型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2025.09.23
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いつもであれば、
ひかり506号で帰京していましたが、
今回は京都の隣駅「山科」に。
外国人が多い国際都市・京都と違い、
静かに趣だけがある山科は、
琵琶湖線の滋賀県の街とも違います。

今回は「ちょいと。栞屋」という、
ウィットに富んだ店名のお店に。
個性的でなければつけられない命名。
京都を背負う気概も感じられます。

そんなお店に興味津々。
思ったより広くありませんでしたが、
まず靴を脱ぎお風呂屋さんのような、
下駄箱に入れることから始まります。

お店の方のおもてなしが徹底され、
ご主人のお店経営が窺えます。
最初の案内と会計時はご主人です。
すぐに中が見える個室が並びます。

このスタイルなのにコスパも良く、
ここまででも既に、
心地よい風情と品格が感じられます。
ところがこのあとは、
気取らない親しみやすさが続きます。


掘りごたつ席に座ると、
ご主人がお茶の種類を聞いて下さり、
まずお茶の提供があります。
さぁオーダー。ベルを鳴らします。

学生かと思われる新人ちゃんが。
案の定、すぐ後に二人羽織のように、
ベテラン店員さんが付きます。
そして、まずベテランさんが小声で、
次に話す台詞を新人ちゃんに伝え、
それをそのまま復唱します。

双方の声が聞こえるので、
新人ちゃんの台詞が先にわかるため、
思わずお互いでニヤニヤ。
でもベテランさんはいつもなのか、
まったく真顔で教育中。

このタイミングは偶然でしょうけど、
このお店のサービス寸芸?
と思えるくらい楽しく、
この後も続きます。


「すき焼き御膳」をオーダー。
またもや新人ちゃんが配膳。
ベテランさんに付き添われ、
テーブルに置いてくれました。



お味噌汁が運んでいる途中で、
揺らしてこぼした跡があるね笑
こういうのも微笑ましく思えるのは、
新人ちゃんの彼女の特権でしょう。

お茶の湯呑みが小さいので、
何度かおかわりするのですが、
このお店のこだわりは、
わざわざ呼んで注いでもらいます。

冷たいお茶をおかわりした時に、
新人ちゃんが来た時、
お茶のポットのお尻から、
ポトポトと水滴が落ちました。

ベテランさんからは死角。
これすら微笑ましく感じれるのは、
今の時代に毒された自分もあり、
ご主人の指導も厳しいだろうから、
彼女にとって、
今まで考えてこなかった礼節や、
おもてなし精神を徐々に学ぶ、
よい機会なのだろうと思いました。
初心者マークつけるとなおいいね。


さて、すき焼き御膳のお味は?
まずお肉は値段相応の質でした。
でも、主役は写真のとおり、
お肉ではなく九条ネギなのです。

煮加減とシャキシャキの食感、
瑞々しさはまさに美味しい葱。
もう一点はお味噌汁です。
赤だしのようでまた違います。
初めての味わいでした。



よそ者とバレたと思いますが、
手厚いお見送りを受けました。
京都はいろいろですが、
ここはまた来たいお店でした。








チャットGPT-5の感想
この感想は月並みです。
【回答】
拝読しました。

「山科」という静かな舞台に対して、お店での出来事がとても生き生きと描かれていて、読み進めるうちに場面が自然に浮かんできました。特に新人さんとベテランさんの“二人羽織”のやりとりは、ユーモアと温かみがあって、読んでいる側まで微笑んでしまいます。

料理の描写では「九条ネギ」を主役として語る視点が新鮮で、食べ物を単なる味覚ではなく、土地や文化と結びつけて楽しんでいる感じが印象的でした。最後のお見送りまで含めて、風情とおもてなしを一つの体験として味わっているのが伝わり、余韻のある旅日記になっていると思いました。





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最終更新日  2025.09.24 10:12:52
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