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前回に引き続き、日本オリーブ株式会社の、
ひのきとラベンダー各12mlです。
液体で薬用入浴剤、医薬部外品です。
効能はとてもいいものに感じました。
話が横道に逸れますが、
以前にも書いた日本語の表記が気になります。
日本人の曖昧さ(ファジー)とも通じる、
カタカナ表記についてです。
昭和の頃とは少し変わった面もあるなか、
BとVのカタカナ表記は慣例主義で、
まったく統一する方向はありません。
日本語ではBとVの発音を区別しないからですが、
外国語をカタカナにした時に違和感があります。
スペルから考えるとオリーブ→オリーヴ、
ラベンダー→ラヴェンダーが正しい変換です。
日本人の外国語コンプレックスが感じられ、
気質として論理性の欠如を表しています。
入浴剤は効能がよくても、
一般的な購買基準は香りが第一かもしれません。
香りが好きでなければやはり使わなくなります。
その意味でひのきはハードルが高いです。
仮に有効成分として檜エキスが使われていても、
香料は人工的に作られていると考えられます。
檜は和を象徴し独特の香りを持っていますが、
ここでも似た非なるものに感じられます。
愛着のある”あの檜の香り”でなければ、
日本人にとっては許されない気がするのです。
檜の香りというだけで俄然期待感が高まり、
期待外れだとガッカリ感も高いです。


ひのきと同じことが言えるのがラベンダーです。
ラヴェンダーは色も美しいですが、
古来から香りが活用されてきました。
ですから、外国人にとっての檜のように、
日本人より香りに拘りがあると考えられます。
この入浴剤はラヴェンダーの香りが、
檜よりは本物に近いと感じられました。
また、別なものとしてもよい香りでした。
日本の国際化が言われるようになって半世紀、
和洋折衷の中でその歩みは少しずつです。
日本人が外国で見かける日本風のように、
随分変えられていたり怪しかったりするのは、
日本の中の外国風なものにもたくさんあり、
外国人はそこには触れず興味もなく、
むしろ日本の伝統的なものに目を向けます。
そう考えると檜は樹木も香りも和を表し、
日本生粋の入浴剤ということになります。
だからこそ檜を正しく伝える必要があります。
そうでなければ日本の入浴剤文化は、
外国人のお土産にはならないのでしょう。


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