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山田太一さん といえば、私の年代だと 「ふぞろいの林檎たち」 でしょうか。よかったなあ。
今日のテレビ番組表に山田太一さん脚本のテレビドラマ評が載っていました。長いタイトルの2時間ドラマ
「山田太一ドラマスペシャル・星ひとつの夜・服役生活11年...心を閉ざした清掃員と90億の金を操る謎の若者...孤独な2人の心の交流と友情」
何年か振りで渡辺謙さんがテレビドラマに出る、そして最近のドラマに無い展開で、というような内容で勿論ほめていました。
「ふぞろいの林檎たち」以来、私は山田太一さんのことはやはりすばらしい脚本家だなと思っていました。
その思いもあって今夜そのドラマを見ました。
そしてちょっとがっかりしました。
ドラマの内容も良いですし、新聞の評に出ていたように、最近の早いテンポを売りにするドラマと違ってはいましたが、私には不満でした。
訴えてくるものが無い。早いテンポではないけれど、それがどうなのだという感じ。
そしてこれが一番嫌なところだったのですが 「台詞回し」がいかにも山田太一作品なのです。
なんと表現したら良いかわかりませんが、昔 「小津安二郎」 さんの映画もどの映画でも、どの役者も台詞回しが、いわゆる「訥弁」ぽい、あまり感情を入れない一本調子の話し方でしたね。でもあれは、ジンと来るものがあった。
今回のはそれとは違う、なんだか 「 山田太一」の作品だということを表すための台詞回しのような気がして 。
それでも、2時間のドラマを最後まで見たのですから決して悪い作品ではなかったのでしょうけど、途中で 「もう見るのやめようかな」 と思ったのも事実でした。少なくとも、来週まで続きが待ちきれないとわくわくして見ていた「ふぞろいの林檎たち」とは台詞回しは似ていても俺の胸には届かなかった。
もしかしたら俺が年を取ったせいなのかも知れないと、今思い直しましたが。
私のお父さんが・・・ 2008.11.18
今の世界リモコンは必要かな 2008.03.04 コメント(2)
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