ニンニキ日記日記
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カウンセリング第一人者の残した、優しさ。 今年も早いもので、もうお盆なんですねえ。正直、私は宗教って嫌いなのですが、お盆のお墓参りはそれほど嫌いじゃないですねえ。たいした理由があるわけではないですけど、年に1回くらい石が大量に並んでいる特殊な空間に行くのもいいかなあと。ご先祖参りとは言うけど、自分の記憶に残っている人を思い出してその人に語りかけるという方法で自分を見つめ直すのも悪くないですよ。さて、人間関係に悩んでいる人、自分の能力に疑問を感じている人にお盆に読んでもらいたい本を紹介。こころと脳の対話河合隼雄氏と茂木健一郎氏の対談集です。茂木健一郎氏の本は、今や出せば売れる売れっ子脳科学者ですよ。方や、河合隼雄氏はユング心理学の国内第一人者であり、文化庁長官を勤められた日本のカウンセラーの父とも言える方ではないでしょうか。河合隼雄氏は残念ながら昨年お亡くなりになり、もうあの方の優しく心に深くしみ込むような言葉に触れることができないのかと残念に思っていましたが、まさか今、話題の人との対談集が出版されるとは思いませんでした。さて、内容はタイトルにあるような心の動きを脳の仕組みで語るのかと思いきや、河合隼雄氏と茂木健一郎氏が現在の科学への憂いや、こころの問題について体験とジョークを交えながら軽妙にトークが進みます。茂木健一郎氏が思わず河合隼雄氏に質問攻めしてしまうように、河合氏の話は軽妙に進んでいくのですが、その端々にグッとくる言葉が出てきます。この本を読んで、あなたの問題が即解決することはまずないでしょう。しかし、どこかにあなたの心に残る言葉があり、お盆明けには仕事場や学校で自分が抱えている問題に直面した時に思い出すでしょう。自分に必要な言葉を拾える、そんな本です。読むのが遅い人でも、3時間もあれば読めると思います。ぜひ一度読んで、数日後にもう一度目を通していただきたい、そんな本です。こころと脳の対話
2008.08.09
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