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2015年03月11日
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​​​​​​ 「やればできる」ことでも「誰でも出来る」わけではない。

 帝国ホテルが帰宅難民をロビーに迎え入れ、提供できるものを無償提供したことは、大都市における大型ホテルの役割を考えさせるものがある。



なぜ帰宅難民2000人を無料収容したのか
 -帝国ホテル
​​​ 2011年5月30日号 PRESIDENT Online

​ 6年前からの備えが当日に生きた​

 東日本大震災が起きた11年3月11日、金曜日。震度5の揺れがあった東京では交通網が完全にマヒ状態となり、街は約10万人の「帰宅難民」で溢れ返った。タクシーはつかまらず、道路は大渋滞。営業中の店は少なく、あっても満席で入れない。大多数の人はトイレや空腹、寒さを我慢しながら歩き続けるしかなかった。

 その夜、行き場をなくした2000人の人々のためにロビーや宴会場を開放したばかりか、毛布やペットボトルの水、保存食などを無料で提供したのが日比谷の帝国ホテル東京である。当日、陣頭指揮を執ったチーフデューティマネージャー(デューティマネージャーとは、ホテル全般の苦情対応責任者。総支配人の代行を務める役職)の山本一郎は、「たまたま運がよかっただけです」と温和な笑顔で語る。

 …(略)…



 2000人の中には、ホテルとは無関係な、いわば通りすがりの人々も多かったはずである。にもかかわらず、分け隔てなく水や保存食を提供した。

 実は帝国ホテルでは1923年の関東大震災のときも、避難してきた人々におにぎりなどの食料を提供している。山本にこのエピソードについて聞いてみると、「そういうDNAがあるわけではないんですが……」と謙遜しつつこう言った。

 「困っているお客様がいれば、どうしてもお助けしたくなってしまう。なんとかしてお客様のお役に立ちたいというホテルマンの使命感は受け継がれているかもしれません」​​​




 帝国ホテルは幾多の公共機関に対して誇ることができる貢献をした。

 法により裏打ちされた権限の範囲で働くかざるを得ない多くの公僕に緊急時の「公共性」を求めてもせんなきこと。

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最終更新日  2019年03月16日 20時45分28秒
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