配置されていて、記者さんとも何故この両脇の絵をカラヴァッジョに委託したのか と話したほど違和感がありました。 2日目は予約不可なヴァチカン美術館に開館の1時間前に出かけました・・・が!やはり長蛇の列 シーズンオフとはいえ10時半~12時半(閉館は13時半)ってどない 幸い、11時すぎには中に入る事ができました。 まずはヴァチカン絵画館から。来るの4回目だけど、本で見てもどこにカラヴァッジョの作品があったかも思い出せない。この絵画館で一番有名なのはやはりラファエロだから? ラファエロの絵は優美だなぁ~と思うけど、感覚的にビビッ とこない・・・ファンの方すみません カラヴァッジョの キリスト降架 は絵画館の最後の方にありました。昨日見た作品よりもイマイチ感動薄いのは何で と思ってたけど今考えれば、教会の中の薄暗い場所と比べて部屋が明るかったので、特徴的な光と影のタッチ、それによって表現される劇的さが伝わらなかったのかな? 何気に印象深かったのは、絵画館出口近くにあった 地上の楽園 。土産屋でもこの作品のポスターやスカーフなんかも見たから、人気あるのかも。 絵画館を後にしても、さすがヴァチカン博物館、見所が多すぎ~興味のないところは飛ばしか早足で駆け抜け、ラファエロの間へ。 すごいなぁ、うまいなぁと思うけど、やはり個人的には好みじゃないかなぁ。幸運だったのは、修復の作業を目の前で見られた事!出口付近で人がたくさんいたので長くは見られなかったけれど、初めて見て感動 修復師さん、あれだけ人に見られて一糸乱れるって事はないんかな?いつもは早足で通り過ぎていた近代作品部門は今回ゆっくり見ました。記者さん曰く、この部門だけで立派に美術館ができそうなほど素晴らしいのですが、大半の観光客はシスティーナ礼拝堂を目指して 足早に去っていきました ←前回までの私 その後は、いつ見ても感動のシスティーナ礼拝堂。感覚勝負(?)の私がいつもビビビ と来るのは ミケランジェロ で、この礼拝堂に入る時は、いつもドキドキ します。翌日 サンピエトロ寺院 に行っても、やはり感動したのはミケランジェロの ピエタ 。絵画も好きだけど、一番すごいのはやはり彫刻!博物館を出たのは13時すぎで、まずは15時予約の ボルゲーゼ美術館 にバスで向かい、公園内のバールで手早く昼食を済ませ、広い公園内を迷いながら時間前に何とかたどり着きました。 館内は写真不可だったので写真なしですが、ここには6作品があります。果物籠を持つ少年 ※貸し出し中で見れず 、 病めるバッコス、蛇の聖母、 聖ヨハネ、執筆する聖ヒエロニムス、ゴリアテの首を持つダビデ ローマで殺人を犯し斬首刑を言い渡され逃亡していたカラヴァッジョ、生首のゴリアテに自分の姿を書き出した“ゴリアテの首を持つダビデ”が印象的でした。 ナポリでは、先にインタビューでその後作品鑑賞。まずは ピオディモンテミーゼリコルディア教会 の 慈悲の七つの行い 。が、教会はなんと修復で閉鎖中!幸いにも併設の博物館2階から祭壇中央にあるこの作品を見る事ができました。 この作品を本で見た時、おっぱいを大人にあげている女性にびっくり しかも娘と父!解説を読むと、1597年の教理問答書にある慈悲の七つの行い:死者の埋葬・囚人の慰問・食物の施与・衣服の施与・病気の治癒・巡礼者の歓待・飲物の施与を忠実に表現しているらしい・・・が、しかし、教会全体を見てないとはいえ、主祭壇に据えるのは勇気のいる作品で近代に至っても論争があったのも分かる衝撃の作品でした。 作品は → こちら 続いては、私も初めてのカポディモンテ美術館へ。偶然“カラヴァッジョからピカソまで”という企画展開催中で見ごたえがありました。旧王宮の建物は大きく、 キリストの笞打ち はいつ出てんの?て感じだったけど、いくつも間が続く一番奥から遠くからでも輝いて見えて、すぐにアレ!と分かったのが感動 作品は → こちらカラヴァッジョの旅の最後は、彼の最後の作品でもある 聖オルソラの殉教 。聖人の後ろ、聖人が刺された剣が一緒に突き刺さったかのような男は自画像だとか。彼の晩年(享年39歳)の逃亡先のマルタ島やシチリアの作風はさらに暗く光ももの悲しく悲壮なシーンを映し出すように変わっている。それは単なる作風の変化なのか、それとも死刑に怯えつつ逃亡生活に疲れた結果なのか・・・なんて思いをはせてしまいました。 ↑ 久々に美術を堪能!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.15
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こうしてSPIZZICOのピザをほうばってるうちにあっという間に1時間半。私にとっては結婚式で来伊した両親と来た4年ぶりのナポリに到着!ホテルの送迎は終了してて“ナポリでタクシー”乗らなアカン! という試練が待ってたけどぼられもせず、普通道で160kmで飛ばされたりもせず、ふっつぅ~にホテルまで着きました。(10年前に日本から旅行に来た時に↑やられ、友人は泣いて しまいました)翌日は、インタビュー相手である教授を訪ねて、ナポリ大学へ。ホテル送迎車からは信号なしと同じ&クラクション鳴りまくりの相変わらずな姿を堪能、送迎場所からから徒歩で大学の校舎を探す時は、親切なナポリの人達に囲まれてあれやこれやとたくさん助けてもらってここでもナポリを実感。で、やっとのことで目当ての校舎を探し当てたら・・・“○×△~!?”・・・ナポリ弁バリバリの受付のおっちゃんの言ってる事がさっぱり分からんかった けど、教授の名前が出たため、はい、ととりあえず答えたらついてくるように言われる。行き着く先は、教室。 ・・・教授、思いっきり授業、いや口答試験の真っ最中 “じゃあ、君たちちょっと待っててね”と言い残して出てくる教授、エエんでしょうか~ ま、大学の教授なんてそんなものである。私がフィレンツェ大学で初めてテストを受けた時、200人はいる授業なのに、口答試験の予約はなく当日来ればいいよ、いつもこれでスム~ズに行くからと教授に言われ、半分疑いつつ少し早めに行ってみると・・・すでに教授室の前に長蛇の列。皆廊下や階段に座っておしゃべりや勉強をしている。聞いたら、ドアに予約表があって皆そこに名前を書くと言うではないか!!教授はそんな事教えてくれなかったと言うと、“教授は何も知らないのよ、にっちもさっちもいかないから生徒が表作ってやってるのよ”・・・だそうな。ま、そりゃそうや。私は68番、しかしその表を見て教授も今日はここまで明日はここまでと区切ってくれればいいのにそんな事もしてくれないので念のため毎日通って待つ羽目となる。で、何故区切れないのか分かったのは・・・先生、毎日来る時間ばらばらで、時に11時出勤。13時にお昼に言ったかと思えば16:30帰ってくる・・・おいおいおいおいおいおい・・・・・・結局私が試験を受けられたのは、4日目の晩でした(爆)そんな事を思い出しつつ、生徒にも悪いので早速インタビューにかかる。前日の反省を生かしさりげなく横入りしつつ、また教授も少しは気を使ってくれてか、時折間をおいて話してくれる・・・のも最初の15分、後は前日の先生と同じく、記者さんが質問する間もなく彼のあつ~い 講義!?が続き、最後は教授が近年出したCaravaggioの死についての新説を語る、語る、語り・・・“でも学会ってぇのは閉鎖的なもんだから、新しいもんを認めるどころか 腫れ物に触るかのように全く知らないフリをするんだよ!!”・・・と最後は愚痴だったり まぁそういうお話を聞けるのも楽しいっちゃあ楽しいんやけど。しかし、“ちょっと待ってて”と言って教室を後にしてから1時間以上経つと、さすがに生徒がちらほらやって来だした。“あのぅ~、この質問だけさせてください”“あのぅ~、明日の予定は・・・”“あのぅ~、資料の確認だけ・・”なのに、教授はこの新説を打ち出した本をプレゼントしたいからと戸棚中を探しまくりないかと思えば、出版社の連絡先を教えるからと今度は連絡先を探しまくり・・・記者さんは別にお願いしてないんやけど、意地でもこの本を読んでほしいみたいでおかしかった 2時間近くになろう頃、廊下にも待っている人が増えてきて、さすがにここで打ち止め。私達は大学から近いであろうピオディモンテミーゼリコルディア教会に行き、そこからバスでカポディモンテ美術館へ。ここでは偶然にも“カラヴァッジョからピカソまで”という企画展をやっており世界からも著名な画家の作品が来てて、ただでさえ広いのに更に時間を費やしてしまった。見学後美術館のバールで遅い昼食を済ませ(でもピザとアランチーノを抑えときました)、そこからは銀行めぐり 。記者さんのトラベラーズチェックを両替したいのだけど、できる所とできない所があって大通り沿いを転々・・・銀行が閉まる3時45分頃に、大きい銀行に入り、いけた!と思ったら、上限があって全額はできない。違う銀行ならできると言うのでさらにもう1軒・・・外からは閉まっていたけど、出る人が入れてくれたので、そこで全額両替ができたのだけど、さらに 駆け足でもう1軒。というのも教授が教えてくれたこの銀行には、カラヴァッジョ最後の作品が残されているのである。見せて下さいと言えば見せてくれるよ、と言われていたのに、何も言わずとも立派な小美術館になっていた。急ぎで見学を済ませたら、もう私の帰宅するユーロスターまで時間が少ないのでホテルへもタクシーで飛ばし(ここでもタクシーの兄ちゃんすっ飛ばしてくれました!)荷物を引き取って4日間お世話になった記者さんとも残念ながら慌しくお別れ。私の中でのいろんな反省や後悔とは裏腹に、私のおかげで良い取材&見たいものが全部見れたとおっしゃってくれた記者さん、これが社交辞令でない事、2年前と同じくこれが縁でまた違うお仕事が頂ける事を願いつつ、今度は家族の待つフィレンツェ行きのユーロスター に飛び乗る。何ちゃら回線の故障とやらで一時ストップした影響で、フィレンツェへは30分遅れで到着。 ミニ得情報 Trenitaliaでは、ユーロスター&インターシティが遅延の場合は、ユーロスターなら50%、インターシティなら30%分の返金(厳密に言うと次回の切符購入に使用するチケット)があります。1ヶ月以内に申請、利用は半年以内。但し定期には使用不可 ← ダンナ怒ってました ホームでダンナが待っていてくれ、4日ぶりの待望のマニーノとの再会は・・・1日の時なら、私の顔を見た瞬間に飛びついてくるのだけど、今回は長かったので嬉しそうにしながらも何か変な、恥ずかしがったような感じですぐそばに寄って来ない。耐え切れずに私が抱っこしてあげたら・・・そこからは全く離してくれなかった けど私も疲れたので歯を磨いて着替えたらマニーノと一緒にベッドへ一直線。この4日1人で寝てたから、マニーノときゅっと一緒に寝るのが一段と心地よかった・・・ ↑ 美術鑑賞編に続きます・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.15
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嬉しい悲鳴で忙しかった秋の仕事の締めくくりは、初の出張 でした。10月半ばの日記にも書いた、Caravaggioの取材でローマとナポリ!こうしてフィレンツェでもなく宿泊や食事代も負担してまでご指名を頂いて大変光栄でした ・・・が、本番に波乱 があったんです・・・出張まで4日前となったある日、昼頃に携帯 がなる。“シニョーラクミコ?私、○○氏のアシスタントをしているものですが・・・”あの気のよい、ローマの歴史大家のアシスタントからだった。いや~な予感は的中し・・・“先生がインタビューのアポを忘れてたので、 日を変えられませんか?” ・・・でたよ・・・先生は気のよい人じゃなくって・・・ただの・・・ただの・・・ただの調子のエエおっさんやった!!“あ、あのいつに変更できるんでしょうか・・・”と動揺を抑えつつ聞いてみると“14日の午後、3時とか4時とか”14日は時間は未定とはいえこの日はナポリに移動なので“じゃ3時にして下さい”と言うと“いや・・・飛行機は1時半にフィウミチーノ(ローマの空港)着だから念のために4時に”・・・て、ローマにもおらんのかい!!そういや思い出した。アポをとった電話で、“11月頭は展覧会の仕事でイギリスにいるんだ、12日希望? 8日は○○博士の誕生日でパーティするからまだイギリスだけど、12日は月曜だよね? 帰ってる、帰ってる!OK~OK~♪”・・・て、帰ってないやないかい!!!いないんだから仕方なしにアポを変え、急いで出発間際の記者さんに連絡したけれど、はぁ~ なんでイタリア人てばこんなにアホなんやろか・・・しかし不幸中の幸いは、最初の電話の時に君の連絡先も教えてと言われ、教えておいた事、そして実際にちゃんと電話がかかてきた事!これって結構珍しい。アホ扱いせずに、イタリア人もなかなかやるやないか と褒めてやるべきなのか??:::::記者の方は想像とおり穏やかな方で、時間が経つにつれ家族や趣味の話などもしてメインのインタビューが初日から3日目のナポリに経つ直前にずれこんだおかげでCaravaggioの作品のある教会や美術館を見たり、美味しいもの を食べさせて頂いてこれでお給料をもらって申し訳ないと思ってしまうほど私も楽しんだ。そして3日目、ナポリ行きのユーロスターを7時半頃に予約して、念の為に荷物を駅に預け、時間前には先生の自宅近くで記者さんがメインで取り扱う作品のある教会で再度作品を見る。自宅はナヴォーナ広場の近く(さすが大家なだけある)で住所も知っていたけど、具体的な場所を聞くのと、もし早く着いてれば始めさせてもらおうと3時半頃に携帯に電話すると“いや、まだ着いてないよ。約束何時だっけ?4時?4時半くらいになるかな?”・・・相変わらず口調は超フレンドリ~なのだが、これが今回は逆に頭にくる ま、それはさておき、4時半になり、やっとの事で狭い路地から先生の家を探し当てすんごい美術コレクションにびびりながらもインタビューを始める。謙遜して、個別のインタビューはちょっと・・・と言っていたヴァチカン古文書官の方も来て頂けた。しかし、先生、記者の方が前フリを話しただけなのに、もうそれからしゃべるしゃべる・・・いつもの悩みどころは、イタリア人の大半は通訳を入れる間を無視する(ちゅうか全く気づいてない)ので、何とかメモりながらもやばいと思ったら思いっきり止めさせて頂く。なのに、通訳してる最中にもまたかぶってしゃべるしゃべる・・・私も大変だけど、記者さんも大変だ。しかし、全く止める猶予もくれずかなりしゃべられた後に、記者さんが興味を持っていない内容とはいえ、全部メモもとれきれなかったのもあって“はしょりますが・・・”と言ってしまったのは大失敗。言ったのも悪いし、本来、通訳としてはどんな理由あれどはしょってはいけないのでは?記者さんはそれで良いですよ、という感じだったけど、ちょっと後悔しました。気がつくとすでに6時を回っている。しかもここはローマ。バス の勝手も分からないし、駅で荷物も引き取らないといけない。電車は逃せないので、まだまだしゃべり続ける先生をちょっとほうっておき、記者さんに“質問があればした方がいいですよ”と助け舟をだし、何とか聞きたいことは一応は聞けたし、そろそろ退散しないと・・・って時に、いちいち自分のコレクションを披露し始めた。有名画家の本物ですごいはすごいけど、もうええちゅうねん!!と思ったその時、奥の寝室の壁にある小さいカーテンを開けたら・・・なんとCaravaggioの本物が!!!これには記者の方も大興奮して、先生に絵の傍らに座ってもらいパシャパシャ 写真撮影。あ、それでは失礼します、ありがとうございました!と挨拶をすると、“え~行っちゃうの?一緒にメシ でもって思ってたのにぃ”・・・誰のせいやと思っとんねん!!と頭をはたきたい勢いを抑えつつ、ダッシュで家を飛び出し、大通りに出てバスの切符を買い、来るバス来るバスの運転手に“駅行く?”と聞きまくる。もう6時半なのに!と焦り出した瞬間、“TERMINI”と書いたバスが来たので乗り込み駅の中も小走り移動し荷物を引き取り終わったら、7時15分頃。はぁ~ 何とかなった・・・と一安心し、駅構内のSPIZZICOでピザセットを買い列車に乗る。ホンマはナポリ本場のピザやったのぃ と半分肩を下ろしながら電車に揺られるのであった・・・ ↑ ナポリ編に続きます・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.14
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めっきり秋になった我が田舎町。家族全員びみょ~な風邪 をひいております。毎日マニーノと同じ生活をしつつ、にわかに?アホみたいに忙しくなってしまいました。まずは、3月と9月にも仕事のあった某企業からの通訳依頼。この企業がスポンサーであるとあるイベントにて、ここの社長と、イベント主催企業の人とに日本から 記者の方々がインタビューにいらっしゃいます。このイベント主催企業も ビッグネーム でちょっとミ~ハ~になりつつもビビり 、社長は3月でもインタビューの通訳をしたけど、社長だけあってなかなか威圧感 もあるお方・・・とはいえ、特に準備すべきものはないけど、やや緊張気味 です。イベントについてはかなり面白そうなので、私も(余裕があれば)楽しんで、またレポします★この仕事の話があった後、ふとした事からダンナの有休がかなり余ってる=どっか行こう!という話になり(祝日もはさむしね )・・・そうなると、やたら盛り上がる旅行好き夫婦の私たち、急遽、 ピエモンテ食い倒れツアー 決定です♪前々から気になっていたピエモンテ、しかもダンナも行ったことないし、行くならやっぱ秋よねん!ワインにトリュフにきのこにチョコレートに・・・ああ考えただけでも目がくらむ その日程を決めたり、宿や観光情報を探したり、ピエモンテ在住のお友達に連絡をとったり。そんな矢先、嬉しい悲鳴ですが、またビッグなお仕事のお話を頂きました。というのは・・・2年前に取材コーディネイトと通訳をさせて頂いた某新聞社の別の記者の方からまた同じ文化ページの同じ特集での取材コーディネイトと通訳を、とのメール。感激したのは、2年前の記者の方から、“大変良かった”と紹介を受けたのでと言われた事。4年くらい前からちょこちょこと通訳の仕事をしているけれど、どどーーーん!ときた初めての大仕事がこの2年前の取材コーディネイトと通訳。この時は身震いしながら各国立博物館などにアポの電話をし(ウフィッツィ美術館館長秘書のアホをまた思い出した)、毎日頭を抱えながら 資料を読み、当日も撃沈しては泣いたり もしていたけど、この苦労は報われたと今思えるようになりました今回の取材テーマはCaravaggio。記者の方からアポ依頼のあった歴史美術家の方とは無事アポを取り、この分野では“大家”なお方なのに超フレンドリ~ で、目的どおりこの方から次から次へと他の取材先を もぉええっちゅうに ゆうほど紹介もして頂き、ここ数日はヴァチカンの古文書保管室やナポリ大学などへアポ取りをしていました。美術にはまったく詳しいわけではないので 、前回と同じくGIUNTI社のミニアート解説本とサイトで調べたものをマニーノが寝てる 時に読み、単語を調べたり、作品を日伊語で一覧リストにしたり、と当日に向けて黙々と準備をしています。この話があった時は準備が間に合うか不安でピエモンテ旅行はやめようかとも思ったけど、ブログ友のお話やサイトなどで情報を見ていると、欲求は抑えきれなくなり・・・決定!それもあって、仕事の準備は旅行の前に基本的に済ませるつもりで頑張ってます。マニーノが卒乳してダンナが夜の寝かせつけ担当になって、夜は自由だし(ダンナ感謝 ) 他にちょこちょこ翻訳が毎日、結婚式なんかもあってやたらめったあ忙しいですが、こういう忙しいのも嫌いじゃない!やりたいことは何が何でも全部やる の昔のパワーが蘇ってきました。(あれ?今までもずっとやりたい事やりまくってたやん!?っていう声は置いといて・・・ )そんな訳でしばらく更新もかな~りご無沙汰&皆さんのところにもできて 読み逃げだけど忘れないで下さいね~♪ ↑ しかし、知らん単語ってまだまだアホほどあるのねん ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.10.18
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この2日間は3月に大仕事をやらせて頂いた会社での通訳の仕事でした。1日目はフィレンツェのショップで、2日目はこの会社と強い関わりを持つ博物館での取材。3月から準備に必要な資料などは特に増えていないと言われていて、マニーノ昼寝中にちょこちょこ復習して、実際それ以上何が出来るわけでもなかったけどやっぱりなかなか難しいです・・・何が難しいかって、毎度毎度ですが正しい日本語が出てこない、ちゃんとした日本語の文章になっていない・・・ 失敗したーーーーー!ってのはないけど、まだまだ経験を積まないとと改めて思いました。仕事の話はさておき、今回の取材で、困ったちゃん(?)2人をご紹介。◎ ランチ先のカメリエーレ(給仕係) ◎博物館近くのレストランは、昨年の取材でも訪れた所らしく、昨年と同じ給仕係がやってきた。昨年からこの会社の日本プレス担当女性に惚れて いるらしく ・・・というか顔見ただけで丸分かり昨年と同じくバジリコのブーケを持ってきたり(リグーリアだったしね)取材のカメラマンさんを使って思いっきし腰に手を回して写真撮ってもらってました。最後は、今度いつ来るの?いつ来るの・・・?熱烈ぶりがかなり笑えました。ランチはすごい量&すごい新鮮な海の幸を頂いたので、私はほっくほく でしたが。◎ 博物館の館長 ◎取材はもちろんこの会社に関わる点なのに、何故か博物館の隅から隅まで、全く関係のない所もすごい勢いで話しまくる館長。関係ないの分かってても訳さない訳にはいかないし、いかんせん早いので分からなかった所は聞き直したりして一生懸命訳してたのだけど・・・ライターさんが手が止まってるし!!それで“質問あったらどうぞ”とか言いつつ、周りが必死に取材メイン箇所に触れようとしても意地でも?関係のない話を延々と続けていく・・・やっとこの会社の製品にたどり着いても“あ、コレそうだっけ?”と秘書呼んで調べさせたり、4つあるこの会社の製品の展示品を2つも思いっきり飛ばしてたり・・・最後はミラノのプレス担当が横から館長のコメントにフォローを入れてライターさんが欲しいコメントを引き出そうとしても、ここで館長とミラノプレス担当とで何気にバトル ヤキモキしたライターさん&編集長さんも何とかコメントを引き出そうと、私にも“○○××・・・って言えますよね?って聞いてもらえます!?”それでもそれを素直に答えずに話がそれちゃう館長・・・・・・あの、何の為に日本から取材に来てるか分かってます ・・・てな感じでした。通訳の私にとっても、知らない単語を聞き直しても嫌な顔せず説明してくれるのは有難かったけど同じくその説明も高速のうえに、通訳を入れるタイミングもお構いなしで苦労しました ::::::::私の仕事の時はダンナの出勤に合わせ私もマニーノも車で一緒に実家に行くのだけど毎度、6時すぎに気持ちよく寝ている マニーノを起こすのがやはり心苦しい。変に起こされて行きの車の中は眠くても寝付けず、45分の車中ぐずりっぱなしの時もあるし。それでも、実家に着くとテンション高い マンマが待ってるので鬼に金棒だけど。それでも私が出て行ってから1時間くらい寝て、外、昼ごはん、昼寝といつもの調子で変わりなく、いつもの調子で良い子 だったのだけど、ただ丸2日連続で両方とも丸1日だったし、2日目は帰ってきたのが8時過ぎてたので帰った時はダンナのひざの上でアニメを見ていたのに、私を見た瞬間から私から離れず、膝に抱っこしたまま片手で夕食をとりました。(マンモーネぶりにびっくり のような、内心嬉しい ような)::::::::1日目、朝少し時間があった時、マンマがマニーノに、“マンマ(私)、すごくキレイだね~お仕事頑張れ~”と言っていました。少し前までは私の仕事に対して興味は全くなく、私が仕事=マニーノを預かれる!としか思ってないんだろうな・・・内心寂しい気分 だったのたけど3月の大きな仕事の時は、その記者会見が掲載されていた新聞を切り抜いてくれていたりでも“あれ、どこだっけ?”ってなくされてたけど その記事を近所の人に見せて“クミホはこの通訳やってるのよ!”と自慢気に話してくれてたり、ああ、私の仕事にも興味を持ってくれているんやなぁとちょっと嬉しかった その後少しづつ仕事について話をする機会も増えてきたのだけど、“マンマをするのは幸せでかつ大変なこと、でも仕事をして自分でお金を稼いで、 自立してる、っていう気持ちになるのはすごく嬉しいでしょう?私もそうだったわ。 たとえ夫がたくさん稼いで自由にお金が使えたとしても、自分で稼いだお金は全然違うのよね”そうそう、私が思ってることと同じーーーー!!!35年間働いてきたマンマやわ。私の場合、別にダンナ高収入でもないから(爆)少しでもお金は必要だけど、それが第一目的で働いてる訳ではない。マンマであっても、マンマ以外の自分の顔を持ちたい、マンマ以外でやりがいを感じたい、外国に住んでようと、ダンナの知り合い以外で自分だけの知り合い・仕事仲間が欲しい、自分の稼いだお金で自分の好きなものを買いたい(特にマニーノのかわいい服とか!)・・・そういう気持ちをマンマがちゃんと分かってマニーノを預かってくれて、安心して仕事を受けられる+行ける私は恵まれてるな、マンマに感謝しないとな、と本当に思った。“で、次の仕事は!?ガンガン受けなさいよー!!マニーノは私に任しとき♪”・・・とマニーノに顔すりすり+濃厚キス のマンマを見ると、やはり預かりたいが一番!?なのかもしれないけど(笑) ↑ 5日の通訳も続いて翻訳のお仕事が:翻訳だからマニーノ預けはなしでマンマがっかり?・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.09.12
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こないだもこのブログで書いた友人の友人家族経営のアグリツーズモに行ってきました。感想は・・・めっちゃめちゃ良い!!!・・・ので、今日は写真もいつもより更に大きくお届けします 場所は我が地元(隣町・我が家から車で15分ほど)、フィレンツェより直通電車で45分のディコマノ。ディコマノの町からは車で10分もかからないのに、丘の上にあるのでまるで別世界です。トップは、チプレッソ(糸杉)が並ぶ坂道を登って現れるアパートのある建物と建物右側上手にある、眺望が素晴らしいプール(宿泊中のイギリス人さん付 )。アグリに入る前の坂道右手には、ここのご家族の本業でもあるリムジン種の牛の放牧場所とオリーブ畑(オリーブオイルを作っています)があります。そして空いていたアパート数箇所を見せてもらいました。これらは比較的大きいアパート(4人以上用)の居間。オーナーのセンスが行き届いた、田舎風でありながらエレガントなインテリアに脱帽!私の憧れの、梁のある屋根にヨダレがでそうでした・・・そしてベッドルーム。こちらのインテリアも見ての通り超素敵!そしてメインの建物を出て、トップ写真左側にある別の建物にあるミニアパート(2人用)へ。入ってすぐ小ホールと階段、その脇にこじんまりとしたキッチン&ダイニング&バス・トイレ、2階は・・・2階というよりも、屋根裏部屋のようなベッドルーム。大きいアパートももちろん良いけれど、このミニアパートの可愛さに惚れて しまった私。続いては、ミニアパートと同じ建物の大半を占めるホールへ。実は大半のお客さんが去っていく前日の金曜晩、オーナー主催でピザパーティが開かれる。これも、お客さんに楽しい思い出を、というオーナーのアイディア 。もちろん、その場でピザ釜で焼く本格ピザ!(写真下、ピザ釜見えますか?)現在、このホール拡張を予定しており、その後はピザ教室なんかも開く計画だそうです。一通り見終わった後は、同じ敷地内にあるご家族のアパートへ。この大きな建物にもお客さん用のアパート、オーナー家族、オーナー息子家族、私の友人の友人であるシモーネ家族(奥さんがオーナー娘)の住まいもあります。こちらもアグリ同様素敵なインテリアで、手作りのお菓子を頂きながらお話をしてきました。どうやら、メインでアグリの世話をしているのはオーナー奥さんで、インテリアやピザパーティなどのアイディアは全て彼女。しかし、インテリアの繊細さとは裏腹?な、肝っ玉母さんで、うちのダンナに機関銃のようにしゃべってました(我がダンナ、ややひきぎみ・笑)その奥さんと共に具体的なことをするのは、息子のパオロ。この奥さんの息子とは思えないほど、控えめなタイプ・・・普段は牛のお世話をしているというのに納得!な、素朴な好青年という感じでした。それにひきかえ?義弟(兄?)にあたるシモーネは、私がパオロと話してるのに割り込んできて、コラ~!仕事の話ができんやないかい!最後は、マリアから私がバレーボールしてたと聞いて、彼らのチームに入れと勧誘ばっかし アグリは実は初めて2、3年と間もなく、ヨーロッパのお客さんがメインだそう。このブログで私を通じて&私が現地スタッフを勤める代理店を通じてたくさんたくさん日本人のお客さんが来てくれるといいな♪お問い合わせは私書箱まで → こちら♪ ↑ お問い合わせ、どんどんお待ちしてます☆・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.08.25
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夏は、ブログを読んでくださってる方から個人的な事でお手伝いをしたくらいしか仕事がなかった私ですが ガクッ・・・これが、フリーの辛いところよ・・・ むむむ秋はお仕事します!! 実は1ヶ月くらい前、携帯に市外局番02=ミラノから電話 がありました。3月に新製品記者発表会の同時通訳&社長インタビュー通訳をさせて頂いた某企業から。日本からやってくるフィレンツェのブティック本店訪問と、この企業に関連する博物館見学での通訳の依頼でした。“またお願いするわね”と言われたのが社交辞令ではなかった!!単に久しぶりの仕事!というだけでなく、3月の仕事はレベルが高すぎてまず腰が引き、最終的に清水の舞台から飛び降りる気持ちで受け、自分でも準備段階からかなり頑張ったものだったのでその時、同じ日に別の仕事のお話もあって即答できなかったんだけど、結局別の仕事は時間がずれて(後キャンセルになっちゃったし)、晴れて受ける事ができた時、“よかった~、フィレンツェで通訳が必要な時はクミコに絶対して欲しかったから!”と言われて、本当に本当に嬉しかった ・・・よかった、清水の舞台から飛び降りといておばあちゃん家でのミニバカンスが終わり、本番まで約3週間、これから準備に入ります!とは言うよりも、3月の資料や自分でまとめた単語帳なんかも残してるから復習かな?とは言え、気を抜くと必ず痛い目にあうので、気を引き締めて頑張ります ::::::::ここ最近の激ユーロ高&激円安 で、なかなかお客さんが来なかった旅行代理店からもお仕事がやってきました。お客さんは、1ヶ月長期滞在+イタリア語個人レッスンで、滞在先は仕事だけでなくお友達としても良くしてもらっているイングリッドさんのアパート 。この空き状況確認で久々に電話しておしゃべりしていたら、“あ、この日ね、私達結婚するからスイスから来る私の家族が独占しちゃうのよ~”は なんて言いました 思わず、 “え!誰が結婚するって!?”と聞き返してしまった私。お友達と言っても、イングリッドさんは多分40台後半、ジョヴァンニさんは50超えてるし、すでに15年くらい一緒にいてるのに、なぜ、今 そうしたら、“ふっふっふ~、クミコ、私たちももう若くないのよ” と照れくさそう に、でも幸せそうな声でイングリッドさんは答えた。なんだか私もすごく幸せな気分 にさせてもらいました。そして更に!依頼がある度に、決めた事と違う話をしてくるオーナーについていけず私から関係を絶ち切った近郊のアグリツーリズモ。それでも問い合わせもあるので、別でいいアグリ(特にオーナーの人柄!)を探さないと!と思っていた矢先、いつもの子連れ散歩中にママ友・マリアとのおしゃべり最中に、彼女のダンナさんの同僚家族が以前のアグリと同じ町でアグリを経営してると判明!まっさか、あの親父がダンナさん同僚のお父さんじゃないやろな・・・とおそるおそる 具体的な場所を聞いたら全く別の方向だったので、ほ・・・これはちょうど良い これまた偶然外で仕事中だったマリアのダンナさんとその同僚に即会い、話をしたところ、このシモーネもとっても良い人&サイトでアグリを見てもなかなか良い雰囲気♪・・・て事で、善は急げ! のはずが、雨 が続いたり、アグリが予約いっぱいでアパートが見れなかったりで今だ行けず。お客さんの入れ替えがあってアパートも全て空くから土曜に来て!と言われたのでこの様子はまた週末にでもUPします♪普段、マニーノとべったりの生活も慣れ、楽しんだけど、やっぱりこういう刺激 は大好き★頑張りまっせ~ ↑ これらのお給料は悲しいかな、まだ通ってる歯医者に全部消えますが
2007.08.22
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前回更新した“エライこと”はさておき・・・本番の前日8日夕方にフィレンツェ入りした本社担当者と顔合わせに行って来ました。宿泊ホテルは5つ★+lussoの最高級ホテル 招待者も全てここに宿泊で、今回のイベント特別デスクも中に併設してあった。最初に電話で話した時は、 “かなり難しい内容になりますが”とビビらせてくれたのに“すごく心配してるように思うんだけど、大丈夫よ、 記者会見で話すのは大まかな事だけで技術的に込み入った話はないから”・・・て、心配させてくれたのは、アンタなんやけども・・・と言われ、少し安心。しかし、もらっていた原稿は会見で配るリリースだけども会見ではあくまでベースではあるけれども、それを読むわけではないことも数日前に発覚 して、やはり気が気ではない。記者会見本番。会場はヴェッキオ宮殿からオルサンミケーレ教会最上階の旧穀物子庫に変更。会見デスクにはマイクと飲み物が並び、その両脇には巨大スクリーン、各国のカメラマンが慌しくスタンバイを始めている。おお~TVとかドラマで見るシーンやないか・・・と小市民な私は動揺を隠せない。後ろには私も入るブースが6つあり、まずはマイクや切り替えボタンの説明を受ける。が、何となく話を聞いてると、最高経営者、フィレンツェ経済担当からの挨拶の後、今回新製品の技術的説明をするのはフランス人となり、また違うボタンを操作してフランス語→イタリア語の同時通訳を聞いて更にそれを日本語に同時通訳しなくてはならないことに。こういった同時通訳初体験なのに、ややしいことはやめてくれーーーーーー!!!まずは最高経営者の挨拶・・・今まで経験してきた通訳は1対1で私が間に入ってのもので私が訳さないと当然前に進まないし、私のリズムも多少とらせてくれるところがあるんだけど当然ながら記者会見のような1対超複数の同時多言語通訳になると、全くノンストップで、私がつまろうが何しようが、どんどん前にいってしまう。それでも、最高経営者の挨拶は全体的なことでかつ原稿に総部分もあったので何とか終了。フィレンツェ市役所経済担当の挨拶は、全く下原稿なしだけど、これも速さについてくのに必死だけど内容は難しくなかったので、何とか終了。問題は、技術者の話・・・多くは語りませんが・・・撃沈 でした。更に超撃沈は、質疑応答で、当然これは下原稿なしでかつ技術的な質問ばかりで・・・英語・フランス語の質問が多く、またしてもイタリア語同時通訳後に日本語同時通訳・・・だけど・・・それ以前に・・・何を言ってるのか・・・頭が真っ白で・・・いや、何かしゃべらなくちゃと必死になっても唯一分かった単語を並べてるだけ・・・まともな日本語になってない・・・ていうか、私も正直、自分が何をしゃべったか覚えてないくらい(大恥)他に質問がなければ会見を終わりますっていうので、目が覚めて、全身の力が抜けた。隣のブースの、ヴェネツィア映画祭での同時通訳もしてる中国人通訳の人も“技術者の話と質疑応答は半分も訳せなかった”と言ってたけど、私の訳はゼロに近い やばい・・・と思ったら、日本支社の担当の人が私に挨拶にやってくるではないか。穴があったら入りたい・・・が、そんな穴もないし、隠れるわけにもいかず、挨拶の後、“いや~こんな技術的な話に入った記者会見は初めてでしたよ~”それは、私の訳分からん(どころか沈黙がほとんど)訳のフォローなのか・・・情けなくなる 一時帰宅してから、夜の展示会へ向う送迎バスに乗る為、再びホテルへ。そうすると、日本支社のマネージャーと担当者&翌日のインタビューをする記者の方がやってきた。ここでも、穴があったら入りたい状態ながらも、ご挨拶を・・・が、向こうの第一声は“○○(私の名字)さん、通訳中、ウケてましたね~” ・・・!! あまりに凹んで覚えてなかったけど、最高経営者が冗談を交えて挨拶をしていて、私も訳しながら何度か噴出してしまったのだった!!通訳としては、よろしくない・・・“し、失礼しました・・・” あ~ホンマに穴があったら入りたい・・・それでも、記者の人からは私の通訳は他の通訳者に比べて声の通りも良くて聞きやすく、訳もまとまっていてとてもよかった!などとお褒めの言葉を頂く・・・が、社交辞令だろうと恥ずかしさはまだ抜けず。王家が厩舎として使っていた場所を利用した展示会は、設営・ライトアップが素晴しく、3日間だけの開催にしてはすごい規模だった。(翌日インタビュー内で、1週間会期を延長したことが判明したけど)ここでも記者の方から展示品などに書かれている事について質問があれば訳さなければいけなかったけど、英語併記でもあったし、皆さん見る方に終始して特に仕事らしい事もなく、私も展示会を楽しませてもらった。その後招待者は夕食会、私は送迎バスの1台を借りて家まで送ってもらい1日目は終了。1日目、一言で言うと、まさに撃沈。通常こういう時、悔し涙を流してしまう私だけど、今回はなし。っていうのも、下準備は私のできる120%やった自信はあったし、いくら下準備したからってできた内容でないほどレベルがあまりにも高いものだったから。唯一私が間違ったとするならば、無謀にもこの仕事を受けてしまった事くらい。それでも、この経験がなければ、この業界においても、記者会見での同時通訳でも、いつまでも“未経験”になっていまう・・・今経験を豊富に持つ一級の通訳さんでも“1回目”は必ずあったわけだし・・・と自分で自分を慰めてみる。2日目は最高経営者と通信社1社、専門誌2誌のインタビュー。 皆さん揃って編集長!会場はそのホテルの・・・最高スィートで1泊3000ユーロ(45万円?)の部屋!部屋にはあらゆる飲み物とグラスが並んだカウンターに、その隣のおしゃれなミニテーブルにはパスティッチーニ(小さなケーキ)がズラリ。そこに、タキシードを着た給士係のおじさんがキリっと立っている。この自分とは場違いな状況にややうろたえ気味のはたまた小市民な私 9時スタートのはずが、最高経営者がお疲れで30分遅れのうえ、さらに遅れて通信社の方のロングインタビューは1時間予定が30分ほど、2誌の編集長さんは聞く内容がほぼ同じだからと合同で。1日目の撃沈で盛り返さないとという気持ちもあるけど、開き直った感じに近く、記者さんたちも待ち時間に下書きした質問内容を見せてくれたので、助けられたのもあり、緊張を必死で隠しながら、冷静に努めて割合スムーズにいけた(と思う)ただ貫禄ある最高経営者の方に、“質問がよく分からないんだけど?”と2,3回聞き返された時は、ヤ、ヤバイ・・・ とひるんだが、動揺を見せては格好悪いので、冷静に言葉を変えて繰り返した。インタビュー終了後、最高経営者は私に、キミ、フィレンツェに住んでるの?ふ~ん、で、通訳してるんだ・・・BRAVA!と、ケーキをほうばりながら言われたんだけどこれはそのまま受け取っていいのか、適当な場つなぎ的おしゃべりなのか不明。2日目、自分では1日目の大恥をやや挽回できたかな?と思ったけど日本支社の方と記者の方からは大好評で、ミラノの担当者にもそれを話してくれミラノ本社から以後またお願いするとも、日本支社企画で何かあるときも、記者の方でもこのメーカー以外でもイタリアものがあるときはぜひ!と言って頂けた。正直、他の日本人通訳さんを見た・聞いた事がないから自分のレベルがいかなるものなのか?というのは全くもって不明だし、まだ聞き返されたり、自分でも語彙の少なさや、訳しながら文法的におかしいと気付きながらもそのまま話し続けたり冷や汗ものの場面も多くあるし・・・しかし、優秀な通訳とは?優秀な通訳になるには何が必要?と考えた時、語学的に完璧であるという事はもちろんだけど、それだけではないはず。今回、“今すぐ原稿におこしたい、そんなライブ感が伝わってきました。”とある記者の方から褒めて頂いてすごく嬉しかったんだけど、私の通訳としての長所はそこにあるのかな?とも思ったりした。それでも、怒涛の2日間を終えての一言は、やっぱりまだまだ難しいことは山ほどある。何が難しいと言うと、以前新聞記者のインタビューの通訳の時にも書いたけど、“正しい日本語”を話すのが、本当に難しい。それは、適した単語と、正しい文章、なめらかな話し方、などなど、それがかつ“瞬時”に出なくてはいけないのが、これまた難しい・・・日本人なのにおかしい気もするが、普段日本語はマニーノに話すだけだし、イタリア語の意味は理解できてても日本語がでてこないんやなぁ~・・・あと、こういった完全同時通訳の場合、日本語はかなり不利ということを再認識。というのも、欧米のほかの言語なら基本的に主語、述語という文の構成が同じだから順次置き換えていくだけで良いんだろうけど、日本語の場合、動詞が最後なので最後まで文章を聞かないと・・・それが長い文章になると、文の内容を全て覚えながらかつそれをタイミング良い箇所で訳していかなくてはいけない。じゃないと、収集がつかないうちに、どんどん前に進んでいってしまう・・・・・・で、最終的に沈黙続き→撃沈になるわけですなぁ・・・こればっかりは、もう経験を積んで慣れていくしかないんだろうけれど。あるいは、TV見ながら通訳の実践練習とかするか・・・ともあれ、撃沈あり収穫もありの怒涛の2日間、最終的には次につながる形で終えることが出来ました。あとは日本行きを待つばかり! ↑ まだまだ経験を積まねば!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.03.14
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お久しぶりです!前回の日記では励ましのコメントをたくさんもらってありがとう をまず。一昨日、やっと終わりました・・・仕事のご報告はゆっくりまたするとしてそれまでに起こった信じられないような数々の出来事を・・・というのは一言で言うと 何でこんな時に限ってみんな一緒に来るねんっ!? てな感じでしょうか まず、前回の日記を更新した晩から、何となく私の調子がよろしくなく翌日、鼻づまり開始=風邪ひきました妊娠発覚から今まで、微々たる風邪さえもひかなかったのに・・・それだけならまだしも、その2日後の朝、おっぱい中マニーノも息苦しそうな・・・そう、マニーノも風邪ひきましたこれも、7ヶ月にしてマニーノ初めての風邪どころか、念のために小児科の先生に連れて行った翌日から3夜連続で最高39度の発熱まで先生にも自宅にまできて頂き、マンマにもヘルプで来てもらうことに。結局2マンマは朝8時半からダンナがマンマをお迎えに来るバッボと帰宅する夕方まで丸2日お世話になりっぱなし。マニーノは昼間微熱か平熱に戻っていて落ち着いていたけど何より仕事の準備のラストスパートの時期だったしマニーノの世話だけでなく、マニーノを寝かせつけたら“することない!?”最初はマンマも休んでって言ってたけど、“遠慮しないのよ!”と言われて結局前の晩からためてる洗いもの、昼食の準備もしてくれ、家からもポマローラやらローストビーフやら持ってきてくれて、“これで今晩もクミホが準備しなくてもいいでしょ♪”と。いつもネタにしてるけど、今回ほどマンマに感謝することはなかったなぁ~・・・ マニーノが回復し始めたと思ったら、今度はダンナがダウン。しかも、風邪だけでも辛そうやったのに、突然歯痛も始まり歯医者通い。この治療費に私の今回の通訳お給料がとぶことになりました・・・ そして最大級モンが・・・バッボ(舅)の手術日が私の仕事本番とバッティング昨年前に見つかった尿道結石の手術は2月の半ばに行われるはずだったのに手術前の検査の1部が再検査となり、その結果待ち、結果問題なかったもののではいつ手術するのか?これも3月に入っても連絡がなく、最終的に確定したのは手術日の3日前 つまり、マンマはもちろん夫であるバッボの付き添いに、ではマニーノは?っていうと、これは我がダンナしかいないので、急遽有休をとってもらう。最初で最後(であって欲しい)の、ダンナとマニーノだけ状態。 当日。私が出かける時間とともにお散歩に出かけた2人、バッボの手術の結果を聞くのもかねて仕事直前に電話したら、私と別れてからすぐ、それから1時間くらい寝てまぁご機嫌だよ~これから離乳食!といい感じだったのに、記者発表が終わって2時前に電話してみると 私 “終わったけど、ブッフェがあるので、そこで軽く食べてくね”ダンナ “・・・ウン・・・” ここで後ろからマニーノの雄たけびが。 私 “ぐずってんの?ところでアンタは昼ごはん食べたん!?”ダンナ “・・・まだ食べてない・・・そんな状況じゃない・・・”更に大きなマニーノの叫び?泣き声が 私 “じゃ、じゃあ私、帰ったほうがいい?いや、帰るわ、帰る!”と、クロークに預かってもらったばかりのカバンを急遽引き取り、ダッシュでバスに乗り家に着くと・・・ 何故かボディ(インナー)だけで毛布をかぶって寝ているマニーノを抱えて、ソファーでボロ雑巾のようになってうたたねしてるダンナを発見! 何でマニーノ、ボディだけなん!?と聞くと、電話の後、おむつを変えたら落ち着くかな?と思っておむつをはずしたら、放尿され、何とかボディは替えたものの、号泣で暴れるマニーノをどうしようもできず、泣いて、泣いて、泣いて・・・私が帰ってくる5分前に疲れ果ててやっとこ寝たらしい その状況を想像してかなり笑った悪妻マニーノはすぐ起きたけど、やや機嫌も復活したのでダンナが一緒に遊び、私が昼食準備、やっと食にありつけたのは、3時を過ぎてました・・・食後、マニーノはまたぐずり出したけど、私が再度仕事に出かける前におっぱいしてそのまま寝てくれたので何とかセーフ。1時間半寝てくれたそうで、ダンナも少し復活。夜私が9時頃帰ると、ちょうどマンマが帰ってきていて、寝かしつけているところ。やれやれ、そしたら私も翌日の為の見直しができるかと思ったら、マニーノまた起きちゃっておっぱい吸って寝入ったと思ったらまた目が覚ましてぐずる→おっぱいの繰り返しで 私も疲れ果てて何もできないまま就寝。明日は午前面会できないからマンマがいるし・・・と安心しながら・・・ のはずが。7時頃バッボから、術後の傷が痛くてとヘルプの電話。そうなったら、面会時間であろうがなかろうがマンマは病院に直行!で、またまた取り残されたダンナでしたが、私の仕事も午前中だけだったので私と同時に家を出て散歩で大部分の時間を消費してダンナとマニーノのお留守番は終了! いや、ここで書いてても壮絶な1週間! 家族大結束 で乗り切りました。そして、こんな背面をもちつつ仕事はどうだったか?は、また次回更新しま~す★ ↑ 終わっみれば、これもいいネタ?・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.03.12
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今月頭にパトリッツィアが推薦してくれた通訳の仕事・・・その後、ミラノ本社の担当から連絡があり、本決まりになりました 内容は、このブランドの新商品記者発表会とその夜の展示会、翌日は日本人記者のインタビュー(通信社記者のロングインタビュー1本と、専門雑誌記者数名×各20分)、という内容。新商品記者発表の会場は、なんとヴェッキオ宮殿の500人の間 で日本語をはじめ、各言語通訳がブースに入って各国記者のイヤホンへ通訳。詳しくは今は書きませんが、ビッグネームにまずちょっと尻込み ・・・かつ精密技術製品でもあるので専門用語に不安・・・実際にミラノの担当の人からはこの業界で通訳経験がないと答えた後に、かなり難しい内容になりますが受ける気持ちは変わらないですか?と聞かれ、更にひいたりもしたけど、じゃあ、フィレンツェで、この業界の通訳経験のある日本人通訳はいるのか?って考えたらいない気がするし、それなら誰がやっても難しいもの・・・なら、私がやるわ!って・・・思った私は勇気があるのか 無謀なのか でも、やったことがない業界だからとか難しいとか言ってたらいつまでたっても経験が広がらないもんね。さて、その翌週(2月12日の週)に、新製品記者発表の原稿を頂けるはずが全く音沙汰なく 、さすがに焦ってきて“うまく受け取れてないのかと心配で”(実際は早く送ってくれーー!っていう一心で)とお伺いのメールを送った翌日、やっとできた分の原稿を送ってくれたんだけど・・・やはりかなり難しい 難しいっていうか、辞書に載ってないし・・・てなことを想定して、仕事が確定してすぐに連絡を頂いた日本支社の方から日本語のカタログなどを受け取りそれとパトリッツィアからもらったイタリア語版と照らし合わせながら翻訳をすすめそれでも新製品なので分からない箇所はミラノの担当社に付加説明を依頼し・・・と、久々に脳みそフル回転で頑張ってます。何よりの問題は、いつこの仕事をやるか・・・歯が歯茎から白く浮き出てきて、そのせいか?夜も頻繁に起きるマニーノ。かつ、最近朝方に起きて授乳してから寝付けないことも多く(5時半とか!)もちろん家ではなかなか寝てくれないので、天気が良ければ資料を持って散歩へ、マニーノがぐっすり寝入るまで歩いた後は、ベンチで勉強開始。家に帰ってダンナが帰ってきても家事があるのでまずは家事を済ましでもそれだけで、マニーノや自分のお風呂、夕食の仕度で何もできず、結局マニーノを寝かしつけ、自分達の夕食後から寝るまでが唯一集中できる時間。が・・・朝早いだけに眠い・・・せめて朝までしっかり寝てくれ、マニーノよ・・・てな感じで、日々超ハードですが、せっかく推薦してくれたパトリッツィアの顔に泥を塗る訳にはいかないし、私にとっても大事な大事な大仕事!そして、これが終われば日本行きまでほんの少し!!ってことで、かなりキツイけど、頑張りまっす ↑ しばらく更新できませんが・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.02.28
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ここ数日は私の仕事の関係で、1泊2日×2でダンナ実家にお泊りしてました。今回のお客様は女性の1人旅で、トスカーナツアーの簡易版?フィレンツェ2日、シエナ・サンジミニャーノ、1日は足を伸ばしてヴェネツィアを空港送迎からフルサポート。何よりも旅行好きのお客様で、イタリア初めてでとっても喜んで 頂けてかつ・・・私も久しぶりのフィレンツェ、シエナなどの観光を楽しんでしまいました。女性お1人なので、独身の方なのかな?と思っていたら、海外に興味ない旦那様が1人でも行って来いと出してくださるそうで!!思わず、日本人男性なのに、なんと珍しい!と思ってしまった。しかし、お子さんがもうお仕事していると思えない若さにびっくり!2月なのに暖冬で天気も良く 、それでも観光客は少ないシーズンなのでウフィッツィやアカデミアもほとんど並ぶことなく入場 でき、美味しいものを食べ、お買物も満喫できたようでよかったです。シエナ・サンジミニャーノでは、道中に私のお気に入りのモンテリッジョーニでランチしたんですが、日本人なんていないはずのこの地のレストランに6人の日本人が!?スーツ着てたし、通訳らしき女性もいたので観光ではなく、ビジネスのようでしたが、日本でも自分のお気に入りの地が知られて嬉しいような知られて欲しくなかったような・・・これらの町の写真は、アルバムのフィレンツェ編・トスカーナ編にもあります。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::一方マニーノは、田舎の湖に慣れすぎたのか?散歩に出たらぐずる以外は家でも良い子、離乳食もモリモリ食べ、ノンニを大満足させてました。朝も私が出なくちゃいけない少し前にタイムリーに起きておっぱいしてくれて搾乳はいつも哺乳瓶1本でよかったから、私も楽でした。問題であった哺乳瓶も、冷凍でなく前日の搾りたてだったら何の問題もなく完飲。・・・どころか、自分の手で哺乳瓶を持ち、止めないと怖いくらいの勢いやったそうです。一応、小児科医の先生に冷凍母乳の話をしたら、この哺乳瓶がもう気に入らなくなったか冷蔵庫でゆっくり解凍せずにすぐに湯煎でだったので、味が変わってしったのでは?とのことだったけど、どうやらこれは後者のようでした。 12日から、イスデビュー!相変わらず落ち着きがない けど、モリモリ食べてます♪ ↑ 世間はバレンタインでしたが、うちは何もなし(爆)・・ぽちっと応援よろしく★
2007.02.14
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最近こういうネタは少なかったのに・・・こんなアホには付き合え切れん!!・・・て感じです。詳しくは書きませんが、仕事関係の人で、昔とは言え、こっちの条件と向こうがどこまで受けてくれるかを話した上で仕事をスタートしたのに、実際、お客さんから依頼があると・・・そんな事受けた覚えはない!どころか、受けたなんてあり得ない!のオンパレード。しかも、自信満々に断言するのが信じられん。しかも、私が普通に“いや・・・”と返そうとすると、声を荒げ、被りまくり。まったく話になりゃしない。昨年夏、私が出産後にお客さんが来ていてそんな話にもなった時、退院直後で寝てるベッドで、子供に諭すかのように“ちょっと・・・まず人の話聞いてくれる?”と、エエオッサン相手に言う始末。私は大雑把な性格でもあるけど、自慢じゃないけど仕事にはかなり正確です。ちゅうか、少なくとも日本ではそれが当たり前やしだから口で話しただけの内容も私からしたら間違いなく受けてもらったし、大部分はメールで残っているので、今日ヤツが、また同じようにメールに返事してきたので、過去のメールを添付して速攻返信してやった。ダンナはそこまでやるか・・・って目で見てたけど、私はそういうの許せないので。かなり怒り心頭してたけど、ここは大人 に、文面はかなり押さえて、“今までのアナタの仕事に感謝しますが、ここで関係を打ち切らせてください”と最後に添えといた。しっかし、何でイタリア人ってば(ま、何人でも同じような人はいるだろうけどイタリア人でこういう人の割合は非常に多いと思う)、何故自分の間違いを認めない?ちゅうか、微塵も疑問を持たず、かつ、確かめもしないんよね。ほらほら、フィレンツェ市役所でも同じパターンがあったなぁ → こちらあ、仕事関係でも・・・ → こちら私は別に、受けてもらえないからそれでよかったし 安請け合いするなっちゅうに依頼があったときに、これは受けるべきでなかったと思い直したとしても素直にその旨を言ってくれるだけでいいのに。もう関わる事はないとしても、やっぱりこういう人間は我慢なりません 。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と、怒りが残るまま今日、携帯に見覚えのない番号から。“チャオ、くみこよね!?”と言うから、間違いなく、間違い電話ではないけど、聞き覚えのない声。“私、パトリッツィア、ほら○○で働いている・・・”すぐに誰だか分かった。私がイタリアで仕事を始めるにあたって、偶然出会い、協力してくれた人。出会いはもう3年前?日本の友人の通訳で某高級店へ行った時のこと。店へはブザーを鳴らして中から開けてもらい、商品も展示はほとんどなくカウンターに座って店員さんと話をしながら希望の品を出してもらう店で、その時の友人を担当してくれたのが、パトリッツィアだった。その買物の通訳の合間に自分の事や世間話をしている時、私のイタリア語を褒めてくれ、過去に自分が英語の通訳として登録していた通訳の派遣会社とイベント会社の連絡先を教えてくれ、ここに履歴書送ったら?とアドバイスしてくれた。そして、両方とも今まで数回お呼びがかかり、他にも履歴書を送る勇気も出たし、いろんな経験をさせてもらった。最初は元気?などと私が出産した話などをしてから、用件を聞くと、これまた素晴しい仕事の話だった。彼女は企画に入ってないのだけど、日本人通訳が必要と聞いて私を思い出してくれたのだ。“じゃあミラノ本社の企画チームにくみこを推薦して連絡先教えていい?”それはそれは、喜んで~ 内容を簡単に聞くと、1年ちょっと前につぐ2回目の記者相手のお仕事のよう。しかし、たかだか1回店先で話をしただけなのに、何で彼女は私にこんなに良くしてくれるのだろう?いや、そういえば、結局ここの商品を買って日本に帰り、故障が出た時に日本の公式代理店でてこずっていた友人から頼まれ再びこの店を訪れて彼女に話をした時、全て彼女がきっちりフォローしてくれた。彼女は、本当にいい人なのだ!仕事を紹介してもらったというだけでなく、彼女が私を思い出してくれた、そして電話してくれた嬉しさで、昨日のオッサンへの怒りもかなり薄らぎました・・・ ↑ もし決まれば・・・大仕事♪・・・ぽちっと応援よろしく
2007.02.01
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本日は、私のブログ読者でもあるやよいさんのヴェッキオ宮殿挙式本番 昨年の挙式と同じく天気予報は雨で朝もあやし~い空・・・マニーノお預けも3回目となり前日の搾乳、朝早くからの実家移動も大分慣れてきて、予定通りに実家から出てヘアメイク終了予定時間までにまずは花屋さんに寄って、ブーケなどを受け取りに。5日の宣誓式後にやよいさんと花屋に寄って最終打ち合わせをしたんだけど結局はオーナーのマウリッツィアさんにおまかせ。シャンパン色のバラとオレンジの花の真ん丸い素敵なブーケ になりました。宿泊先へ着き、渋滞で少し遅れながらもカメラマンさんも到着し、アパート内で撮影。時間通りにリムジンも到着し外に出ると・・・雨が降ってないどころか、太陽 も出てきて良い天気に!さすが、ハレ女のやよいさん&実は私もハレ女・・・ヴェッキオ宮殿前にて、立会い人と待ち合わせ。やよいさんカップルは、今回全くお2人だけでの旅行&挙式となったので、立会い人を務めるは・・・なんと、我がダンナと義妹ルチアが務めさせていただくことに!ある意味、ごっついアットホームな挙式になりました写真を撮りつつ30分前には赤の間の前に到着するも、まだ私達より前のカップルも待ち状態。結局、予定より30分遅れて挙式スタート。本番の通訳がスムーズに行くように、宣誓式の時に誰が挙式を司ってくれるか聞いていたのに念のために確認すると、前の挙式の人が“オレが引き続きやるんだよな?”、すると女性職員が、“いやいやヴァレンティーノ(私が聞いていた人)よ!”更に別の男性職員が、“ヴァレンティーノは今日いないよ!○○だろ!?”・・・・と、誰も誰がやるんだかさっぱり把握してない状態に 結局、名前が出なかった全く別の人が到着して、新郎新婦の名前を読み上げて、挙式開始が・・・“(新郎の名前)ドメニコ・・・・あれれ?これ違うわ~”・・・どこの日本人がドメニコっちゅう名前やねん!!どうやら式辞の用紙に、前の挙式の名前をそのまま張った状態だったらしいそれ以後は挙式はイタリア民法の読み上げ、意志の確認、婚姻記録の読み上げと続き・・・婚姻記録にサイン、指輪の交換、お祝いの言葉とフィレンツェ市役所から記念品贈呈で終了。それからは赤の間内部で、外に出て写真撮影。どこで撮っても絵になる場所がいっぱい(観光客はどうしても入っちゃうけどね)。ヴェッキオ宮殿、シニョーリア広場、ロッジア、ウフィッツィ美術館、ヴェッキオ橋と徒歩でまわり・・・最後はリムジンに乗って、フィレンツェは絶対ここ!のミケランジェロ広場へ。 いつ何回来ても、絶景です。“この写真を見るたびに、ああ~私達はフィレンツェで結婚したんだって思いだすんだろうなぁ~”と、しみじみのやよいさん。その美しい思い出に立ち会えたことを私も幸せに思いつつ・・・Tanti tanti auguri いつまでもお幸せに! ↑ 結婚式は何回出席してもいいもんだ・・・ぽちっと応援よろしく★
2006.12.07
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今日は仕事関係でフィレンツェへ・・・マニーノ、初の実家お預かりです。前々からレンタルなどを探していた搾乳機も、幸いちっちょらさんから譲ってもらうことができ、手動は難しい&時間がかかると聞いていたので1度搾乳の練習をしてから昨日はあっさりと哺乳瓶1本分125mlを準備して朝早くダンナと車で出発 実家に着くと、ダンナはバスで仕事へ、私は授乳を済ませ、身支度を済ませる。マンマはもうエネルギー全開 で、 “はい、マンマ、いってらっしゃ~い♪”5ヶ月ぶりのフィレンツェ、1人でのお出かけでちょっと嬉しかったはずなのに、マニーノを置いて出ていくとなると・・・経済的にダンナの給料だけで何とかやってけない訳ではないけどま、お金はないよりあるに越したことはもちろん良いけれど私はずっと家にいて主婦&母親をやるだけではなくって、ちょろちょろとでも何か仕事をしていたい。妊娠中、出産直後は外に出る必要があるものは良い経験となる仕事でも断ってきて、やっと外に出て行く仕事へも復帰や~!と、そして1日中ずっとマニーノと一緒の日々にどれだけ自分の子が可愛くてたまらなくても、チェントロ行きたいなぁ、バールでお茶したいなぁ、ゆっくり何も気にせず買物したいなぁ・・・なんて思ってた。なのに、マンマの腕に抱かれて“いってらっしゃ~い”なんて言われると、出かけるのを躊躇した。“アナタの気持ちは分かるわ~私も職場復帰の1日目は道中ずっと泣いてたのよ~、 あ、でも私の姑は年とってたからね、私は若いから全然心配ないわよ~!!”とマンマ。いや、心配はしてるんじゃなくって、ただ、何とも言えない気持ちがこみ上げてくるんやってば。ともあれ、久々にバスに乗り、チェントロへ。1度も哺乳瓶を試したことがないので、マンマとともに試すべく3時間後には帰ってきたいのにやる事は結構てんこ盛り、バスを降りたらまずは1番の目的のヴェッキオ宮殿へ。そう、仕事復活第一弾は、好きな挙式の手配&通訳の仕事♪それも、このブログをずっと読んでくださってる方からの依頼なので、余計に気持ちも盛り上がる。必要書類の確認をしてもらうのと、宣誓式の時間変更、何事も問題なく終了。それからブーケの打ち合わせに、大好きな花屋 さんへ。何よりもオーナーのおばさんが素敵だし、古い建物の中庭を利用したお店もすごく素敵!なのに、ほとんどが修復中で、活花を扱うスペースだけで細々と営業していた。花嫁さんからの希望を話して、おばさんからもそれをベースにして逆提案してもらった組み合わせをカメラに収め、挙式前々日に花嫁さんと正式オーダーに来る約束をしたのだが、“ハイ、これはアナタに♪”と、提案してくれたバラとオレンジの花を私にプレゼントしてくれた。かつ、以前のカメラマンがすでに仕事が入っていて別の人を探していたので、ここのおばさんに聞いて紹介してもらったら・・・後で電話して話しをしたところ、このおばさんの紹介だけあってすごく感じが良く、挙式も楽しみになってきた♪この段階で1時間経過。気になって実家へ電話すると、“今、りんごのOmogenizzato食べさせたわよ~ちょっと昼寝もしたし、良い子♪”と嬉々としたマンマの声。ま、心配はしてなかったにせよ、ホ・・・なのに、私がいなくても大丈夫なんか・・・とまた寂しい気も。それから頼まれてる買物を探しに、もう小さくなって数が少なくなってきたマニーノの服を見にと、ダンナに誕生日にプレゼントしてもらった腕時計のベルトを調整してもらいに聞いていた時計屋に行くも・・・別の店に変わっていた!!うぅん、こんなん、買った店じゃなくてもしれくれるんかなぁ~ てな訳で、更に1時間が過ぎ、実家へのバスに乗ってすぐに電話を入れると、“あ~マンマとバッボ、散歩に出たところ。寒いからすぐに帰ってくると思うけど”とルチア。たった2時間ちょっとなのに、早くマニーノの顔が見たくなってきた・・・バス、早く行ってくれ~!!バス停から降り、彼らが行っていると聞いていた公園を通るもいないので、家路を急ぐ。ただいま~!!・・・お母さん、お帰り~!とマニーノが笑顔で迎えてくれる・・・はずが ・・・まだ帰ってきてなかった!!!迎えてもらうはずが、私が家で待ちぼうけをくらうなんて・・・ と家の中をうろうろ、いつ帰ってくるかと窓を覗く。15分程してから、ベルがなったと思ったら、マニーノが寝てるから散歩続ける?と言われたので急いで私が下に!! マニーノ、お母さんだよ~!!!私が駆け寄ってすぐ、目を覚ましたマニーノ・・・ああ、やはり自分の子は可愛い・・・かわいいなぁ・・親バカですんません “えっとね、どこどこへ行ってね、マッシ(ダンナ)の小学校の担任の先生にも会ってね・・・”とマンマが興奮してしゃべりまくるのも耳に入らないくらい、じっとマニーノを見つめてしまった。さて、皆で家へ入ると、マニーノはおっぱいの時間。12月は4日間仕事が入っていて、今日の外出よりも長くなるので哺乳瓶で授乳は必至。なので、私がいてもマンマに哺乳瓶で授乳を試してもらう。おしゃぶりも結局どの形も受け付けないマニーノ、受け付けてくれなかったらどうしよう・・・という心配もあっさりかわされ、変な顔をしつつもごくごく飲みだすマニーノ。それでも、“なんでお母さんいるのにおっぱいじゃないの?でもいつもの味がする!?”と言わんばかりの顔で、私をじーーーーっと追い続ける・・・何か責められてる気もしないでもない。が、結局、125ml 完飲 なんや・・・私のおっぱいでなくてもいいんか・・・と、ここでもまた複雑な心境になる。その後、珍しく?“お母さんのとこ行っといで~”とマニーノを私に託すマンマ、私も思わず、長時間抱っこしっぱなし だって可愛いんやもん~ その後、私がずっと抱っこしてたら、やはり?耐え切れず、しかも何気ない話をしながら私の腕からマニーノを奪ったマンマ!!これには仰天したっちゅうに!!!ダンナ帰宅を待つ間の次の授乳は、もちろん私のおっぱいで。ほれほれマニーノ、やっぱお母さんのおっぱいは違うやろ~とつぶやきつつ・・・怪しい奴になってました。ともあれ初めてのお預けは何もかもうまく行き、これから仕事を受けても万事OKとなった訳だけど自分がこんな心境になるとは自分でも思っても見なかった・・・やはり、私も母なんやなぁ~それでも久々に外に出て仕事したり、違う空気を吸えるのも正直やっぱり嬉しいわけで。世の中の働くお母さんは、皆こんな体験をしてるのかな? ↑ 私にとってもマニーノにとっても大冒険?な1日でした・・・ぽちっと応援よろしく★
2006.11.23
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今日は、ヴェッキオ宮殿で挙式をなさる、日本人カップルの通訳のお仕事でした。昨年に、私のHPを通じて依頼があり、市役所に問合せから予約、書類の確認から本番の通訳、最終的にはリムジン、ブーケ、カメラマンなどの手配もさせて頂いた上、私自身も仕事とはいえとても幸せな気分 にさせて頂いたのですが、今回は、私が現地スタッフを務める代理店からの依頼でした。昨年にはなかった宣誓式というのが前々日にあり、新郎新婦の方とも初顔合わせ。その時、緊張気味?なのか口数の少なかった新郎さんも、本番は顔がゆるんで幸せいっぱい♪指輪の交換で、指輪が新郎さんの指の途中でつっかえてしまうハプニングもありましたがフィレンツェにお住まいのお友達カップル(日本人女性×イタリア人男性)2組に付き添われ、(しかし、フィレンツェには本当に日伊カップルが多い・・・て、私もそのうちの1組だけど)挙式自体は20分程度ととても短いけれど、良い挙式だったと思います。あとは、婚姻証明書のアポスティル取得と翻訳もあるし、手配関係や翻訳など家でできる仕事はできるところまでやるけれど、これで、出産前の通訳~表立ってお客様のお世話をする仕事は最後。あとは無事に出産して、うちの赤ちーのが良い子ある事を願いつつ・・・早く現場復帰したいと思います。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::両親滞在記、更新してます 両親イタリア滞在~オルチャ渓谷編両親イタリア滞在~ピサ&ルッカ編 ↑ 新郎・新婦に乾杯♪、ぽちっと応援よろしく★
2006.06.07
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皆さん、お久しぶりです。怒涛の4日間を終え、昨日は11時起床+昼寝4時間+12時就寝と寝倒して完全休養し、今日からまた日常に戻ります・・・この4日間のお仕事ですが・・・書けば山盛りすぎるので?簡単に。感想としては、まだまだ修行が足りない・・・の一言です。しかし、記者の方はいつも気遣い+ねぎらい+フォローをして下さり、本当に感謝しております!!と声を大にして御礼を申し上げたい。(フォント特大にしてみました)特に1日目はキツかった。何より初日という緊張感もあり、アポも3件、細々とした移動(しかも1本逃すとアウトみたいな)もあり・・・というか、最初に行ったアレッツォは時間が合わず取材はなしで見学だけだったのに行ったら、時間が合ったから♪と説明をしてくれる方が突然やってきて急遽取材(冷や汗)。しかも、このお仕事を入れてから参考文献などを読んでいたが、この“聖十字架伝”は作品のテーマ自体難しく大規模な作品で時間がかかったし、見学のみという事で、他の取材作品に集中する為にサボった(爆)ところだったのだ!!・・・という事で、1発目から動揺・・・そして、説明もかなり難しい・・・しかし、分からなかったからと言ってウソを訳す訳にはいかないので、説明の方に何度も繰り返し質問してから訳す・・・きっと通訳としては恥ずかしい事をしてしまった(でもウソは言えないもん←言い訳)。これは人によるのだが、私が質問を求めたりすると“あなた通訳でしょ?”とは言わなくとも嫌な顔をされる方もいた・・・確かに私の力不足なんやけど・・・こんなんで1日目は、かなり凹んだ。家に帰って、自分自身に納得がいかず、悔しくて泣いてもうた。2日目は、留学をする際にフィレンツェか最後まで迷ったほど憧れていたウルビーノ。前日の晩凹みながらも、一番重要となる作品があるので、ダンナに助けてもらって参考文献を細かいところまで100%理解するまで読んだ甲斐もあり、そして何より、取材相手のマルケ国立美術館・絵画部門長さんがとても感じの良い方で非常に分かりやすい説明&私が通訳しやすい場所で話を止めて下さったりしてくれたおかげで昨日の↓も一気に↑に!・・・超単純な私(笑)3日目はペルージャのウンブリア国立美術館。やたら人が多いと思ったら、ユーロチョコレートという国際的なチョコレート祭の真っ最中だった。そこで、毎日夕飯を作って待っててくれるダンナにお土産も購入するという精神的余裕も。4日目はリミニで、取材相手は作品のあるマラテスタ寺院の聖職者の方。最終日にして、ここまで順調だった電車の遅れ+返金交換作業+取材の遅れなどで翻弄された。聖職者の方は、電話でお話した印象そのまんまで・・・80歳?くらい。ある意味、すごく緊張して言葉を選びながら話したが、デーーーンと座ったまま語る、語る・・・あの、もうそろそろ私に通訳するタイミングをくれないと、私ののーみそには入りきらないんですが・・・露骨に割ってはいるのも失礼なので顔や目でアピールしてみたが、全然見てくれない(爆)それでも、話の内容は、今までの美術専門の方とは違った感じで興味深かった。最終日は、フィレンツェでダンナと落ち合い、3人でレストランで夕食。記者の方は、最初にも書いたけど超気さくな方で、私の大学同学部卒の先輩という事もあり1日の大部分を費やした移動中も、大学ネタや家族などのプライベートの話、記者さんのお仕事の裏話や、彼が取材で会った有名人のお話、私も結構プライベートの事やイタリア留学時代の話などで盛り上がった(と思う)。私は何でもありのままにしゃべってしまうので、“あ、通訳としてはマイナスかな?”みたいな事もベラベラしゃべったような気もするが(覚えてない)、まぁ本当の事だから仕方がない。最初に書いたように、終わっての感想は、まだまだやなぁ・・・今回特に悩まされたのは、聖書など宗教に関わる単語不足、とにかく基礎的な知識がないので例えば聖人のお話などはその話の後ろにあるベースを知ってると思って話されてるのでちんぷんかんぷん。それをまた説明してもらうと・・・泣やっぱこれは、saicuccioさんオススメのマンガ聖書物語を購入しよう。そして悲しいかな、日本語の語彙不足もかなり痛烈に感じた。イタリア語で覚えて普段使っていても、イザとなると適した(これポイント)日本語がでてこない。あとは簡単に言えば同じ訳になる単語を連呼されると、厳密に言う、あるいは同じ意味でも違う言い方でやっぱり出てこない・・・他これはきっと経験で身に着けていくものだろうが、通訳をするために、どこで話を止めてもらうか、止めてもらうように仕向ける?か・・・これはかなり難しい。書き出したらキリがないけど、とにかく自分の未熟さが身にしみた4日間でした。それでも依頼を頂いてからできる事は120%したという自信はあるので、苦い思いもありながらも、これからかな、という気がします。記事の掲載ですが、新聞サイドでいろいろとあるらしく、記者さんに万が一ご迷惑をかけるのが怖いので、掲載直前にこちらでお知らせします。さあ~、明日から放ったらかしにしてた家事と(家、めっちゃ汚い・・・)と依頼をもらってから、そして特に4日間フルサポートしてくれたダンナ孝行します♪
2005.10.23
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