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2014年07月07日
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カテゴリ: 中国、台湾


 共産党独裁体制を貫こうとする中国政府に香港も反発。

 少数民族問題、経済格差問題に加えて大きな悩みの種が顕在化した。



香港で大規模な民主化要求デモ、「51万人参加」
2014年07月02日 AFPBBニュース
 香港で1日、民主化を要求する大規模なデモが行われ、主催者によると、中国への香港返還後のデモとしては最多の51万人が参加した。一方の警察は、参加者数を「ピーク時」で9万8600人としている。

 香港は特別行政区として高度な自治を認められているが、行政長官(行政区政府トップ)選挙の候補者たちは「選挙委員」が指名しており、中国政府は2017年の行政長官選挙についても、中央の意向を受けた候補以外は立候補できない制度を検討している。香港市民はこれに不満を持っており、先日行われた非公式の住民投票では80万人近くが有権者が候補者を選べる選挙制度を支持した。

 しかし、予想を超える高い投票率となった住民投票に憤った中国政府は、住民投票は「違法で無効」だと切り捨てた。

 …(略)…





 経済関係が緊密化したことを中国政府は台湾支配の好機ととらえたのか。

 中国閣僚が訪台したがあまりの反発にほうほうの体で退散。

 もちろん意気盛んな中国政府がこのまま引き下がるとは思えない。

 経済の進展を望んで国民党馬総統を選択した台湾・中華民国国民も経済の種を根こそぎ奪われるような、一体化には反対するはず。

 次回総統選挙は2016年。



中国閣僚「初訪台」始末記
台湾の猛烈反抗、習政権は脱・対話へ?
 2014年7月2日 日経ビジネスオンライン
 福島 香織

 中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚)が6月25日から28日まで台湾を訪問した。1949年以来、中国閣僚が台湾を訪問するのは初めてである。これは2月、台湾の王郁○(王ヘンに奇)・大陸委員会主任(閣僚)が訪中した時の「非公式会談」で話題になった「中台首脳会談(台湾語で馬習会)Xデー」を決める協議の続きが行われるものと思われていた。



 だが、張氏が訪れた台湾では、首脳会談の「し」の字も口にしなかった。いや、口にできなかったのだ。あの「ひまわり学生運動」で火のついた台湾の反中ムードの中で、中台両政府が懸命に友好演出を心掛けたというのに、行く先々で張氏訪台団は抗議デモと罵声で迎えられ、ついには白ペンキを浴びせかけられるという事態も発生。張氏は、予定されていた行事を軒並みキャンセルし、スケジュールを短縮して早々に、大した話もできずに「逃げ帰って」しまったのだった。

 張氏の訪台は実はもっと早く実現する予定だったが「ひまわり学運」の発生によって延期を余儀なくされていた。だが6月下旬になってもほとぼりは冷めていなかった。胡錦濤政権時代まで確信されていた中台関係改善の流れは今後どうなるのか。そのところを改めて考察してみたい。

 50団体2461人が抗議に参加

 …(略)…





 巨大な市場を持つ中国は自らの価値を適切に認識して行動して欲しいのだが…。





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最終更新日  2014年07月07日 07時59分06秒
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