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2017年06月20日
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 まずはオインディ500優勝の佐藤琢磨。
 速さと駆け引きを高次元で調和させた佐藤琢磨は、インディ・ドライバーらしさ溢れるレース展開で優勝をみせてくれた。
 伝統のインディ500は今年101回大会。
日本人として、空前絶後の金字塔。
 2017年6月9日 Number Web
 5月28日、アメリカのインディアナポリスで行われたインディ500で、佐藤琢磨が200周のレースを制し、日本人ドライバーとして初の偉業を達成した。
 モータースポーツの世界において三大レースと言われるF1モナコGP、インディ500、そしてル・マン24時間レースは、その過酷さゆえに最大の栄誉を称えられるレースだ。
 中でも1911年に始まり今年で101回大会を迎えるインディ500は、最も歴史が長く伝統のあるレース。
 全米のTVでオンエアされるのはもちろん、決勝当日は30万人とも35万人とも言われる大観衆がスタンドを埋め尽くすのだ。
 NFLのスーパーボウル、MLBのワールドシリーズに匹敵するスーパーイベントだ。
2012年、琢磨は優勝にあと一歩まで迫っていた。
 佐藤琢磨は、日本では元F1ドライバーとして知られているだろう。
 F1には2002年にデビューし、'04年のアメリカGPでは日本人最高位タイの3位に入賞している。
 また同年にはヨーロッパGPで予選2位という日本人予選最高位を獲得しており、その速さには定評があった。



 '08年にはスーパーアグリF1の撤退に伴いシートを喪失。
 F1浪人となるのだが、心機一転、'10年にアメリカのインディカーシリーズ挑戦となった。
 …(略)…
 インディ500の優勝者を出し続けるマイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・オートスポーツも喜んでいることだろう。
 アンドレッティ・オートスポーツはインディ・シリーズ優勝4度。
 インディ500チャンピオンは琢磨で5度目。

 同じく2017年5月28日、F1モナコGP開催。
 時差の関係でインディ500より先に開催されたが、小さく、静かなF1は面白みも薄いようで、日本人の関心から遠ざかる一方。
 勝てない車のせいもあり、アロンソはモナコGPと面白くないF1を秤にかけ、インディ500を選んだ。
 完走できなかったが、マクラーレン・ホンダで走るより、よほど痛快だったことだろう。
 快晴、ドライコンディションで行われた決勝は、ベッテルがピットストップでライコネンを抜き78周のレースを制した。
 今季3勝目。
 フェラーリは2010年ドイツグランプリ以来7年ぶりのワン・ツー・フィニッシュ。
 3位はレッドブルのダニエル・リカルド。



 マクラーレン・ホンダは、ジェンソンバトンが57周リタイア。
 ストフェル・バンドーンが66周リタイア。

 世界耐久選手権(WEC)第3戦、ルマン24時間レースは2017年6月17日、午後3時、決勝スタート。
 1991年のル・マン24時間レースにおいてマツダ787Bは総合優勝を果たした。
 日本メーカーにとって初の、そして日本メーカーとして唯一の総合優勝。
 ロータリーエンジン車として初、レシプロエンジン以外のエンジンとしても初の総合優勝。
 カーボンブレーキ装着車として初の総合優勝。
 カーボンモノコックの787Bのボディは、ストレートでの最高速重視のため車幅を狭くしてドラッグを減少させるデザインを採用していた。

 日本人ドライバーではミスター・ル・マン、寺田陽二郎氏が1983年・1988年・1990年・1996年に、ロータリーエンジン搭載車でクラス優勝している。
 2016年、23時間57分時点でトップを走っていたトヨタTS050 HYBRID #5号車がリタイア。
 2017年は文字通り「必ず勝つ!」の信念をもってル・マン24時間レースに臨んだ。
 上位陣に数多くのトラブルが襲うなか、一度は優勝争いから脱落した2号車ポルシェ919ハイブリッド(ティモ・ベルンハルト/アール・バンバー/ブレンドン・ハートレー)が総合優勝。
 ポルシェLMPチームは2015、2016年に続くル・マン3連覇を達成。
 総合2位はLMP2クラスのジャッキー・チェンDCレーシングの38号車オレカ07・ギブソン。
 総合3位は、くLMP2クラスのチームで、ヴァイヨン・レベリオンの13号車オレカ07・ギブソン。
 中島一貴もドライバーのトヨタTS050ハイブリッド8号車は、9ラップ遅れの総合9位、クラス2位。
 総合優勝どころか、ル・マンへの挑戦が振り出しに戻った感じ。
 【ル・マン24h詳報】
 2017年6月18日 motorsport.com
 フランス・サルトサーキットで第85回ル・マン24時間レース決勝が行われ、ポルシェ919Hybridの2号車が逆転優勝を果たした。
 6月17?18日、フランス・サルトサーキットで第85回ル・マン24時間レース決勝が行われ、ポルシェ919Hybridの2号車が逆転優勝を果たした。
 昨年のル・マンでの敗北から再スタートを切ったTOYOTA GAZOO Racing。
 その悔しさをバネに、十念な準備と最高の体制を敷いたと思われたトヨタ陣営だが、それでもル・マンの勝利の女神が微笑むことはなかった。
 しかし宿敵ポルシェも1台リタイアを喫しており、一筋縄では行かないレースとなった。
 …(略)…



 優勝争いの最後の砦となったTS050 HYBRIDの9号車は、姉妹車たちのトラブルによって2番手に浮上するも、メインストレートからダンロップブリッヂに向かう上り坂でLMP2のマシンに追突されて左リヤタイヤがバーストしてしまう。
 ちぎれたゴムがサスペンション周辺の機器を壊してしまったため、マシンの後部から一時出火した。
 ドライバーのニコラ・ラピエールはエンジンを止め、EVパワーでピットに漕ぎつけようと試みるも、ピットレーン入り口の手前でパワーゼロとなり、そこでレースを諦めることとなった。



 その間、長時間にわたる作業を済ませたTS050 HYBRIDの8号車がレースに復帰したが、首位に1号車ポルシェ、さらにトラブルに対処し、先にレースに復帰した2号車ポルシェがはるか前方にいた。
 TS050 HYBRIDの8号車は、トップから28周遅れながら、かつての調子を取り戻し完走を目指した。
 …(略)…
 マツダは偉大だ。





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最終更新日  2018年10月09日 19時40分27秒
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