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融通を利かせることに美徳を見出し、
「ご贔屓(ひいき)に」という言葉どおり、
人によって付き合い方を変えてきました。
今では良い意味で使われることが少ない、
贔屓は昔ではあたりまえだったかも知れず、
身分や職業で接し方は大きく変わりました。
日本ではまさに真逆の方向になりました。
例えば日本語は論理性のなさを表しています。
外来語を多く取り入れているにも関わらず、
的確な日本語に訳すことは常に難しく、
原因は意味や用法が多い日本語にあります。
類語が多いのに人によって曖昧に使い、
語彙の幅が人によって異なっています。
「R」と「L」は全く異なる言葉と発音でも、
日本語では同じカタカナになってしまいます。
「B」と「V」は発音を変える人はおらず、
カタカナは変わるはずが極めて曖昧です。
以前にも書きました。正しいカタカナ遣いは、
シルバー → シルヴァー
バイオリン → ヴァイオリン
フェスティバル → フェスティヴァル
ボーカル → ヴォーカル
などですが、ベートーヴェン、ラヴェル、
ヴィ・ド・フランス、ヴィンテージなど、
正しく馴染まれている言葉も多いです。
また、日本人は複数形を意識しない人と、
意識する人が完全に分かれています。
また所有を表す「's」は発音が必要ですが、
意味に関係なく省略が好きなようです。
ファミリーレストランの「ジョナサン」は、
Jonathan'sと書いてジョナサンズではなく、
コーヒーショップの「タリーズ」は、
Tully's coffeeと書いてタリーではありません。
いちばん呆れているのは来日外国人でしょう。
日本語を話せても書くのは難しい所以です。
ルールがあっても一貫した理論がなく、
結局慣習やその場の同調性で変わるのです。
これはルール、規則についても同じで、
一般的な事柄について大筋は守られますが、
土地柄や関係性で所謂「鶴の一声」で、
特例措置が大好きな国民性だと思います。
政治パーティ裏金問題が話題になっています。
一般的に宴会を開いてお金が余れば、
多く出資した人に返すのが普通ですが、
政治家はそれが許されないし額が大きいです。
政治資金収支報告書に記載しないのなぜか?
ということが問題なのですが、
キックバックがあった政治家は大物が多く、
たくさん人を呼べる人望もあります。
一般に親分や大物にお世話になっていれば、
下っ端から「やめましょう」とは言えず、
昔からズルズルと慣習として続くのは、
ありそうな話と思えます。
規則はとても長文で読むのが苦痛で面倒、
スマホのアプリで規約への同意が必要で、
すぐに使いたい時に全部読むのは無理です。
紙ではないので同意したら二度と出てこず、
事細かに憶えている人はいるでしょうか?
ルールが役に立つのは競技やゲームで、
他のシチュエーションでは憶えていません。
何か違反した時の証明にされるためで、
規則は利用者にとって楽しくないのです。
まずはルールが状況に合っているのか?
例えそのルールに反してもまず事情を聴き、
悪質とか鬼の首をとったように批判せずに、
穏やかに追求していいのではないか?
と思いに耽ります。日本人は論理的な気質ではなく、
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